2024年 ゴールデンウィーク(GW)の新幹線混雑日はこちら
2023年 ゴールデンウィーク(GW)の休みはいつから?
まずは、今年2023年のゴールデンウィーク(GW)のスケジュールから見ていきましょう。
2023年 ゴールデンウィーク(GW)の休みはいつから?
2023年のゴールデンウィーク(GW)は、4月29日の祝日からはじまり、5月1日・2日に平日を挟んで、土日とあわせて5連休となるスケジュール。5月1日・2日の平日にお休みが取れれば、最大9連休にすることもできます。
新幹線が混雑するピーク日は?過去傾向から予測
新幹線が混雑するピーク日は?過去傾向から予測
今年2023年のゴールデンウィーク(GW)における新幹線の混雑ピークはどの日になるのでしょうか。ここからは混雑する日を知るために、昨年のゴールデンウィーク(GW)の新幹線と在来線の利用状況を振り返ってみましょう。
■昨年の混雑日は?昨年のゴールデンウィーク(GW)の振り返り
昨年2022年は三連休が飛び石になる日取りであったため、間の平日(5月2日)にお休みを取得して、4月29日から連休を取得する方が多かったのか、JR東日本・JR西日本ともに下り列車は、前半の三連休(4月29日~5月1日)の初日が混雑のピーク日、上り列車は後半の三連休(5月3日~5月5日)の最終日が混雑のピーク日でした。
【JR東日本】2022年ゴールデンウィーク(GW)における指定席予約状況
【新幹線・在来線合計】
【JR西日本】2022年ゴールデンウィーク(GW)における利用ピーク日
【新幹線・在来線合計】
行き(下り):4月29日(金) 14.7万人
帰り(上り):5月5日(木) 16.6万人
昨年は三連休が二回と下り列車の混雑日が分散傾向にありましたが、昨年2021年のゴールデンウィーク(GW)の新幹線混雑予測記事でも紹介した一昨年の2021年の状況とあわせて見ると、ゴールデンウィーク(GW)の新幹線の混雑日は、一番長い連休の初日と最終日に乗車が集中する傾向が見て取れます。
■【混雑予測】2023年ゴールデンウィーク(GW)で新幹線が混み合う日は?
今年2023年のゴールデンウィーク(GW)の一番長い連休は、5月3日から5月7日の5連休になります。
上述の過去傾向から、今年2023年のゴールデンウィーク(GW)の新幹線は、下り列車で5月3日(水)が混雑のピーク、上り列車で5月7日(日)が混雑のピークになるでしょう。
【最新情報】JR各社発表の2023年ゴールデンウィーク(GW)混雑日をチェック
大型連休の新幹線の混雑状況は回復傾向
大型連休の新幹線の混雑状況は回復傾向
昨年2022年のゴールデンウィーク(GW)は3年ぶりに行動制限のない大型連休となりました。
NTTが行った調査によると、都道府県をまたぐ人の移動は、一昨年の2021年より3割増、新型コロナウイルスの感染拡大前の82%という結果でした。
対してJR東日本の指定席予約状況から見ると、昨年2022年のゴールデンウィークの予約席数はコロナ禍以前の27%と大きく低迷。新幹線での移動は感染防止の観点から控えられたことが見て取れます。
しかしながら、その後のお盆期間の予約席数はコロナ禍以前の60%、年末年始の予約席数は79%と、行動規制の緩和に伴い回復傾向にあります。
期間 | 期間中の予約席数 | 前年(2021年)との対比 | コロナ禍以前(2018年)との対比 |
---|---|---|---|
2022~2023年 年末年始 | 89万席 | 113% | 79% |
2022年 お盆期間 | 57万席 | 243% | 60% |
2022年 ゴールデンウィーク(GW) | 22万席 | 79% | 27% |
昨今の全国旅行支援などの観光需要喚起策も相まって、新幹線を利用する方の数も徐々にコロナ禍以前の状況に戻っています。
今年2023年のゴールデンウィーク(GW)は、マスク着用ルールなど行動規制も緩和が進んでおり、昨年はもとより直近に比べても、さらに混雑することが予想されます。
新幹線の指定席予約は乗車日1ヶ月前から!きっぷ予約はお早めに
新幹線の指定席予約は乗車日1ヶ月前から!きっぷ予約はお早めに
新幹線の指定席予約は、インターネット予約、駅窓口などすべての予約場所共通で、乗車日の1ヶ月前(前月の同じ日)の午前10時から。例えば、5月3日に乗車する場合は4月3日の午前10時から発売が開始されます。
混雑が予想される日の乗車は予約が殺到し、希望の時間・希望の座席での予約できないことも。特にご家族など複数人の座席を予約する必要がある方は、予約開始のタイミングにあわせ、早めの予約がおすすめです。
発売開始日より1週間前に予約可能!「事前申込サービス」
より座席確保の確率を上げたい場合には、発売開始日より1週間前に予約できる「事前申込サービス」も利用するのがよいでしょう。
こちらは発売開始日の1週間前からきっぷを事前申込できるサービスですが、あくまで「抽選へのエントリー」で、予約できたかはきっぷの発売日にメールで通知されるものなので、確実に座席が確保できるわけではありません。事前申込を「確実な予約」と誤認しないこと、また、JR各社によって申込可能な時間帯や抽選時間が異なりますので、ご利用の際はご注意ください。
【豆知識】指定席が取れなかった…そんなとき!自由席を確保するためのポイント
【豆知識】指定席が取れなかった…そんなとき!自由席を確保するためのポイント
今年のゴールデンウィーク(GW)は前述の通り、混雑が予想されますので、指定席予約のタイミングが遅れてしまうと、希望の時間・希望の座席での座席が予約できない場合もあるでしょう。
予約する座席位置は妥協できれば問題ありませんが、希望の時間で予約できない場合、旅行計画自体の変更が必要になることもあるかもしれません。また、どうしても時間を変えたくない場合には、自由席を確保したいところですが、ゴールデンウィーク(GW)の場合、自由席の通路まで乗客があふれてしまうことも。
指定席が満席の日は当然自由席の競争率も高く、確保できる保証はありませんが、自由席を確保するために覚えておきたいハウツーを紹介します。
■始発駅で列に並ぶ
混雑する日や時間帯に出発する新幹線の自由席は、始発駅ですでに埋まってしまうので、可能であれば始発駅まで移動して、始発駅で自由席の列に並ぶのがよいでしょう。
例えば、東京都から東海道新幹線で新大阪駅に向かう際、品川駅から乗車するのであれば山手線で10分ほどで始発駅の東京駅に移動できます。始発駅であれば自由席の乗車を待つ人の長さを見て、その列車に並ぶほうがよいか、次の列車の列に並ぶのがよいか、判断もしやすくなるのでおすすめです。
■乗車率が少ない時間帯の列車を選ぶ
休日の新幹線は一般的に7時台より乗車率が上がり、9時から11時台、15時から17時台が一番混雑する時間帯です。
新幹線の始発となる6時台の列車は比較的乗車率が少ないので、この時間帯の出発列車を選ぶことで自由席を確保しやすくなります。
■座席数の多い偶数号車に並ぶ
新幹線の車両は、奇数号車にトイレや洗面所が設置されています。 トイレや洗面所が設置されている分、座席に割くスペースがなく、座席数が少なくなっています。
例えばN700系では、自由席車両である1号車の座席数は65席、3号車の座席数が85席に対して、2号車の座席数は100席。奇数号車と偶数号車で15~35席の差があります。
在来線のように改札からホームへ向かう階段から一番距離が離れている1号車が空いていると思いがちですが、新幹線においては偶数号車を選ぶことで、奇数号車に比べると比較的自由席を確保しやすくなります。
まとめ
まとめ
4月29日からはじまる2023年のゴールデンウィーク(GW)に向けて、新幹線の混雑予測と指定席のきっぷの予約タイミング、そして自由席を確保するためのハウツーを紹介しました。
新型コロナウイルス感染拡大の第8波で迎えた年末年始でしたが、観光需要喚起策の活発化など行動規制の緩和も進み、新幹線の利用率も回復傾向にあります。
マスク着用ルールは緩和され、新型コロナウイルスも収束に向かう兆しが見えてきましたが、混雑する時期の外出においては、ご自身でも十分な感染対策を心がけたうえ、2023年のゴールデンウィーク(GW)を楽しんでください。
2023年のゴールデンウィーク(GW)渋滞予測はこちら
よくある質問
■2023年のゴールデンウィーク(GW)はいつからいつまで?
2023年のゴールデンウィーク(GW)は、4月29日の祝日からはじまり、5月1日・2日に平日を挟んで、土日とあわせて5連休となるスケジュール。5月1日・2日の平日にもお休みが取れれば、最大9連休にすることもできます。
■新幹線に乗る際にマスクは必要?
JR各社は2023年3月13日以降、列車内や駅構内でのマスク着用の呼びかけを止め「乗客個人の判断にゆだねる」としています。