クロスバイクとは
ジャイアント史上最軽量
クロスバイクとは、ハンドルがフラットバーハンドルで、30mm程度までの幅の舗装路向けタイヤを装着した、スポーティな見た目の自転車のことです。
近年の都市部における自転車の需要の高まりに一役買っているのが、クロスバイクと呼ばれる部類の自転車の人気ではないでしょうか。
今回はこのクロスバイクの世界では絶大な人気を誇るジャイアントについてご紹介していきます。
ジャイアント(GIANT)とは
E-BIKE
台湾製のメーカー・ジャイアントは、他社と比較しても性能・コストパフォーマンスなどにおいても優れていると評判です。
特徴としては多くもモデルが販売されており、低年齢層を意識したシリーズや女性をターゲットにしたモデルから、本格的に自転車競技に使用されるほどのバリエーションがあることではないでしょうか。
GIANTの自転車は初心者から上級者までターゲットが幅広く設定されています。
ジャイアントのおすすめクロスバイク10選!
そんなジャイアントのおすすめを、今回は10種類ほど選びご紹介致します。いずれも人気車で、それぞれが特徴的なものをご紹介していきます。
■FASTROAD SLR 2
FASTROAD SLR 2
FASTROAD SLR 2の最大の特徴はディスクブレーキにあります。ディスクブレーキはどのような天候でも確実な制動力を発揮できるので、特に雨の日などはより安心して乗車出来ます。
またシートピラーはGIANTオリジナルのD型のシートポストで路面からの振動などを吸収しやすい構造で、走行は快適です。
■ESCAPE JR 24
ESCAPE JR 24
ESCAPE JR 24モデルは、名前にJRが付けられている事からジュニア用として開発されたモデルということがわかります。
しかしながら素材は大人用のGIANTモデルと変わりなく、フレームはアルミフレームで作成されており、Vブレーキの採用でしっかりとした制動力を発揮します。タイヤ幅は少し太めの24mmとなっており、より大きな安定感があります。
そのほかにも7段変速機にはグリップシフトを採用し、より簡単にシフトチェンジを行う事が出来ます。また転倒時にはディレイラーガードが変速機を保護してくれます。駐輪時には便利なキックスタンドを取り付ける台座も装備されています。
ジュニア用となっていますが、クロスバイクの入門用としては必要充分な仕様となっており、完成度は高いモデルです。
■ESCAPE RX 2
ESCAPE RX 2 (2020 NEW)
ESCAPEのRXシリーズには3つのモデルがありますが、このRX2はESCAPEのRXシリーズのミドルレンジモデルにあたります。下位モデルのRX3との大きな違いは、カーボン素材の多用化にあります。
フォークとシートピラーがカーボン素材になっていること、シートピラーはD型断面形状になっています。ESCAPEのRXシリーズはクロスバイクの中でも好評なRXシリーズを発展させ、よりスポーティに開発されたモデルです。
■ESCAPE R3
ESCAPE R3 (NEW 2021)
クロスバイクの中で定番と言えるモデルが、このESCAPE R3ではないでしょうか。特徴としましては軽量フレームに細身のタイヤという構成で、価格も5万円台で安定しており購入しやすいのも魅力です。
このモデルはエントリーモデルではありますが、ツーリングには最適なモデルではないでしょうか。
■ESCAPE RX W
ESCAPE RX W (2020 NEW)
ESCAPE RX WのWはWomanのWであり、ESCAPE RXを女性向けにアレンジしたモデルであり、また日本国内企画モデルでもあります。
大きな特徴としては、女性専用のやや大きめのコンフォートサドルの採用と160mmのクランク、ハンドルも一般モデルに比べてやや短めに作られており、女性の肩幅が男性に比べて狭いといったことへの配慮です。
ハンドル形状もフラットハンドルなので、街乗りやちょっとしたツーリングなどにも対応できる、万能型の女性向けモデルです。
■CROSTAR
CROSTAR (NEW 2021)
CROSTARの魅力と特徴はなんといっても軽量なことにつきます。5万円台で10kgを切り、リーズナブルな価格での軽量モデルとして人気を博しています。
また、ほとんどのクロスバイクはフロントギアが3枚のものが定番ですが、CROSTAR2021年モデルでは2枚となり軽量化の大きな要素になっています。よほどの急な坂道での使用でなければ、非常に現実的な選択ではないでしょうか。
CROSTARのフロントフォークはアルミ製で剛性も高いうえに軽量です。やはりクロスバイクにとって重量は機能面においても大きな比重を占めるものなので、軽傷なことに越したことはありません。
■TOUGHROAD SLR 2
TOUGHROAD SLR 2
TOUGHROAD SLR 2の名前のTOUGHROADは、自転車のジャンルで言えばグラベルバイクというジャンルにあたります。グラベルバイクのグラベルとは、訳すと砂利ということになります。
すなわちグラベルバイクとは舗装路以外にも、いわゆるダート走行も可能な自転車、それがTOUGHROAD SLR 2ということになります。
その為、悪路を走行するためにはメンテナンスを容易にするために、サスペンションを装備しておりません。
TOUGHROAD SLR 2はこのシリーズのなかでは廉価版のモデルになりますが、価格は10万円を超えます。しかし、グラベルバイクの中では平均よりかなりお手頃な値段と言えるのではないでしょうか。
■GRAVIER
GRAVIER (2020 NEW)
GRAVIERもTOUGHROADと用途は近いものがありますが、GRAVIERほどのタフさよりもより街乗りを意識した仕上がりとなっています。
太めのタイヤは空気量が多いことで驚くほどのクッション性を確保していますが、その分少し走行安定性は損なわれました。
しかし舗装路や少しの悪路もこなすオールマイティな走行性能は、地方にお住まいの方には特におすすめの一台かもしれません。シートもクロスバイクとしては柔らかめのものを採用していることから、一般的な自転車の使い方としても良いクロスバイクです。
■SNAP
「カジュアルストリートMTB」がメーカーのうちだした売り文句ですが、その名の通りフレームの高剛性と太めのタイヤが生み出す安定感は抜群です。また21段変速のスポーツ性能も見逃せません。
サイドスタンドとチェーンガード、樹脂製フラットペダルなどの装備は通常の普段使いでも便利です。
■GRAMME
GRAMME (2020 NEW)
ジャイアントの中でも女性が女性のためにデザインする、バイクブランドのLivより発売されているマルチパーパスバイクと呼ばれるGRAMMEは、舗装路と未舗装路を選ぶことなく走れる自転車です。
まとめ
いかがだったでしょうか。10選を見てみるとわかるように、ジャイアントには実にたくさんの車種が存在しています。おすすめだけでもこれだけの数があり、その他にもたくさんの良質なクロスバイクを持っているメーカーです。
どのように乗りたいのか、用途によって選ぶことももちろんできますし、金額で絞り込むことも難しくはありません。初心者や普段の街乗り用途から、本格的にレースに参戦することを視野に入れたクロスバイクの選択まで、幅広く検討をすることが簡単です。
ジャイアントは比較的新しいメーカーですが、世界中にファンを持つ文字通り巨大な勢力です。選べる選択肢の多さ、懐の深さなど乗って満足の高品質・かつ低価格を実現しています。