VWのセダン&ワゴン!パサート・パサートヴァリアント 改良新型登場!
フォルクスワーゲンは2月6日、改良新型『パサート』(Volkswagen Passat)を欧州で発表しました。セダンとワゴンの『パサート・ヴァリアント』が、同時に発表されています。
■改めておさらい!フォルクスワーゲンのパサートってどんな車?
パサートとは、フォルクスワーゲンの上級セダン&ワゴンです。
初代のデビューから45年という伝統のあるモデル。
現行である8世代目モデルまでの世界累計販売台数は、2900万台を超えていて、世界で最も成功を収めているミドルクラス車のひとつと言えます。
現行パサートは2014年秋、パリモーターショー2014で発表されました。
この現行パサートがデビューから4年以上を経て、初の本格改良を受けています。
■パサートには、オールトラックというクロスオーバー4WDもある!
フォルクスワーゲングループジャパン(VGJ)は、クロスオーバー4WDディーゼルモデルの新型『パサート・オールトラック』を2018年の10月31日から発売しています。
新型パサート・オールトラックのパワートレーンは、最高出力190ps、最大トルク400Nmを発生する最新2リットルTDIディーゼルターボエンジンと6速DSGの組み合わせです。
四輪駆動システム4モーションを搭載し、ラフロードにも対応するオールラウンドな走行性能を持ちながら、ディーゼルならではの環境性能と優れた燃費・経済性を兼ね備えています。
『パサート・ヴァリアント』の優れた積載性や機能性も継承し、アウトドアレジャーやロングトリップなど、アクティブなライフスタイルを楽しむユーザー向けのモデルに。
■ パサート 改良新型 エクステリアがイメチェン!
フォルクスワーゲン・パサート ・ヴァリアント 改良新型
改良新型では、エクステリアが変更を受けました。
フロントはバンパーやグリルが新デザインとなります。
ヘッドライトは最新のLEDとなり、オプションで「IQ.Light」と呼ばれるLEDマトリクスライトが選択可能です。これは、新型『トゥアレグ』に続く設定となります。
また、リアは、バンパーや立体的なテールランプが新デザイン。バンパーには、デュアルエグゾーストが組み込まれます。
ホイールも新デザインとなり、ボディカラーはブルーなどの新色が3タイプ用意されています。
■パサート改良新型 「IQ.DRIVE」を導入
改良新型には、最新の先進運転支援システム(ADAS)のブランドとして立ち上げられた「IQ.DRIVE」を導入します。
新開発の部分自動運転システム、「トラベル・アシスト」がハイライト。
この新しいシステムでは、0~210km/hという幅広いスピード領域において、部分的な自動運転を可能にしました。
また、改良新型には、静電容量式センサーを備えたステアリングホイールを世界で初めて装備。
これは、ドライバーが正しくステアリングホイールを握っているかどうか、検知するものです。
「緊急ステアリングアシスト」は、ブレーキによって回避操作を行う場合の安全性を高めています。
■「モジュラー・インフォテインメント・マトリックス」は第3世代に
また、最新の車載コネクティビティも採用します。
「MIB」と呼ばれる「モジュラー・インフォテインメント・マトリックス」は第3世代に進化しました。
スマートフォンアプリと連携するためのインターフェースには、フォルクスワーゲンとして初めて、Apple「CarPlay」によるiPhoneアプリのワイヤレス統合が可能になっています。
この第3世代のMIBはデジタルコックピットで、従来の「アクティブ・インフォ・ディスプレイ」に対して、機能が強化。
ハイコントラストのグラフィックディスプレイは、鮮明かつ高品質。新デザインのマルチファンクションステアリングホイールのボタン操作で、3種類のディスプレイ構成をカスタマイズ可能です。