BMW M2コンペティションとは?
BMW M2コンペティション
BMW(本社)の100%子会社であるBMW M社は、通常のBMWブランドでは満足できない、もっと尖ったスポーツモデルを求めるユーザー向けにMモデルをプロデュースしています。
BMW・M2コンペティションは、M社専用開発3.0L直列6気筒エンジンを搭載しています。
これにより0→100km/h加速は4.2秒でクリアしてしまうほどの加速性能を誇ります。
またM2クーペはバネ下重量の低減、アクティブMディファレンシャルなどにより、ドライビングファンを追求しています。ステアリングもペダルもドライバーの操作に対して素直で気持ちよく、純粋なドライビングを楽しめるセッティングになっています。
ただM2コンペティションに比べると、ダクト部のフィンが大きくて、好みにもよりますが、「こちらの方がインパクトが強い」と感じる人もいることでしょう。
輸入車のハイパワーモデルは確かに楽しいのですが、日本の道路とのマッチングが悪いことが多く正直走りづらいこともあります。でもM2は日本の道路とのマッチングがとてもいいのが嬉しい点です。
BMW M2コンペティションのスペック
BMW M2コンペティション
M2コンペティションのスペックにつきましては、
エンジン:直6DOHCターボ 、
駆動方式:FR、
トランスミッション:6速MT、
排気量:2,979cc、
最高出力:370ps/6,500rpm、
最大トルク:465Nm/1,400-5,560rpm、
ホイールベース:2,695mm
全長×全幅×全高は4,475×1855×1,410mm
となっています。
また情報サイトe燃費によりますと、M2コンペティションの燃費は、JC08燃費が10,8km/Lから11,2km/Lで、実燃費は9,41km/Lから10,11km/Lと、あまり差がないように思われます。
BMW M2コンペティションの外装(エクステリア)
M2コンペティションのエクステリアは、エアロ形状のバンパーやM専用バッジなどが高性能バージョンである事を印象付けています。
またダンパー・スタビライザーなどをM2クーペよりさらに強化し、DSCやシャーシーも専用チューニングが施されました。
BMW M2コンペティションの内装(インテリア)
BMW M2コンペティション
M2コンペティションのインテリアは、ブラックを基調に、随所にブルーのステッチを配したコーディネートになっています。
本革巻きスポーツステアリングに、左側のステアリングスポークには、エンジンマッピングやパワーステアリングの好みの設定を記録・呼び出しできるスイッチが備わっています。
さらにカーボンインテリアによる加飾が精悍な印象を演出しています。
BMW M2コンペティション
そして8.3インチワイドモニターHDDナビが標準装置となっています。
また前席はホールド性の高いヘッドレスト一体型のバケットタイプシートが標準で備わっています。
背もたれには「M2」ロゴがデザインされ、スポーツ走行時のホールド性が高くなっています。
シート素材にもこだわりがありダコタレザーが使用されています。
リアシートにも快適性を求め、 トランクスルー機構が付いているのが特徴です。そしてリアシートの背もたれには「M」ロゴがステッチされています。
BMW M2コンペティションの価格・中古車価格
BMW M2コンペティションの新車価格は893,00076円となっています。
対して、中古車価格は699.9万円~759万円となっています。
物にもよりますが、新車価格よりは100万円以上安くはなりますので、走行距離などを見て、中古を購入するのも一つの手段かもしれません。
走りに魅せられるBMW M2コンペティション
BMW M2コンペティション
最大トルクを2350rpmから発生するエンジンはアイドル回転のあたりでもよく粘り、半クラッチの区間は最低限で済みます。BMW M2クーペの改良版であり、コンペティションというネーミング通り、サーキット走行まで見据えた実力派といえます。
まとめ
BMW M2コンペティション
とにかくスピード感を堪能したい方なら、とっても魅力的なのがM2コンペティションでしょう。もちろんレース仕様ではないので、公道で走ることになりますが、それでもこのクルマの優れた点を確認することができるはずです。
またBMWならではの高級感も併せ持ったスポーツタイプなので、優越感も相当なものだと思います。中古車なら少しお安い価格であるようなので、検討してみてはいかがでしょうか。最高のドライブができますよ。