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憧れのトヨタ セリカ、歴代モデルを大調査!気になる次期型情報も

憧れのトヨタ セリカ、歴代モデルを大調査!気になる次期型情報も

ユーミンの歌詞にも登場する名車、トヨタ セリカ。初登場は1970年と古く、しかも初代は爆発的な大人気を誇るなど、由緒正しい車名なのですが、昨今のクーペ 市場規模の縮小もあり、2006年に消滅してしまいました。そんな長い歴史の中で、幾つものアイコニックなセリカが存在します。それぞれ詳しくご紹介しましょう。また、気になる次期型情報もまとめました。

⏳この記事は約3~4分で読めます。


高性能と最先端スタイルの融合、トヨタ セリカ

トヨタ セリカ(1970年型)

トヨタ セリカ(1970年型)

日本で初めての「スペシャリティーカー」として颯爽と登場したトヨタ セリカは、先行して登場していた2ドア車であるトヨタ スポーツ800よりも上級で、かつトヨタ 2000GTほど最高級GT志向でもない、どんどんと進んでいく日本のモータリゼーションを象徴するような車でした。

曲面的な柔らかさもある個性的なクーペボディは、当時のトヨタラインナップだけでなく、なかなか似ている車のなかった独特なもの。当初はノッチバックタイプのクーペのみ、後にフォード マスタングの面影を感じる「リフトバック」が追加され、たちまち大ヒット車種となりました。

トヨタ セリカ(1970年型)

トヨタ セリカ(1970年型)

現在では残念ながら車名の歴史が途絶えてしまっていますが、最終型の終了まで40年近く続いたセリカの歴史は、ヒットした初代の枠にハマらず、その時その時で最先端のスタイルと性能を融合させたトヨタの重要車種であり続けました。

それぞれの代に根強いファンをもつ、歴代のセリカをご紹介していきましょう。

歴代トヨタ セリカを大分類!それぞれ魅力をご紹介

セリカはその40年近いモデルライフ中に、非常に多くの型が存在したので、勝手ながらキャラクター別に大まかに分類してご紹介いたします。

どの型がお気に入りのセリカか、探してみてくださいね。

初代〜3代目:日本初のスペシャリティカー、たゆまぬ進化

トヨタ セリカ(1970年型)

トヨタ セリカ(1970年型)

先進的でふくよかなボディと、ヤマハ製の1.6リッター 直列4気筒DOHCエンジン「2T-G」や、後に145PSの高出力を誇る2.0リッター DOHCまで選べたスポーツ性を兼ね備えたセリカは、初代の登場から瞬く間に人気車種へと上り詰めました。

スポーツクーペでありながら上級車の雰囲気をまとったその魅力は、初代が1970年から1977年まで長期にわたって生産が続けられたことからもわかる通り、市場で高い人気を得ました。

そんな初代の後追いをせず、ガラッとコンセプトを切り替えた2代目は、1977年に登場しました。

フロントフェイスでは、丸眼4灯は同じながらも、空力重視でスラント角が強められた他、バンパーもよりボディと一体化。

今でこそ当たり前ですが、当時は日本初となる三次元局面のフロントガラスも相まって、セリカが新たなステージへと到達した印象を強く与えました。

トヨタ セリカ(1979年型 北米仕様)

トヨタ セリカ(1979年型 北米仕様)

初代から海外市場への輸出が始まっていましたが、2代目では、北米市場からの高性能化要求を受け、直列6気筒エンジンを搭載してロングノーズとした上級仕様が登場したことも話題になりました。

この直6エンジンを搭載したセリカは、日本市場ではセリカXXの車名で1978年に発売されましたが、北米では「セリカ スープラ」として登場。後にトヨタスポーツクーペのフラッグシップとして現在まで継続する「スープラ」の始まりでもありました。

また、当時のセリカの人気にあやかって、当時ラインナップしていたセダン「カリーナ」の姉妹車として新たに「セリカ カムリ」が1980年に設定されたことも重要なトピック。

セリカの4ドアセダン版というキャラクター付けでの登場となりましたが、後に全世界的に大ヒットしてトヨタの大黒柱の一つとなる「カムリ」の始まりは、セリカとも関連していたのです。

トヨタ セリカWRC(1983年型)

トヨタ セリカWRC(1983年型)

また3代目では、初代や2代目で参戦していたラリーや耐久レースなどに加えて、それまでカリーナで出場していたWRCの世界にも参戦を開始。

WRC参戦車両のホモロゲーションモデル、「GT-TS」が1982年に登場するなど、これ以降セリカの歴史に色濃く関連していくWRCとの関わりが本格的に始まったのが3代目でした。

この3代目までは後輪駆動車としてのピュアなハンドリングを武器に、ストリートで、峠道で、サーキットでも活躍しました。

4代目〜6代目:「流面形」セリカ、WRCでも大活躍!

トヨタ セリカ(1989年型 北米仕様)

トヨタ セリカ(1989年型 北米仕様)

一気に装いも新たに1985年に登場した4代目セリカは、自動車の前輪駆動化の流れには逆らえず、FFプラットフォームでの登場となりました。

しかし、そんな変化を忘れてしまうほどの「流面形」のボディが特徴的。まさに面が流れていくような連続性のあるデザインは、それ以前の歴代セリカとは異なるもの。しかし、どこか初代のふくよかさを感じるような印象もあるかもしれませんね。

4代目ではFF仕様だけでなく、フルタイム4WDの「GT-FOUR」が設定されたことが特徴的。これ移行、WRCで大活躍していくセリカに継続して受け継がれていく伝説的なグレードの始まりでした。

トヨタ セリカWRC

トヨタ セリカWRC

5代目、6代目と、代を追うごとにスタイリングの角が落とされていき、滑らかな曲面のボディとなっていくセリカは、自動車のスタイルの変遷していくさまを如実に表していました。

そして、WRCでの活躍を原動力に、どんどんと動力性能を先鋭化させる改良が進んでいったのもこれら世代の特徴。ターボエンジン搭載車も当然用意され、トップモデルのGT-FOURの動力性能はどんどんと向上していきました。

6代目では、トヨタご自慢の高性能サスペンション「スーパーストラットサスペンション」が設定されるなど、ストリートでの戦闘力向上も抜かりはありませんでした。

トヨタ セリカ(1997年型 北米仕様)

トヨタ セリカ(1997年型 北米仕様)

残念ながらセリカでのWRCでの活躍は5代目までが最も華々しく、調子の決まらなかった6代目での参戦はトラブル続き。セリカを使ったWRCワークス参戦は、1995年で終了してしまいます。

後継となるカローラWRCで、トヨタとしては1998年にWRCに復帰したのですが、後述する7代目セリカでセリカの車名が終了してしまったこと、WRCカーのトレンドが小型ハッチバック車へ移行していったことなどから、セリカのWRC参戦は今後復活する見通しがありません。

近年上位争いにも積極的に関わるほど活躍しているトヨタガズーレーシングのWRC参戦車両がヤリスであることは、もしかすると、セリカのWRCでの勇姿を知っている方には少し寂しいことかもしれませんね。

7代目:趣が変わってFFライトウェイトクーペへ、スタイル命!

トヨタ セリカ(欧州仕様)

トヨタ セリカ(欧州仕様)

1999年、ここに来て三度大きくイメージを変えたセリカである7代目が登場しました。

クーペ市場の世界的な低迷もあり、カリッカリのスポーツモデルをイメージさせる4輪駆動グレードは設定せず、全車FF仕様のライトウェイトスポーツとした点が驚きをもって市場に迎えられた7代目は、そのデザインでも驚きを感じさせました。

今見ても古びない、流線型でありつつもエッジの立ったキャラクターラインで躍動感を感じさせるデザインは、トヨタが米・カリフォルニアに設けているデザインスタジオ「CALTY」の手によるもの。

先代までの伝統をスッパリと切り捨て、新たな魅力を追求したデザインは賛否両論を呼びましたが、他の車とは似ていない、7代目セリカならではの魅力の一つとなったことは確かでしょう。

トヨタ セリカ(2000年型 北米仕様) インテリア

トヨタ セリカ(2000年型 北米仕様) インテリア

残念ながら「軟化した」とも取られかねない7代目では人気を復活させることはできず、当時同じようにコンセプトチェンジで軽量スポーツを志向したMR-Sと同じく後継がないまま生産終了となり、最終型となってしまった7代目セリカ。

しかし、その特徴的なデザインや、軽量さと後輪にダブルウィッシュボーンサスペンションを奢ったがゆえのピュアなハンドリングは評価が高く、歴代セリカの隠れた名車として現在でも人気です。

2006年の販売終了後、比較的クーペ市場が継続して存在した北米市場ではサイオン tCが事実上の後継車として存在していましたが、日本市場におけるクーペは、2012年の86の登場まで間が空いてしまうことになりました。

トヨタ セリカ(7代目)のスペック

【トヨタ セリカ SS-II スーパーストラットパッケージ(2005年型)】スペック表
ボディサイズ(全長×全幅×全高)4,340mm×1,735mm×1,305mm
ホイールベース2,600mm
最大乗車定員4名
車両重量1,140kg
燃費10・15モード:13.0km/L
エンジン種類直列4気筒 1,795cc
エンジン最高出力140kW(190PS)/7,600rpm
エンジン最大トルク180N・m(18.4kgf・m)/6,800rpm
駆動方式前輪駆動(FF)
トランスミッション6速MT
新車価格2362500円
(2005年12月 トヨタ セリカ カタログより)

次期型セリカの噂は本当なのか? 最新情報まとめ

トヨタ セリカ 次期型予想CG

トヨタ セリカ 次期型予想CG

トヨタが開発していると根強く噂される車種の一つに、セリカがあります。

86、GRスープラと、FRスポーツの復活が続いているトヨタにとって、セリカの名前がもつ重みも相当なものがあるはず。既に復活している2台の継続的な人気もあることから、セリカの市場もあるのではないかと予想されるためです。

2017年には北米で「セリカ」の車名を商標登録していたり、トヨタの社内からも復活させたいという希望的意見が聞かれるなど、動きとしてはセリカ復活の兆しはあるのですが、現時点ではトヨタから公式に発表されている情報はなく、確定することはできません。

より現実的なシナリオとしては、新規車種としてセリカが復活するのではなく、日本のように「ハチロク」の車名に対する思い入れの少ない海外市場向けに、次期86の車名として「セリカ」が復活するのではないかということです。

セリカという車名に思い入れのあるのは日本市場だけではなく、世界的な人気を長期間にわたって誇った車種なので、かなり現実味のあるこの予想。いったいどのような形でセリカと再び出会えるのか、今後も続報に要注目です。

トヨタ セリカ(2009年 グッドウッド フェスティバル・オブ・スピード 出場車両)

トヨタ セリカ(2009年 グッドウッド フェスティバル・オブ・スピード 出場車両)

トヨタ セリカ コンバーチブル(1985年型 北米仕様)

トヨタ セリカ コンバーチブル(1985年型 北米仕様)

まとめ

トヨタ セリカ(2000年型 北米仕様)

トヨタ セリカ(2000年型 北米仕様)

「神秘的な」という意味のスペイン語から車名を取ったセリカ。どの世代においても、進化の歩みを止めない、トヨタ渾身のスポーツクーペであったことがお分かりいただけたでしょうか。

どの世代でも億万長者しか買えないようなプライスではなく、我々庶民のヒーローであったことも特徴的。

これ以降、セリカが復活するのかどうかはわかりませんが、7代続いたセリカの偉大さが、これからも語り継がれていってほしいものです。

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