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【知ってる?】車のバッテリーの正しい充電方法!対処法も紹介!

【知ってる?】車のバッテリーの正しい充電方法!対処法も紹介!

何気なく乗っている車ですが、車はバッテリーなしでは動きません。そんなバッテリー、みなさんは正しい充電方法をご存知ですか?今回はこのバッテリーの仕組みについて説明していきます。

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バッテリーってなに?

自動車用のバッテリー

自動車用のバッテリー

車に搭載されているバッテリーとはそもそも何か?と聞かれると知っているようで、割ときちんと答えられる方は少ないのではないでしょうか。例えば、車のどの部分を動かし、どのような働きをしているのかを細かく知る機会はあまりないと思われます。

主な働きとして一番にあげられるのは、車を動かすためにエンジンをかける場面です。この際、スターターモーターによりエンジンを回し始動するわけですが、このモーターを電気の力で動かしています。

始動後は発電機(オルタネーター)によって電力を作ります。この電力は、バッテリーのチャージやガソリン着火時のプラグや、ワイパーの始動・ライトの点灯などの際にも使用されています。

オーディオやナビ、さらにワイパー・ライトなどを使用する際にも電力が使用されます。この場合に使用される電力は、オルタネーターからの発電により使用されるのですが、消費される電力がオルタネーターの発電量を上回る場合は、バッテリーで電力を補うことになります。

エアコンに関して言えば、ほとんどの車はエンジンの動力でコンプレッサーを作動させますが、送風には電気モーターを使用しています。これにより、夏の時期はバッテリーを酷使することに繋がります。

さらに、一度に使用する場面でいうと、雨天時の夜間であればライトにワイパー・エアコン・オーディオなどを一度に使うことになり、充電がどんどん減って劣化も早まってしまいます。このように、様々な場面で使用されています。

バッテリーの充電の仕組み

ハイブリッド車に必要な補機バッテリー

ハイブリッド車に必要な補機バッテリー

先ほども少しふれましたが、発電機(オルタネーター)によって電気を作り出し、エンジンの回転により作り出された電気をバッテリーにチャージします。一般的な自動車用の鉛バッテリーでは、内部のつくりは複数の層から成り立っており、層は縦に区切られています。

区切られている層には、極板(プラス板・マイナス板・セパレータ)といわれる3枚の板が入っています。層の数は電圧の大きさにより変わってきます。ほとんどの車の電圧は12Vとなっており、1層あたりの電圧数は2Vなので層の数は6個となります。

また、層の内部にはバッテリー液が入っており一定以上のチャージがされた場合、この液は分解されて減少してしまいます。こうなると電気を溜めておくことができなくなってしまうため、定期的に補充しなければなりません。

バッテリーの正しい充電時間

バッテリー残量

バッテリー残量

充電に必要な時間は、「急速充電」か「完全充電」かによって変わってきます。バッテリー上がりの場合は、応急的に「急速充電」になります。

最大でもチャージ時間は30分程度に留めておくことが重要です。これ以上のチャージは劣化を早めてしまい、注意が必要です。このやり方は、エンジンをかけられる状態にするために短い時間でチャージする方法となります。

また、完全充電とは5~10時間程の時間をかけてゆっくりと充電を行う方法です。

バッテリー上がりってなに?

バッテリー上がりへの対応

バッテリー上がりへの対応

バッテリーが上がって車が動かなくなってしまった、という言葉をよく耳にしますが、なぜそのような状態になるのかというと、使用する電力に対して発電量が足りなくなってしまい、負荷がかかってしまうことで充電されているバッテリーがなくなってしまう状態になるからです。

主な原因としては、ヘッドライトや車内ライトなどの消し忘れを始め、半ドア・エアコンやオーディオの使いすぎなどが主な原因として考えられます。

バッテリーが上がってしまった時の対処法

他の車を使って始動させる

他の車から電気を送り、エンジンをかける方法です。バッテリー同士をブースターケーブルで繋ぎ、エンジンを始動させます。

この際、ケーブルの使用方法を間違えてしまうとショートしてしまったり、最悪の場合は爆発する恐れもありますので、手順をきちんと理解したうえで行わなければなりません。

ジャンプスターター

他の車がなくても始動が可能となっており、モバイルバッテリーのような形で持ち運びも便利になっています。

ロードサービス

上記の方法が取れない場合は、JAFなどのロードサービスを利用しましょう。

バッテリーを交換する

知識がある方は交換も可能ですが、できれば整備工場やカー用品店などを利用することをお勧めします。

バッテリー上がりを防ぐ方法

バッテリー上がりを防ぐ方法としては、車を普段から走行させるようにしましょう。車を走らせることでオルタネーターが発電し電力を作ります。その電力によって、走れば走るほど電力をチャージすることができます。

また、寿命が来る前に交換することや、車を走行させる時間がない時はマイナス端子を抜いておきましょう。それによって電力の消費を抑えることが可能となります。

バッテリーにも寿命がある

パナソニック フラッグシップバッテリー カオス

パナソニック フラッグシップバッテリー カオス

メーカーや種類によって寿命は違ってきますが、ほとんどの場合保証期間が2~3年とされているため、交換時期もこれに従い行うことが一般的に寿命として捉えられています。使用する頻度や季節や天候によっても寿命が異なりますので、異変や前兆が出た場合は早めの交換をお勧めします。

バッテリーには種類がある

大きく5種類に分けられます。一般的に多く使用されているのが「開栓型」と呼ばれるもので、バッテリー液によって電気を溜めることができるものです。

「開栓型」は時間の経過により蒸発してまうため、定期的に液を補充する必要があります。手間はかかりますが、他と比較して安価であることがメリットとなっています。

ハイブリッド車や高性能車などに使用されることが多いのは「メンテナンスフリー」と呼ばれている物で、その呼称の通り液が蒸発することがほとんどないため、メンテナンスをする必要がありません。

その他には、レーシングカーなどに使用される「ドライバッテリー」や、「ハイブリッド車用・補機」といった通常の車と異なる構造のバッテリーなどが存在します。

また、「アイドリングストップ車用」などは通常よりも負荷がかかるため、通常のものよりも高機能かつ専用のバッテリーが必要となります。

寒冷地仕様のバッテリー

一般的なバッテリーとは異なり、寒冷地仕様の場合は容量が大きくなっているのが特徴となります。バッテリーなどは冷えに弱く、その状況によって機能が低下します。そのため容量を大きくし、オルタネーターも強化されています。

中古バッテリー・再生バッテリー

中古・再生バッテリーのデメリットで多く聞かれるのが、衝撃に弱いということになります。運送業者などによっては乱雑に扱う場合もあり、衝撃によってダメになってしまうことがあります。

また、保証期間が短いことや交換作業を自分で行えない方は、持ち込みでの対応も可能なところを探す必要があります。

自然放電

バッテリーの定期的対応

バッテリーの定期的対応

「自然放電」とは、「自己放電」とも言われ、運転をしない場合であっても少量ずつ放電していきます。コンピューターやセキュリティーシステムなどに対して車を運転していない場合でも、常に電気を供給しています。この状態を「暗電流」と言います。

バッテリーの大きさや車の電装品にもよりますが、3週間から4週間の間、車を走行させないだけでも放電によって電力がなくなり、バッテリー上がりを引き起こす原因となることがあります。

まとめ

VW ゴルフ ヴァリアント TDI 鉛バッテリー

VW ゴルフ ヴァリアント TDI 鉛バッテリー

バッテリーの充電ついてご紹介してきました。バッテリーが上がってしまった場合の対処方法や注意点などを十分に把握し理解したうえで、交換作業を行うようにしましょう。また、ロードサービスの入会や連絡先などを事前に準備しておくことも大切になります。

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