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【超お買得】マツダの中古車ガイド、おすすめ車種3選!

【超お買得】マツダの中古車ガイド、おすすめ車種3選!

クルマは欲しいけど、新車は高いし・・・と思っているアナタ!大丈夫です!我々にはマツダの中古車があります!マツダのクルマはデザインがカッコいいので、古いクルマには見えない!という素晴らしいメリットがあります!一緒にお買い得なマツダの中古車を探していきましょう!

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マツダ車は、いつまでもカッコいい!

《撮影 太宰吉崇》マツダ RX-VISION コンセプト

マツダの中古車の魅力、それは、いつまでもカッコいい事!

中古車と言っても、安くはありません。安くない買い物だったら、どうせならカッコいいクルマが欲しいですよね。見た目が古くて、ぱっと見で中古車ってわかるクルマも嫌ですよね。

その点、マツダのクルマは大丈夫!マツダは日本で一番クルマのデザインに拘っているメーカーだから、どのマツダ車でもカッコいい!

しかも、マツダのクルマは、自動車の本当の美しさを追求しているから、時間が経っても古臭く見えません。

中古車に見えなくて、しかもお値段もお買い得となれば、もうマツダの中古車を買わない理由はありませんね!

マツダの車種別中古車情報!

4代目デミオとマツダ2|コンパクトカーをお探しならコレ!

《画像提供:Response 》マツダ・デミオ(4代目)

コンパクトカーをお探しなら、4代目デミオにしましょう!

4代目デミオの特徴は、なんと言ってもカッコいい事! キリッ!と引き締まったスタイリングは、アクセラやアテンザ等のマツダ車共通のコンセプトによってデザインされていて、コンパクトカーとは思えない存在感があります。

インテリアのデザインもカッコよくて、2014年の発売当時はコンパクトカーの水準を大きく超えるインテリアの質感が話題になりました。

走りにこだわるマツダらしく、コンパクトカーの常識だったアクセルペダルがタイヤハウスを避けて左側にずれて配置される「ペダルオフセット」を廃止し、アクセラやアテンザと同等のドライビングポジションが取れるように設計されています。

エンジンは、発売当初は1.3L自然吸気ガソリンエンジンに加え、新開発の1.5Lターボディーゼルをラインナップしました。1.5Lターボディーゼルエンジンは出力こそ105psと控えめだったものの、最大トルクは実に250Nm。2.5Lの自然吸気ガソリンエンジンと同等のレベルに達していました。

250Nmのトルクでコンパクトカーのデミオを走らせると、その動力性能は余裕たっぷり。特に高速道路では他のガソリンエンジン搭載のライバルとは比較にならない余裕をもったドライブが可能でした。

しかも、燃費性能も優秀で、1.5Lターボディーゼルのマニュアル車仕様の燃費は30km/Lを超え、ハイブリッド車にも負けない数値を達成しています。

この様に、多くの特徴を持ったデミオは非常に高く評価され、2014-2015年の日本カー・オブ・ザ・イヤーを獲得しました。

《撮影 雪岡直樹》マツダ デミオ ミッド・センチュリー

デミオの中古車をお探しなら、そのクルマが発売された時期に注意する必要があります。何故なら、デミオは常に新しい技術が投入され続けたクルマで、製造された時期によって装備がいろいろと異なるからです。

2015年12月改良モデルでは、ディーゼルエンジンモデルに「DE精密過給制御」という新しい制御プログラムが導入され、ドライバビリティが改善されました。こちらは、制御プログラムの更新のみのため、それ以前に発売されたモデルにも適用できるようです。ハードウェア的には、エンジンのノック音を抑制する「ナチュラル・サウンド・スムーザー」が導入されました。

2016年10月改良モデルでは、G-ベクタリング コントロールと呼ばれる、ドライバーのハンドル操作に応じてエンジンの駆動トルクを緻密に変化させることで、横方向と前後方向の加速度を統合的にコントロールする制御技術を全車に標準装備しました。G-ベクタリング コントロールの搭載でクルマの挙動がより滑らかになり、よりスムーズなドライビングを実現しています。

また、安全装備も、アダプティブ・LED・ヘッドライト(ALH)、ブラインド・スポット・モニタリングシステム(BSM)、車線逸脱警報システム(LDWS)がセットになった、メーカーセットオプション「セーフティパッケージ」をほどんどのグレードで選択できるようになりました。

さらに、スマート・ブレーキ・サポート(SBS)、マツダ・レーダー・クルーズ・コントロール(MRCC)、スマート・シティ・ブレーキ・サポート[後退時](SCBS R)、リアパーキングセンサー(センター/コーナー)、ドライバー・アテンション・アラート(DAA)がセットになった「セーフティクルーズパッケージ」も上級モデルで選択可能となり、上級車種であるアテンザとほぼ同じ安全装備を搭載できるようになりました。

《撮影 雪岡直樹》マツダ デミオ ミッド・センチュリー

2017年4月改良モデルでは、今まではオプション設定だった、スマート・シティ・ブレーキ・サポート[前進時](SCBS F)」、AT誤発進抑制制御[前進時](AT車のみ)、「ブラインド・スポット・モニタリング(BSM)」、「リア・クロス・トラフィック・アラート(RCTA)」の4点を全グレードに標準装備とし、安全装備をさらに充実させました。

2017年10月改良モデルでは、自動ブレーキを歩行者認識能力が追加された、アドバンスド・スマート・シティ・ブレーキ・サポート(アドバンスドSCBS)にアップデートして全車標準装備としました。

車線逸脱警報システム(LDWS)と「ハイビーム・コントロール・システム(HBC)」「スマート・シティ・ブレーキ・サポート[後退時](SCBS R)」、リアパーキングセンサー(センサー/コーナー)も新たに全車に標準装備となり、当時のコンパクトカーとしては最高水準の安全装備を標準で搭載するモデルとなりました。

2018年8月改良モデルでは、ガソリンエンジンの排気量が1.3Lから1.5Lに拡大され、動力性能が向上しました。

2019年7月には車名を「デミオ」から「マツダ2」に変更しました。車名は変わりましたが、フルモデルチェンジされた訳ではなく、実質的にデミオの継続販売となっています。

社名変更に併せて、車両総合制御技術のG-ベクタリング コントロールがG-ベクタリング コントロール「プラス」にアップデートされました。また、アダプティブ・クルーズコントロールのマツダ・レーダー・クルーズ・コントロール(MRCC)も、車両停止までをサポートする全車速対応にアップデートされています。

中古車徹底ガイド!

4代目デミオ&マツダ2の中古車の流通量は豊富です。

2014年から発売されているモデルなので、幅広い価格帯から中古車を選ぶ事が出来ます。デミオはほぼ毎年、何らかの改良が行われていますので、どの年式のモデルにはどんな装備がついているのか、細かくチェックする必要があるクルマになっています。

今まで、各年次における改良点をしつこく書いてまいりましたが、デミオはそれだけ多数の改良が繰り返されたクルマで、同じデミオでも年式によってメカニズム的には大きく改善されている点が多い、と言う点にはご注意下さい。特に、安全装備については年式が新しくなるほど性能が大きくアップデートされていますので、要確認です。

2015年モデルであれば、100万円以下でガソリンモデルとディーゼルモデルの両方を選択する事が出来、流通量も多いので選択肢は多様です。

メカニズム的には、2017年10月改良モデル以降がおすすめ。理由は、自動ブレーキの性能が大幅にアップして、歩行者を認識する能力が追加されているからです。その他の主要安全装備もほとんどが標準装備されていて、コンパクトカーとしては最高水準の安全性能となっています。

2017年10月改良モデルが実際に登録され始めた2018年モデルの中古車については、130万円ぐらいからの価格設定になっていて、やはり2015年モデルに比べて割高にはなっています。転ばぬ先の杖として安全装備が充実したモデルを選ぶのか、あるいはコスパを優先するのか、よく考えれてからお選びになれば良いと思います。

ガソリンモデルについては、2018年8月モデルからエンジンの排気量が1.5Lに拡大されています。従来の1.3Lでは少し物足りないと感じられた動力性能、特に低速トルクが大幅に向上して、イキイキと走れるようになりました。ガソリンモデルで動力性能に余裕の欲しい方は、1.5Lモデルを選択される事をおすすめします。

《画像提供:Response 》マツダ・マツダ2

マツダ2の中古車は全て2019年以降発売となりますが、修理歴無しのモデルでは130万円からと、デミオの2018年モデルとそれほど変わらない価格水準となっています。

マツダ2になって、フロントシートの構造が変更されて座り心地が良くなっていたり、インフォティメントシステムであるマツダコネクトが「Apple Carplay」や「Android Auto」に対応するなど、地味な改良が加えられていますので、それらが気になる方は、価格がデミオとそれほど変わらないのであればマツダ2を選ぶという選択肢もあります。

また、街中を走る機会が多く、トップ・アンド・ゴーの交通環境で走る事が多い方は、車両が停止するまでをカバーする全車即対応にアップデートされたマツダ・レーダー・クルーズ・コントロール(MRCC)を装備した車両をお探しになるのもいいかもしれません。渋滞している際の運転が格段に楽になりますから。

初代 CX-5|ターボディーゼルパワーは健在!

《画像提供:Response 》マツダ・CX-5(初代)

CX-5は、日本の自動車マーケットに衝撃を与えた一台でした。その衝撃とは、「ディーゼル・ショック」。

厳しい排気ガス規制のため、長らく日本の乗用車市場から姿を消していたディーゼルエンジンを、マツダは初代CX-5で復活させました。

スカイアクティブ・ディーゼルと名付けられた2.2L 直列4気筒ターボディーゼルエンジンは、クリーンな排気ガスでありながら、175ps/420Nmを発揮しました。420Nmの大トルクの威力は絶大で、豪快な発進加速は試乗した途端に多くのユーザーの心を捉えました。

一方、高速道路を巡航すれば、新開発の高効率6速ATの効果で20km/Lに届くほどの燃費性能を発揮。パフォーマンスと燃費性能を両立したディーゼルエンジンは、ユーザーから熱い支持を得て、CX-5の販売台数の8割がディーゼルモデルとなりました。

日本の自動車市場に衝撃を与えたCX-5は大ヒットモデルとなり、2012年に日本で最も売れたSUVに輝きました。また、2012-2013年の日本カーオブザイヤーも受賞し、リーマンショックでどん底だったマツダの業績急回復を象徴するモデルとなりました。

《画像提供:Response 》マツダ・CX-5(初代)

初代CX-5は、最近のマツダ車と同じく、細かい改良が何度も行われたモデルとなっています。

2012年2月モデルでは、エンジンのラインナップは2.0L ガソリンエンジンと、2.2L ターボディーゼルの2種類でした。変速機は、全車種新開発のスカイアクティブ・ドライブ6速ATとなっていて、MTモデルは選択できませんでした、

駆動方式はFFと4WDを選択可能。4WDはCX-5に併せて開発された新方式の駆動制御が採用されていました。新しい4WDは、ワイパーの動作状況や搭載した様々なセンサーの情報をECUが常にモニタリングし、路面状況が悪くなったらクルマがそれを自動的に感知・判断して即座に後輪に駆動力を伝える、という先進的なシステムになっていました。

他社のオンデマンド方式の4WDが、前後輪の駆動差=スリップが発生したら後輪に駆動トルクを伝えるオンデマンド方式なのに対し、クルマが判断して滑りそうな状況になったらクルマがそれを自動的に感知して、事前に前後輪に駆動力を伝えるマツダの4WDシステムは、きめ細かな駆動力制御で悪路走破性と燃費性能を高いレベルで両立しています。

《画像提供:Response 》マツダ・CX-5(初代)

2012年12月モデルでは、新たにドライバーの意思でキックダウン変速を可能にするキックダウンスイッチを全車標準装備としました。また、マツダのイメージカラーである「ソウルレッドプレミアムメタリック」を有償オプションで選択できるようになりました。同じ2012年式でも改良型があるので、中古車購入の際は注意が必要です。

2013年9月モデルでは、新たにガソリンエンジンに2.5Lモデルが追加されました。これで、エンジンラインナップは2.0Lガソリン、2.5Lガソリン、2.2Lターボディーゼルの3種類となり、選択肢が増えました。

安全装備では、自動ブレーキのスマート・シティ・ブレーキ・サポート(SCBS)をグレードを問わず、全車に標準装備としました。また、上級グレードではハイビーム・コントロール・システム(HBC)と車線逸脱警報システム(LDWS)がオプションで選択できるようになりました。

《画像提供:Response 》マツダ・初代 CX-5 2015年改良モデル

2015年1月にマイナーチェンジを実施。外見は、フロントグリルのデザインが格子状から水平基調のフィンが並ぶデザインとなり、マツダのシンボルであるシグネチャーグリルもより立体的なデザインに変更されました。19インチアルミホイールも、切削加工の新デザインに変更されています。

メカニズム的には、新構造の前後ダンパー、フロントロアアームのブッシュ形状最適化などにより、スムーズでフラットな質感高い乗り心地を実現。また、NVH性能の向上を図り、高速走行時に車内に伝わる騒音を従来比約10%低減しています。また、全グレードで、パーキングブレーキが電動パーキングブレーキ(EPB)に変更されています。

今まで社外ナビの装着前提だったインフォティメントシステムは、新たに「マツダ コネクト」を新規に採用。カーナビゲーションやオーディオのコントロールを、コマンダーコントロールと呼ばれるコントロールスイッチで一元操作できるようになりました。

安全装備では、国内メーカー初となるLEDアレイ方式グレアフリー(防眩)ハイビームを備えた新世代ヘッドライトシステム「アダプティブ・LED・ヘッドライト(ALH)」を搭載。また、従来の「リア・ビークル・モニタリングシステム(RVM)」の検知範囲を広げ、側方から接近する車両も検知する「ブラインド・スポット・モニタリング(BSM)」、後退時に接近する車両を検知して警告する「リア・クロス・トラフィック・アラート(RCTA)」機能を採用等、従来モデルに比べて機能を大幅に充実させています。

また、アテンザには設定されていたマツダ・レーダー・クルーズ・コントロール(MRCC)と呼ばれる、車速30〜100km/hで作動する、前を走るクルマとの車間距離を維持できるアダプティブ・クルーズコントロール機能も選択できるようになりました。

初代CX-5のハードウェア的なアップデートは2015年1月モデルが最後となっていて、2017年2月には2代目CX-5がデビュー。初代CX-5は世界的に大ヒットしたマツダを代表するSUVとなり、その役目を終えました。

中古車徹底ガイド!

《画像提供:Response 》マツダ CX-5 2015年1月モデル Lパッケージ内装

CX-5の中古車を買うなら、できればマイナーチェンジ後の2015年1月モデルを狙いたいところ。理由は、安全装備が大幅にアップデートされている事と、マイナーチェンジ前モデルよりも確実に様々な点が改良されているからです。

エンジンは、圧倒的にディーゼルがオススメ。絶対的な動力性能がガソリンエンジンとは全く違います。ただし、街中をちょこちょことしか乗らないような乗車パターンの方は、ガソリンモデルを選んだほうが賢明です。

CX-5のディーゼルエンジンには、エンジンが排出するススを浄化するための「DPI」というフィルターが装着されていますが、このフィルターはススを燃焼して処理するため、ある程度の距離を連続して走行しないとススの燃焼が完了せず、ススがつまってしまってフィルターに不具合が発生する可能性があります。

毎日ある程度の距離を走る方であれば、ディーゼルモデルのアダプティブクルーズコントロール=MRCC付きのモデルを選択すると良いでしょう。ディーゼルエンジンは燃費もいいし、軽油はガソリンよりも安くお財布にも優しいので、長距離を走る人はディーゼル一択です。アダプティブクルーズコントロール付きであれば、長距離ドライブでの疲労を確実に軽減してくれます。

2021年4月現在でマイナーチェンジ後の2015年1月モデルでは、170万円ぐらいからディーゼルエンジン搭載のXDグレードが流通しています。Lパッケージになるとシートがレザーシートになりますので、よりラクシュリーな雰囲気が楽しめます。価格差がそれ程ないのであれば、最上階グレードのXD Lパッケージを狙うのも有りでしょう。

4WDについては、CX-5に搭載のマツダの4WDシステムはFFと比べた場合の燃費悪化幅が少ないと言う特徴がありますから、こちらも価格差が少ないのであれば4WDを選択するのも良い選択です。ディーゼルエンジン+4WDのモデルであれば、長距離も悪路も走れる万能車としてあらゆるシーンで活躍してくれる事間違いなしです。

《撮影 太宰吉崇》マツダ CX-5 2015年1月モデル 純正19インチホイール

ホイールについては、純正の19インチアルミホイールのデザインはカッコいい!でも、19インチタイヤは、同じく純正で設定されている17インチタイヤよりもタイヤの価格が高いので、購入の際にはタイヤの溝の残りもチェックしましょう。19インチモデルはクルマ自体は安く買えたけど、すり減ったタイヤを交換する時に思わぬ出費となってしまった、という可能性もあるので注意が必要です。

コスト重視!と言う方であれば、2015年1月モデル以前の個体を選ぶ選択肢もあります。その場合、100万円近辺でディーゼルモデルを買うことが出来ます。

ただ、車齢が最低でも9年以上経っているクルマであるのと、ディーゼルエンジンはエンジンオイルの交換等をきちんと行わないとコンディションが崩れてしまう事があるため、オイル交換等の整備がきちんとされてきたのか、整備記録で確認できる個体を選ぶ事をオススメします。

また、2012年12月モデル以前の個体にはマツダのイメージカラーである「ソウルレッドプレミアムメタリック」が設定されていません。レッドの個体を選ぶ場合、2012年12月モデル以前のレッドは、彩度が低くてどちらかと言うと「小豆色」のような雰囲気になっていますので、その点も実車をみて確認する事をオススメします。

3代目アクセラ スポーツ|あらゆる意味で丁度いい!

《画像提供:Response 》マツダ 3代目アクセラ スポーツ

5ドアハッチバックは、どんな用途にも使える万能なボディタイプだと言えます。乗車定員の人間を乗せた場合でもある程度のラゲッジスペースは確保されていますし、リアシートをたためばワゴン並みの大容量の空間が荷室として使えます。日常の様々なシーンで最も使い勝手が良いのは、5ドアハッチバックなのです。

3代目アクセラ スポーツは、マツダのグローバルな基幹車種として開発された5ドアハッチバックで、2013年11月に発売されました。3代目アクセラ スポーツは、新世代のマツダ車を象徴する魂動デザイン、スカイアクティブ・テクノロジー、マツダコネクトの3種の神器が全て投入された、マツダとしても画期的なモデルでした。

全長4.5m以下、全幅1,8m以下という、日本の道路環境にジャストフィットするボディは、魂動デザインのコンセプトで磨き上げられたスタイリッシュなもので、ぱっと見でカッコよく、他の日本車との違いを感じさせました。

《画像提供:Response 》マツダ 3代目アクセラ スポーツ

メカニズム的には、スカイアクティブGとマツダが呼称するガソリンエンジンが2Lと1.5Lの2種類、スカイアクティブDと呼ばれるディーゼルエンジンは2.2Lの1種類の経3種類のパワーユニットが選択できました。

ボディの構造を根本から設計し直した軽量・高剛性のスカイアクティブ ボディと、ロックアップ領域の広い高効率なスカイアクティブ ドライブ 6速ATも搭載され、スカイアクティブテクノロジーが全て投入された意欲作となっています。また、6速MTも選択でき、マニアックなドライバーにもアピールしました。

アクセラ スポーツのベーシックモデルは、スカイアクティブG搭載の1.5Lガソリンモデルでした。1.5Lガソリンエンジンは、111psと14.7kgmを発揮し、低速域はややアンダーパワーを感じるものの、それなりに回転を上げれば高効率な6速ATとのマッチングも良好で、キビキビ走れるクルマに仕上がっています。

2Lガソリンモデルは155psと20kgmを発揮し、相当速い動力性能を確保していました。タイヤも18インチが標準装備となり、ワインディングロードでも不足のないサスペンションセッティングが与えられていました。

しかし、アクセラスポーツの最強モデルが2Lガソリンモデルと言う訳ではありません。175psと42.8kgmという極太トルクを発生する2.2Lターボディーゼルエンジンを搭載したモデルも用意されていたからです。2.2Lターボディーゼルエンジンは大柄なSUVのCX-5でも豪快に加速させる能力を持ったエンジン。

それを軽量なアクセラスポーツに詰め込んだんですから、完全に「ホットハッチ」と呼べる過激な動力性能を持つモデルになりました。ターボディーゼルモデルでも6速MTが選択できたので、その気になれば豪快に速いし6速MTを駆使すれば徹底的なエコランも出来ると言う、ジキルとハイドのような両極端な性格が一つのクルマのなかで共存している面白いモデルに仕上がっていました。

《撮影 井元康一郎》マツダ『アクセラスポーツXD』

アクセラスポーツも新世代マツダ車の例にもれず、2013年のデビューから2019年にマツダ3にバトンタッチするまでの6年間の間に、かなり細かいアップデートが施されています。中古車を買う際は、何年式のモデルでどんな装備が追加されたりアップデートされたりしているのかをきちんと確認しないといけないのは、他の新世代マツダ車と共通です。

3代目アクセラスポーツの発売は2013年11月。発売当初は1.5Lと2Lのガソリンエンジンと、2.2Lターボディーゼルエンジンが選択できました。

2014年8月モデルでは、1.5Lガソリンモデルでも2Lガソリンモデルと同等の、中高速域で作動するスマート・ブレーキ・サポート(SBS)、約30~100km/hの範囲で自動追従走行を可能にするマツダ・レーダー・クルーズ・コントロール(MRCC)、走行時に必要な情報を表示して視線移動や焦点調節を最小限にするアクティブ・ドライビング・ディスプレイなどの先進安全装備を選択できるようになりました。

また、時速30km/hで作動するスマート・シティ・ブレーキ・サポート(SCBS)と、AT誤発進抑制制御、自動防眩ルームミラーを全グレードで標準装備とし、安全装備を充実させました。

2015年5月には、マツダコネクトのアップデートキャンペーンを開始。マツダコネクトは、カーナビゲーションやオーディオのコントロール等を統合した、当時の国産車としては先進的なインフォティメントシステムでしたが、ハンガリー製のOSを採用した事でカーナビゲーションの性能が決定的に不足しており、多くのユーザーから改善要請が寄せられていました。

そこで、2015年5月からカーナビゲーションのソフトを日本製のものにアップデートするサービスキャンペーンを行い、ナビゲーション性能を大幅に向上させています。

2015年8月モデルでは、走行中に後側方から接近する車両をドアミラー内に警告表示させるブラインド・スポット・モニタリング(BSM)と、駐車場などで後退する際に接近する車両を検知してドライバーに知らせるリア・クロス・トラフィックアラート(RCTA)を大部分のモデルに標準装備とし、安全装備をさらに充実させました。

《撮影 宮崎壮人》マツダ アクセラ 改良新型(SKYACTIV-D 1.5)

2016年7月モデルではマイナーチェンジを実施。エンジンラインナップから2Lガソリンエンジンが姿を消し、新たに1.5Lターボディーゼルが追加されました。これにより、エンジンラインナップは、1.5Lガソリン、1.5Lターボディーゼル、2.2Lターボディーゼルの3種類となり、アクセラスポーツは一つのモデルで排気量の異なる2つのディーゼルエンジンを持つ珍しい国産車となりました。

1.5Lターボディーゼルは、デミオやCX-3に既に搭載されていたエンジンで、105psと27.5kgmを発生し、低速域からの力強い加速と高速巡航時の余裕を両立させていました。燃費性能は2Lガソリンよりも良好で、経済性がアップしました。また、ナチュラル・サウンド・スムーザーやナチュラル・サウンド・周波数コントロール等の静粛性向上技術が投入され、非常に静かなエンジンとなっています。

シャシーでは、G-ベクタリング コントロールが新たに採用され、走行安定性を高めています。

安全装備は、新たに歩行者感知能力を持ったアドバンスト スマート・シティ・ブレーキ・サポート(アドバンストSCBS)を装備。自動ブレーキの性能が大幅にアップしました。また、交通標識を認識しヘッドアップディスプレイに表示する交通標識認識システム(TSR)、アダプティブ・LED・ヘッドライト(ALH)を新たに採用されました。

安全装備の改良の結果、国土交通省と独立行政法人自動車事故対策機構(NASVA)が行う2016年度の自動車アセスメント予防安全評価で、71点満点中70.5点という最高点を獲得し、最高ランクの「ASV++」に認定されました。

《撮影 宮崎壮人》マツダ アクセラ 改良新型(SKYACTIV-D 1.5)

2017年8月モデルでは、アドバンストSCBS、AT誤発進抑制制御、レーン・ディパーチャー・ウォーニング・システム(LDWS)を全グレード標準装備とし、安全装備をさらに充実させました。360°ビュー・モニターもマツダ車で始めてオプション設定。

さらに、2代目「ソウルレッドプレミアムメタリック」と言える「ソウルレッドクリスタルメタリック」をオプションカラーで選択できるようになりました。

3代目アクセラスポーツは、マツダの屋台骨を支えるモデルとして幾度もの改良を受けつつ、2019年5月24日に後継車の「マツダ3」がデビューした事で販売を終了。「アクセラスポーツ」というモデル名も3代目で終了となりました。

中古車徹底ガイド!

《画像提供:Response 》マツダ アクセラスポーツXD

アクセラスポーツの中古車選びは、幅広い選択が可能です。

まず、エンジンを何にするか?という選択肢が豊富です。パフォーマンス重視ならば2.2Lターボディーゼル一択ですし、経済性なら1.5Lターボディーゼル、バランス重視であれば1.5Lガソリンと、あなたのニーズに合わせて選ぶことが出来ます。

メカニズム的には、予算的に許せば2016年7月モデル以降を狙いたい。何故なら、自動ブレーキの性能が大幅にアップしていて、今までは轢いてしまっていたかもしれない歩行者を避けられる可能性が高くなっているからです。

人身事故を起こしてしまった場合の様々な社会・経済的なリスクを考えれば、転ばぬ先の杖として「アドバンスト スマート・シティ・ブレーキ・サポート(アドバンストSCBS)」が搭載されたモデルを選びたいと思います。

注意すべきは、2016年7月モデルでも全グレードにアドバンストSCBSが装備されている訳ではない事。中古車を選ぶ際には、アドバンストSCBSが装備されている個体なのかどうかをしっかりと確認してください。

2017年8月モデルからは、アドバンストSCBSが全グレード標準装備となっていますが、モデル末期になっていたため販売数が少ないようで、中古車市場にはあまり出回っていません。

2021年4月時点で、2916年7月モデルと思われる2016年新車登録の個体は、1.5Lガソリンの「15S」グレードが100万円近辺から販売されています。同じような価格帯で2015年や2014年に登録された個体が販売されていますが、その場合は迷わずに2016年登録モデルを選びましょう。

《撮影 平野敬久》マツダ・アクセラ 1.5L MT

2016年7月モデルでターボディーゼル搭載の「15XD」は、120万円前後が中心価格帯のようです。1.5ガソリンと1.5ターボディーゼルの価格差は新車時で約30万円でしたから、中古車になってもその価格差は埋まっていない、という状況です。動力性能に余裕を求める人、人や荷物を乗せる機会の多い人、長距離を走る人は1.5Lターボディーゼルモデルをオススメします。

一方、街中をちょこちょこしか乗らない方は、DPIフィルター浄化の問題がありますから、ガソリンモデルが最適です。

アクセラスポーツの場合は、1.5Lターボディーゼルモデル以外は6速ATと6速MTが選択できました。そのため、6速MT仕様も数は少ないですが流通していますので、マニュアルトランスミッションにこだわる方は、じっくり探してみるのもいいでしょう。

クルマ好きなら思わず胸アツになってしまうモデルは、超極太トルクを誇る2.2Lターボディーゼルを搭載する「XD」グレード。XDでも6速MTが発売されていましたから、「ディーゼルなのに爆速」なホットハッチを手に入れる事ができます。

一番マニアックなのは、XD+6速MT+4WDの組み合わせ。雪道でもどこでもガンガン走れて、それでいて6速MTを駆使ししてエコランに徹すれば超燃費優秀車になってしまう、と言う2面性を楽しむ事ができます。

XDグレードはアクセラスポーツの最上級グレードで、最初からボーズサウンドシステムやレーダークルーズコントロール、さらにはサンルーフが標準装備されていたりと、いわゆる「フル装備」の何でも付いているモデルで、新車価格も300万円からの高額車。今ならそんなXDが150万円ぐらいから手に入りますので、マニアックなクルマなのに非常にお買い得です。

2016年7月モデル以前の中古車はさらにお買い得になっていて、「15S」グレードであれば2014年〜2015年登録の個体が60〜70万円程度から販売されています。

まとめ

《画像提供:Response 》マツダ・ビジョン・クーペ

マツダの中古車ガイド、いかがだったでしょうか? 各モデルの写真をご覧になられて、既に販売開始から7〜8年経っているとは思えない!と感じた方も多いのではないでしょうか?

スカイアクティブテクノロジーを搭載した、新世代のマツダ車は2021年の今でも通用する基本性能の高さを持った、しっかりしたクルマばかり。新年度となって、初めてクルマを買う人やもっと大きなクルマに買い替えたいと思っている方も多いと思います。

いつまでも古びないデザインの魅力をもつマツダの中古車を、是非ご検討してみて下さい!

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日産自動車株式会社(日産)は3月26日、「NV100クリッパー」、「NV100クリッパー リオ」の一部改良モデルを発表。「クリッパー バン」、「クリッパー リオ」へと車名を変更し、同日より発売しました。


【軽自動車販売台数ランキング】やっぱり“日本一売れてる”のはホンダ「N-BOX」!? 肉薄したスズキの「スペーシア」どうなったのか

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全軽自協(全国軽自動車協会連合会)が発表した2024年3月新車販売台数ランキングによると、1月にダイハツの不正問題による出荷停止の影響で「タント」「ミラ」「ムーブ」などダイハツ車が一気に順位を落としランキングに大きな影響を与えていましたが、出荷の再開により、ミラが少し順位を取り戻しました。しかし同車以外は未だランキングには戻っていません。また、これまでランキングに姿を見せなかったクルマもこの隙にランクインしています。


2024年GWの新幹線混雑日は後半の連休に!帰省ラッシュは5/3、Uターンラッシュは5/5・5/6がピーク

2024年GWの新幹線混雑日は後半の連休に!帰省ラッシュは5/3、Uターンラッシュは5/5・5/6がピーク

JR各社(東日本旅客鉄道株式会社、東海旅客鉄道株式会社、西日本旅客鉄道株式会社、九州旅客鉄道株式会社)より、2024年ゴールデンウィーク(GW)期間(2024年4月26日から5月6日の11日間)の4月11日時点の指定席予約状況が発表されました。2024年ゴールデンウィーク(GW)の新幹線はいつ混雑するのでしょうか。また昨年より利用者は増えるのでしょうか。


【新車販売台数ランキング】日本一売れてる“普通車”はトヨタ「カローラ」!? 日産「ノート」&ホンダ「フリード」も大健闘

【新車販売台数ランキング】日本一売れてる“普通車”はトヨタ「カローラ」!? 日産「ノート」&ホンダ「フリード」も大健闘

自販連(日本自動車販売協会連合会)が発表した2024年3月の新車販売台数ランキングによると、これまでは1月から首位をキープしているトヨタ「カローラ」が今回も1位となったほか、日産「ノート」が引き続き3位で好調な様子。また、ホンダ「フリード」や日産「セレナ」も上昇し2月に続き、トヨタ車の牙城を崩しています。


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