MINIのスタンダードモデルに新型登場
《画像提供:Response》〈写真提供:ビー・エム・ダブリュー〉MINIクーパー 3ドア
英国のプレミアム・ブランドである「MINI」は、2002年よりBMWグループにて開発、生産および販売が行なわれています。機敏なドライビングフィールやその特徴的なスタイリングが、ライフスタイルを楽しむ人々を中心に人気を博しています。
そんなMINIブランドの中でも「MINI 3 Door」は、最もベーシックともいえる3ドアハッチバックタイプのプレミアム・スモール・コンパクトカー。2002年に初代モデルが誕生し、2007年に第二世代目、2013年に第三世代目へと進化しています。
そんなMINI 3 DoorのBMW製として第四世代目のモデルとなる新型MINI 3 Doorが、2024年3月1日に発表されました。
《画像提供:Response》〈写真提供:ビー・エム・ダブリュー〉MINIクーパー 3ドア
ボディサイズは全長3,875‐3,860mm×全幅1,745‐1,755mm×全高1,455‐1,460mm、ホイールベース2,495‐2,525mm。2種類の高効率ガソリン・エンジン搭載車(Cooper C、Cooper S)に加え、2種類の電気モーター搭載車(Cooper E、Cooper SE)が用意されています。
エクステリアでは、MINIのDNAを継承しつつ、新世代モデルであることを象徴するミニマルな新しいデザインに刷新。
パワートレインの違いや航続距離に影響するエアロ・ダイナミクスを考慮し、グレードごとにデザイン細部に調整が施されています。
特に電気自動車の新型Cooper EおよびCooper SEにおいては、重要なものだけを残したクリーンなサーフェスが特徴的であり、ボンネット・スクープ、サイド・スカットル、ホイール・アーチの加飾、ロッド・アンテナ等を廃止し、フラッシュ・ドア・ハンドルおよびフィン・アンテナを採用するなど、空気抵抗に配慮されています。
逆にエンジン搭載モデルである新型MINI Cooper C 3 DoorおよびMINI Cooper S 3 Doorは、電気自動車との差別化を図り、伝統のデザイン・コンセプトを踏襲し、ドア・ハンドルやアンテナの形状、ホイール・アーチの加飾などは、以前までのモデルの特徴を継承しています。
インテリアでは、完全なデジタル化を実施。ステアリング・ホイールの背後に配置されていたメーターパネルは廃止され、運転に必要な全ての情報は、ヘッドアップ・ディスプレイに映し出されます。
《画像提供:Response》〈写真提供:ビー・エム・ダブリュー〉MINIクーパー 3ドア
広々としたカーブを描くダッシュボードには、布地を連想させる新しい素材を始めて採用。リサイクル・ポリエステルを使用したこの新素材は、特別に開発された編み物を作るような製造プロセスにより、手入れが簡単な構造になっています。
また、全車標準装備のMINIエクスペリエンス・モードにより、インテリアの雰囲気を一変させることが可能。ダッシュボード上に最大7パターンの光のグラフィックを投影させることで、光のパターンとアンビエント・イルミネーション、そして新たに作られたMINIドライビング・サウンドによりインテリア全体の印象が変化します。
《画像提供:Response》〈写真提供:ビー・エム・ダブリュー〉MINIクーパー 3ドア
パワートレインでは、ガソリンエンジンモデルであるCooper Cでは最高出力115kW/5,000rpm・最大トルク230Nm/1,500-4,600rpmを発揮する1.5リッター直列3気筒MINIツインパワー・ターボ・ガソリン・エンジン+7速ダブル・クラッチ・トランスミッション、Cooper Sでは最高出力150kW/5,000rpm・最大トルク300Nm/1,450-4,500rpmを発揮する2リッター直列4気筒MINIツインパワー・ターボ・ガソリン・エンジン+7速ダブル・クラッチ・トランスミッションが搭載されます。
電動モデルとなる、Cooper Eでは最高出力135kW・最大トルク290Nmを発揮する電気モーターを前輪に搭載、バッテリー容量126.0Ah/40.7kWhのリチウム・イオンバッテリーを組み合わせ0-100km/h加速は7.3秒、一充電での走行可能距離は305kmとなっています。
Cooper SEでは、最高出力160kW・最大トルク330Nmを発揮する電気モーターが前輪に搭載され、これにバッテリー容量136.0Ah/54.2kWhのリチウム・イオンバッテリーを組み合わせ0-100km/h加速は6.7秒、一充電での走行可能距離は402kmとなっています。
先進安全装備には、高性能カメラ&レーダー、および高性能プロセッサーによる高い解析能力によって、より精度と正確性が向上した最先端のドライビング・アシスト(アクティブ・クルーズ・コントロール/ストップ&ゴー機能付)、レーン・チェンジ・ウォーニング(車線変更警告システム)およびレーン・ディパーチャー・ウォーニング(車線逸脱警告システム)、衝突回避・被害軽減ブレーキ(事故回避ステアリング付、クロス・トラフィック・ウォーニング)を、上位グレードであるCooper SとCooper SEに標準装備しています。
価格は、Cooper Cが396万円から、Cooper Sが465万円から、Cooper Eが463万円円から、Cooper SEが531万円から。発表と同日より販売がスタートし、実際の納車は、2024年第2四半期以降を予定しています。
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