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【初心者必見】バイク免許の種類、費用をご紹介!

【初心者必見】バイク免許の種類、費用をご紹介!

颯爽と風を切り走るバイク、ちょっとそこまでお買い物に使うバイク、何かと便利で小回りの利くバイクに乗りたいと思ったことがある方は多いのではないでしょうか?今回は、バイクの種類や費用の相場などについて詳しく解説します。

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バイクに乗るためには

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バイクに乗るには免許が必要

自動車やバイクなどのエンジン付きの乗り物を運転する場合は、運転免許を取得する必要があります。一部の国は排気量50cc以下のスクーターは自転車と全く同じ扱いですが、日本では免許が必要です。

バイクの種類によって違う、必要な免許

スズキ GSX-R125

スズキ GSX-R125

一口にバイクといっても、エンジン排気量が50ccの原付から1000ccを超えるような大型二輪車までさまざまです。

4輪車とは違い、二輪車は大きさごとにルールに違いがあります。排気量50cc以下の原付だと最高速度が30km/hですが、126cc以上であれば高速道路も走行可能です。

バイクは大きさによって、運転に必要な技術や知識が違います。原付であれば50~60kg程度ですが、普通・大型二輪車だと200kgを超えます。シフトチェンジの可否や、クラッチ操作についても違いがあります。

バイクは種類ごとに交通ルールや操作方法に大きな違いがあるので、二輪車免許には区分が設けられています。二輪車の交通ルールは排気量ごとに違うので、バイク免許も排気量の範囲が決められています。

【原付】取得しやすい原付免許!

スズキ・レッツ(2015年)

スズキ・レッツ(2015年)

原付免許を取得すれば、50cc以下のスクーターなどに乗ることができます。この免許は、とても簡単に取得することができることで知られています。

実技試験がないので、適性検査(視力・聴力・色彩識別能力、運動能力)と筆記試験に合格するだけで取得が可能です。原付免許を取得する方法ですが、書店などで参考書や問題集を購入して試験勉強をします。

市役所に行って住民票の写しを入手して、証明写真・印鑑・筆記用具・メガネなどを持って試験場に行きます。必要書類を提出してから適性試験を受けて、問題がなければ学科試験に合格すれば交付されます。

ちなみに学科試験の時間は30分間で、問題は48問です。試験で90%(45点以上)の点数が取れたら、合格となります。原付バイクに乗る予定がなくても、身分証明書に使う目的で取得する人もいます。

【原付二種】小型限定普通二輪免許で余裕の原付ライフ

ホンダ PCXハイブリッド

ホンダ PCXハイブリッド

50cc以下の原付バイクは最高速度が30km/hに制限されているので、街中では小回りが効いて便利でも、遠出するのはちょっと難しい面も。

制限速度のない一般道では、自動車と同じように時速60キロで走ることができず、大きな交差点だと2段階右折をしなければなりません。車と同じように一般道を時速60キロで走りたい場合は、排気量51cc以上のバイクに乗る必要があります。

原付二種と呼ばれる51cc~125ccのバイクに乗るためには、小型限定普通二輪免許が必要になります。50cc以上のバイクだと車と同じように走ることができますが、原付と同じようなスクータータイプも存在します。

50ccの原付と比べて車体のサイズが少し大きくなりますが、スクーターなら簡単に操作できます。ちなみに50ccを超えるサイズになると、2人乗りができるようになります。

余裕のある原付ライフを希望するのであれば、小型限定普通二輪免許を取得することをおすすめします。取得のためには実技・学科試験に合格する必要がありますが、指定教習所を卒業すれば実技試験が免除されます。

【普通・大型自動二輪】排気量で分かれる自動二輪免許

ヤマハ MT-07

ヤマハ MT-07

排気量が125ccを超える二輪車は、車と同じように高速道路を走行することができるようになります。高速道路を走行可能な125ccを超える二輪免許は、排気量によって普通と大型の2種類に分かれています。

排気量が400cc以下だと普通自動二輪車で、400ccを超えると大型自動二輪車となります。免許が取得可能な年齢についても、普通自動二輪と大型自動二輪で違いがあります。原付から普通自動二輪までは16歳以上ですが、大型自動二輪だけは車と同じ18歳以上となります。

【AT限定】バイクでもオートマ限定があります

スズキ バーグマン400 ABS

スズキ バーグマン400 ABS

普通自動車の運転免許にはオートマ限定の区分が設けられていますが、バイクについてもAT限定が存在します。バイクの場合は、50ccの原付から400cc以上の大型二輪車まで全ての区分でAT限定があります。

クラッチ操作がないと運転がかなり楽になるので、スクーターに乗る予定の方はAT限定がおすすめです。

番外編:えっ?トライクは車の免許だけで乗れるの?!

ハーレーダビッドソン フリーウィーラー

ハーレーダビッドソン フリーウィーラー

世の中には三輪のトライクと呼ばれる車両があります。トライクは前輪側または後輪側が二輪となっていることから、一定の条件を満たすと道路交通法上は普通自動車に準ずるものとして扱われます。

このため、トライクは排気量に関係なく普通以上の自動車の免許で運転が可能です。

自動車免許で運転ができるトライクは、車輪幅460mm以上・車輪が左右対称に配置されている・旋回時に車体が傾かない、という条件があります。

トライクは基本的に車と同じ扱いですが、125cc以下だと高速道路を走行することができません。三輪のトライクは、二輪車免許では運転ができないので注意が必要です。

バイク免許取得方法とそれぞれの金額目安をご紹介

プジョー スピードファイト125

プジョー スピードファイト125

バイク免許の取得する方法は、運転免許試験場で技能・学科試験に合格する(一発試験)・指定教習所を利用する、のいずれかです。50cc以下の原付については実技試験はありません。

試験場で技能試験を受験する場合でも練習をする必要があるので、教習所の利用はどうしても必要になります。

免許取得に必要な費用の目安ですが、50cc以下の原付は受験・講習料・交付手数料(7,750円)とテキスト代です。

原付以外については、教習所の学費と受験料・交付手数料(3,800円)の合計となります。指定教習所を利用する際の金額の目安は、約14万円(小型限定普通二輪)、約20万円(普通二輪)、約27万円(大型二輪)です。

教習所に通う

ほとんどの人は、指定教習所を卒業した後に試験場で学科試験を受験して免許を取得します。この方法だと教習所の費用がかかってしまいますが、試験場で実技試験が免除されるので学科試験に合格するだけで済みます。

一発試験の場合でも、事前に公道以外の場所で自分で練習をしなければなりません。そのため、指定教習所に通学してきちんと運転技術を身につけた方が確実です。

合宿免許で短期取得

短期間で教習所を卒業したい方は、一部の自動車学校が実施している合宿プランに参加する方法がおすすめです。

入校から卒業まで教習所が指定する宿泊施設に滞在して、決められた時間割で学科・技能教習が進められます。連続して1週間以上の時間が必要になりますが、最短期間で教習所を卒業したい人におすすめの方法です。

普通自動二輪(AT限定なし)で合宿免許に参加すれば、最短コースだと8泊9日間で教習所を卒業することができます。

ちなみに教習所の合宿プランには、教習料金に加えて宿泊費・食事代が含まれています。通学教習と同じくらいの料金で宿泊と食事が付いているので、かなりお得です。

一発試験なら最安取得できるかも?!

教習所の費用を節約したい方や自分の運転テクニックに自信がある人であれば、一発試験という方法もあります。技能試験と学科試験をパスした後に、指定教習所で応急救護の講習を受講するだけで免許が取得できます。

一発試験に必要な費用ですが、試験場で支払う受験料・試験車使用料が4,050円、試験に合格した後も交付手数料2,050円と取得時講習・応急救護講習料として16,200円がかかります。

技能試験の難易度は非常に高いので、何回か受験しなければ合格できません。それでもきちんと練習して基本を身につけておけば、教習所よりも安い費用で済みます。

まとめ

新緑の信州ツーリング

免許をとってツーリングしよう!

バイクは車よりも手軽に乗ることができて、ガソリン代・オイル代や税金などの維持費が安いというメリットがあります。

バイクに興味がある方は、二輪車の運転免許取得にチャレンジしてみることをおすすめします。

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