800馬力を超えるハイパフォーマンス4ドアクーペ登場
《画像提供:Response》〈photo by Mercedes-Benz〉メルセデスAMG GT 63 S Eパフォーマンス・4ドアクーペ の改良モデル
メルセデス・ベンツ「AMG GT 4ドアクーペ」は、2019年に誕生した4ドアスポーツカー。メルセデスAMGのアイデンティティである、究極のハイパフォーマンスと、官能的なデザイン、快適な室内空間、4ドアの利便性を兼ね備えた“いいとこ取り”なモデルです。
2024年1月24日、そんなAMG GT 4ドアクーペに、新たなトップパフォーマンスモデルでPHEV(プラグインハイブリッド)モデルとなる「AMG GT 63 S E PERFORMANCE」が追加され、同日より発売されました。
AMG GT 63 S E PERFORMANCEでは、パワートレインに、最高出力470kW(639ps)、最大トルク900N・m を発揮する4.0リッターV型8気筒ツインターボエンジンに交流同期モーターとAMG自社開発の高性能バッテリー、それにAMGのパフォーマンス志向連続トルク可変配分四輪駆動システムの4MATIC+を組み合わせ搭載。
これによりシステム最高出力は620kW(843ps)、最大システムトルク1,400N・m以上となり、0-100km/h加速はわずか 2.9 秒、200km/h まで10秒未満、最高速度は315km/hと4ドアモデルとは思えない程のハイパフォーマンスを発揮します。
前述の交流同期モーターは、出力150kW(204ps)でリアアクスルに搭載されており、電動シフト式2 速トランスミッションおよび電子制御式リミテッド・スリップ・デフとともにコンパクトなエレクトリックドライブユニット(EDU)にまとめられています。
ドライブモードには「Electric(電動)」「Comfort」「Sport」「Sport+」「RACE」「Slippery(滑りやすい)」「Individual」の7つのモードを用意。
これらのドライブモードによって、駆動システムとトランスミッションのレスポンス、ステアリング特性、サスペンションの減衰特性、サウンドなど、主要なパラメーターが変更されます。
《画像提供:Response》〈photo by Mercedes-Benz〉メルセデスAMG GT 63 S Eパフォーマンス・4ドアクーペ の改良モデル
また、電気モーターのみで走行する場合は、車速に応じて変化する専用の低周波“AMGサウンド“を前後のスピーカーから車外に発することで、車両が近づいていることを外部に知らせます。室内でもわずかに聞き取ることができるようになっており、この”AMGサウンド“は約50km/hまで発生し、その後は少しずつ音量が小さくなっていくように設定されているといいます。
足回りには、AMG RIDE CONTROL+エアサスペンションを採用。セルフレベリング機構付きマルチチャンバーエアサスペンションをベースに、減衰力特性の調整が可能な電子制御アダプティブダンパーと組み合わせたシステムで、ダンパーにはプレッシャーリリーフバルブを2個採用しています。
1つはダンパーの伸び側で発生するリバウンドダンピングを制御するバルブ、もう1つは縮み側で発生するコンプレッションダンピングを制御するバルブです。これにより、ダンパーの伸び側と縮み側をそれぞれ制御することが可能に。最小減衰力と最大減衰力の幅を広げ、制御マップの柔軟性をさらに高めることで、快適性を高める一方で、スポーティなドライビングダイナミクスの両立を実現しています。
ブレーキには、AMGカーボンセラミックブレーキを標準装備。キャリパーは前がブロンズカラーの6ピストン固定式、後がシングルピストンのフローティング式です。高度なドライビングダイナミクスに合わせて変更が加えられたもので、カーボンセラミック製のディスクのサイズが前420×40mm、後380×32mmとなっており、ガソリンエンジンのみを搭載したモデルよりも大型化されています。
この他、最新世代のAMG パフォーマンスステアリングホイールを標準装備。ドライビングに集中しながら各種メニュー操作が可能なAMG ドライブコントロールスイッチを備えています。
価格は、3,340万円です。
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