スズキ スペーシアは女性目線で生まれた車!
スズキ スペーシア
2013年に「広くて便利、軽くて低燃費」をコンセプトに市場に送り出されたのが初代スペーシアです。
コンセプトの背景にあるのは、ファミリカーとしての軽ハイトワゴンの人気。特に女性ドライバーにその需要が高まっている時期でした。
そのため初代スペーシアは、女性ドライバーが運転しやすく使いやすい作りとなっていました。
4年後の2017年に「広くて便利」をよりパワーアップさせ登場したのが、2代目「スペーシア」と「スペーシア カスタム」。これらは安全面も強化されており、スズキの予防安全技術「スズキ セーフティーサポート」が組み込まれています。
「デュアルセンサー・ブレーキサポート」はフロントウインドウの上部に装着される
中でもフロントガラスに「デュアルセンサー」を設置したことにより、アクセルペダルの踏み間違いによる急発進を回避する誤発進抑制機能、歩行者や前方の車との衝突を回避する機能が備わっています。
ちなみに、このセンサーは全モデル・グレードに標準装備です。
また、「後退時ブレーキサポート」を軽自動車で初めて採用し、後退時の衝突被害軽減も図っています。
他にも、低燃費を実現するために減速時のエネルギーで発電・充電をし、加速時にモーターでエンジンをアシストする「マイルドハイブリッド」も全てのモデル・グレードに搭載。
そして、今ご紹介した装備や機能をそのままに、2018年にスペーシアは新モデルが追加されます。それが「スペーシア ギア」。
アクティブさをプラスしたモデルで見た目もSUVさを全面に押し出しています。
スペーシアの初代を含む中古車本体価格は15.5〜252.6万円、中古車流通台数は 7,704台となっています。(2020年4月 レスポンス中古車調べ)
スズキ スペーシアの中古車車検索 | レスポンス(Response.jp)
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【スズキ スペーシア】現行モデルは走るスーツケース?
スズキ スペーシア
現行モデルである2代目スペーシアは、スーツケースをイメージして作られています。そのため、見た目はイメージ通り四角い形となっています。
しかし、ただ四角いだけではなく、車内は1,410mmの室内高で広々とした空間を確保しています。
その要因の一つに低床設計が挙げられ、広い車内と同時に乗り降りのしやすさも確保。それに加え、スライドドア側からも荷室からもリアシートがワンタッチで折りたためる設計で荷物を積むのがお手軽です。
また、荷室開口部には自転車の出し入れを補助するガイドが設けられ、27インチの自転車が余裕で積めるのがセールスポイントになっています。
この室内に関する仕様は全モデル共通です。
スズキ スペーシア内装
用意されているグレードは「ハイブリッドG」と「ハイブリッドX」です。
ハイブリッドGは最安ですが、フルオートエアコンや風量調整機能付きエアコンルーパーのほか、全てのガラスにUVカット機能、さらにフロントガラスにはIRカット機能が標準装備されています。
ただし、パワースライドドアでない点は要注意!
もし、その点が気になるのなら上位グレードであるハイブリッドXがおすすめです。
こちらはパワースライドドアで、しかも!オープンはボタン一つ、ロックは予約可、そのうえ作動中に一時停止ができる仕様となっています。
ドアだけでも快適度がアップしているのですが、UV・IRカットもフロントドアガラスまで拡大。それに加えて、リアドアにはロールサンシェードが付いているので後方に入る日差しも防ぎます。
■スズキ スペーシアの気になるスペックとお値段は?
スズキ スペーシア
スズキ スペーシアの「HYBRID G」と「X」のスペックと価格は下記の通りです。
ボディサイズ(全長×全幅×全高) | 3,395mm×1,475mm×1,785mm | |
---|---|---|
ホイールベース | 2,460mm | |
最大乗車定員 | 4名 | |
車両重量 | 850(2WD)/900(4WD)kg | |
燃費 | JC08モード:30.0km(2WD)/26.4(4WD)/L | |
エンジン種類 | 水冷4サイクル直列3気筒 | |
最高出力 | 38kW(52PS) /6,500rpm | |
最大トルク | 60N・m (6.1kg・m) /4,000 rpm | |
モーター種類 | 直流同期電動機 | |
最高出力 | 2.3kW(3.1PS)/1,000rpm | |
最大トルク | 50N・m(5.1kg・m)/ 100rpm | |
駆動方式 | 2WD(前2輪駆動)/フルタイム4WD | |
トランスミッション | CVT |
ボディサイズ(全長×全幅×全高) | 3,395mm×1,475mm×1,785mm | |
---|---|---|
ホイールベース | 2,460mm | |
最大乗車定員 | 4名 | |
車両重量 | 870(2WD)/920(4WD)kg | |
燃費 | JC08モード:28.2(2WD)/26.4(4WD)km/L | |
エンジン種類 | 水冷4サイクル直列3気筒 | |
最高出力 | 38kW(52PS) /6,500 rpm | |
最大トルク | 60N・m (6.1kg・m) /4,000 rpm | |
モーター種類 | 直流同期電動機 | |
最高出力 | 2.3kW(3.1PS)/1,000rpm | |
最大トルク | 50N・m(5.1kg・m)/ 100rpm | |
駆動方式 | 2WD(前2輪駆動)/フルタイム4WD | |
トランスミッション | CVT |
HYBRID G 2WD | 1,358,500円 | |
---|---|---|
HYBRID G 4WD | 1,481,700円 | |
HYBRID G 2WD(衝突被害軽減ブレーキ非装備) | 1,298,000円 | |
HYBRID G 4WD(衝突被害軽減ブレーキ非装備) | 1,421,200円 | |
HYBRID X 2WD | 1,496,000円 | |
HYBRID X 4WD | 1,619,200円 | |
【スズキ スペーシアカスタム】顔立ちで勝負!
スズキ スペーシアカスタム
スーツケースのイメージは残しつつエッジの効いた顔立ちになっているのがスペーシアカスタムです。
フロントとリアそれぞれのバンパーがエアロ形状、それに加えてサイドアンダースポイラーとルーフエンドスポイラーがついてきます。
顔を決めるグリルはメッキとブラックメッキ加工が施され、エッジの効いた演出に一役買っています。
スズキ スペーシアカスタム XSターボ
グレードは「ハイブリッドGS」と「ハイブリッドXS」、「ハイブリッドXSターボ」です。
全グレードでパワースライドドアでスペーシア ハイブリッドXと同じ機能を持っていますが、ハイブリッドGSは左側のみがパワースライドドアとなっているので気をつけてください。
このように全グレードに備わっている装備としてはロールサンシェードや運転席シートヒーターなどがあります。
XSとXSターボの違いはもちろんターボかそうでないかなのですが、それによりXSターボには2つ装備が追加されています。それは、パドルシフトとクルーズコントロールシステムです。
この装備によりスポーティーな走りと負担のかかりにくい運転との両方が可能となっています。
■スズキ スペーシアカスタムの気になるスペックとお値段は?
スズキ スペーシアカスタム
スズキ スペーシアカスタムの「ハイブリッドGS」と「ハイブリッドXS」、「ハイブリッドXSターボ」のスペックと価格は下記の通りです。
ボディサイズ(全長×全幅×全高) | 3,395mm×1,475mm×1,785mm | |
---|---|---|
ホイールベース | 2,460mm | |
最大乗車定員 | 4名 | |
車両重量 | 880(2WD)/930(4WD)kg | |
燃費 | JC08モード:28.2km(2WD)/26.4(4WD)/L | |
エンジン種類 | 水冷4サイクル直列3気筒 | |
最高出力 | 38kW(52PS) /6,500rpm | |
最大トルク | 60N・m (6.1kg・m) /4,000 rpm | |
モーター種類 | 直流同期電動機 | |
最高出力 | 2.3kW(3.1PS)/1,000rpm | |
最大トルク | 50N・m(5.1kg・m)/ 100rpm | |
駆動方式 | 2WD(前2輪駆動)/フルタイム4WD | |
トランスミッション | CVT |
ボディサイズ(全長×全幅×全高) | 3,395mm×1,475mm×1,785mm | |
---|---|---|
ホイールベース | 2,460mm | |
最大乗車定員 | 4名 | |
車両重量 | 890(2WD)/940(4WD)kg | |
燃費 | JC08モード:28.2km(2WD)/26.4(4WD)/L | |
エンジン種類 | 水冷4サイクル直列3気筒 | |
最高出力 | 38kW(52PS) /6,500rpm | |
最大トルク | 60N・m (6.1kgf・m) /4,000 rpm | |
駆動方式 | 2WD(前2輪駆動)/フルタイム4WD | |
トランスミッション | CVT |
ボディサイズ(全長×全幅×全高) | 3,395mm×1,475mm×1,785mm | |
---|---|---|
ホイールベース | 2,460mm | |
最大乗車定員 | 4名 | |
車両重量 | 900(2WD)/950(4WD)kg | |
燃費 | JC08モード:25.6km(2WD)/24.0(4WD)/L | |
エンジン種類 | 水冷4サイクル直列3気筒インタークーラーターボ | |
最高出力 | 47kW(64PS) /6,000rpm | |
最大トルク | 98N・m (10.0kg・m) /3,000 rpm | |
モーター種類 | 直流同期電動機 | |
最高出力 | 2.3kW(3.1PS)/1,000rpm | |
最大トルク | 50N・m(5.1kg・m)/ 100rpm | |
駆動方式 | 2WD(前2輪駆動)/フルタイム4WD | |
トランスミッション | CVT |
HYBRID GS 2WD | 1,545,500円 | |
---|---|---|
HYBRID GS 4WD | 1,668,700円 | |
HYBRID XS 2WD | 1,721,500円 | |
HYBRID XS 4WD | 1,844,700円 | |
HYBRID XSターボ 2WD | 1,820,500円 | |
HYBRID XSターボ 4WD | 1,943,700円 | |
【スズキ スペーシアギア】遊び心をつめ込めるツールボックス
スズキ スペーシアギア
スペーシアギアのグレードは「ハイブリッドXZ」と「ハイブリッドXZターボ」となっています。
安全装備や快適装備はスペーシアカスタム ハイブリッドXS/XSターボとほぼ同一です。加えて、XZターボにはパドルシフトとクルーズコントロールシステムが装備されており、よりアクティブに走りを楽しめるでしょう。
他の2モデルと大きく違ってくるのは見た目と内装です。
スペーシアギアはスーツケースではなく、ツールボックスをイメージしています。その見た目は四角くはあるものの角が取れ、丸型ヘッドランプを装備することで全体的に丸みを帯びたデザインになっています。
そして、そこにガンメタリックで統一されたフロントグリルにフロント・リアの両バンパー、サイドドアガーニッシュなどが差し込まれることで大人の遊び心をつめ込めるツールボックスとして仕上がっています。
スズキ・スペーシアギア
また、年齢問わず遊びたい気持ちを思いっきり発揮できるように全シート撥水加工が施され、荷室は防汚仕様です。
それに加えて、シートは黒を基調にしアクセントでオレンジステッチが施されているので、車内でもアクティブさが感じられます。
■スズキ スペーシアギアの気になるスペックとお値段は?
スズキ・スペーシアギア
スズキ スペーシアギアの「ハイブリッドXZ」と「ハイブリッドXZターボ」のスペックと価格は下記の通りです。
ボディサイズ(全長×全幅×全高) | 3,395mm×1,475mm×1,800mm | |
---|---|---|
ホイールベース | 2,460mm | |
最大乗車定員 | 4名 | |
車両重量 | 880(2WD)/930(4WD)kg | |
燃費 | JC08モード:28.2(2WD)/26.4(4WD)km/L | |
エンジン種類 | 水冷4サイクル直列3気筒 | |
最高出力 | 38kW(52PS) /6,500 rpm | |
最大トルク | 60N・m (6.1kg・m) /4,000 rpm | |
モーター種類 | 直流同期電動機 | |
最高出力 | 2.3kW(3.1PS)/1,000rpm | |
最大トルク | 50N・m(5.1kg・m)/ 100rpm | |
駆動方式 | 2WD(前2輪駆動)/フルタイム4WD | |
トランスミッション | CVT |
ボディサイズ(全長×全幅×全高) | 3,395mm×1,475mm×1,800mm | |
---|---|---|
ホイールベース | 2,460mm | |
最大乗車定員 | 4名 | |
車両重量 | 890(2WD)/940(4WD)kg | |
燃費 | JC08モード:25.6(2WD)/24.0(4WD)km/L | |
エンジン種類 | 水冷4サイクル直列3気筒インタークーラーターボ | |
最高出力 | 47kW(64PS) /6,000 rpm | |
最大トルク | 98N・m (10.0kg・m) /3,000 rpm> | |
モーター種類 | 直流同期電動機 | |
最高出力 | 2.3kW(3.1PS)/1,000rpm | |
最大トルク | 50N・m(5.1kg・m)/ 100rpm | |
駆動方式 | 2WD(前2輪駆動)/フルタイム4WD | |
トランスミッション | CVT |
ハイブリッドXZ 2WD | 1,644,500円 | |
---|---|---|
ハイブリッドXZ 4WD | 1,764,400円 | |
ハイブリッドXZ 2WD(ガンメタリック2トーンルーフ仕様車) | 1,688,500円 | |
ハイブリッドXZ 4WD(ガンメタリック2トーンルーフ仕様車) | 1,808,400円 | |
ハイブリッドXZターボ 2WD | 1,727,000円 | |
ハイブリッドXZターボ 4WD | 1,846,900円 | ハイブリッドXZターボ 2WD(ガンメタリック2トーンルーフ仕様車) | 1,771,000円 |
ハイブリッドXZターボ 4WD(ガンメタリック2トーンルーフ仕様車) | 1,890,900円 | |
スズキ スペーシアの内装は収納が魅力
スズキ スペーシア内装
スペーシアは、ただ広いだけではありせん。車内に大小さまざまな収納スペースが設けられているのが魅力の一つです。
しかも、蓋付きだったり引き出し式だったりとスッキリ収納できるのもポイント。
それが顕著なのが助手席側です。
スズキ スペーシア内装
助手席側のインパネアッパーボックスは、スマホや手帳など多くの小物が収納できる広々設計で蓋は各モデルに合わせてスーツケースとツールボックスを模したデザインになっています。
そして、インパネ前面にはボックスティッシュが入れられるスペースとドリンクフォルダーが引き出し式で納められています。さらにそれらの下に、車に関する書類が入っていることが多いグローブボックスです。
それに加え、助手席側にはショッピングフックがあり買い物袋などが掛けられる工夫があるほか、シート自体を跳ね上げると収納スペースが隠されています。
また、運転席側のドリンクフォルダーは固定されているのでスマホを置いても大丈夫な作りです。
スズキ・スペーシアギア
その他にもスペーシア ハイブリッドG以外は後席右側にアクセサリーソケットがあり、スマホを充電しながら乗車できます。
ご紹介したのは、ほんの一部でスペーシアにはもっと多くの収納スペースが備わっています。
スズキ スペーシアの口コミ拝見!気になるカスタムやギアも!
姉妹サイトのe燃費より、口コミを抜粋してみました。みなさん、どんな感想を持っているのでしょうか。
2018年の2月に平成19年生のホンダのザッツからスペーシアハイブリッドのXランクに乗り換えました。ザッツに比べ走り出しは軽く燃費もいいため乗り換えて正解だったと思います。
パンフレットの燃費では32km/lで現在表示燃費は22.4km/lでだいぶん燃費が良い状態かと思います。街乗りだと燃費が落ちてしまいますが、25km/lまで燃費を上げることを目標に頑張っている状態です。
新しくスペシーアギアが出てとてもかわいい形をしているのでもうすこし遅めに乗り換えていたらと後悔しています。
HYBRID Xの口コミです。燃費は前の車より満足なんですね。
でも、そうなんです!スペーシアギアは大人の「遊び心」をくすぐるデザインなんですよね!次回購入の際はギアを検討されるかもしれませんね。
MRワゴンスポーツ4WDからの乗り替えで、2018年9月に、スペーシアカスタムハイフブリットXSターボ4WD 全方位モニターカメラパッケージを購入。
見た目の印象は、カタログの表紙以上で、かなり良かった。
フロントのグリルもシルバーメッキの他に、ブラックメッキが施されていて、バンパーのフォグランプを囲む溝にメッシュ状の物が貼られていている。細かいところにも気を配って作られている。
室内はダッシュボードから、フロントガラス、天井にかけて広い!
マイクロバスの運転席に乗ってる様!
1年近く乗る、今でも見上げる天井の高さは圧倒されてしまう。
車内は静かで乗り心地はふんわりした感じ。
高速道路でのオートクルーズは楽で100キロ以上、出しても安定していて怖くない。
HYBRID XSターボ 4WDの口コミです!見た目良し、中も広々、高速もガンガン走れる…これは欲しくなりますね!
■スズキ スペーシア カスタムターボ車の試乗記
では、姉妹サイトレスポンスより試乗記を一部抜粋してご紹介します。
カスタムのターボ車に試乗してみることにした。現実的に走らせてみると、おいおいホントかよ…と思わせる程よくできている。最も感心したのが高速における直進安定性の良さであった。変な話、こんな形をしていながら(失礼!)矢のように直進する。しかも道路のアンジュレーションに惑わされることも全くなく、軽くステアリングに手を当てていれば、抜群の安定感で走る。一番変わった点はここではないかと思う。だいたいハイト系のモデルは横風のみならず、トラックやバスなどの大型車の横をすり抜ける時にグラッと車線がずれることがあるのだが、そんなことはまるでない。
一緒に走った『クロスビー』の加速にも、ほぼ遅れなくついていける。今のハイト系軽ワゴン。その実力侮りがたし、である。
こちらも高速道路での走りが高く評価されています!
さらにとにかく中のスペースが広い!という試乗記でした。走りに重点を置く方から、まだ若葉マークの方や女性にも運転しやすそうなスペーシアです。
まとめ
スズキ スペーシア
安全装備が充実し、収納スペースも豊富になった2代目スペーシアはどのモデルを選んだとしても不満を感じさせない車種と言えるでしょう。
もし、どれを選べばいいか悩んでいるのなら、送り迎えや買い物など普段使いしたいのか、それとも街に遊びに行く用なのか、はたまたキャンプや釣りといった趣味のお供なのかと使い方を想定すると適したモデルが見つかるかもしれません。
自身の使い方を確かめ、それに合った一台が見つかるといいですね。