日産「エクストレイル」が大幅改良を実施
《画像提供:Response》〈写真撮影:望月勇輝〉新型 日産 『エクストレイル』
日産「エクストレイル」は、2000年に誕生したクロスオーバーSUVです。初代モデルのコンセプトは、「4人が快適で楽しい、200万円の使える四駆」でした。
2007年に2代目、2013年に2代目が登場し着々と進化を遂げ、現行モデルは、日本では遅れること2022年に誕生した4代目です。
4代目は、堅牢で上質感のあるデザインに加え、第2世代「e-POWER」と可変圧縮比エンジン「VCターボ」、電動駆動4輪制御技術「e-4ORCE」を搭載した本格SUVとして幅広いユーザーから人気だといいます。
そんなエクストレイルのマイナーチェンジモデルが、2025年8月21日に発表されました。
《画像提供:Response》〈写真撮影:望月勇輝〉新型 日産 『エクストレイル』
今回のマイナーチェンジでは、より上質さを感じる内外装デザインへ変更するとともに、日産として国内初となるGoogle搭載の最新NissanConnectインフォテインメントシステムや、より安心安全な運転を支援する最新のカメラ技術を搭載し、商品力を向上。
また、エクストレイルのDNAでもある「タフギア」感を強めた新グレード「ROCK CREEK」を新たに設定しました。
ボディサイズは、全長4,690mm×全幅1,840mm×全高1,720mmと、トヨタ「RAV4」と同等のサイズ感。
《画像提供:Response》〈写真撮影:望月勇輝〉新型 日産 『エクストレイル』
エクステリアでは、洗練された印象を感じる横桟調の精密なパターンを施したフロントグリルデザインを新たに採用し、上質かつ情緒豊かな表情を表現。また、フロントのシグネチャーランプを常時点灯するデイタイムランニングランプとし、昼間でも特徴的な上下2分割のヘッドランプの存在感を高めました。
併せて、前後のターンシグナルをLEDへと変更。先進感と上質さを引き上げています。
フロントバンパーにおいてはバンパー下部をグロスブラックにするとともに、サテン調シルバーのアクセントを施すことで、よりドレスアップした上質感を演出。刷新された19インチのアルミホイールは、幾何学的でモダンな切削パターンの入ったデザインと、その圧倒的な存在感が特徴的です。
インテリアでは、インストルメントパネル上部のカラーを黒色に変更したことで、さらに洗練された印象に。また、オプションで選択可能なナッパレザー仕様においては、従来のタン色から、より落ち着いた印象を与えるブラウン色に変更しています。
《画像提供:Response》〈写真撮影:望月勇輝〉新型 日産 『エクストレイル』
シートデザインには、織物ならではの上質な繊細さとダイナミックさを併せ持つジャパニーズモダンを感じさせるクロスを採用。ワイヤレス充電器を持つコンソールトレイや、大型のセンターコンソールボックスなど従来からの機能性はそのままに、前後席すべてのUSB電源ポートをTYPE-Cに変更し利便性を高めています。
パワートレインは、これまでと同様に最高出力144馬力を発揮する1.5リッター直列4気筒VCターボエンジンにモーターを組み合わせたシリーズハイブリッドシステム「e-POWER」を搭載。2WD仕様ではフロントのみに最高出力204馬力を発揮するモーターを、4WD仕様ではフロントに同様のモーターを、リアに最高出力136馬力を発揮するモーターを搭載しています。
先進安全装備面では、「3Dビュー」機能と「インビジブルフードビュー」機能を搭載した「インテリジェント アラウンドビューモニター」を日産として国内販売モデルに初採用。
「3Dビュー」機能は、クルマの周囲360度を立体的に見ることが可能となり、ドライバーの死角をなくすことで、車両発進時の巻き込み防止など安全確認をサポート。「インビジブルフードビュー」機能は、目視できないフードで隠れた路面の映像が表示され、駐車場などの狭い道での曲がり角などにおいて、正確かつ安全にクルマを操作できるようサポートします。
また、改良前から搭載されている「フロントワイドビュー」には、新たに地点登録機能を追加。ユーザーが登録した地点に接近すると「フロントワイドビュー」が自動的に表示されるようになり、普段利用する自宅近くの交差点などで、ボタン操作をすることなく前方や左右の安全確認が可能となりました。
このほか、前述の通り日産で国内初となる、Google搭載のNissanConnectインフォテインメントシステムを採用。Googleマップでのルート案内や、音声での目的地検索や車両の操作ができるGoogleアシスタント、さらには様々なアプリをダウンロードできるGoogle Playストアがインストールされており、Googleアカウントを設定することで、スマートフォンと情報をよりシームレスに活用可能です。
さらに、ワイヤレスApple CarPlay、ワイヤレスAndroid Auto、NissanConnectサービス、車内Wi-Fiも利用可能。NissanConnectアプリを使えば、スマホから車内のエアコンを作動させる機能や、降車時のドアロック忘れをスマートフォンに通知しリモートでドアをロックできる機能を新規追加しています。
今回のマイナーチェンジとともに、新型エクストレイルをアウトドアイメージにカスタマイズする「SOTOASOBI パッケージ」も登場。
また、日産モータースポーツ&カスタマイズ株式会社より、カスタムカー「AUTECH」のマイナーチェンジモデルや、エクストレイル AUTECHのスポーティグレード「AUTECH SPORTS SPEC」、新たなカスタムカーであるエクストレイル「ROCK CREEK」も登場しています。
《画像提供:Response》〈写真撮影:望月勇輝〉新型 日産 『エクストレイル』AUTECH
AUTECH SPORTS SPECでは、車体への入力を効果的に減衰させるパフォーマンスダンパーを採用したほか、プレミアムコンフォートタイヤとして定評のある「MICHELIN PRIMACY4」と合わせ、サスペンション仕様やパワーステアリング特性をチューニングしています。
また、加速フィールを司るコンピュータの専用チューニングと、ドライブモードごとに前後の駆動配分を専用化する「e-4ORCE」制御を施すことで、安心感が高いハンドリングと爽快で質感の高い乗り味を実現しています。
一方ROCK CREEKは、アウトドアユーザーに向けて、専用の内外装パーツや防水シートを装備し、ベース車の初代モデルからのDNAである「タフギア」イメージをさらに高めたモデル。
《画像提供:Response》〈写真撮影:望月勇輝〉新型 日産 『エクストレイル』ROCK CREEK
エクステリアではブラックを基調に、溶岩をイメージした「ラバレッド」のアクセントを配した専用のフロントグリル、フロントバンパー、アルミホイールなどを採用し、SUVとしての存在感や力強さをより高めたスタイルに。
インテリアも、全体をブラック基調でコーディネートし、アウトドアなどでシーンを選ばずに便利に使用できる防水シートを装備したほか、シート、ドアトリム、インストパッド、ステアリングなど随所にラバレッドのアクセントを施しています。
通常のマイナーチェンジモデルは、9月18日より全国一斉に発売。「AUTECH」シリーズは10月1日より、「ROCK CREEK」は11月下旬より発売される予定です。
価格は、通常モデルが384万3,400円から494万6,700円まで、AUTECHが514万1,400円から、AUTECH SPORTS SPECが590万1,500円から、ROCK CREEKが475万6,400円からです。
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