スバルのコンパクトSUV「クロストレック」に新たなハイブリッド搭載へ
《画像提供:Response》〈写真提供:スバル〉ストロングハイブリッドを搭載する新型スバル クロストレック
スバル「クロストレック」は、コンパクトなボディ、本格的なSUV性能、ラギッドかつスポーティなデザインを組み合わせたクロスオーバーSUV。
日本市場では「インプレッサXV」の後継モデルとして、2012年に「SUBARU XV」の名称で登場。その後、2017年に2代目モデルが登場しています。
そして、2022年に登場した現行モデルとなる3代目より国外で用いられていた“クロストレック”の名称に統合され、今に至ります。
現行クロストレックは、従来型の個性的なデザインをさらに際立たせ、動的質感や使い勝手、安全性により磨きをかけたモデルに。
また、FWD(前輪駆動)モデルを追加し、より幅広い選択肢を用意したほか、自動車の安全性能を比較評価する自動車アセスメント(JNCAP)では、2023年度の衝突安全性能と予防安全性能の総合評価で最高得点を獲得、「自動車安全性能2023ファイブスター大賞」を受賞しています。
そんな中、スバルは2024年10月17日に、エンジンとモーターを動力源とするハイブリッドシステム「ストロングハイブリッド」を発表し、このパワートレインを初搭載するモデルが、この現行型クロストレックであることを明かしました。
《画像提供:Response》〈写真提供:スバル〉スバルが新開発したストロングハイブリッド
新たなストロングハイブリッドは、走りの愉しさと環境性能を高い次元で両立させた、スバルとして新開発した次世代のハイブリッドシステムだといいます。
このシステムは、状況に応じて動力源であるエンジンとモーターを効率よく使い分けるシリーズ・パラレル方式。
現在のスバルを象徴する独自のシンメトリカルAWDの基本レイアウトを継承しつつ、新開発の2.5L水平対向エンジンとトランスアクスルを搭載。
エンジンのゆとりある動力性能と高出力の駆動用モーターによる高い加速性能が、走りの愉しさをさらに高めるといいます。
また、前後輪をプロペラシャフトでつなげる機械式AWDを引き続き採用することで、あらゆる路面で優れた走行安定性を発揮。
加えて、コンパクトな水平対向エンジンの特長を活かし、大型の駆動用バッテリーを搭載しながらも燃料タンク容量を拡大することで、これまでスバルが採用してきたマイルドハイブリッドシステム搭載のAWDモデルに比べ約20%の燃費性能向上を実現しており、歴代スバル最長となるワンタンク1,000kmを超える航続距離を実現しています。
このほか、EVドライブモードの採用を含めEV走行領域を拡大、走行時の静粛性も高めています。
このパワートレインを搭載した新たなクロストレックの正式発表は、2024年12月を予定しています。
現在ティザーサイトがオープンしており、「Premium S:HEV」と「Premium S:HEV EX」の2グレードを展開するほか、カラーに「ピュアレッド」や「オアシスブルー」など全8色を用意することがわかっています。
新型クロストレック ストロングハイブリッド | SUBARU
https://www.subaru.jp/crosstrek/crosstrek/shev/スバル ストロングハイブリッド誕生。SUBARUは愉しさと燃費を兼ね備えたハイブリッドを提案する。燃費を追い求めても、ワクワクを失わないクルマへ。SUBARUの走りを1タンク1,000kmで。
価格は明らかにされていませんが、発表と同日に予約が開始されています。
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