BMW最小のコンパクトモデル「1シリーズ」が進化
《画像提供:Response》〈写真撮影:内田俊一〉BMW 1シリーズ
BMW「1シリーズ」は、2004年に誕生したプレミアム・スモール・コンパクト・セグメントのモデル。
約50:50の理想的な前後重量配分、スポーティで俊敏なハンドリング性能、革新的技術が組み合わされたBMWツインパワー・ターボ・エンジンと高効率8速オートマチック・トランスミッションの組み合わせにより、優れた環境性能と高い動力性能を両立させ、BMW車最小のエントリー・モデルとしての地位を確立しています。
初代モデルには、ハッチバック、クーペ、カブリオの3種類が存在したが、2011年に発売された2代目以降からハッチバックのみとなっています。2019年には、3代目に進化し、すべての世代に受け入れられるモダンなデザインを取り入れると共に、運転支援システムの充実を図っています。
そんな1シリーズのフルモデルチェンジを遂げた新型モデルが、2024年10月30日に発表されました。
《画像提供:Response》〈写真撮影:内田俊一〉BMW 1シリーズ
4代目となった新型1シリーズは、BMWとして初めて、象徴的なキドニー・グリルに斜めのデザインを取り入れると共に立体的なプレスラインを採用することで、一層スポーティな印象に変わっているほか、48Vマイルド・ハイブリッド・システム搭載モデルを投入する等、最新テクノロジーの採用により、走行性能はより力強く、スモール・コンパクト・モデルならではの軽快なきびきびした走りを進化させているといいます。
ボディサイズは、全長4,370mm×全幅1,800mm×全高1,465mmとBMW最小というだけあってかなりコンパクト。ホイールベースは2,670mmとなっています。
エクステリアは、前述の通りキドニー・グリルに斬新な斜めのデザインを取り入れたほか、BMWデザインの意匠の1つである環状のシグネチャーを2回繰り返すツイン・サーキュラーを進化させ、よりシャープかつスポーティなデザインになったアダプティブLEDヘッドランプが特徴的。
《画像提供:Response》〈写真撮影:内田俊一〉BMW 1シリーズ
リヤでは、ワイドで力強さを強調する水平方向のキャラクター・ライン、立体的で力強いイメージのLEDリア・コンビネーション・ライトと、「1」を大きくしたモデルバッチを新たに採用しています。
インテリアは、メーターパネルとコントロール・ディスプレイを一体化させ大型化しつつ、運転席側に傾けることで視認性を高め、タッチ操作による操作性を高めたBMWカーブド・ディスプレイを採用。さらに、シフト・レバーを廃止し、センター・アームレストに操作系を全て納めることで、スッキリとした印象としています。
また、センター・コンソールにスマートフォン等のQi対応機器を置くことで、充電も可能となる等、利便性も高めています。
《画像提供:Response》〈写真撮影:内田俊一〉BMW 1シリーズ
パワートレインは、最高出力115kW/5,000rpm、最大トルク240N・m/1,500-4,400rpmを発揮する1.5リッター直列3気筒BMWツインパワー・ターボ・ガソリン・エンジンに7速DCTと48Vマイルド・ハイブリッド・システムを組み合わせ搭載する「120」および「120 M Sport」、最高出力221kW/5,750rpm、最大トルク400N・m/2,000-4,500rpmを発揮する2.0リッター直列4気筒BMWツインパワー・ターボ・ガソリン・エンジンにMスポーツ・ブースト機能付き7速DCTとインテリジェント4輪駆動システムxDriveを組み合わせ搭載する「M135 xDrive」の2種類が用意されます。
先進安全装備には、高性能カメラ&レーダー、および高性能プロセッサーによる高い解析能力によって、より精度と正確性が向上した、最先端の運転支援システムを標準装備しています。
これに含まれるのは、アクティブ・クルーズ・コントロール(ストップ&ゴー機能付)、レーン・チェンジ・ウォーニング(車線変更警告システム)およびレーン・ディパーチャー・ウォーニング(車線逸脱警告システム)、衝突回避・被害軽減ブレーキ(事故回避ステアリング付)、クロス・トラフィック・ウォーニング、ペダル踏み間違い急発進抑制機能です。
価格は、1.5リッターガソリンエンジンモデル「120」が478万円、そのスポーティモデルとなる「120 M Sport」が498万円、2.0リッターガソリンエンジンモデル「BMW M135 xDrive」が698万円。
販売は11月1日より開始されており、実際の納車は11月以降から行われています。
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