【全くの初心者向け】貴方はわかる?F1(エフワン)とは
エフワン、と言われたら貴方は何を思い浮かべますか?
なんとなく、タイヤがむき出しで、ゴーカートのような車のレース…。という漠然としたイメージがある人が多いのではないでしょうか。
筆者がそうでした。しかし、車が好きなら最低限のF1の知識は知っておきたいですよね。本記事ではそんなF1について、押さえておきたい事柄をまとめています。
■F1(フォーミュラワン)について知りたい!
エフワン、と呼ばれるこのF1ですが、正式名称は「フォーミュラ1(Formula One)」です。この頭文字をとってF1と呼ばれています。
F1とは、モータースポーツのカテゴリーの一つですが、このモータースポーツの世界選手権のことを指すこともあります。
Formula とは「決まり」「車両規定」を意味Formula とは「決まり」「車両規定」のこと。つまり、この規定をクリアしていないとレースに出ることができません。
※出場する車両には、タイヤ・シャシー・エンジンなどあらゆる部分に規定があり、これに反した車両は走行できません。また、走行中のマナーなどの取り決め(スポーティングレギュレーション)もあり、違反した場合にはレース中のピット通過や、スターティンググリッド降格などのペナルティを課せられます。かつては6輪も認められていましたが、1983年以降は4輪の1人乗りフォーミュラカーに限られています。
ヨーロッパで広がった最高峰自動車レースであるF1は、ヨーロッパにおいてはサッカーなどとともに、最も市民の熱狂を集めるスポーツの一つと言われています。
最盛期に比べて人気は衰えたものの、未だに勢いのとどまることを知りません。
世界で最も稼ぐスポーツ選手、などといったランキングにもよくF1選手の名前が挙がってきますね。
■F1(エフワン)は最高峰の代名詞!!
F1は、世界最高峰の代名詞としても使われます。例えば、レッドブルエアレースワールドシリーズのことを、「空のF1」と呼ぶように、トップカテゴリーの代名詞として用いられることがしばしばあります。
■F1(エフワン)グランプリは世界各国で開催される
F1は、世界各国でグランプリ(GP)が開催されます。
原則として1つの国で開催されるグランプリは1シーズン中1回だけ(1国1開催)と定められています。
しかしながら、その時々によって様々な理由から複数回開催される例外もあります。そのグランプリは基本的に「国名」+「GP」で呼ばれ、「モナコGP」などと呼ばれます。
2018年スケジュールによれば、日本では10月7日に三重県の鈴鹿にて鈴鹿GPが開催されますので、気になる方はまずこの鈴鹿GPを観戦することを強くオススメします。
チケットは5月13日より発売予定です。
■【必読】F1をもっと知りたい!そんなあなたにオススメの本
初心者向け
まず初めに買うならこの本がオススメです。あいうえお順にマシンからレーサー、サーキット、2018年より搭載されたハロにいたるまで、解説されています。
親しみやすいイラストと優しい解説で紹介されているので、これを持っておけば、テレビでレース観戦中にわからない単語が出てきたとしても!すぐに調べることができるので、よりF1を楽しめますよ。
初心者・中級者向け
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◎2年ぶりの大幅改訂! 最新用語を含む1000語以上を解説
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中級者向け
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少しF1がわかってきた貴方にオススメ。
【押さえておきたい】F1有名ドライバーまとめ【伝説】
■アイルトン・セナ
アイルトン・セナ(1993年、マクラーレン) (c) Getty Images
F1を知りたいと思ったら、絶対に外しては語れない選手。
それがアイルトン・セナです。アイルトン・セナ・ダ・シルバは、ブラジル人の元レーシング・ドライバー。F1世界選手権において、1988年・1990年・1991年と、計3度ワールドチャンピオンを獲得しています。
時代を代表するドライバーの1人であり、日本では「音速の貴公子」としてよく知られていました。母国ブラジルにおいては、サッカー選手のペレ、ジーコと並んで、特に偉大なスポーツ選手の1人とされています。
セナが事故死した1994年5月1日にはサンパウロにてサッカー・サンパウロFC対パルメイラスの試合が開催されていましたが、開催者はこの試合開始直後に試合を止め、セナの死去をアナウンス、黙祷を行ったことも有名です。
■ミハエル・シューマッハ
ミハエル・シューマッハ(メルセデスAMG)
ミハエル・シューマッハは、ドイツの元F1ドライバーです。愛称はシューミー、マイケルなど。
ドイツ人初のF1ドライバーズチャンピオンで、最多優勝91回、チャンピオン獲得7度などF1の主な記録を更新しました。2006年に一度引退したものの、2010年に復帰、2012年に再度現役を退きました。
その冷徹で正確なドライビングから、日本では「ターミネーター」、日本国外では「サイボーグ」などと呼ばれることも。フェラーリ在籍期には、フジテレビのF1中継で「赤い皇帝」の愛称が使われていました。
デビュー当時のシューマッハは権威に楯突く生意気な若者とみなされていて、アイルトン・セナなどといった大物ドライバー達との間に摩擦があったと言われています。乱闘寸前になったこともありましたが、年月を重ねることに二人の関係は良好になりました。
そして、1994年サンマリノGP。眼前でセナがコースアウトして事故死する場面に遭遇したのもシューマッハでした。そのあとの会見にて、シューマッハは、「セナは僕の憧れだった」と語り、タイトル決定後の記者会見では「チャンピオンを何としても獲得して、アイルトンに捧げようと誓っていた」と語っていました。
セナとシューマッハ、絶対に知っておきたい名ドライバーです。
【保存版】2018年最新情報【F1】
■2018年 F1スケジュール
FIAが、2018年の年間スケジュールを公開しました。第21戦で、今年はかなりの過密スケジュールとなっています。
2018年F1世界選手権レースカレンダー
第1戦:オーストラリアGP(メルボルン)/3月25日
第2戦:バーレーンGP(バーレーン)/4月8日
第3戦:中国GP(上海)/4月15日
第4戦:アゼルバイジャンGP(バクー)/4月29日
第5戦:スペインGP(バルセロナ)/5月13日
第6戦:モナコGP(モンテカルロ)/5月27日
第7戦:カナダGP(モントリール)/6月10日
第8戦:フランスGP(ル・カステレ)/6月24日
第9戦:オーストリアGP(スピールベルグ)/7月1日
第10戦:イギリスGP(シルバーストン)/7月8日
第11戦:ドイツGP(ホッケンハイム)/7月22日
第12戦:ハンガリーGP(ブダペスト)/7月29日
第13戦:ベルギーGP(スパ・フランコルシャン)/8月26日
第14戦:イタリアGP(モンツァ)/9月2日
第15戦:シンガポールGP(シンガポール)/9月16日
第16戦:ロシアGP(ソチ)/9月30日
第17戦:日本GP(鈴鹿)/10月7日
第18戦:アメリカGP(オースティン)/10月21日
第19戦:メキシコGP(メキシコシティ)/10月28日
第20戦:ブラジルGP(サンパウロ)/11月11日
第21戦:アブダビGP(アブダビ)/11月25日
■2018年 各チームドライバー 一覧【画像アリ】
そして、2018年 F1各チームのドライバーが出そろいました。
こちらも参考にしてくださいね。
■メルセデス
44 ルイス・ハミルトン
77 バルテリ・ボッタス
■フェラーリ
5 セバスチャン・ベッテル
7 キミ・ライコネン
■レッドブル
3 ダニエル・リカルド
33 マックス・フェルスタッペン
■マクラーレン
14 フェルナンド・アロンソ
2 ストフェル・バンドーン
■ルノー
27 ニコ・ヒュルケンベルグ
55 カルロス・サインツ
■フォース・インディア
11 セルジオ・ペレス
31 エステバン・オコン
■ウィリアムズ
18 ランス・ストロール
セルゲイ・シロトキン
■トロ・ロッソ
10 ピエール・ガスリー
27 ブレンドン・ハートレー
■ハース
8 ロマン・グロージャン
20 ケビン・マグヌッセン
■ザウバー
9 マーカス・エリクソン
16 シャルル・ルクレール
メルセデス
ルイス・ハミルトン
バルテリ・ボッタス
フェラーリ
セバスチャン・ベッテル
キミ・ライコネン
レッドブル
ダニエル・リカルド
マックス・フェルスタッペン(c) Getty Images
マクラーレン
フェルナンド・アロンソ
ストフェル・バンドーン
ルノー
ニコ・ヒュルケンベルグ
カルロス・サインツJr.
フォース・インディア
セルジオ・ペレス(右)
エステバン・オコン(c) Getty Images
ウィリアムズ
ランス・ストロール(c) Getty Images
セルゲイ・シロトキン(公式インスタグラムより)
トロ・ロッソ
ピエール・ガスリー
ブレンドン・ハートレー
ハース
ロマン・グロージャン
ケビン・マグヌッセン(c) Getty Images
ザウバー
マーカス・エリクソン(c) Getty Images