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カーリースと中古車はどっちがおトク?支払い額近し!メリット・デメリットで見極めよう

カーリースと中古車はどっちがおトク?支払い額近し!メリット・デメリットで見極めよう

近年人気上昇中のカーリースですが、メリットばかり宣伝で見るけど何か裏があるんじゃないの?と気になっている方も多いのでは。新車は手が届かないけど、カーリースならなんとかなるかも!とお思いの方でも、中古車もきっと一度は検討してみたはず。カーリースと中古車、どちらがどんなカーライフにぴったりなのか、メリットとデメリットを分析することでしっかり見極めていきましょう。

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新車は高すぎ?カーリースと中古車はお手軽カーライフの味方

カーリースの定額カルモくん調べ 中古車ローンの実態

近年の乗用車は、普及価格帯のものであっても自動ブレーキをはじめとする予防安全装備や、アダプティブクルーズコントロールをはじめとする運転支援機能が標準装備されることが一般的です。

例えばエアバッグも、運転席と助手席の前方だけではなく、サイドエアバッグやカーテンエアバッグなどまでフルセットで備わることは、もはや軽自動車であっても当然になりつつあります。

また、今時ではエアコンなどの快適装備を備えない新車は非常に稀なほか、ディスプレイオーディオを標準装備するなど、使い勝手の面でもどんどん進化が進んでいますよね。

これらの充実した機能や装備の結果、非常に快適かつ安全な自動車が実現されているわけですが、当然その充実っぷりは新車価格に影響を与えており、近年では軽自動車でも200万円を超えてしまうような新車価格が設定されているものもあるほどです。

高い安全性能や運転支援機能などに惹かれて最新の車が気になっているけれど、予算オーバーで手が出せない… そんな方もいらっしゃることでしょう。

そこで注目を集めているのが、新車と諸費用までひとまとめにしたリース料金を月々支払う「カーリース」。新車価格からリース期間終了後の残価設定分を差し引いた額を月割りで支払っていくプランが一般的なので、リース料金は比較的手が届きやすい価格となり、月々1万円で新車!などという広告でもおなじみです。

しかし、新車という点にこだわらないのなら、コスパの良いカーライフの味方といえば定番の中古車も、忘れてはいけない存在です。

メリットばかりが取り上げられがちなカーリースは、中古車と比べても断然お得なのでしょうか? 詳しく探っていきましょう。

そもそもカーリースってどういうサービス?

オリックス自動車 女性向けカーリースプラン

「カーリース」という言葉はよく聞くものの、あまり詳しくは知らない、それってローンとはどう違うの?とお思いの方も実は多いかもしれませんね。

近年急速にユーザーが拡大しているカーリースについて、まずは概要をご説明していきます。

頭金不要、諸費用や保険料まで込みで月々定額が定番!

《画像提供:Response 》カーリース展示 イメージ

一括で支払うにしろローンで支払うにしろ、新車の購入時にはある程度まとまった金額が必要となります。特にローンでは頭金の負担が重くのしかかってくる場合もありますよね。

カーリースは、基本的に頭金を不要としているプランも多く、月々のリース料金だけで新車に乗れるという点が大きな特徴です。

頭金をなくしてしまうと、分割で支払っていく車両価格が割高になりますので月々の支払額が高騰してしまいそうですが、カーリースではリース期間終了後に車をリース会社に返却することを前提として、下取り価格を残価として車両価格から差し引きした額を月割りすることが一般的です。そのため、月々の支払い額も現実的な価格帯にきちんと収まってくるというわけです。

また、カーリースでは、車両価格だけでなく、毎年支払う必要のある自動車税やメンテナンス料金などの諸費用分もひっくるめた額を支払っていくプランが一般的なので、その場合は車関連の出費が月々定額のリース代だけで収まり、家計の管理のしやすさにもつながります。

カーリース会社によっては特典も!ガソリン代値引きはうれしい

ガソリンスタンド イメージ

数年単位のリース期間の間、ユーザーとは長いお付き合いとなるカーリース会社だけに、リース契約に伴ってさまざまな特典を提供してもらえる場合も多くなっています。

カーリース提供会社にもよるものの、ガソリンスタンド系列のカーリースでは自社のスタンドで使えるガソリン代が値引きになるクーポンがもらえたり、カー用品店系列のカーリースなら店頭のカー用品が割引になるクーポンがもらえたりすることもあるようです。

月々の支払い額を抑えられるだけでなく、車関連の出費をさらにお得にできるクーポンまでもらえるとなると、カーリースのお得感が一気に光るような印象もありますよね。

その他にも、介護車両のカーリースに対応していたり、契約からごく短期間で納車してもらえる即納車の準備があったりと、各カーリース会社がさまざまな工夫を凝らしていますので、色々な会社をしっかり比較検討しておきたいところですね。

メリット・デメリットを調査!カーリースと中古車をどう選ぶ?

《画像提供:Response 》スズキ スペーシアギア

カーリースの基本がわかったところで、カーリースと中古車、どちらにどんなメリットとデメリットがあるのかをチェックしていきましょう。

どちらも強みもあれば弱みもあるので、ご自分のカーライフにはどちらがぴったりなのか、しっかりと判断しないと後々で後悔してしまう可能性もありそうです。

しっかりチェックして、検討の材料にしてみてくださいね。

カーリースのメリット:車関連の支払いが一定、新車に乗れる

カーリースの最大のメリットは、車関連の支払い額を一定に抑えられることではないでしょうか。高いお金を出して新車を手に入れても、毎年の自動車税、数年後には車検で大出費、定期メンテナンスの費用と、カーライフは突然の出費が頻発するものです。

それらがリース料金に織り込まれたプランのカーリースを選択しておけば、車関連の出費は毎月のリース代のみとなり、家計の管理も楽ですし心の余裕にもつながることでしょう。

また、当然ながら中古車は「新車」ではないので、好みの色や仕様、オプション装備などが揃ったお目当ての中古車を探すのはかなり骨が折れる作業であることも。

多くのカーリース会社では国産メーカーなら全車種のリースに対応していますし、オプション装備がパック装着されたリース車も用意されていたりと、お望みの仕様をしっかり実現できる自由度の高さは、新車をカーリースすることのメリットといえるでしょう。

カーリースのデメリット:カーライフに制限多数、総額では割高

カーリースの隠れたデメリットは、実は支払い総額でみるとお得とは言いにくいケースもあることです。リース契約時に設定される下取り価格が実勢よりも低めだったり、諸費用分にも金利がかかったりと、ローン購入していた方が割安になるケースもあります。

当然、カーリースならではのメリットを重要視するなら、支払い総額の差も納得できることと思いますが、カーリースなら無条件で安くなるんだ!と思い込んだまま契約してしまうと後悔してしまうこともありそうです。

また、残価が設定されているカーリースプランでは、リース期間終了後に車を返却する際の状態に制限があることもしばしばです。具体的には、年間走行距離が制限されていたり、アフターマーケットパーツの取り付けが制限されていたりといったことがあります。

それらの制限を守れなかったことで下取り価格が残価を下回ってしまった際は、別途精算が必要になってしまうこともあるので、この点でももしかすると割高になってしまうおそれがあります。

中古車のメリット:価格が割安、ローン購入でも金利負担低い

中古車のメリットは、やはり価格が新車よりも割安なことでしょう。近年の自動車は信頼性も向上しており、中古車だからといって無条件に壊れまくるようなことは稀ですし、中古車販売店などでは独自の保証制度を用意しているところも多く、安心のカーライフをリーズナブルに送れる点は大きなメリットです。

新車時では高飛車な価格設定だった車でも、一度中古車になるとグッと下がった価格設定となるのが一般的なので、新車では諦めていた上位グレードや上位車種にも手が届いてしまうかもしれませんね。

また、カーリースでは車両代金以外の余計な費用にも金利がかかってしまうとご紹介しましたが、中古車なら、ローンで購入した際に金利がかかるのは車両代金のみとなり、比べるとお得といえるでしょう。

年式や走行距離などの条件を緩めれば、新車をローン購入する際の頭金程度で十分に性能のよい中古車を一括で買えてしまうかもしれません。やはり中古車の価格の安さは最大の魅力ですね。

中古車のデメリット:状態は車それぞれ、諸費用で突然の出費も

中古車最大のデメリットは、中古車選びやお目当ての仕様を探すことが非常に面倒という点でしょう。新車なら自分で好きな仕様にどんどん設定を変えていける自由度があるものの、中古車では限られた在庫の中から探す必要があります。

どうしてもこだわりたい装備やグレードなどがあると、中古車探しも長期化してしまうこともあります。中古車とはいえ大きな買い物ですので、どうせなら妥協したくないところですよね。

また、お好みの仕様の中古車が見つかったとしても、それまでどのように使われてきたのか、修復歴はあるのか、車内の清潔さはどうかなど、状態がさまざまという点も中古車選びを難しくさせるポイントです。素人目線では細かな判断がつきにくい場合も多く、購入後に不具合が発覚するなどのトラブルも怖いところです。

また、カーリースと比較した際には、税金などの諸費用を個別に支払うのではなく月々のリース料金でまとめて支払えるという、カーリースの特徴が大いに光ります。中古車を購入した際には、年々および月々変動していく車関連の出費に気を揉んでしまうこともありそうです。

カーリースと中古車、結局どっちがあなたにぴったりなのか?

トヨタ アルファード

こだわりたいポイントに応じて、カーリースと中古車のどちらがカーライフにぴったりなのかは変わってきます。

どうしても新車に乗りたい!でも支払い額を抑えたい!とお思いなら、カーリースの月々の支払い額が魅力的に映る場合もあるでしょう。車にあまり詳しくない方なら、諸費用までリース料金に含まれているというわかりやすさを魅力に感じることもありそうです。

また、メンテナンスや車検までカーリース会社の拠点で対応してもらえることも多く利便性が高いですし、カーライフに役立つ特典が付与されていたりすることを重視する方にもカーリースはおすすめでしょう。

しかし、月々の支払額が比較的安いからといって、安さを目的でカーリースを選ぶと、支払い総額が思ったよりも節約できなくて後悔してしまうこともありそうです。

やっぱり新車は魅力的ではありますが、高年式で高機能な中古車でも新車価格からはググッと下げた中古車価格が設定されているものもあるので、根気強く理想の中古車を探せば、コストを大いに節約できるかもしれません。

またカーリースは、数年単位での契約が基本で、契約期間中の解約などは難しい場合がほとんど。中古車の購入ならばよりフットワークが軽く乗り換えなどもできますので、ライフステージの変化にも対応しやすそうです。

カーリースのメリットを重視するのか、中古車の安さを重視するのか、どちらがあなたのカーライフにぴったりなのかをまず考えてみると、どちらが最適か決めやすくなることでしょう。

まとめ

日産 キックス

カーリースと中古車、それぞれのメリットとデメリットについてご紹介してきました。

どうしても広告などではカーリースのいい面ばかりがアピールされがちですので、カーリースこそが最もお買い得な方法だ!と思ってしまいそうになることもありそう。しかし、メリットもあればデメリットもあるという点をしっかり認識しておきたいところですね。

ラインナップが膨大な中古車で、個性に応じた車をじっくり探すもよし。カーリースで出費管理をスマート化するもよし。どちらにしても、車があれば、あなたの日々がさらに充実すること間違いなしです。

よくある質問

カーリースってどういうサービス?

多くのカーリースプランでは、契約期間終了後の下取り価格を差し引いた車両価格に、税金や車検費用などの諸費用をプラスした価格を月額で分割し、支払っていくものとなっています。諸費用が月々の支払いに組み込まれることで、車関連の支払いが一定に抑えられるほか、頭金が不要なので新車も選びやすくなる点がポイントです。

カーリースってどんな車でも選べるの?

カーリース会社にもよりますが、国産車全車種を対象としているプランも多く、こだわりの車選びも実現しやすいことでしょう。また、カーリース会社によって、カーリース専用の特別グレードが設定されていたり、お買い得な特選車が用意されていたりと、選びやすさもさまざまです。

カーリースって中古車は選べないの?

カーリースといえば新車専門のイメージがあるところですが、中古車をリースするサービスも展開されているので、利用可能です。

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