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【被害多発】リレーアタックとは?対策法を紹介!

【被害多発】リレーアタックとは?対策法を紹介!

最近、被害の増えている自動車盗難の新たな手口、「リレーアタック」。従来の自動車盗難とは違い、現場に痕跡が残りにくいのも特徴の1つです。今回は、リレーアタックの手口と、対策についても詳しくお伝えします。

⏳この記事は約3~4分で読めます。


リレーアタックとは?

リレーアタックの仕組み

リレーアタックの仕組み

近年発売されたほとんどの車種は、金属製の鍵を使わずにドアロック解除やエンジンを始動ができるスマートキーが備わっています。微弱な電波を発するスマートキー(リモコン)を近づけると、車が検知してロックを解除する仕組みです。

駐車時にスマートキーを持つオーナーが離れると車に搭載されている受信機は反応せず、勝手に解錠することはありません。リモコンの電波はとても弱いので、通常は車に対して1m以内に近づかないと反応しません。

スマートキーが離れた場所にあったとしても、特殊な装置で電波を増幅させると自動車が信号を検知して解錠させられる場合があります。リレーアタックとは、オーナーが車から離れた際に、中継器を使用して電波を伝えて不正に解錠するという犯罪行為です。

犯罪者が使用する中継器には信号を記録する機能も付いており、エンジンを始動して別の場所に移動してもロック解除が可能です。

リレーアタック被害の実態

スマートキー

スマートキー

自動車の盗難事件の中で、リレーアタックによる被害が実際にどれくらいの件数なのかは明らかになっていません。それでもキーが手元にあるのに盗難が発生した事例があることから、かなりの数に及ぶと考えられます。

2018年のデータによると、駐車時にキーを抜いていたのに自動車が盗まれた件数は1年間で6000件を上回っています。スマートキー搭載車の被害が目立っていることから、リレーアタックによる盗難被害は年間数千件という単位で発生していると考えられます。

従来はリレーアタック用の中継器は電波が弱いと反応しなかったので、玄関などにキーを保管する場合にのみ被害に遭うことがありました。

最近は中継器の性能が向上し、自宅の奥のほうにキーを保管していても自動車が盗まれたという事例があります。自宅以外にも、ショッピングモールなどの駐車場などで被害に遭うケースも増えているようです。

リレーアタックへの対策は?

車で考える女性

対策を知ろう

リモコンは微弱な電波を発し続けているので、スマートキーを利用する限りは常にリレーアタック被害のリスクがあります。

ここからは、メーカーの講じたリレーアタック対策と、市販のグッズ、身の回りの物を使ったリレーアタック被害に遭わないための具体的な対策方法を見ていきましょう。

自動車メーカー各社のリレーアタック対策

自動車メーカーは、リレーアタックの被害を防ぐための対策を講じています。メーカーごとの対策方法を、いくつかご紹介します。

トヨタのリレーアタック対策

トヨタでは他社よりも早くリレーアタック対策に乗り出しており、ユーザーは簡単な方法で被害を防ぐことが可能です。トヨタの対策というのは、信号の発信を停止する「節電モード」機能を設けることです。

「施錠ボタン」を押しながら「解錠ボタン」を2回押せば、電波が出なくなります。節電モード中にいずれかのボタンを押せば、再び信号が出るようになります。

節電モードを利用すれば盗難被害を防ぐことができますし、電池が長持ちします。

スバルのリレーアタック対策

スバルのリモートキーにも、トヨタと同じようにリレーアタックの被害を防ぐための対策が講じられています。節電機能を利用すると信号の発信が停止し、ロック解除やエンジン始動ができなくなります。

スバルのスマートキーの節電機能をオンにする方法はトヨタと似ていて、ロックボタンを押しながらアンロックボタンを2回押します。いずれかのボタンを押すと、節電機能が解除されます。

操作方法の手順は、トヨタ車のスマートキーの節電機能と同じです。

個人でできるリレーアタック対策

デジタルキー

デジタルキー

自動車メーカーの中には、スマートキーに節電機能が付いていないケースがあります。節電機能が付いていなくても、簡単に盗難防止のために対策を講じることができます。

ここからは、個人でできるリレーアタック対策をいくつかご紹介します。

スマートキーを電波遮断ポーチに入れる

リレーアタックはスマートキーから発信される微弱電波を検知して行われることから、電波を遮断することで防ぐ方法があります。

キーを入れるための電波遮断ポーチが販売されていて、これを使用すれば信号が漏れることを防ぐことができます。

電波遮断ポーチの使い方は簡単で、車を離れている間にポーチに入れておくだけで効果を発揮します。ポーチにはキーホルダーの金具が付いているので、家の鍵などと一緒に持ち歩くと便利です。

スマートキーを電波遮断BOXに入れる

自宅に駐車している間でも、スマートキーが発する微弱な信号をキャッチする方法でリレーアタックが行われるケースがあります。

キーを電波遮断BOXに入れておけば、自宅に居る時も安心です。電波遮断BOXがあれば、複数のスマートキーやICカードを入れておくことができます。

電波遮断BOXはカー用品店以外にも、オンラインショップで簡単に購入することができます。販売価格は3,000円前後で、複数の車を所有している方は家に備えておくと安心です。

スマートキーを金属缶に入れる

専用のグッズを購入しなくても、身近にあるような物でも簡単にリレーアタック対策をすることができます。金属は電波を遮断する効果があるので、キーをアルミやスチール製の缶に入れるという方法もあります。

お菓子や化粧品などの容器に使用されている金属缶であれば、電波遮断BOXと同じ効果を発揮します。キーを入れて缶の蓋を完全に閉じておけば、信号が外部に漏れる心配はありません。

本当に効果があるかを確かめたい方は、実際に缶に入れた状態で車に近づいてみると良いでしょう。缶を5cmの距離に近づけてもロック解除ができなければ、電波遮断に成功していることがわかります。

スマートキーをアルミホイルに包む

金属缶以外に身近にあるような物でも、簡単に電波を遮断することができます。スマートキーをアルミホイルに包んでおくだけで、電波を完全に遮断することができます。

ただし、アルミホイルに隙間があると電波が漏れてしまう恐れがあるので、しっかりと包むことが大切です。

アルミホイルは電波の遮断効果が高く、携帯電話を完全に包んでしまうと着信ができなくなるほどです。なお、アルミが蒸着されているペットボトルケースやシートなどがありますが、これらはアルミホイルほどの効果は期待できません。

キーをアルミホイルで包む方法でも高い防犯効果が期待できますが、何度も使用することができないので面倒です。電波遮断グッズや金属缶がない時に、一時的に保管する手段としてアルミホイルが利用できるでしょう。

まとめ

愛車を守ろう

愛車を守ろう

ポケットやカバンから取り出さなくても、車に近づくだけでドアロックが解除できるスマートキーはとても便利なシステムです。しかし残念なことに、実際問題としてリレーアタックで盗難被害に遭うリスクはどうしてもあります。

増大するリレーアタックを利用したの自動車盗難の被害に遭わないようにするためには、市販のグッズを利用する、身近なものを使って電波を遮断するなど、有効な防犯対策を講じることが大切です。

特にメーカーの講じた大作であるスマートキーの節電モード機能は、電池の消耗も防いでくれる効果があるので積極的に活用しましょう。

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