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【2020年版】軽自動車の白ナンバー取得方法をご紹介!

【2020年版】軽自動車の白ナンバー取得方法をご紹介!

軽自動車で、少し我慢できないのが「黄色」のナンバープレート…なんて方もいらっしゃるかもしれませんね。しかし、この黄色いナンバープレートの色を普通車と同じく白地のナンバープレートにする方法があります。今回は軽自動車の白ナンバーの取得方法と種類についてご紹介します。

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⏳この記事は約3~4分で読めます。


軽自動車のナンバープレートはなぜ黄色?

軽自動車のナンバープレート

ナンバープレートが黄色い理由は?

ボディカラーによっては非常に目立つ黄色のナンバープレート。数多い白色や人気のある黒のボディカラーも、黄色のナンバープレートによって台無しになってしまうと思う方も中にはいらっしゃるでしょう。

そもそもなんで軽自動車のナンバープレートは黄色になったのでしょうか?

昔は白かった?

軽自動車の規格が360ccだった1974年までは、ナンバープレートも他の車種と同じく白だったのです。これは二輪車と同じ大きさのもので、サイズが小さいだけで白地でした。当時の軽自動車はボディサイズも普通車よりかなり小さく、ナンバーの色を変えなくても見ただけですぐ軽自動車と分かるものだったのです。

そして、1975年1月から、サイズも普通車と同じ大きさになり、普通車と見分けるために、軽自動車は視認性のいい黄色に黒の文字(事業用は黒に黄色の文字)が選ばれました。

これは、高速道路料金が普通車と軽自動車では違ったため、昼・夜を問わずゲートの係員がひと目で判別できるようにという事が大きかったのです。現在のようにETCが普及するまでは、高速道路の料金所では係員が一台一台ナンバープレートを見て精算をしていたのです。

さらに、2010年10月1日までは、軽自動車の高速道路での最高速は80km/hだったので、スピード違反の取り締まりをする上でも必要があったのです。(現在は普通車と同じです)

軽自動車のナンバープレートに白ナンバーが登場!

以上の様な理由で黄色となった軽自動車のナンバープレートですが、ついに白ナンバーが登場します。とはいえ、基本的には従来同様に軽自動車は黄色なのですが、ラグビーワールドカップや2020東京オリンピックへの協賛という名目の期間限定の特別仕様として始められました。

そして、地域・観光振興などの観点から、地域名と地方図柄をナンバープレートに使用する「ご当地ナンバー」制度(正式名称は「新たな地域名表示ナンバープレート」)が始まり、軽自動車の白ナンバー化が一気に広まることになりました。

では、それぞれの白ナンバーの取得方法をご紹介しましょう。

軽自動車の白ナンバー取得方法

取得方法を知ろう

現在のナンバーのまま図柄入りナンバーに交換するには

現在のナンバーのまま図柄入りナンバーに交換するには以下の手順で行ないます。

  1. 図柄入りナンバー申込サービスでの図柄入りナンバーの申し込みおよび交付手数料などの納付を行う。

  2. 交換申請書のダウンロード及び印刷を行う。

  3. 交換申請書(交換引換証)を含めた必要書類を準備した上で、当協会窓口及び関係団体窓口にて手続きを行う。

ナンバーごと交換するには

プレートだけでなくナンバーも変更する場合には、窓口で変更申し込みをする方法とWeb上で申し込みする方法があります。

窓口で変更申し込みをする方法

  1. 希望するナンバーが抽選希望番号であった場合は、予約済証ではなく抽選対象希望番号受付証を受け取ります。

  2. 毎週月曜日に抽選結果が窓口に掲示されるので、当選したら予約済証を受け取ります。

  3. 希望番号の予約済証と車検証、所有者の印鑑とナンバープレート、自動車検査証記入申請書軽第3号様式と軽自動車税申告書を持参し、新しい白ナンバー(特別仕様ナンバー)を受け取ることになります。

Web上で申し込みする方法

  1. サイトの専用ページにて、必要事項を記入します。

  2. 抽選希望番号であれば、抽選申込完了メールを受信し、毎週月曜日に行われる抽選結果がメールで送られてくるので、当選した場合のみ寄付金と交付手数料を支払います。

  3. 一般申し込みであれば申し込み完了メールを受信し、寄付金と交付手数料を支払い、入金確認メールを受信したら予約センターにて予約済証を受領します。

  4. 予約済証と所有者の印鑑、車検証とナンバープレート、自動車検査証記入申請書軽第3号様式と軽自動車税申告書を持参し、新しい白ナンバー(特別仕様ナンバー)を受け取る。
図柄入りナンバー申込サービスはこちら

申し込みに必要な費用

ナンバープレートを交付する際には交付手数料が必要となります。交付手数料は、ナンバープレートの種類、大きさ、枚数によって異なります。

また、ナンバープレートの取り付けをディーラー・整備工場等に依頼する際は、別途手数料がかかる場合があります。

そして、大会開催、または自動車を使用する本拠の自治体を支援する寄付をして頂くと、選択できる図柄入りナンバーを増やすことが出来ます。

寄付金は、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会における交通の利便性向上等に対する支援事業、地方版図柄入りナンバープレートが導入されている地域における交通改善・観光振興などに資する取組みの支援事業、 図柄入りナンバープレートに関する調査、研究、広報及び啓発事業に充てられます。

発行する際の料金は、地域によって差はありますが、7,000円~9,000円程度が必要となっています。そして、図柄入りは1,000円以上から100円単位での寄付が必要とされます。

図柄入りナンバーをご紹介!

地方図柄入りご当地ナンバープレート

地方版図柄入りナンバープレート

2018年10月より「地方版図柄入りナンバープレート」が発行されており、該当する地域にお住まいの方はその地方それぞれの象徴となるような図柄がプリントされたナンバープレートを発行できるようになりました。

登録自動車の自家用車、事業用も同様ですが、もともとの地色が白い普通車よりも、黄色の軽自動車の方が変化が大きく人気となっています。

残念なのは、せっかくの白いナンバープレートなのに、縁取りが黄色くなっていることです。(普通車は縁取りなし)

東京オリンピック 特別仕様ナンバー

「東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会特別仕様ナンバープレート」

Tokyo 2020エンブレム付きナンバー

国土交通省は、2017年10月から「2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会特別仕様ナンバープレート」の交付を開始しました。

オリンピックナンバーは、東京2020オリンピックと、東京2020パラリンピックのエンブレムが付いたナンバープレートが2枚1組で交付されます。

地方版図柄入りナンバーは軽自動車の場合、白ナンバーではあるものの、フレームが黄色となりますが、このオリンピックナンバーは黄色のフレームがないのもポイントです。

東京オリンピック 特別仕様ナンバーの受付期間は2020年9月30日までとされていますが、オリンピックが2021年に延期されたことにより、延長される可能性もあります。しかし、5月18日現在ではその発表はされていません。

詳しくは軽自動車検査協会のホームページをご確認ください。

オリンピック図柄入りナンバー申し込みサービスはこちら  

ナンバープレート交換の注意事項

ナンバープレートを交換する際の注意点について見ていきましょう。

そのボディカラーに似合う?

ホンダ S660

こちらの特別仕様ナンバー、軽自動車の黄色いナンバーに「抵抗感」がある若者中心に申し込みが殺到しているようです。オリンピックナンバーの人気のようですが、オリンピック後のことを考えると、ご当地ナンバーの方が良いかもしれませんね。

でも、黄色い縁取りが気になるようなら、オリンピックナンバーを選ぶべきかもしれません。

ボディカラーが黄色の場合、あえて黄色いナンバーの方が逆に良いという意見もあります。ぜひ、自分の車のボディカラーを考えてナンバー交換をしてみてください。

保険証がそのままじゃだめ!

バツ印を出す男性

保険証にも注意

そして、ナンバーを交換する場合には、自動車保険も変更しなければなりません。

ナンバープレートを交換しても自動的に新しくなるのは車検証の記載事項だけです。自動車保険の手続きは自分で行わなければなりません。

ナンバー交換をしてすぐに車を走らせることが出来るように、事前に保険会社に連絡しておきましょう。事故を起こして「忘れてました」では済まされないのです。

まとめ

これらの情報を知らなかった方や軽自動車に乗っていて「黄色ナンバー」がイヤだなと感じていた方など様々でしょう。

黄色はイヤじゃないけど白ナンバーにしたい!という方、お住まいの地域に貢献したい!という方はこの機会に是非申し込んでみては如何でしょうか。

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