今さら聞けない・・・「エヴァンゲリオン」とは?
皆様、新世紀エヴァンゲリオンというアニメはご存知でしょうか。国民のほとんどの方が知っているだろうと思っていますが、「エヴァ_認知度」と検索すると意外な数値が出ます。
エヴァンゲリオンの認知度は20代、30代だと80%以上の方が認知しているようですが、全年代での認知度はおよそ50%程度なのです。
なので、簡単にエヴァンゲリオンとは何なのか?を説明したいと思います。
新世紀エヴァンゲリオンは、1995年に放映が開始されたアニメです。放映されてから20年以上の年月が経ちますが、2007年に「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」として再度映画公開がされ、その後も2009年、2012年と新作の映画が公開され、最新作は今後また上映を予定している人気のアニメです。
主人公 碇シンジ が搭乗するエヴァンゲリオン初号機。画像は富士急ハイランドにて展示されている実物大のエヴァ初号機。エヴァのサイズはおよそ80m
主人公は碇シンジという少年で、主人公らが"汎用人型決戦兵器"とよばれる"エヴァンゲリオン"に搭乗し、"使途"と呼ばれる未知の敵と戦う。というのが大筋の流れです。エヴァンゲリオンはロボットではありませんが、概ねそのようなものと考えてください。
人気の理由としては、主人公ら少年・少女たちの心理的描写や、映像と音楽、など等挙げるとキリがありませんが、「心理的描写」部分が人気の理由として一番大きいかと個人的には感じています。
アニメとして不動の人気を誇るエヴァンゲリオンですが、様々な乗り物(車、バイク、鉄道、等々)にラッピングされたり、コラボされたりと、クルマ周辺の業界でも非常に人気です。
エヴァンゲリオン仕様の乗り物をこちらの記事ではまとめて掲載していきます。
SUPER GTでデビューしたエヴァ初号機仕様のカローラアクシオ
エヴァンゲリオンRT初号機aprカローラ
エヴァ仕様のカローラアクシオは、2010年4月、SUPER GT(スーパーGT)に参戦していたエヴァンゲリオンレーシングが第3戦富士スピードウェイ(5月2日決勝)から実戦に投入した1台です。
搭乗ドライバーの嵯峨宏紀氏と松浦孝亮氏も、主人公、碇シンジ色のレーシングスーツにて搭乗
SUPER GT第3戦の決勝レースの結果は、エヴァとタイアップした「エヴァンゲリオンRT初号機aprカローラ」はGT300クラスにて9位でした。
価格1600万円の「エヴァンゲリオン オロチ」
エヴァンゲリオン オロチは2015年にセブンイレブンがエヴァンゲリオンとコラボした限定1台だけの車両。価格はセブンイレブンの商品史上最高額の1600万円。
エヴァンゲリオン オロチは光岡自動車の「オロチ」をベースにエヴァンゲリオンメカニックデザイナーによるデザインをボディ全面に施した仕様。オロチはすでに生産、販売が終了している車両ですが、エヴァンゲリオン オロチは光岡自動車が保有している「オロチ ゴールドプレミアム」のデモカ―(中古車)を使って製作されたようです。
価格1600万円、かつ現金一括払いのみと言う高額商品にも関わらず、販売開始から2時間で申込み件数が54件を突破するという大反響をみせたようです。
鈴鹿8耐 エヴァRT初号機TRICKSTAR
2輪車でもエヴァとのコラボがされています。こちらは、鈴鹿8耐では名物となっている「エヴァRT初号機TRICKSTAR」。
2016年の鈴鹿8耐では7度目の挑戦となります。2016年はカワサキの新型「ZX-10R」にて、8時間の長丁場を戦いました。
エヴァRT初号機TRICKSTARのピット(2015年鈴鹿8耐)
エヴァ初号機が新幹線に・・・!500 TYPE EVA
変り種でいうと新幹線とエヴァのコラボもあります。こちらは2015年7月にJR西日本から発表された、山陽新幹線の500系車両とエヴァンゲリオン初号機のコラボ。
初号機に似たデザインで500系の車体を装飾し「500 TYPE EVA」として、2017年3月まで運行、としていましたが、人気のため2018年春まで延長されたようです。
現在の500系は8両編成。中間車も含め全て「エヴァ」カラー
「新世紀エヴァンゲリオン」の監督である庵野秀明さんが、山陽新幹線の線路が通っている山口県宇部市の出身なことからも山陽新幹線でのコラボに至ったようです。
1号車は「展示・体験ルーム」とし、全ての座席を撤去していて、エヴァンゲリオンの実物大コックピットやパネル、フォトスポット、ジオラマが設置されています。
■エヴァ仕様の新幹線 500TYPE EVA 最新情報!
2017年の11月26日にJR西日本が開催する「山陽新幹線ふれあいデー(岡山)」にて、500TYPE EVAが展示されるようです。
開催時間は10時から15時までで、2018年春まで博多~新大阪間の『こだま』で運行している「エヴァンゲリオン」仕様の500系「500TYPE EVA」が、岡山で展示される。
このほか、最先端技術を結集した新幹線運転台の見学、N700系アドバンス・700系・新幹線電気軌道総合試験車「ドクターイエロー」の展示、新幹線の安全技術の展示などが行なわれる。
参加には、JR西日本ウェブサイト「イベント情報」の応募フォームからの申込みが必要。岡山県内の各駅や広島県福山市内・尾道市内の各駅に設置されている応募専用ハガキでも申し込むことができる。締切は10月16日(必着)。
2018年夏から山陽新幹線500系は「キティちゃん」仕様に
情報は随時更新
放映開始されてから20年以上も経っているにも関わらず大人気のエヴァ。今後も、エヴァ仕様の乗り物が出た際には、紹介していきたいと思います。