トップへ戻る

【いつになる?】レベル5完全自動運転を掲げたコンセプトカー5選

【いつになる?】レベル5完全自動運転を掲げたコンセプトカー5選

近い未来に実現が予想される、レベル5の完全自動運転。BMW 「iNEXT」やAudi 「AICON」など各メーカーが発表したコンセプトカーをまとめました。 未来を感じるレベル5の完全自動運転コンセプトカーの詳細を是非ごらんください。

[PR]本ページはプロモーションが含まれています
⏳この記事は約3~4分で読めます。


自動運転とは?レベル5の完全自動運転って?

最近耳にする機会が増えた「自動運転」。
交通事故の抑制や、渋滞解消に効果があると言われています。

その「自動運転」にはレベルがあり、レベルが最も高いのがレベル5の完全自動運転です。

本記事では2018年2月13日現在、レベル5の完全自動運転を発表しているコンセプトカーをまとめて掲載しています。

BMW VISION NEXT 100

まず最初にご紹介するのが、2016年3月のBMW創立100周年記念に発表された、レベル5完全自動運転コンセプトカー BMW「VISION NEXT 100」です。

フロントからリアにかけて流線型を描く近未来的なデザインの4ドアセダンタイプで、BMWのキドニーグリルももちろん残っています。

タイヤホイールはダイナミック・ホイール・アーチといって伸び縮みする素材を採用しています。
ボディと一体になることで美しいボディラインを形づくり、タイヤに連動して様々な表情を見せてくれます。

ボディはセダンタイプで、ドアはポップアップ式に。

インテリアは、卵形のイスとヘッドレストが包み込むようになっています。
走る歓びを掲げるBMWらしく、ドライバー運転時の快適さを妨げないようなインテリアデザインになっています。

完全自動運転とドライバー運転の切り替えが可能

「駆け抜ける歓び」を掲げるBMWらしく、レベル5完全自動運転を掲げると同時にドライバーは運転が可能なコンセプトカーです。

ハンドルのBMWロゴを押すだけで、BOOSTモードで運転、EASEモードで完全自動運転に切り替えることを可能にしています。

BMW VISION NEXT100は実現される?

BMWは2016年の通期決算の場で「2021年、BMWグループの新たなテクノロジーの先駆けとなる『i NEXT』を発売する予定」と発表しています。

BMW「VISION NEXT100」のコンセプトを盛り込んだ『i NEXT』の実現は2021年になりそうです。

アウディ AICON(アイコン)

次にご紹介するのが、アウディが発表2017年9月のフランクフルトモーターショー2017で発表したコンセプトカー アウディ「AICON(以下アイコン)」です。

BMW 「VISION NEXT100」とは対照的に、ステアリング類やペダル類が一切ないのが特徴です。

BMW「VISION NEXT100」と違いドアは観音開きになっており、卵型のイスは共通しているもののヘッドレストの形状からより上質なリビングのような空間を連想させます。

アウディ AICON(アイコン)は実現する?

フランクフルトモーターショー2017で、技術開発担当取締役のペーター・メルテンス氏は

「これはレベル5。ステアリングホイールもアクセルもブレーキもない完全な自動運転車。しかし実現には10年以上の時間がかかるだろう」

と語っているため、アウディ「アイコン」の実現は早くても2027年以降になりそうです。

アウディ AICON(アイコン)のコンセプトムービーはこちら

VW Sedric(セドリック)

フランクフルトモーターショー2017で発表されたSedricI(セドリック)

次にご紹介するのは、フォルクスワーゲンが発表したレベル5完全自動運転コンセプトカーがフォルクスワーゲン「Sedric(以下セドリック)」です。

「セドリック」は2017年3月のジュネーブモーターショーで初めて公開、2017年9月のフランクフルトモーターショーでは内装・外装をアップデートした「セドリック」を公開しました。

ボタン1つで自動お出迎え

「セドリック」には、ドライバー席が存在しません。

操作はボタン、ボイスコントロール、スマホなどを通して行われることで子どものお迎えや荷物の配達が可能になるといいます。

またドライバー席がないことで、車内空間が広がり大人数での移動が可能になることもコンセプトビジュアルから伺えます。

VW Sedric(セドリック)は実現する?

「セドリック」に関する有力な発言などは確認できませんでした。

情報が確認でき次第、更新予定です。

アメリカ、自動運転開発の新興企業と戦略的提携も

2018年1月には、アメリカのオーロラ社と戦略的提携を結びました。
オーロラ社はグーグル(Google)やテスラで、自動運転車の開発を主導してきた人物が立ち上げた新興企業です。

オーロラ社との提携で、「セドリック」の実現への準備がさらに加速しそうです。

NEVS InMotion

次に紹介するのは2017年6月のCESアジア2017にてNEVS(ナショナル・エレクトリック・ビークル・スウェーデン)が発表したレベル5自動運転コンセプトカー「In Motion」コンセプトです。

インテリアは他メーカーと同じく包こむような卵型のデザインです。
また、ディスプレイには地図が表示されているため、乗員が行き先が分かるようになっているようです。

シートのレイアウトはプライベート、ソーシャル、会議の3つのモードを備えているとのことで、専用アプリでシートの位置や照明がコントロールできるようになっています。

NEVS InMotionのCESアジア2017での出展の模様はこちら

GM CruiseAV

最後にご紹介するのが、2018年1月にGeneral Motors(ジェネラル・モータース)が発表したレベル5完全自動運転コンセプトカー「クルーズAV」です。

クルーズAVにはステアリング類やペダル類が一切ありません。
広々としたフロントウィンドウが特徴的で、居室はハンドルがないものの現在乗っている乗用車に近いデザインです。

クルーズAVの基礎は2016年にGMが買収した新興企業である、同名の企業のシステムが基になっています。

Cruise AVは実現する?

GMはクルーズAVのコンセプトを2019年までに実用化予定とのことです。

また公道走行の許可をアメリカ運輸局に申請していることから、2018年中にはプロトタイプ公道走行テストが始まる見込みです。

Cruise AVのコンセプトムービーはこちら

まとめ

いかがでしたか?
未来的なデザインと自動運転の技術にわくわくしますよね!

今後の各メーカーの取り組みに注目したいと思います。

関連する投稿


 プロパイロットの運転はどこまで自動?自動運転機能や最新情報を紹介

プロパイロットの運転はどこまで自動?自動運転機能や最新情報を紹介

日産の自動運転技術である「プロパイロット」は、ドライバーの運転の負担を軽減してくれる利便性の高いシステムです。とはいえ、自動運転にはレベルがあるため、プロパイロットがどのくらい自動で運転してくれるのか知りたいと思っている方もいるのではないでしょうか。そこで今回は、プロパイロットの自動運転機能や搭載されている車種、今後の展開などを含めた最新情報を紹介します。プロパイロットの搭載車を購入したいと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。


自動運転のレベルとは?レベル別にできることを徹底解説

自動運転のレベルとは?レベル別にできることを徹底解説

自動運転にはレベル0~5の6段階が設定されており、各レベルでできることは大きく異なります。自動運転技術が日に日に進歩を続ける中、各レベルでどのような運転が可能になるのか気になっている方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、自動運転のレベルについて詳しく解説します。レベル別にできることや海外における自動運転の現状、今後の展望などについてまとめましたので、自動運転について知りたい方はぜひ参考にしてみてください。


2020年にレベル3解禁!各社の自動運転の最新情報を紹介

2020年にレベル3解禁!各社の自動運転の最新情報を紹介

2020年現在、日本国内ではレベル3までの自動運転を搭載した車を公道を走らせることが可能になりました。自動運転の技術は年々進化しており、各自動車メーカーが自動運転にどの程度対応しているのかなど、詳しい情報が気になっている方も多いでしょう。そこで今回は、自動運転の基礎知識や各社の自動運転に関する最新情報を紹介します。国内外のメーカーの取り組みや今後の自動運転技術の展望なども紹介しますので、自動運転の現状を知りたい方はぜひ参考にしてみてください。


自動運転、いつ実現するの? レベル別で機能を復習、実現時期

自動運転、いつ実現するの? レベル別で機能を復習、実現時期

車任せで居眠りしながら帰省や旅行のロングドライブがこなせたら最高なのに、「自動運転」なんて全然実現していないじゃないか、とお思いの方も多いことでしょう。しかし、現行の自動車に装備されている機能でも、歴とした自動運転に該当するものもあるのです。自動運転のレベル分けについてご説明するとともに、将来の展望についても迫っていきます。


【自動運転】自動運転レベルとは?レベル0~5まで分かりやすく解説!

【自動運転】自動運転レベルとは?レベル0~5まで分かりやすく解説!

最近よく耳にする「自動運転」。しかし単に自動運転と言っても、「自動運転 レベル3」など自動化されている機能によって段階ごとに定義(レベル)付けされています。こちらの記事では、自動運転のレベル0~5までを詳しく説明しています。(※2020年更新しました)


最新の投稿


2024-2025年末年始の新幹線 混雑予想・予測!帰省ラッシュ・Uターンラッシュはいつ?

2024-2025年末年始の新幹線 混雑予想・予測!帰省ラッシュ・Uターンラッシュはいつ?

2024年(令和6年)〜2025年(令和7年)の年末年始は最大9連休!大型連休となる今年の年末年始の新幹線の混雑状況はどのぐらいになるのでしょうか。また、帰省ラッシュ・Uターンラッシュはいつ発生するのでしょうか。昨年の年末年始のJR東日本・JR西日本における新幹線が混雑した日から、2024~2025年の新幹線の混雑日予測を紹介します。


【カー用品】Amazonブラックフライデー2024で買うべきおすすめカー用品をピックアップ

【カー用品】Amazonブラックフライデー2024で買うべきおすすめカー用品をピックアップ

Amazonブラックフライデー(BLACK FRIDAY)は、年間を通して最大級のセールイベントの一つ。この期間中、多くの人気商品が大幅値引きされ、普段は手が届きにくいアイテムも手に入れるチャンスです。特にカー用品は、機能的なものからドライブを快適にするグッズまで幅広く揃っており、車好きには見逃せないセールです。この記事では、Amazonブラックフライデー(BLACK FRIDAY)で買うべきおすすめのカー用品を紹介します。


ダイハツ新型「ロッキー」発表!安全性の向上と価格改定を実施

ダイハツ新型「ロッキー」発表!安全性の向上と価格改定を実施

ダイハツは2024年11月5日に、コンパクトSUV「ロッキー」の一部改良モデルを発表しました。安全性を高めたほか、価格を改定したといいます。


車の雪対策に!準備しておきたいグッズや降雪時の運転前・運転中・駐車時に気を付けるべきポイントを徹底解説

車の雪対策に!準備しておきたいグッズや降雪時の運転前・運転中・駐車時に気を付けるべきポイントを徹底解説

突然の積雪に見舞われると、準備不足から大きなトラブルにつながることもあります。雪による交通事故や車の故障を防ぐためには、事前の準備と適切な対策が欠かせません。この記事では、車の雪対策として、事前に揃えておきたいグッズや雪道での運転時の注意点、駐車時の積雪への対策などを詳しく解説します。これから始まる寒い季節に備え、この記事を参考に雪対策の準備を整えておきましょう。


MOTA(モータ)の新車見積は超便利!自宅で簡単比較見積

MOTA(モータ)の新車見積は超便利!自宅で簡単比較見積

MOTA(モータ)が提供する新車見積は、これから新車を購入する人にオススメのサービスです。通常、新車を購入するには、ディーラーや販売店へ足を運んで見積りや商談を直接やり取りしたり、比較検討するために複数のディーラーや販売店へ出向かなければならなかったりと大変です。しかし、MOTA(モータ)の新車見積は自宅に居ながらWEBだけで、気になる新車を簡単に複数のディーラーや販売店から見積りをしてもらうことが可能です。そこで本記事では、MOTA(モータ)の新車見積サービスについて、特徴からメリット・デメリット、そして利用方法についても詳しく解説していきます。新車購入を検討している方は、ぜひ最後まで読んで参考にしてくださいね。