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中型免許とは。持ってれば余裕のカーライフ、乗れる車や取得費用目安

中型免許とは。持ってれば余裕のカーライフ、乗れる車や取得費用目安

意外と知られていない中型免許の基礎知識。その中型免許の必要性や免許の取得方法など、知ってるとちょっと得した気分になる情報をお伝えします。今まであまり気にならなかった方や、初心者の方にもわかりやすい内容にまとめましたので、ぜひ参考にしてください。

⏳この記事は約3~4分で読めます。


ひとつ上行く余裕!中型免許とは?

トヨタ コースターEX

トヨタ コースターEX

多くの方が取得している運転免許といえば普通自動車免許。一般的な乗用車である、普通車や軽自動車などを運転することができるので、これさえあればOK、他の免許なんて必要ないと感じている方も少なくないことでしょう。

しかし、数多くある運転免許の中でも、中型自動車免許(中型免許)を持っているだけで、ちょっぴり世界が広がるだけでなく、いざという時にも余裕でいろんな車が運転できるようになります。

この記事では、そんな中型免許に関して、運転できる車や取得の難易度、費用などまで詳しくご紹介していきます。余裕のカーライフが送れる中型免許の取得を検討しているなら、要チェックです。

中型免許で運転できる車をチェック

いすゞ フォワード

中型免許は、車両総重量が11t未満・最大積載量が6.5t未満・乗車定員が29人以下の車を運転する際には必要になります。

また、中型免許は一種と二種の2種類に分けられ、バスやタクシーなど乗客から運賃をもらう場合は中型二種の免許が必要です。

普通自動車免許の取得時期によって、あなたも中型免許保持者かも?

現在の免許の区分は平成29年(2017年)の改正で「準中型自動車」が新設され、2007〜2017年に普通免許を取った人は「準中型で運転できる準中型車(5t)に限る」と追記、2007年以前に普通免許を取った人は「中型車は中型車(8t)に限る」と追記されるように変わりました。

もちろん限定解除すれば、制限のない中型免許を取得することができます。

最近話題の「準中型」と「中型」の違いは?

2017年の法改正により準中型免許が新たに設けられた免許です。準中型免許は18歳になるとすぐに取得可能で、運転できるのは車両総重量が4.5t未満・最大積載量が3t未満・乗車定員が10人以下の車です。

準中型免許の一番の特徴は、中型免許とは違い普通免許がなく、一定期間の運転の経験がなくても取得できることです。

しかも、取得1年未満の期間は準中型自動車の運転時には初心者マークが必要ですが、普通車の運転時には不要になっています。

準中型免許を取得した方が運転する車両は2tトラックがメインになっているようで、商品運送や宅配便の配達などに使用されているクルマであるため、運送業に就くためには必要不可欠な免許と言えます。

特殊な準中型5t限定免許

「準中型5t限定免許」はあまり聴き慣れない免許だと思います。それは2007年から2017年の間に、普通免許を取得した人のみが持っている免許だからです。

車両総重量5t未満・最大積載量3t未満・乗車定員10人以下の車両を運転できるので、仕事で運転しなければならない車両はかなり多く、この免許があって助かったという人も多いでしょう。

中型免許を持っているとこんな時に役立つ!

休憩中のトラック

必要な理由は?

中型免許が必要になるのは、ほぼ職業に関係していると言っても良いでしょう。

その他の理由も考えられますが、なんといっても普通車では到底無理なクラスの荷物などを、日常的に運搬をするには絶対に必要になります。

そのため、中型免許を取得している方の中には大きな車を運転しなければできない職業に関連している方も多いでしょう。

人手不足の運送業界などで歓迎される!

4tトラックやマイクロバスなどの運転が仕事である場合、中型免許は絶対必要になってきます。

また、消防車クラスの運転にも必要なので、免許がなければ業務に携わることはできません。

中型免許でも意外と多くの職種で必要なことがわかります。

レンタカーで大きい車が運転できるので、お引越しも楽々

中型免許で載せられるトラックやマイクロバスなどであれば、かなり多量の荷物を運ぶことができるので、家具や家電など大きなものを一度に載せることができます。

そのため、自分の引越しや不用品の処分・ちょっとしたお手伝いなどにも重宝します。

就活にも有利!応募できる業界も広がる

就活をする際、少しでも多くの資格を持っていると有利です。

そのため中型免許があれば、運送業はもちろんゴミ収集ができる公務員などにも応募することができ、一般の人より幅広い職業を探すことが可能になります。

【取得難易度は?】中型免許の取得方法や費用

中型免許は取得条件に注意!

教習所

気になる取得方法と費用

中型免許の受験資格を確認しておきましょう。

中型免許は、年齢が20歳以上で、普通免許または準中型免許または大型特殊免許を取得しており、それらの免許の運転経歴が2年以上であることが受験資格となっています。

そのため、例えば高校を卒業したばかりの18歳の方などは、20歳になるまで中型免許の取得ができません。この状況を緩和するべく、運転経歴が必要なく18歳から取得が可能な準中型免許が新たに定められているというわけです。

また、普通免許などを持っていた期間が2年以上と定められていますが、なんらかの違反によって免許停止となっていた期間などは、この「持っていた期間」に含まれない点にも注意が必要です。18歳で普通免許を取得して20歳になったからやっと中型が取れると思っても、場合によっては取得ができない場合もあります。

お近くの教習所などで入校の条件を問い合わせてみると、より確実でしょう。

中型免許の取得方法、取得費用目安は

中型免許の取り方は大きく3通りに分けられます。

免許の取得については、教習所で取得する場合、大体最短で10日前後、費用は17万円前後かかることが多いようです。

また、合宿免許で取得する場合は、最短で8日前後と短く、費用も14万円程度と教習所に比べると割安になっています。

一発試験で取得する方法だと、地域によって多少の変動がありますが、講習受講料や事務手続き費用などで5万円程度の費用が必要になります。

教習にしろ実技試験にしろ、運転する車は中型トラックとなります。そのため、普段からトラックに乗車経験のある方以外では、操作方法や周囲の見え方、確認するミラーの多さなど、さまざまなことに戸惑ってしまうこともあるでしょう。そのため、トラックの運転経験のない方が一発試験を受験するのは、あまり一般的とはいえません。

教習所に通っても、最初は難易度が高く感じるかもしれませんが、教習が進んで慣れてくると感覚が掴めてくるはず。普通自動車の運転にも役立つ経験となるはずですので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。

中型免許があればこんな大きい車も運転できちゃう!

三菱ふそうローザ

三菱ふそう ローザ

中型免許で運転できるのは、車両総重量11t未満で、最大積載量が6.5t未満の車両になります。また、乗車人数は30人未満という制限も設けられています。

この条件に当てはまる車種で人気があるのは、やはり物品の運搬に使用される「4tトラック」や、乗客を運送する「マイクロバス」などです。

中型免許があると様々な送迎などの仕事や、プライベートでレンタカーを借りて大人数を乗せて旅行することも可能になります。

このように使用の用途が広いことが特徴なので、普通車との違いがはっきりしています。

トヨタ コースター:最大29人乗りのマイクロバス

《画像提供:Response 》トヨタ コースター

街中で見かけることも多いマイクロバスは、実は普通免許では運転できない場合がほとんどです。そのため、一度に大勢で移動する時などに便利なマイクロバスのレンタカーなどは、普通免許しか持っていない場合は利用することができません。

中型免許を持っていれば、当然このトヨタ コースターのようなマイクロバスでも運転が可能。最大で29人が移動できるので、お友達一家も勢揃いで1台の車で移動したり、スポーツチームの移動車として活躍したりと、さまざまな可能性が広がりますね。

コースターは、2016年末には4代目にフルモデルチェンジを受けているなど歴史が深く、マイクロバスジャンルにおいて非常にポピュラーな車両です。最新モデルではトヨタセーフティセンスを全車で標準装備しているなど、乗客が多いだけにとことん重視したい安全性能面も充実しています。

室内の仕立ても上質で、広々とした空間はバスならではのリラックス感があります。中型免許の大きな余裕を感じられることでしょう。

注意しておきたいのは、中型一種免許を取得しただけでは、旅客自動車「旅客運送目的」の運転、つまりお客さんを乗せて運賃を受け取ることはできません。旅客バスのドライバーには、中型二種免許が必要となります。

とはいえ、中型一種免許であっても、車両の回送などを行う場合や、お友達や社員旅行をレンタカーなどで乗せることは可能な点も、注意しておきたいところです。

三菱ふそう ファイター:プロ御用達の定番中型トラック

三菱ふそう ファイター

普通免許や準中型免許で運転できるトラックよりも、断然余裕の性能と積載能力を誇るのが中型トラック。中でも定番の一台となっているのが、こちらの三菱ふそう ファイターです。街中でも見かける機会が多いのではないでしょうか。

ファイターに搭載されるエンジンは、軽量なため車両総重量に余裕ができる直列4気筒 3.9Lディーゼルターボエンジンと、パワフルさが自慢の直列6気筒 7.5Lディーゼルターボエンジンの2種類。このうち直列4気筒エンジンは車両総重量7.5t未満で準中型免許でも運転できるグレードも用意されていますが、直列6気筒エンジン車は中型免許以上がないと運転することができません。

トラックには馴染みのない方なら驚いてしまうかもしれませんが、近年はトラックでも安全性能や快適装備が満載。ファイターは新たにアクティブブレーキアシスト5を全車標準装備しているので、前方の車両だけでなく歩行者の検知にも対応する自動ブレーキが備わります。

また、死角が多くなりがちなトラックにおいて有用なアクティブサイドガードアシストによって、左折時の巻き込み事故の可能性を検知するとインジケーターやブザーでドライバーに危険をお知らせするなど、周囲の人へのやさしい安全機能もメーカーオプションで用意されています。

トラックドライバーは長期間運転することも多いことから、シートなど内装の快適性も追求されています。働く車の代表格ともいえそうなトラックが運転できるので、中型免許を持っていれば大活躍できることでしょう。

まとめ

菜の花畑の横を通るトラック

中型免許を取得しよう!

中型免許があればかなり就職に有利です。単に優越感のために取得するのもアリですが、実用的な免許なので現状ではそのような方は少ないです。

中型免許を取得して希望する職業に就けるのはとても嬉しいことですから、免許を取得して有効に利用しましょう。

よくある質問

中型免許ってどんな車が運転できるの?

中型免許を取得すると、車両総重量が7.5t以上11t未満とかなり大きな車両が運転できるようになります。具体的には、トラックでは4tトラッククラスなどが運転できるようになるので、幅広い業種で活躍することができます。また、乗車定員が29人以下のマイクロバスも運転できるようになります。

中型自動車って普通免許では運転できないの?

できません、と一概に言い切れないのが難しいところです。平成19年6月2日の道路交通法改正で中型免許が登場したため、それ以前に普通免許を取得された方は、切り替えに伴って現在「8t限定中型免許」をお持ちのはずです。このような場合は、車両総重量が8t未満などの条件を守った中型車なら運転することができます。

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