道の駅伊達があるのはここ
道の駅伊達は、宮城県大崎市の国道47号線沿いにあります。
昨今、多くの道の駅には愛称が付いていますが、道の駅伊達の正式名称は、あ・ら・伊達な道の駅と言い、たいていは道の駅ナントカの後に愛称が付くといったパターンとは違い、最後に道の駅とくるところが特徴です。
2001年4月に登録し、2015年1月27日には重点道の駅に選定されています。
その理由は、地域在住外国人等によりインバウンド観光対応 史実・文化を活かした観光拠点となるようにとのことです。
2006年3月末に行われた1市6町による合併で生まれた大崎市になる前は、道の駅伊達は岩出山町にあり、ここにあった岩出山城を独眼竜で知られる伊達政宗が居城とし、その後は岩出山伊達氏が納めてきたこともあり、道の駅に伊達という名前が付けられました。
仙台の青葉城跡にある有名な伊達政宗の騎馬像の絵が道の駅伊達の正面入口に飾られていることから、歴史的背景を知るとより面白いと言えるでしょう。
あ・ら・伊達な道の駅
住所:宮城県大崎市岩出山池月字下宮道下4-1
営業時間:08:45〜18:00 年中無休(営業時間変更有り)
レストラン営業時間:10:00-17:00
■アクセス情報
24時間利用可能な施設を備えた道の駅
道の駅伊達のトイレは24時間利用可能となっていますので、ドライバーにとっては便利です。
駐車場は普通車が230台、大型車が10台、EV車1台となっており、駐車スペースはまさに300万人以上に対応できるだけの広さがあります。
身障者用には駐車場5台と、トイレ5器が整備されていますので、これらを必要とする人も安心です。
もちろんEV駐車スペースにはEV急速充電器を設置しています。
施設内は物販所が充実しているのが特徴で、地元の新鮮な野菜が数多く揃う農産物直売所から、特産品を扱う特産品販売所 、さらに米工房とパン工房がありますので、買い物が楽しめることウケアイです。
飲食店は、レストランと手軽に食べられるファストフードタイプがあり、コンビニエンスストアもあって便利です。
意外なのは手芸店とクリーニング店で、必要に応じて利用できそうです。
年間300万人以上が訪れる人気の理由とは
道の駅伊達は、年間300万人以上もの人が訪れる人気の道の駅で、一体何かそれほどまでに人気なのかが気になるところです。
道の駅と言えば今やグルメスポットでもあることから、道の駅伊達もこのグルメが多くの人を呼んでいます。
あ・ら・伊達なレストランは5種類のカレーに、地元の旬の野菜や食材を使った総菜やサラダ、スープにご飯ものなど、常時30種類のメニューがバイキング形式で食べられるとあって大人気です。
10時から17時まで利用でき、16時30分までに入店すると17時まで食事ができます。
たくさんの料理が揃う時間帯を狙うなら、11時過ぎ頃がよさそうです。
手軽な食事が楽しめるのが、あ・ら・伊達なファストフードで、一番人気は伊達醤油ラーメンです。
鶏とネギの旨味がいい香りで、鰹ベースの醤油のスープはあっさりしていながらコクのある味わいとなっています。
野菜のかき揚げの上に、岩出山名産の納豆をトッピングしたかき揚げ納豆そばは、ここでしか味わえないグルメで、お好みでうどんでも味わえます。
北海道の人気スイーツが買えるという不思議
北海道のスイーツとして知られ、多くのファンがいるロイズの商品が数多く揃っているのが、道の駅伊達の不思議なところであり、人気の理由にもなっています。
それというのも、大崎市岩出山は姉妹都市関係を結んでいるためで、そのおかげでロイズコンフェクトのお菓子が充実しているというわけです。
リニューアルしてロイズのコーナーを広くした結果、これまでよりも品揃えが格段に豊富になったことが、年間300万人以上の来場者を呼んでいるのは間違いないでしょう。
また、道の駅グルメに欠かせないソフトクリームもロイズで、本州にある道の駅で食べられるのはここだけとあって、食べずにはいられません。
ソフトクリームは屋外のファストフード店舗で購入できます。
ア・ラ・ダテナ農産物直売所では、毎朝とれたての新鮮野菜を生産者自らが運んできて販売しています。
その生産者の数、なんと200人と言いますから、並ぶ農産物の数もかなりの量です。
生産者自身が販売するため、いろいろと品物について教えてくれますので、新鮮な野菜や農産物を買えるとともに、目から鱗が落ちる情報も教えてもらえます。
ほかにもお米とパンを手掛ける工房があり、米工房いわでやまではひとめぼれのほか、栽培がむずかしいことから姿を消してしまったササニシキを買うこともでき、充実した物販商品が多くの来場者につながっているのは間違いなしです。
グルメと買い物が楽しめる
道の駅伊達の魅力は、思わずあら!と言ってしまう素敵な驚きが詰まった道の駅になっているというところでしょう。
グルメが楽しめ、さらには意外な品が見つかる買い物の楽しさもあって、ア・ラ・伊達な道の駅というネーミングを実感できます。