トップへ戻る

【新車販売台数ランキング】2023年5月の1位はヤリスだが、実質はノア/ヴォクシーがスゴイ!?

【新車販売台数ランキング】2023年5月の1位はヤリスだが、実質はノア/ヴォクシーがスゴイ!?

自販連(日本自動車販売協会連合会)が発表した2023年5月の新車販売台数ランキングによると、トップはいつも通りトヨタのヤリスでしたが、同じくトヨタのノアとヴォクシーが順位を上げました。一方で日産 ノートが大きく減速しました。

[PR]本ページはプロモーションが含まれています
⏳この記事は約3~4分で読めます。


  • カービュー査定

2023年6月の新車販売台数ランキングはこちら

2023年5月はどんなクルマが売れた?

新型デリカミニが発売となるも、大きな新型車の発表・発売もなかった2023年5月。そんな5月はどのような順位変動があったのでしょうか。

1位は不動のヤリスだが…?

《画像提供:Response》〈写真提供:トヨタ自動車〉トヨタ ヤリス ハイブリッド Z(2WD)

1位にランクインしたのはいつも通りトヨタ ヤリス。ここでいうヤリスにはヤリスやヤリス クロスなどヤリスシリーズが含まれますが、相変わらずの人気ぶりです。

一方納車が始まり、順調に順位を伸ばし2位までつけたのが同じくトヨタのプリウス。なんとグレードによっては最大2年待ちのモデルもあると一部メディアで報じられており、こちらもかなり人気を博していることがわかります。プリウスはしばらく上位に残り続けるでしょう。

今回注目なのは、その順位を着実に伸ばしたトヨタ ノアとヴォクシー。ご存じの方も多いかもしれませんがこの2台は兄弟車であり、車名こそ違えど、外装などの仕様が違うだけでほとんど同じ車です。ノアが7077台、ヴォクシーが6913台で足し合わせると、ヤリスシリーズの1万2,714台を大きく上回る結果となっており、2台合わせて実質の1位と言っても過言ではありません。トヨタのミニバンの力強さがうかがえます。

ノートが大きく下落

《画像提供:Response》〈写真提供:日産自動車〉日産ノート

上位常連だったノートが5月ではその順位を一気に落とし、前年比も83.1%と販売に陰りが見えています。

現行モデルは2020年登場とそこまで時間はたっていません。また納期も4ヶ月待ちと報じられており、現在ではそこまで長いわけでもないことを考慮すると、生産の都合でもなさそうです。

2023年2月に実施された価格改定による価格の上昇が、販売に影響しているのかもしれません。

ノア/ヴォクシーが売れすぎ?

《画像提供:Response》〈写真撮影:宮崎壮人〉トヨタ ノア 新型(左)とヴォクシー 新型(右)

前述の通り、ノア/ヴォクシーが快進撃を見せていますが、ノア/ヴォクシーの台数を足し合わせた台数は、軽自動車1位のホンダ N-BOXよりもわずかに多く、ノア/ヴォクシー兄弟がすべての”車”の中で一時的にTOPに立ったと言える月になりました。

今後この立場を維持するのか、注目です。

2023年5月 乗用車ブランド通称名別順位

順位 前月順位 ブランド通称名 メーカー 台数 前年比
1(ー) 1 ヤリス トヨタ 12,714 102.5
2(↑) 4 プリウス トヨタ 9,233 476.2
3(ー) 3 シエンタ トヨタ 9,109 213.7
4(↓) 2 カローラ トヨタ 8,771 93.1
5(↑) 7 ノア トヨタ 7,077 260.2
6(↑) 10 ヴォクシー トヨタ 6,913 320.5
7(↑) 9 セレナ 日産 6,655 258.2
8(↓) 5 ルーミー トヨタ 6,405 83.1
9(↑) 12 アクア トヨタ 6,292 191.4
10(↓) 8 ハリアー トヨタ 6,193 194.3
11(↑) 13 フリード ホンダ 5,854 86.8
12(↓) 6 ノート 日産 5,585 84.3
13(↓) 11 ライズ トヨタ 5,205 142.5
14(ー) 14 ランドクルーザーW トヨタ 3,885 137.8
15(↑) 16 ソリオ スズキ 3,292 147.5
16(↑) 18 クラウン トヨタ 3,125 398.1
17(↑) 19 ヴェゼル ホンダ 3,109 122.4
18(↓) 17 フィット ホンダ 2,934 95.6
19(↑) 21 NX350H レクサス 2,125 381.5
20(↑) 28 ジムニーW スズキ 2,097 192.4
出典:https://www.jada.or.jp/

※軽自動車および海外ブランドの車種を除きます
※車種名は国産メーカーの同一車名を合算したものであり、海外生産車を含みます

2023年4月のランキングはこちら

【無料】ガリバーに中古車探しを依頼する

新車購入なら自動車ローンがおすすめ

新車購入なら自動車ローンがおすすめです。大きなメリットは、一括払いの重圧を感じず、お財布にやさしく車を手に入れられること。さらに、金利が低い場合、他の支払方法よりも賢い選択となることもあります。

自動車ローンを利用して車を購入する場合、まずはローン会社の比較が大切です。金利や手数料、審査のスピードなど、自分に合った会社を見つけましょう。

自動車ローン申込ランキング

  • カービュー査定

関連するキーワード


新車販売ランキング

関連する投稿


【新車販売台数ランキング】2023年7月のランキングの上位はすべてトヨタに!プリウスが好調

【新車販売台数ランキング】2023年7月のランキングの上位はすべてトヨタに!プリウスが好調

自販連(日本自動車販売協会連合会)が発表した2023年7月の新車販売台数ランキングによると、今回は先月奮戦して4位に食い込んだノートが一気に6位に下落し、上位6位まですべてトヨタ車という結果になりました。


【新車販売台数ランキング】2023年6月の1位はいつものヤリス! そしてノートの順位が回復

【新車販売台数ランキング】2023年6月の1位はいつものヤリス! そしてノートの順位が回復

自販連(日本自動車販売協会連合会)が発表した2023年6月の新車販売台数ランキングによると、今回は順位にあまり大きな変動はありませんでしたが、先月下落したノートが一気に回復したほか、相変わらずノア/ヴォクシーが人気ぶりを見せつけました。


【新車販売台数ランキング】2023年4月の1位はヤリス!新型プリウスとセレナにも注目

【新車販売台数ランキング】2023年4月の1位はヤリス!新型プリウスとセレナにも注目

自販連(日本自動車販売協会連合会)が発表した2023年4月の新車販売台数ランキングによると、トップはトヨタのヤリスで、新型プリウスと日産セレナが急上昇。また、ホンダ フリードとフィットは順位を落とす結果となりました。販売台数ランキングからその理由を考察します。


【新車販売総合】軽自動車販売台数ランキング 1月度

【新車販売総合】軽自動車販売台数ランキング 1月度

全国軽自動車協会連合会は2月6日、1月の軽四輪車通称名別新車販売台数(速報)を発表。ホンダ『N-BOX』が前年同月比9.5%増の1万9309台を販売し、5か月連続のトップでした。


大人気SUV!ホンダ、ヴェゼル、ヴェゼル ハイブリッド試乗した感想とは

大人気SUV!ホンダ、ヴェゼル、ヴェゼル ハイブリッド試乗した感想とは

ホンダは、『ヴェゼル』および『ヴェゼル ハイブリッド』の2016年度(2016年4月~2017年3月)販売台数が7万3583台となり、暦年に続き年度でも、3年連続でのSUV新車販売台数第1位を獲得したと発表した。


最新の投稿


日産の新型「ルークス」正式発表!"従来の軽自動車の常識を打ち破る"モデルに進化

日産の新型「ルークス」正式発表!"従来の軽自動車の常識を打ち破る"モデルに進化

日産は2025年9月19日、同社の軽スーパーハイトワゴン「ルークス」の4代目となる新型モデルを正式発表しました。5年ぶりの全面刷新となり、実際の発売は2025年秋の予定です。


セイビーの出張車検を徹底解説|特徴や流れ・料金を完全網羅

セイビーの出張車検を徹底解説|特徴や流れ・料金を完全網羅

車検は車を所有するうえで避けられない制度ですが、予約や持ち込み、長い待ち時間など「面倒」と感じる方も多いのではないでしょうか。そんな悩みを解決するのが、セイビーの出張車検です。国家資格を持つプロの整備士が自宅や職場に訪問し、点検から整備、車検の通過までを代行してくれ、ユーザーは当日、鍵を渡すだけ。本記事では、セイビーの出張車検の特徴や料金、流れを分かりやすく解説し、依頼前に確認すべきポイントまで網羅します。


三菱 新型「デリカミニ」正式発表!全面刷新で更に愛らしく進化

三菱 新型「デリカミニ」正式発表!全面刷新で更に愛らしく進化

三菱は2025年9月18日、2年ぶりの全面刷新を遂げ2代目となった新型軽スーパーハイトワゴン「デリカミニ」を正式発表しました。同年10月29日から全国の系列販売会社を通じ販売される予定です。


全年代の車中利用メディアはラジオが40.1%でトップ!各年代でメディア利用状況の違いが明らかに【オトナル調べ】

全年代の車中利用メディアはラジオが40.1%でトップ!各年代でメディア利用状況の違いが明らかに【オトナル調べ】

株式会社オトナルは、年代ごとの車中における利用メディア実態を調査し、結果を公開しました。


4割以上が夏場の車エアコン故障で「熱中症のような症状」を経験!約8割が熱中症や交通事故のリスクを意識【ジョイカル調べ】

4割以上が夏場の車エアコン故障で「熱中症のような症状」を経験!約8割が熱中症や交通事故のリスクを意識【ジョイカル調べ】

株式会社ジョイカルジャパンは、夏場に車(中古車)のエアコンが故障した経験があり、週1回以上車を利用する全国の車所有者を対象に、夏の車のエアコン実態調査を実施し、結果を公開しました。