マツダのコンパクトSUV CX-3について知りたい

マツダから発売されているSUVは沢山ありますね。
その中でも一番コンパクトサイズなのがCX-3(シーエックススリー)です。コンパクトサイズのため、街乗りはもちろん、SUVとしていろんな用途で楽しめる車ですね。
そんなCX-3について改めてスペック・価格・中古価格・評価など様々な角度から調べてみました。
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■マツダのコンパクトSUV CX-3ってどんな車?

マツダから発売されているコンパクトクロスオーバーSUV、それがCX-3です。
2014年に世界初公開され、2015年より発売されています。
日本で発売されているマツダのCXシリーズは、CX-3、CX-5、CX-8の3車種ですが、その中でも最も小さいサイズの車です。
「SKYACTIV TECHNOLOGY」とデザインテーマ「魂動(こどう)-Soul of Motion」を全面採用した、マツダの新世代車種の第5弾に位置づけられた車です。
商品改良が加えられ、これまでディーゼル専用モデルだったCX-3に、新たにガソリン車も設定されているので、好きなモデルを選ぶことが可能になっています。
2018年5月には大幅改良が施され、特別仕様車の「Exclusive Mods(エクスクルーシブ モッズ)」が設定されました。
■マツダのコンパクトSUV CX-3 洗車した時にイイ車だと思えるデザインを

『CX-3』は2018年にデビュー以来4度目の改良を行いました。
その際に、初めてデザインにも手が入れられました。
改良モデルのデザインを指揮したマツダデザイン本部チーフデザイナーの柳澤亮氏は、今回の変更意図やそのポイントについてこのように語っています。
現在マツダは“引き算のデザイン”をしようとしています。それを踏まえ、フロントエンドの様子を再構築しようと考えたのです。その時に何を重要視していくかというとやはり「シグネチャーウィング」がマツダの顔なのですね。もちろんブランドシンボルが一番にあり、その次にシグネチャーウィングとなるのですが、そのシグネチャーウィングをしっかりと強調して見せるためには何が大事か。それはラジエーターグリルの輪郭をしっかり見せる、これが大事だというところに行き着いたのです。
その結果として、横バーは大事だけどそれがメインではなく、シグネチャーがメインで横バーはその中で囲っていくことで輪郭をしっかり見せられる。そうすると遠くから走ってきた時にこの輪郭がしっかり見え、シグネチャーウィングが見える。そうした結果マツダ車だとわかることが大事だというところに行き着きました。
あとは、近くで見た時に精緻な立体感、奥行きのある造形に結びついていくと、お客様が自分のクルマを見た時に、あるいは洗車する時にいいクルマだと思ってもらえるように、ボディも当然美しくディテールにもしっかりと魂を込めるということをやったのです。

■マツダのコンパクトSUV CX-3 試乗評価・感想・評判

スペシャリティ性の高さ
3200kmあまりのドライブを通じて最も印象に残ったのは、まさにそのスペシャリティ性だった。ボディ表面は小型オープンスポーツ『ロードスター』と並び、「魂動デザイン」モデルの中でも最も複雑で豊かなラインと研ぎ澄まされた面質を持っているのだが、他人にカッコいいクルマに乗っていることを自慢するような感じではなく、共に過ごす時間が長くなるにつれてその作り込みに自己満足を覚えるようなタイプの良さであった。ドアの開閉音、ドアハンドルの引き心地、スイッチ類やエアコン吹き出し口の操作感など、静的質感もノンプレミアムのスモールSUVとしては異例に高いものだった。

精緻なエクステリアデザイン
デザイン考。CX-3を長い時間乗り回してみて、これを所有した場合に最も満足度を得られそうだと感じられたポイントは、何といっても綿密に作りこまれたエクステリアデザインだった。
ボディパネルは同じマツダのコンパクトスポーツ『ロードスター』と並んで最も彫りが深い。作り方によってはくどさを感じさせかねないのだが、まわりに“どうだ、素敵なクルマだろう”と見せびらかすイヤミな感じを与えないのは面白く思われるポイントであった。オーナーが秘めやかに満足感に浸るタイプの作り込みである。

普段使いには十分
CX-3はセンスの良いクルマという印象がある。コンパクトでプロポーションが良く、特に小さなボディでタイヤを大きく見せたそのデザインは、まるでレンダリングの世界から飛び出してきたような世界感を作り上げていた。搭載されたエンジンは2リットル直4NAユニット。これに6速ATの組み合わせである。常用域のパフォーマンスは少なくとも十分。
■マツダのコンパクトSUV CX-3 安全性能
マツダのCX-3は、すべてのグレードが先進安全技術を標準装備しています。
また、「サポカーS・ワイド」に該当しています。
「360°ビュー・モニター」を新採用し、アドバンストSCBSの夜間歩行者検知機能が向上しました。
■マツダのコンパクトSUV CX-3 グレード別価格

マツダのCX-3、新車価格は以下の通りです。
ガソリンエンジンのタイプは約210万円~270万円ほど。
ディーゼルエンジンのタイプは約260万円~280万円ほどの価格帯になっています。
【ガソリンエンジン】
■20S(ベースグレード)
2WD (6EC-AT) ¥2,127,600(税込)
2WD (6MT) ¥2,127,600(税込)
4WD (6EC-AT) ¥2,353,600(税込)
■20S PROACTIVE(安全性能が充実し、快適な走りを追求したグレード)
2WD (6EC-AT) ¥2,332,800(税込)
2WD (6MT) ¥2,332,800(税込)
4WD (6EC-AT) ¥2,558,800(税込)
■20S PROACTIVE S Package
(PROACTIVEグレードにL Packageグレードのエクステリアと快適装備を搭載)
2WD (6EC-AT) ¥2,430,000(税込)
2WD (6MT) ¥2,430,000(税込)
4WD (6EC-AT) ¥2,656,000(税込)
【ディーゼルエンジン】
■20S L Package(快適さと上質さにこだわったCX-3の真骨頂)
2WD (6EC-AT) ¥2,566,080(税込)
2WD (6MT) ¥2,566,080(税込)
4WD (6EC-AT) ¥2,792,080(税込)
■20S Exclusive Mods(先進感を徹底的に研ぎ澄ました一台)
2WD (6EC-AT) ¥2,598,480(税込)
4WD (6EC-AT) ¥2,824,480(税込)
■マツダのコンパクトSUV CX-3 中古価格
新車よりもっと安く購入したい!と考えている方は中古での購入も視野に入れてはどうでしょうか。
調べてみたところ、2018年式~のものは、状態にもよりけりですが、平均価格が約220万円~250万円ほどでした。
一方、2018年より前のものであれば200万円~220万円ほどの中古車も見られたので、気になる方は調べてみてもいいかもしれません。(2019年1月調べ)
最後に
本記事では、改めてマツダのCX-3についてまとめてきましたがいかがでしたでしょうか。
日本では多くのSUVが発売されています。もっとSUVについて知りたいという方は、下記記事も合わせてご覧ください。