7月26日、って何の日??
みなさんは、7月26日が何の日だかご存知ですか?
実は、この日、「幽霊の日」なんです。
なぜ7月26日が幽霊の日になったのかという由来についてですが、
鶴屋南北が執筆した、東海道四谷怪談(通称「四谷怪談」)が、1825(文政8)年、江戸の中村座で初めて演じられた日だからと言われています。
四谷怪談、と言うと、「お岩さんの復讐劇」として日本でも特に有名な怪談話の一つですね。
今回は、思わず背筋が冷えちゃうような記事を厳選してご紹介します。
今夏の厳しい暑さををちょっと涼しくしてくれるかも!?
気温が5℃下がっちゃうかも!?お化け屋敷電車×銚子電鉄
一番初めに紹介するのは、電車好きにはぜひとも体験してもらいたい恐怖イベントです!
千葉県銚子市の銚子駅と外川(とかわ)駅を結ぶ銚子電気鉄道(銚子電鉄)は、7月16日からお化け屋敷電車「銚子怪談-2017-神隠しの花嫁」を運行しています。
もともとは、日本初の走る「お化け屋敷」として、2015年から運行が始まったこの電車。
怪談蒐集家・寺井広樹さんのプロデュースにより、銚子地方で語り継がれてきた「怖ろしくも哀しい物語」を展開してます。
生まれ変わった新制服まとめ2017 JR東海、銚子電鉄、JR西日本!!
http://matome.response.jp/articles/392心機一転して制服を変更した鉄道会社があるのを知っていますか?JR西日本、JR東海、銚子電鉄、山陽新幹線などなど。がらりと変わった新制服をご紹介します。※6月6日更新しました
■2017年、夏は「呪いの花嫁」がテーマ!
3回目となる今夏は、「呪いのブーケ」がテーマです。
ストーリーは、銚子のとある村で、「カミカクシ」と呼ばれるブーケが届いた花嫁は行方不明になるという言い伝えがあり、その裏には結婚式当日に非業の死を遂げた花売り娘の幽霊が・・・というもの。
襲い来る幽霊から逃れ、花嫁を救い出すことができるのか、そのミッションが展開されます。
運行日は8月25日までの金~日曜・祝日を中心とした17日間。
当日は犬吠(いぬぼう)駅発着で、18時40分集合・20時30分解散の便と、20時集合・21時50分解散の便が運行されます。
乗車前には、犬吠駅前に設営されたお化け屋敷に入り、ミッションをクリアする趣向も用意。
地元の大学生や高校生もゾンビ役として盛り上げます。
参加費用は大人2700円・中高大学生2000円・小学生1500円・未就学児(4歳以上)1000円。銚子電鉄の一日乗車券、ぬれ煎餅の手焼き体験、たい焼き1個の引換券が付きます。
申込みは、銚子電鉄のオンラインショップで受け付けていますので、興味のある方はお早目に!
納涼電車は銚子電鉄だけじゃない!納涼恐怖体験×神戸電鉄
いやいや待ってください!恐怖体験ができる電車は、銚子電鉄だけではないんです!!
8月26日、兵庫県南東部の私鉄・神戸電鉄(神鉄)でも「納涼恐怖体験列車」が運行されること、知っていましたか?
いつもと違う電車で涼を感じ、夏を楽しもうというのが本イベント。
「数年前の夏、列車とその乗客100人が行方不明になり、列車だけが鈴蘭台車庫に戻った。その列車にはお札が貼られ、厳重に保管されていたはずだったが再び動き出す」というストーリーが展開されます。
■あなたはちゃんと「鈴蘭台車庫」から戻ってこられるか?
当日は、粟生(あお)線の西鈴蘭台駅(神戸市北区)に集合。
19時04分に発車する回(受付18時30分~)と20時38分に発車する回(受付20時~)の2回行なわれ、約15分間、鈴蘭台車庫で「恐怖体験」をした後、鈴蘭台駅に戻ります。
参加費用は700円(3歳以下は無料)で、7月18日から各回先着100人まで募集。
小学生以下の参加は保護者の同伴が必要ですのでお気をつけくださいね!
申込みは神鉄コミュニケーションズまで電話か、神戸電鉄のウェブサイトにて、申し込みをお願いします。
鈴蘭台車庫での「恐怖体験」とはどんなものなのか?気になる方はぜひとも体験してみてください。
これはヤバイ!!四谷怪談×はとバス
東京メトロ丸ノ内線 四谷三丁目駅からちょっと歩いた路地裏、通称「お岩さま」の鳥居前に、はとバスの女性ガイドやシーライン東京の船長の姿。
なぜ、こんなところに集まっているのかって?
それは、はとバスグループがこの夏に実施する「怪談バスツアー」に向けて“お祓いの儀式”のためでした。
現場は「四谷怪談の旧地」といわれる田宮稲荷神社跡。「江戸時代後期の歌舞伎脚本作者、四代目鶴屋南北が書いた『東海道四谷怪談』で有名な民谷伊右衛門の妻・お岩をまつったお岩稲荷神社の旧地で、東京都指定旧跡」(新宿観光協会)。
この小さな神社に、はとバスの企画職やガイド、クルーズ船を運行するジールの関係者・船長、怪談ツアーの案内役・講釈師などが集まり、今後の安全運行を願い“お祓い”を受けました。
■【怖すぎ】怪談ツアー運行時に体調不良を訴える社員も!?
お祓いなんてしなくてもよいのでは…?と侮ることなかれ。
はとバスによれば、「かつて、怪談ツアー運行時に体調不良を訴える社員もいた」のだと言うから、恐ろしいですね…!!
そのためにも、「すべてのツアーが無事、運行されることを祈念して、企画担当者や乗務員、講談師、船会社が参加する、はとバスの夏の恒例行事」になっているんだそうです。
■はとバスの怪談ツアー、始まりは1973年から
はとバスの怪談ツアーの始まりは1973年と古いものの、1年だけ実施して短命に終わりました。1999年に復活し、それから今年で18年目をむかえる恒例ツアーにまで成長を続けています。
また、講釈師の怪談噺と夜景クルーズを組み合わせた「怪談クルーズ」も2013年に始まり、現在まで990人が体験。
2016年実績では、怪談クルーズ223人(7回実施)、お寺で聞く怪談86人(2回)と、全9回の運行で乗車密度は85%(満席44名を密度100%とした場合)。
これは邦人向けコースの平均密度56%を大きく上回る数字です。
■2017年のはとバスツアー、ここがスゴい!
今年は、これまでの2コースから3コースへ増便。
怪談バスツアーの好調ぶりについて同社は、「NHK『ブラタモリ』『探検バクモン』などの教養番組が人気を集めている。バスツアーでも歴史・地理・逸話に詳しい案内人がコースに同行することで、乗客の知的探究心を刺激する大洋を提供。首都圏のファミリー、カップル、友人同士など幅広く、男性ひとりの参加も見られる」と伝えました。
2017年の夏は、四谷・谷中・根岸・日本橋・運河体験と行く「講釈師と行く夜の怪談クルーズツアー」(9980円)や、浅草・両国エリアの「お寺で聞く 怪談の夕べ」(8600円)、東京タワーや東京湾サンセットクルーズで組む「シンフォニー怪談クルーズと東京タワーお化け屋敷 最恐ホラーアトラクション」(1万1500円)が設定されています。
はとバスにも乗れて、怖い話も聞けて、涼めてまさにお得なこのツアー!気になったらぜひ、公式サイトを確認してみてくださいね。
今年の夏は、特に暑いと言われていますね。
ビアガーデンや、水族館、避暑地への旅行も鉄板ではありますが、今年はぜひ「背筋がヒンヤリ」する感覚を味わってみてはいかが?