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【豆知識】ルーフレールとは?使い方や取り付けるメリットもご紹介!

【豆知識】ルーフレールとは?使い方や取り付けるメリットもご紹介!

車の屋根の上に付いている不思議なパーツ「ルーフレール」。今回は、そんなルーフレールの存在理由と使い方、取り付けるメリットについてご紹介していきます。

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⏳この記事は約3~4分で読めます。


ルーフレールとは?

ホンダ ヴェゼル、HVモデル ルーフレール

ルーフレールとは、その名の通りクルマの屋根の両脇に装着された2本のレールの事で、モデルによって標準装備であったりオプションでつけることになります。

主に、ステーションワゴンやSUVなどの車種に使用されることが多く、室内に入りきらない荷物や長物などをクルマの屋根に固定するためのアタッチメントがルーフレールの役割です。

また、小さなクルマであってもルーフレールを使用することで収納ボックスを取り付け積載量を増やすことができ、クルマの使い勝手良くすることが期待できます。

ただし、ルーフレールのみでは荷物を積むことができないため、それぞれの使い方によってベースキャリアを装着しなければなりません。

ルーフレールは何のために必要?

eKクロスの専用ルーフレール

ルーフレールは何のために必要かというと、上記でも少し触れましたが例えば、スキーの板やロードバイクなど車内には入りきれない大型の荷物などを運べるようにという実用性を重視したものが多く、アウトドアレジャーを楽しむ方には欠かせないものとなっています。

また、ステーションワゴンやSUVなどでは、象徴的なものとしても標準装備されていることも多々あります。このタイプの車種はほとんどがルーフレールを装着することを想定してデザインされていることが多いといわれています。

そのような理由から標準装備されていない場合はドレスアップのためにオプションや後付けで装着しているという方もいらっしゃいます。

好みによって分かれますが、実用性だけではないということです。

ルーフレールが必要な理由

必要な理由としては、車内に収納できない大型の荷物を積むことができる事と言えるでしょう。

他にも、アウトドアの場合に載せる荷物のほとんどが使用した際に汚れてしまうことが多いと思います。そのような時に車内に入れてしまうとクルマが汚れてしまいますが、それを避けることもできるわけです。

また、載せる荷物はスキーやスノボ・サーフボード・ロードバイク・カヌーなどの他に、クルマのトランクスペースだけでは入りきらない荷物や道具などを専用の収納ボックスに納めることで車内を広く使用することができます。

家族での旅行や移動などでは大人数で乗ることになりますので、少しでも広くゆったりとしたスペースを確保することで快適なドライブを楽しむことが可能です。

ルーフレールを取り付けるメリット・デメリット

スバル フォレスター、ブラックルーフレール(メーカー装着オプション)

ここでは、ルーフレールを装着することでのメリットとデメリットとは、どのようなものがあるのでしょうか?

それぞれを見ていきましょう。

メリット

荷物がたくさん積める

最大のメリットといえば、やはり荷物がたくさん積めることでしょう。

冒頭から記載しておりますが、大型の荷物や長物、サーフボードやロードバイクなどはもちろんのこと、アウトドアに欠かせないキャンプ用品やテントなどはジェットバックと呼ばれるトランクを利用して収納が可能です。

その他にも、旅行などの移動にも荷物が多い場合などもより多くの荷物を運ぶことができます。

デザイン

ルーフレールを実用的に使用せず、ドレスアップのために装着することもできるでしょう。

アタッチメントを付けず、ルーフレールそのものだけでもSUVの力強いデザインにマッチしますし、アウトドアの雰囲気も高まります。

そのことからみても、デザインとしての面でもメリットと言えるでしょう。

ルーフに傷を付けにくい

ルーフレールがない場合でも屋根にキャリアを付けて使用することは可能ですが、ルーフレールがあることで使いやすく、クルマの車体にキズをつけるリスクも抑えることができます。

趣味を楽しめる

アウトドアスポーツやマリンスポーツなど野外の趣味も存分に楽しむことができます。

また、楽しんだ後の道具などの汚れや濡れなども気にすることなく持ち運びができるのがメリットといえるでしょう。

デメリット

車高が高くなる

ルーフレールを装着するとその分車高が高くなるため、一般的な立体駐車場などは高さ制限を超えてしまうこともあります。

また、立体駐車場に限らず、高さ制限のある場所や高架下などでは注意が必要です。

燃費

走行中のクルマには相当な空気抵抗がかかります。

空気抵抗は速度の2乗になりますので、積んでいる荷物にも大きな力がかかることになります。

また、空気抵抗がかかることで燃費が極端に悪くなるという影響がでてきます。さらに、高速走行などでは風切り音などの影響も出てくるでしょう。

走行性能の低下

重量の荷物を積んでいると、全体的なバランスが崩れ車体自体の重心が上がります。

重心が上がることで、コーナリングの際に左右に揺れてしまう幅が増えてしまいクルマの機敏性が落ちてしまうこともあるでしょう。

ルーフレールの使い方

ホンダ CR-V ルーフレール

ルーフレールの使いかたとしては、最大積載重量が重要になってきます。その車種ごとに違ってきますのでカタログなどで必ず確認するようにしましょう。

また、ベースキャリアが耐えられる積載量の算出方法があり全車共通となっていますのでここで紹介します。

〇最大積載量 -(ベースキャリア+アタッチメント)=積載可能重量

たとえば、最大積載量=80kg、ベースキャリア=5kg、アタッチメント=10kgの場合

80kg-(5kg+10kg)=65kg

となり積載可能な重量は 65kgとなります。

キャンプなどの野外の場合には、キャンプ用のテントをルーフレールに取り付けて使用したり、野外用のライトを取り付けて使用したりとアイディア次第で様々な使い方が可能です。

ルーフレール取り付けの注意点

専用のアタッチメントを購入する

純正のルーフレールがある場合は問題ありませんが、そうでない場合は専用のアタッチメントを購入することで利用することができます。

しかし、汎用品は車体にキズをつけてしまう可能性があるので注意が必要です。

新車購入時に取り付ける

純正のルーフレールは、基本的にメーカーオプションとなっていますので新車時にオーダーしなければ取り付けることができません。

本来であれば、生産工場での取り付けとなりますのでカーディーラーに依頼をしても断られる可能性が高いのです。

車検

後からでもルーフレールの取り付けや取り外しは可能ですが、その際に注意しなければならないのは、全高40mm以上の変更があった場合、車検証の記載事項の変更手続きをしなければなりません。

錆び防水メンテナンス

自分で後付けする場合に、メーカーオプションパーツを購入してルーフライニングを外し、車内サイドから専用のブラケットを使用しボルトで固定します。

その際に、ボルトの強度を保つために穴の防水・防錆などを忘れずに処理しましょう。

ルーフレールを装備した代表的な車種

ここまでは、ルーフレールについての説明をしてまいりました。

では、現在新車で買えるルーフレールを装備した代表的な車種をご紹介していきます。

スバル フォレスター

スバル・フォレスター

スバル・フォレスター

新型フォレスターではグレードによってデザインが異なり、それぞれのモデルの外装によりエクステリアにマッチしたデザインとなっています。

新型フォレスターでは、ガソリンモデルのX-BREAKのみルーフレールを標準装備しています。

スバル フォレスターのスペック

【スバル フォレスター X-BREAK】スペック表
ボディサイズ(全長×全幅×全高)4,625mm×1,815mm×1,730mm(ホイールベース:2,670mm)
最大乗車定員5名
車両重量1,530kg
燃費JC08モード:14.6km/L
エンジン種類水平対向4気筒
最高出力136kW(184PS)/5,800rpm
最大トルク239N・m(24.4kgf・m)/4,400rpm
駆動方式AWD(常時全輪駆動)
トランスミッションリニアトロニック

情報は2020年4月現在の公式サイトより

スバル フォレスターの新車価格

メーカー希望小売価格(消費税込)

Touring
2,860,000円
X-BREAK
2,970,000円
Premium
3,080,000円
Advance
3,157,000円

情報は2020年4月現在の公式サイトより

スバル フォレスターの中古車価格

スバル フォレスターの中古車価格は、26.8万円〜388.6万円となっています。

※情報は車情報サイトresponse中古車価格より(2020年4月現在)

フォレスターについてもっと詳しく知りたい方はこちら

ホンダ CR-V

ホンダ CR-V

ホンダ CR-V

一度は生産が終了したCR-Vですが、デザインやパワートレーンを一新して復活しました。

CR-Vにはハイブリッドモデルも用意されていますが、それぞれにルーフレールを標準装備したモデルを用意しています。

ホンダ CR-Vのスペック

【ホンダ CR-V EX マスターピース】スペック表
ボディサイズ(全長×全幅×全高)4,605mm×1,855mm×1,680mm(ホイールベース:2,660mm)
最大乗車定員5名
車両重量1,560kg
燃費JC08モード:15.8km/L
エンジン種類水冷直列4気筒横置
最高出力140kW(190PS)/5,600rpm
最大トルク240N・m(24.5kgf・m)/2,000-5,000rpm
駆動方式FF
トランスミッション無段変速オートマチック(トルクコンバーター付)

情報は2020年4月現在の公式サイトより

ホンダ CR-Vの新車価格

全国メーカー希望小売価格(消費税込)

EX3,290,100〜3,704,800円
EX・Masterpiece

3,657,500〜4,105,200円

HYBRID EX3,854,400〜4,074,400円
HYBRID EX・Masterpiece
4,221,800〜4,441,800円

情報は2020年4月現在の公式サイトより

ホンダ CR-Vの中古車価格

ホンダ CR-Vの中古車価格は、28.9万円〜423.8万円となっています。

※情報は車情報サイトresponse中古車価格より(2020年4月現在)

CR-Vについてもっと詳しく知りたい方はこちら

三菱 エクリプスクロス

三菱 エクリプスクロスの新車価格

三菱 エクリプスクロス

三菱 エクリプスクロス

クロスオーバーSUVとしての三菱 エクリプスクロスは、その外見に三菱らしさを感じる事が出来ます。

ルーフレールは全グレードに標準装備され、よりいっそうクロスオーバーSUVとしての魅力をアップしています。

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