タイヤ交換の時間は?
《画像提供:Response》
一般的な乗用車4本の交換時間を中心に、関連作業の最短表示や待ち時間、予約条件もまとめました。18インチ以上やランフラットタイヤは、交換時間が長くなる場合があります。
| 履き替え(ホイールごと入れ替え・4本) | 30分前後(ブリヂストン・ENEOSウイングは30〜40分、イエローハットは30分程度) |
| 組み替え(ホイールからタイヤを外して組み直す・4本) | 40分〜1時間程度が一般的(ブリヂストン・ENEOSウイングは40〜60分、イエローハットは1時間程度)。オートバックスは30分〜 |
| ホイールバランス調整 | オートバックス30分〜(4本)/イエローハット20分程度 |
| パンク修理 | イエローハット10分〜/オートバックス15分〜(各社メニューの最短表示) |
| 店舗での滞在時間 | 作業時間+作業開始までの待ち時間。曜日・時間帯によっては待ちだけで1時間以上(ブリヂストン) |
| 混みやすい時期 | 10〜12月(スタッドレスへ)、3〜4月(夏タイヤへ)、土日 |
| 店舗の予約リードタイム | オートバックス=当日購入・作業も可/イエローハットWEB履き替え予約=翌日以降 |
出典:オートバックス/イエローハット/ブリヂストン/ENEOSウイング
通販でタイヤを買い、提携のガソリンスタンドや整備工場で取り付ける方法もあります。作業日時を先に押さえたい人向けで、詳しくは「待ち時間」の章で触れます。
作業別の所要時間|組み替えは履き替えより時間がかかる
《画像提供:Response》〈写真提供:ブリヂストン〉タイヤ交換作業のイメージ
「タイヤ交換」と一口にいっても、店で受け付ける作業は2種類あります。どちらを頼むかで所要時間が変わるので、まずここを押さえてください。
履き替え
ホイールに組んだ状態のタイヤを車体から外し、別のセットに付け替える作業です。夏タイヤとスタッドレスをホイール付きで持っている人の季節交換や、タイヤ・ホイールセットを新しく買った場合がこれにあたります。
組み替え
ホイールからタイヤだけを外し、新しいタイヤを組んでバランスを取り直す作業で、タイヤ単品を買い替えて今のホイールを使うときはこちらです。
自社のピットでタイヤ交換を行う店舗4社の公式表記には、メニュー表の「最短表示」と「4本の目安」の2種類があります。混ぜると読み違えるので、分けて並べました。
| オートバックス | タイヤ交換ページ:タイヤ・ホイール交換15分〜/履き替え15分〜 | ピットメニュー一覧:タイヤ交換30分〜(4本)/ホイールバランス30分〜(4本) |
| イエローハット | タイヤ交換20分〜/履き替え20分〜/ホイールバランス20分〜 | 履き替え30分程度/組み替え1時間程度/バランス20分程度(コラム) |
| ブリヂストン(タイヤオンラインストア取付店) | — | 履き替え30〜40分/組み替え40〜60分 |
| ENEOSウイング(ガソリンスタンド) | — | 4本で30〜60分(履き替え30〜40分/組み替え40〜60分) |
メニュー表の「15分〜」「20分〜」は最短の設定なので、4本交換の目安としては履き替え30分前後、組み替え40分〜1時間程度を見込んでおくのが現実的です。
軽自動車などの小型車なら4本でも30分程度で終わることがあり、大型車や組み替えでは1時間を超えることもあります。
時間が延びる5つの条件
目安どおりに終わらないケースには共通点があります。要因を整理すると、次の5つです。
1.タイヤが大きい
通販取付の目安では、14〜17インチが30分〜1時間なのに対し、18〜21インチは1時間〜1時間半、22インチ以上は1時間半以上と、1段階ずつ長くなります。
2.ランフラットや低偏平、ハイグリップタイヤ
サイドが硬いランフラットや、扁平率の低いタイヤは慎重に組む必要があり、時間がかかりやすい種類です。TIREHOOD(タイヤフッド)ではランフラットタイヤの交換料金が通常料金の2倍に設定されています。
3.車高が低い、エアロパーツが付いている
リフトで車体を上げる工程に時間がかかります。スポーツタイプやドレスアップ車は、通常より時間がかかる可能性を見込んでおいてください。
4.土日や繁忙期
作業が速い店でも、混んでいれば作業開始までの待ち時間が伸びます。イエローハットは土日を避けて平日に依頼するよう勧めています。
5.在庫がない
特殊なサイズだと店に在庫がなく、取り寄せてから別日に作業という流れになります。在庫がなければ即日交換はできないため、事前の確認が欠かせません。
なお、作業時間そのものは安全のために短縮できません。短くできるのは「待ち時間」のほうです。
待ち時間は作業時間より長くなることがある
店舗での滞在時間は「作業時間+作業開始までの待ち時間」で考える必要があります。来店する曜日や時間帯によっては待ち時間だけで1時間以上かかるケースも珍しくなく、混雑や在庫状況によっては即日作業ができず、別日に予約して再来店になることもあります。多くの店が予約客を優先するため、予約なしの飛び込みは待ち時間が発生しやすい構造です。
待ち時間を減らすには事前予約が有効ですが、予約できる時期や方法は店舗ごとに異なります。
| オートバックス | WEB・電話で予約可(WEB予約は無料会員登録が必要)。事前予約なら店で待たずに作業 | 店頭でタイヤを選んで当日作業も可 |
| イエローハット | 手持ちタイヤの履き替えはWEB予約で翌日以降。オンラインショップ購入時の取付予約は数日先から | 当日作業も受付。在庫や混雑で後日の予約作業になる場合あり |
急ぎなら店頭購入+当日作業のほうが早く済みます。ブリヂストンやイエローハットのオンラインショップは購入と同時に取付日時を予約でき、予約日に来店すれば待ち時間なしで作業が始まる仕組みです。
店舗とは別の選択肢として、通販でタイヤを買い、提携するガソリンスタンドや整備工場、オートバックスなどで取り付けるサービスがあります。TIREHOODの場合、タイヤは取付店に直送され、交換予約は注文から最短5営業日後〜最長1か月後まで選べます(連休やスタッドレス需要期は日数が変動)。店頭で選ぶ時間と当日の待ち時間をまとめて省けるので、日時を確実に押さえたい人向きです。
待ち時間を減らす3ステップ
《画像提供:Response》〈写真提供:オリコン〉
作業時間を縮めることができない以上、滞在時間を左右するのは段取りです。次の順に準備しておくと、受付や作業開始までの待ち時間を減らしやすくなります。
ステップ1|頼む作業を決める
ホイール付きのタイヤを交換するなら「履き替え」、タイヤ単品を買って今のホイールを使うなら「組み替え」です。予約フォームでも作業名を選ぶので、ここが曖昧だと受付で時間を取られます。
ステップ2|サイズと在庫を確認する
タイヤの側面にある「195/65R15」のような表記を控えておき、買い替えなら在庫の有無を先に問い合わせておきます。取り寄せになるなら、届いてから作業日を組むほうが二度手間になりません。
ステップ3|ピークを外して予約する
スタッドレスへの交換は10〜12月がピークで、夏タイヤへ戻す3〜4月にも需要が集中します。地域の初雪より前、できれば平日に予約を入れておくと、当日の待ちが減ります。
補足|工賃の目安と持ち込みの扱い
タイヤ交換を予約する際は、所要時間とあわせて工賃も確認しておきたいところです。自社で作業する店舗2社が公式に掲載している最低価格をまとめました。いずれも車種・店舗で変動する目安です。
| 組み替え | 1本1,100円〜 | 1本1,650円〜(バランス込み) |
| 履き替え | 1台2,200円〜(軽自動車) | 3,300円〜(ホイール付き) |
| ホイールバランス | 1本1,100円〜 | 1本1,100円〜 |
通販+提携取付店のTIREHOODは、交換料金が1本2,640円〜(15インチ以下・通常店舗)、オートバックス店舗で作業する場合は3,300円で、脱着・組み替え・バランス・バルブ・廃タイヤ処分まで込みの料金です。
ホイールセットを購入した場合の交換は1本1,320円(4本5,280円)。料金はネットで事前決済するため、交換当日の店舗での支払いは原則ありません。
タイヤ本体を安く買いたいなら、輸入タイヤ通販で本体価格を抑えて取付店へ直送する方法も。使い勝手については以下の記事をご覧ください。
ネットで買ったタイヤを自分で店に持ち込む場合、受けてもらえるかどうかは店舗によって異なります。イエローハットは店舗ごとの判断で、オートバックスは持ち込みのタイヤ・ホイール交換が別料金になることがあります。
料金を公開している宇佐美の例では、持ち込みの脱着は1本600円〜、組み替えは1本2,000円〜で、宇佐美で購入したタイヤのセット工賃が1本1,200円〜のため、持ち込みのほうが割高になるケースがあります。
よくある質問
■タイヤ4本の交換は何分かかりますか?
一般的な乗用車なら、ホイールごと入れ替える履き替えで30分前後、タイヤを組み直す組み替えで40分〜1時間程度が目安です。ブリヂストンは履き替え30〜40分・組み替え40〜60分、イエローハットは履き替え30分程度・組み替え1時間程度を目安にしています。18インチ以上やランフラットはさらに長くなります。
■2本だけ、1本だけなら早く終わりますか?
4本交換より短く済む場合がありますが、作業時間が本数に比例するとは限りません。受付や入庫など、本数に関係なく必要な時間があるためです。ENEOSウイングの目安では1本のみの交換でも30分程度で、1本だけ替えると残り3本との差で走行性能や安全性に影響するおそれもあります。
■オートバックスのタイヤ交換は何分ですか?
履き替えの目安作業時間は15分〜、ピットサービス・メニュー一覧のタイヤ交換は30分〜(4本)です。実際の所要時間は車種や店舗、作業内容によって異なります。WEBか電話で事前予約すれば店で待たずに作業に入れ、WEB予約には無料会員登録が必要です。
■予約なしで行くとどれくらい待ちますか?
店と時間帯によります。多くの店が予約客を優先するため混雑時は待ち時間が長くなり、待ちだけで1時間以上かかるケースもあります。在庫がなければ別日の予約になることもあるので、急ぎでも電話で在庫と混み具合を聞いてから向かうと無駄足を防げます。
■スタッドレスと夏タイヤで交換時間は変わりますか?
スタッドレスでもノーマルタイヤでも、交換時間に大きな差はありません。差が出るのはタイヤの種類ではなく、履き替えか組み替えかという作業内容です。ホイールが1組しかない場合は季節ごとに組み替えが必要になり、毎回1時間前後かかります。
■作業中は店にいなくてもいいですか?
作業中に必ず店舗に留まる必要はなく、近隣で用事を済ませたり、店舗によっては待合室で休憩したりできます。離れる場合は、受付で連絡先と戻る時間を伝えておくと引き渡しがスムーズです。
■自分で履き替えると何分かかりますか?
慣れていない人が自分で履き替える場合は何時間もかかることを想定しておく必要があり、作業中の事故や脱輪のリスクもあるため、ブリヂストンもプロへの依頼を勧めています。工具と場所がそろっていて手順に慣れているなら別ですが、初めての場合は所要時間を読めない前提で考えたほうがよいでしょう。
まとめ
《画像提供:Response》〈写真:中野英幸〉ダンロップ ウインターマックス03
一般的な乗用車4本のタイヤ交換は、履き替えで30分前後、組み替えで40分〜1時間程度が目安でした。滞在時間が目安より長くなる大きな要因が待ち時間で、10〜12月と3〜4月の繁忙期や土日は予約なしだと待ちが長くなりやすく、曜日や時間帯によっては待ちだけで1時間以上かかることもあります。
短く済ませる手順は3つです。頼む作業名を決め、サイズと在庫を確認し、ピークを外して予約する。当日作業ならオートバックスやイエローハットの店頭、日時を確実に押さえるなら購入と取付予約が一度に済む通販が向いています。
タイヤ交換はこちらもおすすめ
TIREHOOD(タイヤフッド)なら国内外の一流ブランドの取り扱いがあり、ランフラットタイヤや輸入車メーカー承認タイヤなども購入できます。さらに、タイヤ購入と同時に、全国4,300か所のガソリンスタンド、オートバックス店舗、整備工場の中から、自宅に近い店舗を選んで来店予約が可能。
タイヤ交換工賃も購入時に支払い、購入したタイヤは予約した店舗に直送されるので、予約した日に店舗にいくだけでタイヤ交換できるという手軽さが魅力です。


