シボレー「コルベット」史上最速の新型「E-Ray」登場
シボレーは、アメリカの自動車メーカーゼネラルモーターズの乗用車ブランドの一つ。そんなシボレーのスポーツカーが「コルベット」です。
初代コルベット(C1)のデビューから70年以上経過しており、長い歴史があるモデルで、現行モデルは2020年に登場した8代目です。これまで継承し続けてきた“FR”の駆動方式を捨て、エンジンをミッドに搭載し後輪を駆動するミッドシップレイアウト(MR)となりました。
そんな現行型コルベットの新たなラインアップとなるコルベット史上初の電動化&全輪駆動モデルとなる新型「コルベット E-Ray」が2024年6月1日に日本初公開を迎えました。
コルベット E-Rayは、モーターがフロントアクスルを、V8エンジンがリアアクスルを駆動する画期的な駆動システムである「eAWD」を搭載したハイブリッドモデル。
eAWDを構成するのは、センタートンネルに配された1.9 kWhの駆動用リチウムイオンバッテリー+最大出力162 PSと最大トルク125 N・mを発揮するフロントモーターと、ミッドシップにレイアウトされた自然吸気6.2リッター OHV V型8気筒「LT2」エンジン。
システム総合最大出力は664 PSを発揮し、時速60マイル(約96km/h)到達までわずか2.5秒というコルベット歴代最速の加速力を実現します。
同パワートレインの特徴は、エンジンとモーターには機械的な繋がりは一切ないこと。路面状況、車速、ステアリングの角度を常に計測し、フロントアクスルとリアアクスルの動力配分を瞬時に最適化。車両の安定性を高め、ワインディングでの連続するコーナリングや、悪天候、滑りやすい路面など、あらゆる状況下で優れた操作性とパフォーマンスを発揮します。
また、さまざまなシーンで理想のドライビングを実現する、ツアー/ウェザー/スポーツ/レーストラック/マイモード/Zモード/ステルス/シャトルの8つの専用ドライブモードを搭載。ステルスモードにすれば、特定条件下(上限速度:時速約72 km/h、最大航続可能距離:約4.8~6.4 km)で、モーターのみで駆動するため、閑静な住宅街でも安心して走行できます。
さらに、このハイブリッドシステムはコンパクト化にも成功しており、他の現行コルベットに比べても荷室を犠牲にすることなく、パワフルかつ高効率な電動化を図っています。
エクステリアは、ハイパフォーマンスモデルである「コルベット Z06」と同様のワイド&ローボディを採用。エッジを効かせたシャープなボディラインは、ダイナミックでパワフルなプロポーション、堂々たるアピアランスをさらに際立たせるとともに、ワイドなタイヤによるグリップ力向上にも寄与しています。
さらに、フロントインテーク、サイドインテークトリム、リアバンパートリムなどのアクセントパーツは一体感あるボディ同色とするほか、「E-Ray」専用デザインのパールニッケル鍛造アルミホイールが足元を彩り、グランドツアラーの最高峰にふさわしい圧倒的な存在感を放ちます。
日本仕様に導入されるのは、最上級グレードとなる3LZ。インテリアデザインは、広範囲にスウェーデッドマイクロファイバーやレザーを採用することでハイクオリティな室内空間となっており、ホールド性と快適性を兼ね備えたGT2バケットシート、スポーティなビジブルカーボンステアリングを標準装備しています。
また、他の現行コルベット同様に、全車右ハンドル車。価格は2,350万円(税込)です。
2024年6月7日より予約受付が開始され、申し込み順に2025年からの納車となる予定ですが、カラーがリップタイドブルー メタリック、インテリアカラーがスカイクールグレーの組み合わせのみのコルベットE-Rayを15台限定かつ抽選で、2024年以内の納車を行う予定です。
なお、2025年以降納車の車両は、カラーがリップタイドブルー メタリック、アークティックホワイト、ブラック、シーウルフグレー トライコート、レッドミスト メタリック ティントコートの全5色から、内装色がエッジブルー、トーチレッドの2色から選択可能です。
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