トップへ戻る

国内線でオーバーブッキングが多い航空会社ランキング(4〜6月)

国内線でオーバーブッキングが多い航空会社ランキング(4〜6月)

多くの航空会社ではオーバーブッキング発生が判明した時点で自主的に搭乗を取りやめる旅客を航空会社が幅広く募集する「フレックストラベラー制度」を導入しています。国土交通省が公表している資料から、GW期間が含まれる4〜6月のオーバーブッキングが多い航空会社をまとめてみました。

[PR]本ページはプロモーションが含まれています
⏳この記事は約3~4分で読めます。


  • カービュー査定

オーバーブッキングとは

オーバーブッキングは航空会社が、その便の席数を超えて予約を受け付けてしまい座席が足りなくなってしまう状態です。
これは、キャンセルを見越してあらかじめ座席数よりも多くの予約を受け付けたのに、キャンセルが想定よりも少ない場合や、前の便の欠航などによる振替輸送などにより発生します。

フレックストラベラー制度

このオーバーブッキングが発生した際に、該当する便を予約している人の中から自主的に便の変更等をしてくれる人を募集する制度が「フレックストラベラー制度」です。協力をしてくれた人に対して、航空会社から協力金やマイレージポイント、代替交通手段、宿泊費などが提供されます。

協力金は各社で定めていますが国内線の場合はほぼ同じ条件で、振り替え便が当日の場合と翌日の場合で金額が異なっています。
例えばJALの場合、当日の場合は協力金10,000円(もしくは7,500マイル)翌日の場合は協力金20,000円(もしくは15,000マイル)となっています。

オーバーブッキングの発生が予想される際は、出発の数十分前に協力者を募るアナウンスが行われ、そこで申請を行った人の中から、対象者が選ばれるというパターンが多いそうです。

対象者の選び方などについては非公開となっていますが先着順と言われており、フレックストラベラー制度を利用したい人は、アナウンスがあった場合いち早くカウンターに並ぶそうです。

国内でのフレックストラベラー利用頻度

このフレックストラベラー制度の利用回数や頻度について、国土交通省が資料を公表しています。
ゴールデンウィークが気になる4〜6月のデータを比較してみましょう。

オーバーブッキング発生頻度ランキング(平成28年4月〜6月)

1位:スターフライヤー:1万人あたり1.95人
2位:ソラシドエア:1万人あたり1.48人
3位:全日本航空(ANA):1万人あたり1.09人
4位:AIRDO:1万人あたり0.92人
5位:琉球エアコミューター:1万人あたり0.42人
6位:日本航空(JAL):1万人あたり0.38人
7位:日本エアコミューター:1万人あたり0.36人
8位:日本トランスオーシャン航空:1万人あたり0.26人

フレックストラベラー発生数(平成28年4月〜6月)

1位:全日本航空(ANA):不足958座席、自主協力793人、搭乗できなかった旅客数165人
2位:日本航空(JAL):不足238座席、自主協力201人、搭乗できなかった旅客数37人
3位:スターフライヤー:不足105席、自主協力105人、搭乗できなかった旅客数0人
4位:ソラシドエア:不足53席、自主協力50人、搭乗できなかった旅客数3人
5位:AIRDO:不足41座席、自主協力41人、搭乗できなかった旅客数0人
6位:日本トランスオーシャン航空:不足15座席、自主協力10人、搭乗できなかった旅客数5人
7位:日本エアーコミューター:不足13席、自主協力13人、搭乗できなかった旅客数0人
8位:琉球エアーコミューター:不足5席、自主協力3人、搭乗できなかった旅客数2人

  • カービュー査定

関連するキーワード


ゴールデンウィーク 飛行機

関連する投稿


【2025年GW渋滞予測】Uターンラッシュは3日~5日に発生!最大45kmの渋滞も

【2025年GW渋滞予測】Uターンラッシュは3日~5日に発生!最大45kmの渋滞も

NEXCO東日本、NEXCO中日本、NEXCO西日本、JB本四高速、(公財)日本道路交通情報センター及び首都高速道路株式会社から、2025年ゴールデンウィーク(GW)期間(2025年4月25日から5月6日の12日間)における渋滞予測が発表されました。2025年ゴールデンウィーク(GW)の高速道路はいつ、どのぐらいの混雑になるのでしょうか。


【東北道】2024年GW"後半"の渋滞予測!3日に最大40kmの渋滞発生、Uターンラッシュは5日

【東北道】2024年GW"後半"の渋滞予測!3日に最大40kmの渋滞発生、Uターンラッシュは5日

高速道路各社の発表で、渋滞が多発すると予測されているゴールデンウィーク(GW)後半。東北道は5月3日の下り線で最大40kmの渋滞、5日の上り線で最大30kmの渋滞が予測されています。5月3日~6日の東北道における日別の渋滞発生予測ポイントを紹介します。


【東名高速】2024年GW"後半"の渋滞予測!Uターンラッシュは5日で最大30kmの渋滞発生か

【東名高速】2024年GW"後半"の渋滞予測!Uターンラッシュは5日で最大30kmの渋滞発生か

高速道路各社の発表で、渋滞ピークが集中すると予測されているゴールデンウィーク(GW)後半。東名高速は5月2日~3日にかけて下り線で最大45kmの渋滞、3日と5日の上り線で最大30kmの渋滞が予測されています。ゴールデンウィーク(GW)後半にあたる5月3日~6日における日別の渋滞発生予測ポイントを紹介します。


【中央道】2024年GW"後半"の渋滞予測!ピークは3日~4日に最大45km、Uターンラッシュは5日

【中央道】2024年GW"後半"の渋滞予測!ピークは3日~4日に最大45km、Uターンラッシュは5日

高速道路各社の発表で、渋滞が多発すると予測されているゴールデンウィーク(GW)後半。中央道は5月3日~4日の下り線で最大45kmの渋滞、5日の上り線で最大30kmの渋滞が予測されています。5月3日~6日における日別の渋滞発生予測ポイントを紹介します。


【関越道】2024年GW"後半"の渋滞予測!帰省ラッシュは3日、Uターンラッシュは5日に

【関越道】2024年GW"後半"の渋滞予測!帰省ラッシュは3日、Uターンラッシュは5日に

高速道路各社の発表で、渋滞が多発すると予測されているゴールデンウィーク(GW)後半。関越道は5月3日の下り線で最大30kmの渋滞、5日の上り線で最大40kmの渋滞が予測されています。ゴールデンウィーク(GW)後半にあたる5月3日~6日における日別の渋滞発生予測ポイントを紹介します。


最新の投稿


【2026~2027年 新車情報】新型車とモデルチェンジ予定の車を総まとめ

【2026~2027年 新車情報】新型車とモデルチェンジ予定の車を総まとめ

2026年から2027年以降に登場予定の新型車とフルモデルチェンジ・マイナーチェンジの発表があった新車情報をまとめて紹介。新情報は追加・更新していきます。


レンナビの最安値比較でお得に予約|特徴・仕組みを徹底解説

レンナビの最安値比較でお得に予約|特徴・仕組みを徹底解説

レンタカーをできるだけ安く借りたいと考えたとき、複数のレンタカー会社を一つずつ比較するのは手間がかかります。そんな悩みをまとめて解決するのが、全国のレンタカー料金を横断的に比較できる「レンナビ」です。50社以上が参加する国内最大級のポータルサイトで、魅力あるプランや格安キャンペーンを一括で探せる使いやすさが特徴です。この記事では、レンナビの特徴や仕組み、メリット・デメリット、口コミ傾向、申込み方法まで分かりやすく解説します。読了後には、レンナビを利用したレンタカー予約を具体的に検討できる状態になるはずです。


ヒョンデ新型「ネッソ」公開!全面刷新遂げた2代目が2026年上半期より販売開始

ヒョンデ新型「ネッソ」公開!全面刷新遂げた2代目が2026年上半期より販売開始

2025年10⽉29⽇、Hyundai Mobility Japan株式会社は、ジャパンモビリティショー2025の会場でヒョンデの水素電気自動車(FCEV)専用モデル「ネッソ(NEXO)」の2代目となる新型「The all-new NEXO」を日本初公開しました。2026年上半期に販売を開始する予定だといいます。


BMW新型「iX3」公開!470馬力の高性能電動SUV

BMW新型「iX3」公開!470馬力の高性能電動SUV

2025年10月29日、ビー・エム・ダブリューは、ジャパンモビリティショー2025の会場にてノイエ・クラッセ第一弾のモデルとなる新型SUV「iX3(アイエックススリー)」を日本初公開しました。日本向け新型iX3の生産は2026年3月に開始予定だといい、日本国内のBMW正規ディーラーを通じ、2026年後半にも販売が開始される予定です。


プジョー新型「208 GT Hybrid」発表!22.4km/L走るハイブリッドモデル

プジョー新型「208 GT Hybrid」発表!22.4km/L走るハイブリッドモデル

Stellantisジャパン株式会社は2025年10月30日、プジョーのコンパクトハッチバック「208」に最新のハイブリッドパワートレインを搭載した新モデル「プジョー 208 GT Hybrid」を発表。同日より、全国のプジョー正規ディーラーにて発売しました。