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2020年人気のSUVはどれ?上半期販売台数トップ10!

2020年人気のSUVはどれ?上半期販売台数トップ10!

2020年も多くのSUVが発売されるなど、SUVの人気はとどまるところを知りません。2020年上半期の乗用車別販売台数の順位が一般社団法人日本自動車販売協会連合会から発表されています。本記事では、2020年上半期の販売台数のランキングと売れた理由を考察していきます。

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2020年上半期の人気SUVトップ10!

2020年上半期の乗用車の販売台数ランキングが発表されています。

本記事では特に流行のSUVをピックアップ!どんなメーカーの、どんなSUVが売れているのか見ていきましょう。

1位:トヨタ ライズ

ライズ

ランキング1位に輝いたのは、トヨタのコンパクトSUVであるライズ。3、4月とカローラやフィット、ヤリス などの新型車にトップを奪われるも、SUVに限らず登録乗用車の販売台数のトップに立ちました。コンパクトなサイズであることから、週末のレジャーや普段使いにぴったりのモデルとして、人気を集めています。

ライズが売れているポイントをピックアップしてみましょう。

SUVらしいかっこいい見た目

ライズ

5ナンバーサイズのコンパクトボディなのですが、SUVスタイルになっており、力強さを感じさせるデザインです。上級グレードでは17インチの大径タイヤを包み込むフェンダーアーチは、SUVらしい大径ホイールの存在感を感じさせます。

全体的にごつごつとしたエクステリアとなっており、RAV4と似たようなスタイリングになっています。大きめのグリルやヘッドランプやフォグランプが左右の端についていること、リアのコンビランプが幅広感を作りだしています。

5ナンバーサイズで1,695mmしかないのですが、それ以上に幅広感を感じさせるのはデザインのよさといえるでしょう。ワイドで力強そうにも見えるデザインはライズが人気の理由でしょう。

SUVにしては優れたコスパ!

ライズ

SUVになると、コンパクトカーの中でも高くなるというのが一般的でした。しかしライズの場合には、ベーシックグレードなら今の高級軽自動車とほぼ同等の値段です。

専用エアロパーツでかっこいい

ライズ TRDパーツ装着車

コスパがよいライズですが、専用パーツを組み合わせるとスポーティになってぐっとかっこよくなります。

例えば、TRDブランドのカスタイマイズパーツを装備すると、スポーツスタイルになり、直性安定性や走行安定性を高めることにつながります。迫力がある加飾がされたボディパーツで、コンパクトなライズの存在感を高めることができるのです。

またモデリスタというトヨタカスタマイズパーツのブランドからもライズ用のパーツがでています。モデリスタのパーツでは、ラグジュアリーなスタイルで、都会にマッチしたデザインを採用しています。

高級SUVの雰囲気を演出したい方にぴったりでしょう。専用パーツを組み合わせることでライズがさらにかっこよくなります。

1Lのエンジンで維持費も安い

ライズ エンジン

SUVのイメージに、大排気量で維持費も高いというものがあります。確かに悪路走破性を高めて力強く走るのに排気量が大きいことにこしたことはありません。

しかしライズに搭載されているパワーユニットはトールやタンクに搭載されている1Lターボエンジンの改良版。

エンジンの効率をよくして、燃費を向上させ、さらに実用域でトルクアップさせていることが特徴です。大容量の触媒を組み合わせて、エンジンの吸気や排気の効率を向上させていることもポイント。ハイパワーとはいえないものの、幹線道路でも不自由ないスペックを誇ります。

街中での運転がメインの場合には、それほど大排気量の恩恵を受けることも少ないでしょう。小排気量の維持費の安さはライズが販売台数を伸ばしている理由です。

2位:トヨタ RAV4

RAV4

トヨタの人気SUVであるRAV4の現行モデルは、2019年4月から発売されている5代目。街乗りメインのSUVが多い中で、RAV4は本格的な悪路走破性を持っているモデルです。 「2019-2020 日本カー・オブ・ザ・イヤー」トヨタ車で10年ぶりに受賞するなど、多くの人気を集めています。

ガソリンエンジンモデルはもちろんのこと、ハイブリッドモデルも設定されており、 優れたデザイン性と機能から販売台数も順調。数多く売れているRAV4には、人気の理由がたくさんあります。次の見出しから、人気を理由を見てみます。

スタイルごとに異なるインテリア

RAV4 アドベンチャー

インテリアはグレードによって異なるデザインを採用しています。水平基調のインパネやセンターコンソールは、視界性の良さとホールド性を両立。

人の手が触れる所には、ソフトパッドを用いることでSUVらしい機能性を出しています。

人気グレードであるアドベンチャーでは、インパネ周りにアクセントカラーがあること、また専用デザインの合成皮革シートが用意されています。

美しいデザインであるだけでなく、アクセントカラーでアウトドアな雰囲気を演出。通常のグレードではブラックとグレーを使い分けたカラーになっています。

ライバル車種にはない先進コネクテッド

RAV4 ディスプレイオーディオ

先進のコネクテッド機能はライバル車種には搭載されていることが少ない機能として、RAV4の魅力を高めています。

例えば、オプションのTコネクトナビゲーション装備では、5年間通信料無料でナビなどの設定をオペレーターが通信で行なってくれます。またエアバッグが展開するような事態では、緊急車両の手配を行ってくれるオペレーターへ自動で接続できるヘルプネットが搭載。

昨今話題のあおり運転の被害にあったときでも、専用のオペレーターに接続されて、必要に合わせて緊急車両の手配をしてくれるので安心です。

パニックになってしまうような状況で、オペレーターと通話できるだけでなく、GPSによる正確な位置情報を知らせられるTコネクトは他の車種と比較したときの魅力です。

クラス最高レベルの走破性

RAV4

アドベンチャーとGZパッケージの4WDモデルには、先進装備が搭載されており悪路での走破性を高めています。ダイナミックトルクベクタリングAWDがあるので前後だけでなく後輪左右のトルクを独立で制御でき、車両安定性を高めます。

またマルチテレインセレクトで3つのモードから路面状況に合わせて選択することで、駆動力やブレーキを制御する機能もあります。

SUVでも街乗りをメインとしているモデルよりも、走破性を向上させています。4WDの性能が高いモデルに乗りたい方にぴったりの車です。

プラグインハイブリッドも人気

RAV4 PHV

RAV4の人気グレードとして、プラグインハイブリッドモデルのRAV4 PHVがあります。ガソリンモデルのエントリーモデルと比較すると、約200万円ほど高いPHVモデルですが、走行性能への評価が高く販売も安定しています。

RAV4 PHVのハイブリッドシステムはシステム最高出力として306PSを発揮し、0-100km/h加速は6.0秒という俊足を誇ります。バッテリー充電後のWLTCモードでのEV走行距離は95.0kmとされており、と街乗りをカバーできます。ガソリン車とは異なるスペックとエコなイメージからPHV車の人気が高まっています。

3位:トヨタ C-HR

C-HR

C-HRはトヨタが販売しているコンパクトSUVで、2017年と2018年の2年連続でSUV販売台数の1位に輝いているモデルです。2019年には販売台数で1位の座をヴェゼルに譲っていますが、それでもコンパクトSUVの中で人気モデルと表現できるでしょう。

個性的なデザインで販売台数を伸ばしていたC-HRですが、オフロードの雰囲気を持っているRAV4が登場すると、RAV4の人気が高まったことから、販売台数では3位になっています。かっこよいコンパクトSUVとして評判がよいC-HRの人気のポイントを見てみましょう。

購入しやすいエントリーモデル

C-HR

C-HRはSUVとしては本格SUVのような走破性はもちません。しかしカジュアルにSUVを乗りたい方にとって購入しやすい価格帯のモデルです。

SUVはベース車に対して、付加価値をつけて販売されることが多く、車体価格が高くなることが多いです。しかしC-HRはベースとなるプリウスと比較して、ほとんど車体価格が変わらないという特徴があります。

通常SUVになると車体価格が一気に高くなるのですが、C-HRにはその傾向がありません。カジュアルにSUVに乗りたい方にとってC-HRはまさにぴったりのモデルです。

SUVにしてはまずまずの燃費

C-HR

C-HRは1.2Lガソリンターボエンジンと1.8Lガソリンエンジンにハイブリッドシステムを搭載したパワートレインを用意しています。

ハイブリッドは2WDのみですが、ターボ車には4WDも設定されています。ハイブリッド車はWLTCモード燃費で25.8km/Lと高数値を記録。

ターボエンジン車のCVT 2WD仕様のWLTCモード燃費は14.9km/Lです。ターボエンジンであることを考えると妥当です。

実燃費でもハイブリッドの場合には、22km/Lほどを記録しており、SUVとは思えないほどの数値。SUVは燃費が悪いというイメージが過去のものとなりそうな燃費です。街乗りがメインであるなら、この燃費のよさは嬉しいポイントです。

デザイン性の高いエクステリア

C-HR S-T GRスポーツ

C-HRのデザインは、世代を問わず人気を集めている理由です。スポーティで先進感も感じさせるエクステリアとインテリアデザインは多くの人の支持を集めます。

特にエクステリアはダイヤモンドモチーフと呼ばれるデザインで、誰でもC-HRと分かる独特なスタイル。

クーペスタイルを採用して、後ろにかけて流れるようなボディラインと、キーンルックというトヨタ車のフロントマスクを採用。サイドビューも流れるようなデザインで、重厚感あるテールにつながっており、走りのよさを感じさせるエクステリアです。

個性的なデザインではありますが、使い勝手も両立させたスタイルを採用していることから、街乗りでも使いやすい車。他のSUVとは異なるスタイルを貫いているからこそ、C-HRは日本のSUV市場で人気があるのです。

優れた走行安定性

C-HR GRスポーツ

C-HRの人気の理由を語る上で、優れた走行安定性は重要です。次世代グローバル車として採用されたプラットフォームの「TNGA」を採用し、高剛性で低重心な走りができるのがC-HRです。

サスペンションはフロントにマクファーソンストラット式、リアにはダブルウィッシュボーン式を採用しています。またスタビライザーが前後に装着されており、安定性を高めます。

ニュルブルクリンクサーキットなどで走行テストが行われて、ステアリングやショックアブソーバーをしっかりとチューニングされています。

乗り心地を向上させながらも、操縦安定性も抜かりがありません。SUVでも優れたハンドリングを楽しみたい方にC-HRはぴったりのモデルです。

4位:ホンダ ヴェゼル

ヴェゼル ハイブリッドRS

ヴェゼルは2013年に発売されてから、今に至るまでホンダを支える人気車種となってきました。発売から6年経過した2019年にもSUV新車販売台数で1位を獲得するなど、その人気は衰えることを知りません。

プラットフォームは先代フィットと同じものを使っており、スタイリッシュで上質なデザインから、多くの人の支持を集めています。発売から年数が経過しているのに、SUV販売台数で4位に入っているのは健闘しているといえるでしょう。

ヴェゼルの人気の理由をさらに見ていきましょう。

センタータンクレイアウトがよい

ヴェゼル ハイブリッドRS 荷室

フィットのプラットフォームにも採用されているセンタータンクレイアウトは、パッケージングの自由度が高くなり、結果として広い室内を実現しています。

車体の後ろ側にガソリンタンクがないので、トランク部とフラットにすることができるのです。大きな荷物を積載したいときに、トランクが広くなったり、トランク自体を深くできるのはメリットとなります。

見た目はコンパクトなSUVで、使い勝手が悪いと思われがちですが、SUVとは思えないパッケージのよさもヴェゼルの人気の理由です。ハッチバックタイプとして室内の広さに定評のあるフィットとプラットフォームを共有しているからこそできる車内空間です。

豊富なパワーユニットと燃費のよさ

ヴェゼル ハイブリッドRS

ヴェゼルは選択できるパワーユニットも、ガソリンエンジンだけでなくハイブリッドも選択できます。またターボエンジンを用意されています。ガソリンエンジンだけでなく、ターボエンジンを搭載したモデルで、力強く走ることもできるのです。

燃費性能に優れているハイブリッドモデルだけでなく、ホンダらしくVTECエンジンでスポーティに走行したいユーザーのニーズも満たしています。

流行りのクーペスタイルなだけでなく、見た目に劣らない走行性能と燃費性能のバランスがヴェゼルの魅力です。

リアシートも広い

ヴェゼル ハイブリッドRS

コンパクトなクーペスタイルSUVでありながらも、後席が広いことは見逃せません。例えば、CH-Rなどは同じクーペスタイルでも頭上の広さが確保されていません。スタイリングが重視されているので、大人がリアシートに座ると大きなスペースがないのです。

リアシートにも大人が乗ることが多いのであれば、ヴェゼルのようにリアシートの広さがあることも選択するときの要素になるでしょう。既述のセンタータンクレイアウトによる恩恵はリアシートの広さにも表れています。

モデューロXでホンダの走りが楽しめる

ヴェゼル モデューロX

ホンダの車を知り尽くしたエンジニアがしっかりと煮詰めたセッティングをするのがコンプリートカーのモデューロX。ホンダの走りを堪能したい方にはぴったりのモデルがあります。

様々な車種に設定されて人気を博しているモデューロXですが、2019年になってようやくヴェゼルにも設定されました。

エンジニアやデザインナーが車に実際に乗ってテストを繰り返した結果、人の感覚を重視して開発したことにより、性能向上を実現しています。エアロやインテリアがスポーティさを感じさせます。

5位:ダイハツ ロッキー

ロッキー

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