FCA、アバルト124 スパイダー 2019年型を発表
アバルト 124 スパイダー の2019年モデル
FCA(フィアット・クライスラー・オートモービルズ)は9月1日、アバルト『124スパイダー』(Abarth 124 Spider)の2019年モデルを発表しました。
いったいどんな仕上がりになっているのか?調べてみました。
■プレビュー動画
■アバルト124 スパイダー 2019年モデルはこうなる!
アバルト 124 スパイダー の2019年モデル
アバルト124スパイダーですが、2016年春のデビューからおよそ2年半が経過、初の本格改良を実施。2019年モデルが登場しています。
2019年モデルには、最新の車載コネクティビティとして、「フィアットコネクト7.0」を採用しました。
これは7インチのタッチスクリーンディスプレイを核として、リアビューカメラやBluetooth接続機能、Sirius XMラジオなどを搭載しているとのことです。
■アバルト124 スパイダー 2019年モデルでもパワートレインは継続
2019年モデルでは、パワートレインを継続し、1.4リットル直列4気筒ガソリンターボ「マルチエア」エンジンを搭載します。
アバルトのチューニングにより、最大出力は164hp、最大トルクは25.5kgmに。
トランスミッションは、6速MTまたは6速ATを組み合わせました。
エグゾーストシステムの「Record Monza」が、アバルトらしいサウンドを発する、としています。
また、2019年モデルには、「ヴェレーノ・アピアランス・グループ」と命名されたパッケージオプションが新設定されます。
フロントリップスポイラー、ドアミラーカバー、牽引フックを赤で仕上げました。
アバルトの専用エンブレムとフロアマットも装備されました。
改めて知りたい アバルト124スパイダーとは
現行アバルト 124スパイダー
アバルト124スパイダーは、フィアット「124スパイダー」のアバルト版になります。
アバルトの124スパイダーはマツダ『ロードスター』をベースにその心臓部分にフィアット製1.4リットルのマルチエアターボユニットを搭載したものです。
また生産も広島のマツダ工場で行われており、言わば和製アバルトともいえる車です。
アバルト124スパイダーは2016年、日本市場にも導入されました。
■アバルト 124スパイダー 試乗記
現行アバルト、124スパイダー。乗り心地はどうなのでしょうか。
試乗記をまとめてみました。
『アバルト124スパイダー』に乗って得た印象は、そのサソリの毒はだいぶ希薄になったということであった。現状、フィアット500ベースのアバルトでも『595』だろうが、まして『695』になると、そのやんちゃぶりは相当なものだ。ところが124スパイダーはというと、それが実に運転しやすく、快適なのである。
アクセルストロークにも余裕がある。昔乗った『アバルト プント』など、アクセルストロークが非常に少なくて、案外エンストし易かった記憶があるが、そんな気を使う必要はまるでなく、スムーズな発進が可能であった。トルクはやはり低回転域から十分にモリモリと湧き上がり、引っ張ればグイグイと加速。逆にテンポよくシフトアップしてやっても、実に力強い、それでいてエコ運転が出来そうだ(燃費までは測っていない)。
最後に
車に興味がある方であれば、アバルト 124 スパイダーに一度乗ってみたいと思ったことがあるのではないでしょうか。
2019年型のアバルト124スパイダーに期待ですね。