『銀河鉄道999』ラッピングのモノレール
北九州モノレールは、4月22日から新しいラッピングデザインを施した『銀河鉄道999号』を運行します。
『銀河鉄道999号』は、ポップカルチャーの街としてアピールしている北九州市の新しいシンボルとして2010年に登場。
北九州にゆかりのある漫画家・松本零士氏の『銀河鉄道999』にちなんだラッピング列車だが、初代は昨年11月に定期点検入場したのを機に引退。
今回登場する2代目は、『銀河鉄道999』のメインキャラクターである鉄郎やメーテルのほか、キャプテンハーロックや999の車掌も描かれています。
運行初日の4月22日は、11時から小倉駅ホームで関係者向けの出発式が行なわれ、松本零士氏の出発合図とともに平和通駅へ向けて発車。復路は定期列車と並んで小倉駅に戻る。その後、11時50分から13時まで一般向けに内覧会を開催。定期列車としては小倉13時発の便から運用に入る。なお、当日の始発列車から小倉駅の発車メロディーが『銀河鉄道999』のものに変更される。
このほか、『銀河鉄道999』『キャプテンハーロック』『クイーンエメラルダス』『1000年女王』といった松本作品に登場するキャラクターのコスプレで内覧会に来場した人には記念品が進呈される。
気分はクラシック!交響楽団のラッピング
広島電鉄は、4月4日から広島交響楽団応援企画の一環として「広響電車」の運行を開始します。
この電車は超低床電車の5100形5110号「グリーンムーバーマックス」に広島交響楽団のロゴや「下野竜也音楽総監督就任 広響、新時代」という年間メッセージ、指揮者・オーケストラの写真などをラッピングしたもので、車内では楽団員によるメッセージも流れるそう。
運行区間はおもに1号線の広島駅~紙屋町東~広島港間だが、1号線以外で運行される場合は楽団員のメッセージは流れません。2018年4月まで運行される予定です。
大船渡線のポケモン列車が5周年機にリニューアル
R東日本は3月29日、大船渡線で運用している「POKEMON with YOU トレイン」の車両について、運行開始5周年を機にリニューアルすると発表しました。
「POKEMON with YOU トレイン」は、東日本大震災の観光面からの復興支援・地域活性化策として2012年12月から運行されている車両。
キハ100系気動車のキハ100形2両(キハ100-1・3)を改造し、内外装を「ポケットモンスター」の世界観で装飾した。週末を中心に一ノ関(岩手県一関市)~気仙沼(宮城県気仙沼市)間を結ぶ臨時快速『ポケモントレイン気仙沼号』で運用されています。
今回の発表によると、現在の車両での運行は5月7日限りで終了。新しい車両での運行は7月15日からになります。新デザイン車両の詳細は後日案内するとしています。
3月と言えば、卒業式に新生活の準備…と慌ただしい時期ですよね。そんな3月から運行開始するラッピング電車が多いことをご存知でしょうか。今回は出会えるとちょっぴり嬉しい、ラッピング電車をまとめてみました。