日産 サニーとは
日産 サニークーペ1200GX
日産サニーとは1966年より生産が開始され、その終了は2004年と実に四半世紀以上も長きに渡り生産され続けた車です。
トヨタのカローラに匹敵するほどの人気でしたが、惜しまれつつの引退となった日産の中でもロングセラーの1台です。
日産 サニー の中古車 モデル別中古車相場・中古価格
1966年から初代モデルが販売されていますが、あまり古い中古車は参考になりにくいため、1998年から2004年販売の最終モデルの情報をご紹介します。
※中古車価格はすべて2019年9月現在のものです
■9代目日産 サニー(1998年~2004年※日本では2004年に終了)
1998年10月に8度目のフルモデルチェンジを施し、9代目日産サニーは登場しましたが、実質的にこれが最後のモデルチェンジとなりました、これには世界的なセダン離れと呼ばれる現象が大きくかかわってきた事は間違いないでしょう。
「新・世界基準セダンSunny」というコンセプトのもと、刷新されたプラットフォームによる操縦性能の安定性と乗車スタイルの改善、パワートレインの変更による燃費性能・動力性能の両面での大幅な改善などが目を引きました。
平均価格 | 約23万円 | |
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価格帯 | 約6万円~39 万円 |
■9代目以前のサニーについて
1970年 日産 サニー クーペ1200GX
1970年 日産 サニー クーペ1200GX
1966年初代日産 サニー発売当時は1000ccのエンジンを搭載していました。同時期に販売されたトヨタ カローラの1100ccエンジンと比べられ、販売競争に苦戦しましたが2代目日産 サニーより1200ccエンジンに変わり、その後も代を重ねエンジンも強化されていきました。
特にこの2代目の1200ccエンジンはチューニングのベースとするには最適だったため、この後もツーリングカーレースでサニーは長きに渡り活躍しました。
まとめ
サニークーペ 1200GX-5
カローラと人気を二分した車、サニーという表現は決して誇張ではありません。
カローラは国民車と形容される事もありますが、サニーも販売台数なら決して引けを取る物ではありませんでした。
今もなお根強い人気を誇り、サニーは38年の時を超えても一部で根強い人気に支えられています。
最終モデルであれば手に入れやすい価格で流通しているので、一度チェックしてみてはいかがでしょうか?