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トヨタ センチュリーとは?トヨタの誇る最高級車の魅力に迫る

トヨタ センチュリーとは?トヨタの誇る最高級車の魅力に迫る

トヨタの最高級車であるセンチュリーについて紹介します。圧倒的な高級感を誇る内外装の質感や、専用オプション、走行性能などについて解説します。また、高級モデルなので気になる価格などについても紹介します。

⏳この記事は約3~4分で読めます。


トヨタセンチュリーってどんな車?

≪写真提供:response≫トヨタ センチュリー

高級車と言えば真っ先に外車をイメージする方が多いかもしれません。実際に、かつて外車は日本車より性能が高いものも多く高価でした。そのため、現在でも高級車=外車というイメージが強いのかもしれません。しかし、日本メーカーにも海外に負けない高級車がいくつも存在しています。

トヨタの最高級セダンであるセンチュリーもそのひとつです。自分で運転するのではなく、お抱えの運転手がハンドルを握り、オーナーは後部座席でくつろぐというスタイルがとても似合う、まさに高級車です。

センチュリーはトヨタの最高級車であり、代表的モデルとなっていますが、実際にはどのような車なのか詳しく知らないという方も多いようです。確かに、頻繁に街を走っている姿を見かける車ではなく、実際に乗る機会もほとんどないでしょう。

そこで、ここではセンチュリーとはどのような車なのかについて詳しくご紹介します。

トヨタの最高級モデル

センチュリーの歴史は古く、1967年から生産が開始されています。他の量産車とは違ったラインで製造されており、熟練の職人の技術によって多額のコストをかけて作られています。

1967年に発売された初代モデルは実に長期間にわたって製造され続けており、なんと1997年まで製造が続けられていました。もちろん、マイナーチェンジは何度も行われていますが、フルモデルチェンジを行わないまま30年にわたって製造が続けられるというケースは非常に珍しいです。

この初代モデルのコンセプトはアメリカ製高級車の模倣ではなく伝統的な日本の美をモチーフとした日本車というもので、独特なテイストのデザインが採用されています。フラッグシップモデルとして惜しみなくコストをかけて製造されており、初代モデルからその構造は非常に複雑なものとなっていました。そのため、整備が非常に難しいモデルとしても知られていました。

一時期は販売時に定期的なメンテナンスを受けられるかどうかを審査することもあったほどで、その噂が広がって「センチュリーは購入者が審査される」とい都市伝説を生みました。この初代センチュリーは、当時の佐藤栄作首相の公用車として納入され、これ以降センチュリーが内閣総理大臣専用車として使用され続ける始まりとなりました。

2代目モデルが登場したのは1997年です。一般的に車のフルモデルチェンジというとデザインが一新されるケースが多いでが、この2代目センチュリーではほとんどデザインの変更が行われませんでした。そのため、見た目だけでは初代の後期型との区別がつきにくかったほどです。とはいえ、内部のメカニズムには最新技術投入され、走行性能や車内の快適性などが大きく向上しています。この2代目モデルから官公庁での使用を見込んだ天然ガス仕様車も登場しています。

現行モデルにあたる3代目モデルが登場したのは2018年です。前回のフルモデルチェンジではデザイン面に大きな変更は行われませんでしたが、3代目モデルでは一気に近代的なデザインに変更されました。しかし、センチュリーらしい日本風テイストなどはしっかりと残されています。ボディサイズも拡大されました。

この3代目センチュリーは2019年の祝賀御列の儀で使用されたことでも注目されました。この日のためにパレード用オープンカー仕様にされています。また、3代目センチュリーも2020年から内閣総理大臣専用車として納入されました。

皇室でも使用される純国産最高級車

センチュリーは皇室で使用される車としても知られています。皇室には複数台のセンチュリーが用意されており、公務用とその他の用途で使用するものとで分けられています。

先ほどもご紹介した通り、センチュリーは内閣総理大臣専用車としても使用されています。文字通りに日本のトップが乗る国産高級車の王様的な存在であると言えるでしょう。

圧倒的な高級感

センチュリーにはいくつかの特徴がありますが、まず目を惹くのは圧倒的な高級感です。高品質な素材が使用されているのはもちろんのこと、塗装などの仕上げも熟練の職人の手によって行われているので、質感が他のモデルとはまったく異なっています。

また、多くのパーツがセンチュリー専用のものとなっている点もポイントです。ありとあらゆる点で一切妥協をしない本物の高級車となっています。

後部座席の快適性を最重要視した設計

センチュリーで最重要視されているのは後部座席の快適性です。冒頭でもご紹介しましたが、センチュリーは運転手にハンドルを任せてオーナーは後部座席で過ごすというスタイルが一般的です。そのため、後部座席の快適性を徹底的に追求して開発されています。

電子制御式のサスペンションなどを採用することで振動を最小限に抑えるのみでなく、静粛性にもこだわっています。そのため、時には車が走行していることを忘れてしまうほどです。

センチュリーは実用車になり得る?

≪写真提供:response≫トヨタ センチュリー

センチュリーはトヨタの最高級車であり、基本的には日常の足として使用するタイプの車ではありません。しかし、センチュリーを自分の手で自由に操り、実用車として使用したいという方もいるでしょう。

そこで、ここではセンチュリーは実用車になり得るのかという点について考えていきましょう。

ワイドなボディには慣れが必要

もともとセンチュリーは大型セダンという分類でしたが、現行モデルでは全長も長く、よりワイドになっています。もちろん超大型車ではないので極端に運転が難しくなるわけではありませんが、ある程度の慣れが必要です。特に、普段は軽自動車やコンパクトカーなどに乗っている方の場合、最初は戸惑ってしまうかもしれません。

しかし、センチュリーは運転しやすさもしっかりと考えて設計された高級車。視界も広く安全機能も充実しているので安心してハンドルを握ることのできる車と言えます。

余裕のある走行性能

パワートレインには5LV8エンジンと高出力モーターを組み合わせたハイブリッドとなっています。ボディサイズの大きなモデルではありますが、それ以上のパワーを備えているので常に余裕を持った走行が可能です。

スポーツ走行を楽しむといったタイプの車ではありませんが、加速性能、高速走行性能にも優れています。

センチュリーの燃費

センチュリーを日常の足として使用するのであれば、気になるのは燃費でしょう。センチュリーの燃費はWLTCモードで12.4km/Lとなっています。

ハイブリッドなのに燃費が悪いと思われる方も多いかもしれませんが、5Lの大排気量エンジンを搭載した大型セダンであることを考えるとかなり優秀な数値であると言えるでしょう。もちろん、近年のエコカーと比較すると燃費はいいとは言えませんが、十分に実用車になり得る性能です。

センチュリーは日常の足になる?

センチュリーを日常の足として使用することは決して不可能ではありません。サイズの大きさを除けば特に運転しにくい要素はありません。さすがはトヨタの最高級車というだけあって、自分でハンドルを握る車としても十分に魅力的なモデルに仕上がっています。

実際にセンチュリーを購入して日常の足として自らハンドルを握っている人もいます。そのため、センチュリーの日常使いは決して非現実的なことというわけではありません。

ただし、価格は非常に高価で、メンテナンスなどにもかなりのコストがかかります。そのためセンチュリーを日常の足として購入することを検討するのであれば、維持費の面もしっかりと考える必要があります。

センチュリーの価格

≪写真提供:response≫トヨタ センチュリー

センチュリーの購入を検討する際に、もっとも気になるのは価格でしょう。そこで、ここでは現行モデルの新車価格と中古市場価格についてご紹介します。

センチュリーの新車価格

現行センチュリーの価格は18,254,545円(税抜)となっています。他のモデルとは文字通り桁の違う価格設定です。

税込みで2,000万円を超えるので、とても気軽に購入できるモデルであるとは言えません。しかし、細かい作り込みや性能を考えるとこの価格は当然だと思わせられるのがセンチュリーの凄いところです。

トヨタ センチュリーの新車価格

CENTURY
18,254,545円

※情報は2021年5月現在 トヨタ公式サイトより
※価格はすべて税抜き価格です

センチュリーの中古車価格

前述の通り、センチュリーの新車価格は非常に高価で簡単には購入できません。しかし、中古であれば一気に身近になります。毎年何千台と売れる大衆車ではありませんが、非常に歴史が長いことから中古市場にもある程度の台数が出回っています。

特に台数が多いのが1997年に発売された2代目モデルです。初期のものは20年以上前のものになってしまいますが、車体価格100万円以下からでも購入可能です。現行モデルはほとんど中古市場には出ていないこともあって価格は1,000万円を超えます。

中古でセンチュリーを購入するのであれば高年式の2代目モデルがもっともお得感があるでしょう。現行モデルとはサイズもデザインも大きく異なってはいますが、むしろ2代目の方が「センチュリーらしい」と感じる方も多いようです。

現行センチュリーの購入を検討しているのであれば中古でもあまりお買い得感はありません。そのため新車の価格と比較しながら慎重に検討する必要があるでしょう。

まとめ

≪写真提供:response≫トヨタ センチュリーGRMN

センチュリーはトヨタの最高級セダンとして知られる名車です。他のモデルとはまったく違ったコンセプトで設計され、コスト度外視で生産されるまさに高級車と呼ぶに相応しい車に仕上げられています。それだけに新車価格はとても高価で簡単に購入できるものではないでしょう。

しかし、中古車市場をチェックすると比較的安価に購入できるチャンスがありますので、チェックしてみましょう。

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