ミツオカの「M55」ついに市販化
《画像提供:Response》〈写真提供:光岡自動車〉光岡自動車の創業55周年記念車「M55 Zero Edition」
ミツオカといえば、主に英国・ジャガーの「Mk2」をオマージュしたコンパクトカー「ビュート シリーズ」やクラシックなロールスロイスを模した「リューギ」、斬新な和製スーパーカー「オロチ」などで知られる、国内第10社目の“自動車メーカー”です。
直近では、シボレーの古いSUVのような雰囲気を持つ「バディ」やマツダ「ロードスター」ベースの「ロックスター」などが話題を集めました。
そんなミツオカが、2023年11月17日に創業55周年記念モデルとして作製・公開したのが「M55 CONCEPT(エムダブルファイブ コンセプト)」。現行モデルのホンダ「シビック」をベースとした、ダッジ「チャレンジャー」や“ケンメリ”を思い出す丸目4灯のクラシカルなデザインを持つモデルに仕上がっていました。
このM55 CONCEPTについては、かねてより市販化を望む声が多くありましたが、2024年11月21日に、ついに市販モデルとなる「M55 Zero Edition(エムダブルファイブ ゼロエディション)」が発表されました。
《画像提供:Response》〈写真提供:光岡自動車〉光岡自動車の創業55周年記念車「M55 Zero Edition」
M55 Zero Editionは、M55 CONCEPTとほとんど変わらぬ姿となっています。ボディサイズは、全長4,735mm×全幅1,805mm×全高1,415mmと、ベースとなるシビックより全長と全幅が拡大しています。
エクステリアは、コンセプトモデルとほとんど変わらないクラシカルなデザイン。Zero Edition特別装備として、専用アルミホイール、専用リヤガラスルーバー、専用リヤスポイラー、Zero Edition専用リヤエンブレムが装備されます。
また、カラーはレジェンダリーグレーメタリックのみ。コンセプトモデルではつや消しのマットグレーだったのが、つやありのメタリックグレーのようなカラーに変更となりました。
インテリアは、基本的にシビックのままですが、シートは専用本革シート(Zero Edition刺繡入り)となっており、ハトメ加工を施された淡いブルーのレザーが印象を大きく変えています。
《画像提供:Response》〈写真提供:光岡自動車〉光岡自動車の創業55周年記念車「M55 Zero Edition」
パワートレインは、ベースとなるシビック同様、最高出力182馬力、最大トルク240N・mを発揮する1.5リッター水冷直列4気筒ターボエンジン。組み合わせるトランスミッションは6速MTのみとなっています。
なお、ベース車の供給の関係で、ミツオカに入庫時される際新規登録が必要となるため、全車2024年に新規登録済み車両となると説明されています。
これはつまり、ユーザーに納車される際には、中古新規登録で初回車検が2年となるということです。
価格は808万5,000円で、生産台数は100台とのこと。発表の翌日である2024年11月22日より抽選受付が開始されています。
なお、抽選受付は2025年1月19日(日)までの予定ですが、期間内であっても応募者数が350名に達した時点で終了するといいます。
またミツオカは、今後のM55シリーズについて、「順次CVT、e:HEVをベースにした追加モデルの投入も検討してまいります」と明言しており、MTのみの「Zero Edition」以外にも、M55が誕生する可能性を示唆しています。
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