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新古車とは?購入時の注意点、メリットデメリット

新古車とは?購入時の注意点、メリットデメリット

中古車販売店や中古車情報サイトなどで見かける、”新古車”という表示。いったいどういうクルマを指すのかご存じですか?新車なのか?中古車なのか?知ってる様で知らない新古車について解説します。

⏳この記事は約3~4分で読めます。


新古車とはなんだろう?

日産ノート

日産ノート

インターネットで中古車サイトにアクセスすると、新古車とか未使用車と書かれている車を目にすることがあります。一般的に新車を購入する際は、ユーザーがオプションなどを選んでから販売店を通してメーカーに発注します。

新古車とは、何らかの理由でディーラーがメーカーから購入した車両で、書類上は登録(所有)されたことのある自動車になります。それでも実際に使用されたことはないので、物理的には新車と同じとなります。

新古車は既に誰かに所有されたことがあるので書類上は中古車ですが、使用されていないので未使用車と呼ばれることもあります。

ちなみに自動車販売店が試乗車や展示車として使用する車両も存在しますが、これらの車は新古車とは呼ばれません。試乗車・展示車も中古市場で流通するケースがありますが、未使用車とは区別されています。

人気車種で比較!新車価格と新古車価格

新古車は実質的に新車と同じですが、書類上は中古車なので新車よりも割安価格で購入できるというメリットがあります。

人気の高い車種にも存在していて、新車よりも安い価格で購入できます。ここから、人気車種で新車と新古車の価格を比較してみましょう。

日産 ノートの場合

日産ノート1.2X(2020年式)の新車の車両本体価格だと1,552,100円で、これに対して走行距離10km程度の新古車であれば110万円台のものもあります。

未使用車であれば新車よりも40万円以上も安く購入できます。

トヨタ アクアの場合

トヨタアクアS(2020年式)の新車の車両本体価格は1,921,700円で、同じ車両の走行距離10km程度の新古車であれば160万円台のものもあります。

未使用車だと新車と比べて30万円程安くなります。

ダイハツ タントの場合

ダイハツ・タントL(スマートアシスト装着車・2020年式)の新車の車両本体価格は1,331,000円で、これに対して走行距離10km程度の新古車であれば110万円台のものもあります。

なぜ新古車が存在するのか?

考えこむスーツ姿の女性

考えこむスーツ姿の女性

ほとんどの車種で、書類上の中古車である新古車(未使用車)が存在します。ここでは、なぜ新古車が存在するのかについてを解説します。

【理由1】メーカーの余剰生産

人気車種の場合は、納期を短縮する目的で注文を受けるよりも前に生産を開始する場合があります。早めに生産を開始すれば工場の稼働率を高めることができますし、お客様に早く新車を届けることができます。

新車を受注前に生産する場合は、最初にある程度の需要を予測した上で組み立て作業が開始されます。それでも需要予測が外れてしまうと、余剰分の在庫が発生してしまいます。

ごく稀に、発注後に注文がキャンセルになって余剰が生じるケースもあります。作りすぎた車の在庫を減らすために、一度登録を済ませて、中古車市場で流通することになります。

【理由2】マージン目的でのディーラーの自社購入

一般的に自動車業界に限らず、販売店は売上高に応じてメーカーから報奨金(マージン)が支払われる仕組みになっており、一定以上の自動車を販売するとマージンが支払われます。身近な例であれば携帯ショップが上げられます。

自動車販売店が受け取るマージンは、1台あたり5万円とか7万円などと決められています。販売台数が増えると、マージン報酬が段階的に増額されることが多いようです。

例えば、あと1台販売すれば1台あたりのマージンがアップするというケースがあります。そのような場合に、自社購入して販売台数をクリアすることでトータルで受け取れるマージン報酬を増やせるでしょう。

【理由3】メーカー圧力によるディーラーの自社購入

メーカーは販売台数の目標を決めており、自社のディーラーに対して1台でも多くの車を販売するように圧力をかけると言われています。

販売実績の少ないディーラーは目標を達成するために、自社で購入させられることになります。販売実績のために購入させられた車両も、最終的に未使用車として販売されます。

新古車を買うメリット

お金と車

お金と車

新車ではなくて新古車を購入することには、いくつかのメリットがあります。一番大きなメリットは、新車と比べて購入時に支払う費用が2~3割ほど安く購入できることです。書類上は中古車でもモノは新車と全く同じなので、かなりお得となります。

メーカーに注文をする必要がなく、在庫を購入することになります。このため納車までの期間が短く、実物を見てから購入して手続きが終わり次第引き渡してもらうことができます。すぐに車が欲しい人は新古車を選ぶと良いでしょう。

ナンバープレートを取得するための自動車重量税や自動車税は販売店によって支払われています。そのため、これらの費用はユーザーが負担する必要がありません。車両本体価格が安く済む上に、新車取得時の諸費用の一部を負担しなくても済むというメリットがあります。

新古車を買う時に気を付けたいこと

トヨタディーラー

トヨタディーラー

安くて納期が短いというメリットがありますが、購入する場合には気を付けるべき点もあります。新古車を購入する場合は、在庫がある車両に限られます。在庫は数が限られているので、車が欲しいと思った時に必ず購入できるとは限りません。

新車は純正オプションが選べますが、一部のオプションは工場で製造する時にしか付けることができません。そのため自動ブレーキやシートの素材や色などの純正オプションは、発注時にのみ選択できます。

標準装備の少ないベースモデルが新古車販売されていることも多く、オプションが付いていたとしても大半のユーザーが選択するような基本的な機能に限られます。カラーや内装についても、自由に選ぶことができません。

オプションを選択したい場合は、新古車ではなくて新車を購入する必要があります。

在庫は車種ごとに違いがあり、人気の高い車種は品薄になることが多くみられます。必ずしも自分が欲しい車種で安い未使用車を購入できるとは限りません。

新古車を探す方法

未使用車/新古車ネット通販サイト

未使用車/新古車ネット通販サイト

ここからは、安くてお得な新古車を探す方法を見て行きましょう。

ディーラーで探す

新古車の多くは、ディーラーが販売実績のために購入することで発生しています。販売実績のために購入した車両を、ユーザーに未使用車として販売するケースが少なくありません。

ナンバープレートを付けた車は車検までの期間が短くなってしまうので、販売店は早めに処分したいと考えています。未使用車の購入を希望している方であれば、ディーラーで尋ねてみることができるでしょう。

検索サイトで探す

日本全国の中古車販売店にある未使用車を検索するためのサイトが存在します。検索サイトを利用すれば、日本全国で販売されている新古車を簡単に探すことができるでしょう。

中古車販売業者で探す

一部の新古車は中古車販売業者に売却されて、中古の未使用車として販売されるケースがあります。そのため、中古車販売業者に行って未使用車を探す方法もあります。

希望する車種の在庫がない場合でも、お店の人にお願いして新たに入荷した時に知らせてもらうこともできるでしょう。

新古車販売専門店で探す

中古車販売業者の中には、未使用の新古車のみを専門に扱う会社があります。

未使用車を抱えたディーラーやメーカーが、専門にあつかう中古車販売店に売却することも珍しくありません。

お得な新古車をお探しの方は、このようなお店を探してみる方法もあります。

まとめ

TOYOTOWN 四日市

TOYOTOWN 四日市

車をお得に買いたい方であれば、新車と同じ状態で割安価格で購入ができる新古車を検討してみることができるでしょう。

グレード・オプションが自由に選べませんが、車両をすぐに受け取りたい方におすすめです。

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