マツダ フレアクロスオーバー 概要
近年、日本での軽自動車人気の秘訣は販売価格や燃費だけではなく、軽自動車らしからぬ、機能性やデザイン、広さが人気を集める要因となっていますが、今回紹介するマツダ フレアクロスオーバーも軽自動車人気を牽引する車種です。
マツダのフレアクロスオーバー
スズキ ハスラーのOEM供給車種として発売されており、社内の快適空間やクロカンとしての機能などが充実しており、エコカー減税や燃費などお財布にも優しいので、特にクルマ離れしている若者に人気の車種となっています。
そんな人気車種のマツダ フレアクロスオーバーの機能や燃費、安全性能、価格など気になるところを徹底的に調べていきたいと思います。
マツダ フレアクロスオーバー 基本スペック
マツダ フレアクロスオーバーのスペックは以下の通りです。
◆乗車定員
4名
◆ボディサイズ
・全長mm:3,395
・全幅mm:1,475
・全高mm:1,665
・ホイールベースmm:2,425
◆室内サイズ
・室内長mm:2,160
・室内幅mm:1,295
・室内高mm:1,250
◆燃料タンク容量:27L
◆車両重量kg
・XG2WD:790/4WD:840
・XS2WD:800/4WD:850
・XT2WD:820/4WD:870
◆燃費:JC08モード走行燃費率
・XG/XS2WD:32.0km / L
・XG/XS4WD:30.4km / L
・XT2WD:27.8km / L
・XT4WD:26.2km / L
◆エンジン
種類
・XG/XS:水冷直列3気筒DOHC12バルブVVT
・XT:水冷直列3気筒DOHC12バルブVVT インタークーラーターボ
総排気量L:0.658
最高出力KW(PS)/rpm
・XG/XS:38(52)6,500
・XT:47(64)6,000
最大トルクN・m(kgf・m)/rpm
・XG/XS:63(6・4)/4,000
・XT:95(9・7)/3,000
◆駆動装置
・2WD/4WD
・トランスミッション:3要素1段2相形(ロックアップ機能付)
マツダ フレアクロスオーバー 燃費
燃費はバツグン!クロカンとは思えない、とてもお財布に優しい燃費率になっています。
XG/XS2WDのJC08モードは32.0km/Lで4WDは30.4km/Lとなっています。
実燃費は2WDが18.25km/L、4WDが17.60km/Lです。
XT2WDのJC08モードは27.8km/L、4WDが26.2km/Lで実燃費は16.79km/Lになっています。
時速が13キロ以下になると自動でアイドリングストップモードになるのと、減速する際にはそのエネルギーを利用して搭載されているアイドリングストップ車専用鉛バッテリーとS-エネチャージ車専用リチウムイオンバッテリーに充電されます。
加速時にその充電されたエネルギー利用することにより燃費率の向上と静かでスムーズな加速を実現しています。
また、燃費効率の良い運転をしていると、メーターの証明がブルーからグリーンに変わります。
また、エネルギーがいつ発電されて充電されているか一目でわかるエネルギーフローインジケーターがついており、目で知らせてくれるので、燃費効率の良いエコドライブを意識しながら実現することができます。
光やアニメーションなどで楽しくエコドライブを体感する事が出来ます。
マツダ フレアクロスオーバーの燃費一覧。全国のオーナーからの給油情報を元にした実燃費が分かります。クルマの乗り方によっても燃費は大きく異なります。車レビューも参考になります。
マツダ フレアクロスオーバー エクステリア・外装・カラー
エクステリアは、フロントとリアのバンパーやフェンダーなどSUVらしくアクティブな場所でより栄えるデザインで、サイドはシンプルにフロントからリアにかけて伸びるようなデザインになっており、実寸よりも実際に見ると大きく見えます。
そしてアルミホイールが軽自動車とは思えないも印象を与えてくれます。
カラーはホワイトルーフの2トーンが2種類(パッションオレンジ、サマーブルーメタリック)とブラックルーフの2トーンが2種類(アクティブイエローフェニックスレッドパール)、ワントーンが3種類(ブルーイッシュブラックパール、クールカーキパールメタリック、ピュアホワイトパール)になっています。
マツダ フレアクロスオーバー インテリア・内装
マツダのフレアクロスオーバー
インテリアの最大の特徴は軽自動車とは思えないほどの収納力と広さです。
フロントからリアにかけてドリンクホルダーが充実しており、ドア、インパネ、シートなどポケット、トレイ、ボックスが随所に配置されています。
クロカンとしての機能も申し分なくラゲッジフロアは汚れをふき取りやすい素材になっており、電源を供給する装置も搭載されているのでクアクティブな場所でも活躍します。
後部シートも左右でそれぞれ倒せるので、シートの倒し方によりさまざまな大きさ、形の荷物を積むことが可能で、フルフラットにすると社内で ゆっくりとくつろげる空間になります。
インパネ、ダッシュボード付近のパネルやシートやなど随所にボディカラーと同色カラーが施されています。
マツダのフレアクロスオーバー
またマルチインフォメーションディスプレイには時刻や外の気温などをインフォメーションしてくれるほか、エコドライブ表示機能、オイル交換の時期なども知らせてくれるため、初心者や自動車のメンテナンスなど苦手な方にも優しく操作性に優れたデザインになっています。
寒冷地での使用もかんがえられており、運転席と助手席にはヒートシーターを搭載しており、走行距離が長くても蒸れない工夫がされています。
インテリアにもクロカンの機能が髄所に施されており、アクティブでも快適にドライブを楽しむことが出来ます。
マツダ フレアクロスオーバー 安全装備
2つのカメラであらゆる危険を感知しドライバーの安全をサポートするデュアルカメラブレーキサポートが搭載されています。
人間の目と同じような左右2つのカメラついていて物や距離を認識します。
サイズや輪郭などを割り出してヒトなのかクルマなのかなど障害物との衝突回避をサポートします。
衝突や誤発進、車線のはみ出し、ふらつきの際にブザーが鳴り、メーター内の表示灯が点灯しドライバーに知らせてくれます。
また、衝突の危険性が高まると自動ブレーキが掛けられ衝突回避のリスクや衝突時のダメージを弱めるサポートをしてくれます。
ボディはさらに軽量化され衝撃を効率よく吸収する構造や衝突時に頸部や頭部も衝突によるダメージを軽減できるように頸部衝撃緩和フロントシートや衝撃吸収材も内臓されています。
運転席、助手席にエアバックも搭載されており、ドライバーのもしもの時の安全性を高めています。
また、カーブでの横滑りが発生した時には進行方向の修正をするようにブレーキがかかり操作をアシストしてくれます。(ダイナミック・スタビリティ・コントロールシステム)
また、滑りやすい路面で急ブレーキをかけた時にタイヤのロックを防いでハンドル操作で衝突回避をサポートしてくれます。(4輪アンチロック・ブレーキ・システム&電子制御制動力配分システム、ブレーキアシスト)
安全性能に加えて快適なドライブを支援する機能も搭載されています。
ヒルホールドコントロールは坂道発進の際に一時的にブレーキが作動して車が下がるのを防ぎます。
急な下り坂ではレーキ操作をしなくても7kmの一定速度が保たれるヒルディセントコントロールが搭載されています。
運転に自信のないドライバーでも安全に操作に集中することが出来ます。
マツダ フレアクロスオーバー 新車価格
マツダのフレアクロスオーバー
マツダ フレアクロスオーバーの全6種類の新車価格は以下の通りです。(税込み金額)
マツダ フレアクロスオーバー
◆XG2WD:1,338,120円
◆XG4WD:1,464,480円
◆XS2WD:1,472,040円
◆XS4WD:1,598,400円
◆XT2WD:1,558,440円
◆XT4WD:1,684,800円
※2017年現在
多彩な機能と個性際立つデザインを融合させた新しいSUV、マツダ フレアクロスオーバー。低燃費を実現、全車減税対象車です。【マツダの軽自動車】
マツダ フレアクロスオーバー 中古車価格
中古車価格は80万円台~150万円台で購入が可能です。
目を引くのは数の多さです。やはり超人気車種なので中古車でもカラーやグレードなどお気に入りの1台が見つかるでしょう。
発売されてからまだ約3年なので走行距離もそれほど走っていない物が多いです。
ただし価格も新車との差額はそこまで大きくないようです。
※2017年現在
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マツダ フレアクロスオーバー の評価・口コミ
マツダのフレアクロスオーバー
適度にアップダウンがある山間部の国道とかだと非常に燃費がいい。それほどアクセルを踏まずに登れる坂とエンジンブレーキで定速走行できる下り坂の組み合わせではカタログ燃費を上回る事も。
燃費は他の車種と比べてもかなり良いようです。
特にアクティブな場所で高い燃費率を発揮しそうです。燃費もお財布に優しいですね。
【最新情報】マツダのフレアクロスオーバー全面改良 発売は2020年2月27日
《画像:マツダ》マツダ・フレアクロスオーバー
マツダは、SUVタイプの軽乗用車『フレアクロスオーバー』を全面改良し、2月27日より発売開始します。
今回の全面改良で、フレアクロスオーバーの特長ともいえる、おしゃれで個性的なデザインや室内空間の広さと使いやすさ、燃費性能などを向上させながら、先進安全技術の拡充や走行性能の強化など、さまざまな領域で進化させています。
■マツダ フレアクロスオーバー改良新型 内装
マツダ・フレアクロスオーバー
マツダ・フレアクロスオーバー
今回の改良で、フレアクロスオーバーのインテリアは、ワクワク感や遊び心を表現したデザインに、多彩な収納を備えて使い勝手を向上させました。
荷室下には防汚タイプのアンダーボックスを採用。ラゲッジボードを外せば荷室高が拡大し、背の高い荷物も収納可能です。
さらに、ホイールベースを先代モデルから、35mm延長したことで後席乗員の足元空間を確保しました。
前席は左右乗員間距離を先代モデルから30mm拡大、ゆとりのある室内空間を実現しています。
■マツダ フレアクロスオーバー 改良新型 価格
価格は136万5100円から179万9600円。
まとめ
マツダ フレアクロスオーバーをご紹介してきましたがいかがでしたでしょうか?
クロカンとしての性能は充実してましたし、燃費率の良さ、エコドライブを楽しむ機能、スペシャルな安全性などこれまでの軽自動車SUVの概念を覆す車でした。
ぜひ一度マツダ販売店でご覧ください!