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VW パサート|違いのわかる人の高級車! 魅力を紹介

VW パサート|違いのわかる人の高級車! 魅力を紹介

国産車では選択肢がどんどん減っている扱いやすいサイズの高級セダン。欧州の輸入車では、メルセデスベンツやBMWが定番の選択肢となっていますが、もっとスマートな、もっと機能的なフォルクスワーゲン パサートも、気になる車ではないでしょうか。豊富なバリエーションで様々な要望に応える懐の深さを持つ、パサート。魅力を一緒に紐解いていきましょう。

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違いのわかる大人のスタイリッシュ・プレミアム、VW パサート!

フォルクスワーゲン パサート

フォルクスワーゲン パサート

ご自分で運転されるには扱いやすくてちょうどいいサイズのセダンが、Dセグメントのセダンです。存在感や高級感もしっかりありつつ、都市部でも持て余さないサイズは、人気になって当然ですよね。

このクラスの定番の車種としては、メルセデスベンツのCクラス、BMWの3シリーズ、アウディのA4などがありますが、見逃しがちなダークホースが、フォルクスワーゲン パサートです。

エクステリアやインテリアのデザインからも、それらライバルよりも抑えの効いた、スマートな印象が際立つパサート。一体どんな魅力がつまっているのでしょうか。

詳しくご説明していきます。

パサートの魅力:ギラつかないのに高級感あるエクステリア

フォルクスワーゲン パサート

フォルクスワーゲン パサート

なんといってもパサートの魅力は、そのスタイリッシュなエクステリアから始まるでしょう。

俺は高級車だぞ!と主張するようなギラギラの装飾がないのに、高品質で精緻な印象を与えるエクステリアデザインは、余裕のある大人の方にこそぴったり。

もちろんプレミアムカーらしく、パネルギャップがほとんど感じられない高品質なボディは、セダンらしい威厳を感じさせる仕上がり。流行のクーペ風に走っていないとはいえ、ルーフラインは流麗そのものです。

LEDヘッドライトなどの先進性もバッチリ用意されていますし、ライバル車と並んでも引け目を感じることはなさそう。そろそろ目立つ車も疲れたな、なんてお感じのあなたにおすすめです。

パサートの魅力:もはやリムジン?!洗練された広々室内

フォルクスワーゲン パサート ヴァリアント インテリア

フォルクスワーゲン パサート ヴァリアント インテリア

ライバルとなるCクラスや3シリーズのような後輪駆動ではなく、前輪駆動のプラットフォームを採用するパサートは、その分クラスの常識を超えた室内空間を実現。

ライバルではやや軽視されがちな後席空間も、お客様をお乗せしても喜ばれそうなほどの余裕があります。

また、トランクスペースも自慢できるポイント。VDA法による計測では、単体でも586L、後席を倒せば1,152Lという大容量が確保されており、下手なSUVよりもずっと高い実用性を誇ります。もちろん、後部座席を立てたままで、ゴルフバッグは4個の収納が可能です。

また、ワゴン仕様となる「パサート ヴァリアント」では、車両後端までスッと伸びるロングルーフを採用しているので、高さも幅もしっかり確保された荷室がポイント。まるでミニバンのような使い勝手の良さです。

パサートの魅力:選べる先進のパワートレイン

フォルクスワーゲン パサート TDI エンジンルーム

フォルクスワーゲン パサート TDI エンジンルーム

フォルクスワーゲンでは、日本市場へクリーンディーゼル車「TDI」の導入が加速しており、パサートにももちろん設定されています。

高級車だからこその重厚なボディを軽々と動かしてしまうトルクの分厚さは、ディーゼルならではのもの。それでいて、JC08モードで20.6km/Lという、こちらもクラスの常識を超えた低燃費を実現しています。

また、TDI以外にも、なんとこの堂々としたボディに対して1.4リッターという小排気量のターボエンジンも選択が可能。トレンドのダウンサイジングターボは、環境性能を向上させつつパフォーマンスも文句なし。こちらもJC08モードで20.4km/Lという低燃費です。

エコだけでなく、プレミアムカーならではの余裕をお求めの方には、2.0リッターターボのRラインもおすすめ。220PSのパワフルなエンジンを6速DSGでキビキビ走らせるのも、痛快な体験です。

パサートの魅力:ワゴンもSUV風味も選べる豊富なバリエーション

フォルクスワーゲン パサート オールトラック

フォルクスワーゲン パサート オールトラック

なんと、高級感あふれるセダンだけでなく、実用的なワゴンタイプ「ヴァリアント」、SUV風味でアクティブな印象の「オールトラック」までと、バリエーションが豊富なこともパサートの特徴。

オールトラックなどは、SUVよりも低い全高も相まって独特な雰囲気がありおしゃれですし、ヴァリアントも伸びやかなルーフラインで余裕を感じさせるデザインは、ワゴン車につきものの「実用車感」が薄い仕上がり。

選択肢が広いことは喜ばしいことですが、三車三様の良さがありすぎて選びきれない、嬉しい悲鳴も聞こえてきそうです。

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フォルクスワーゲン パサートのスペック

【フォルクスワーゲン パサート TDI ハイライン】スペック表
ボディサイズ(全長×全幅×全高)4,785mm×1,830mm×1,470mm
ホイールベース2,790mm
最大乗車定員5名
車両重量1,560kg
燃費JC08モード:20.6km/L
エンジン種類直列4気筒ディーゼルターボ 1,968cc
エンジン最高出力140kW(190PS)/3,500-4,000rpm
エンジン最大トルク400N・m(40.8kg・m)/1,900-3,300rpm
駆動方式前輪駆動(FF)
トランスミッション6速DCT
新車価格4,657,273円(消費税抜き)
(2020年10月現在 フォルクスワーゲン公式サイトより)

エコ×スポーツ!プラグインハイブリッドのパサート GTE

フォルクスワーゲン パサート GTE(左)、パサート ヴァリアント GTE(右)

フォルクスワーゲン パサート GTE(左)、パサート ヴァリアント GTE(右)

現在日本では販売が終了していますが、パサートには魅力的なプラグインハイブリッド「GTE」も設定されていました。

充電可能なハイブリッド車となるプラグインハイブリッドは、とかく環境性能だけを宣伝されがちですが、フォルクスワーゲンのプラグインハイブリッドは一味違います。

伝説的なスポーツグレード「GTI」の意思を引き継いだ「GTE」というグレード名からも分かる通り、スポーティさが加わったキャラクターは、専用のエクステリアパーツからも伝わる部分ですね。

フォルクスワーゲン パサート GTE 充電ポート

フォルクスワーゲン パサート GTE 充電ポート

実燃費ではやや伸びが悪かったようですが、その分グイグイ走れる魅力はGTEならでは。エンジンとモーターを最大限の効率で動かす「GTEモード」などが備わるなど、新しい時代のスポーツグレードを感じさせました。

現在欧州では、よりEVモードでの航続距離を伸ばすなどした改良新型が発表されているので、新型の早期の日本導入にも期待がかかります。

もっと妖艶がお好み?VW アルテオンもおすすめ

フォルクスワーゲン アルテオン Rライン

フォルクスワーゲン アルテオン Rライン

パサートの落ち着いたスタイリングではちょっと物足りないとお感じなら、フォルクスワーゲン アルテオンはいかがでしょう。

パサートの姉妹車にあたるアルテオンは、一目で分かる4ドアクーペのスポーティな出で立ちがパサートとの違いを鮮烈にアピールしています。

開口部の広がったフロントフェイスはかなり迫力のあるもの。ローアンドワイドな印象が強く、パサートよりもかなり大きな車に見えますよね。

実際、パサートよりも背は低くなりつつも長く・幅広くなっており、アルテオンはフォルクスワーゲンのフラッグシップサルーンという位置付けになります。

フォルクスワーゲン アルテオン Rライン

フォルクスワーゲン アルテオン Rライン

流行の4ドアクーペであっても、フォルクスワーゲンが作るとやはり下品ではなく、緻密でハンサムなデザインにまとまっているのは見事ですよね。

室内のデザインや使い勝手はパサートを踏襲しているので、普段使いも楽々こなせてしまうアルテオン。

魅力たっぷりな上、フルタイム4WDの4モーションが全車装備されることもあり、お値段がパサートよりお高めな点には注意が必要ですが、パサートと一緒に検討リストに加えてみては?

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フォルクスワーゲン アルテオンのスペック

【フォルクスワーゲン アルテオン TSI 4モーション Rライン アドバンス】スペック表
ボディサイズ(全長×全幅×全高)4,865mm×1,875mm×1,435mm
ホイールベース2,835mm
最大乗車定員5名
車両重量1,700kg
燃費JC08モード:13.3km/L
エンジン種類直列4気筒ターボ 1,984cc
エンジン最高出力206kW(280PS)/5,600-6,500rpm
エンジン最大トルク350N・m(35.7kg・m)/1,700-5,600rpm
駆動方式四輪駆動(4WD)
トランスミッション7速DCT
新車価格5,681,819円(消費税抜き)
(2020年10月現在 フォルクスワーゲン公式サイトより)

VW パサート、新車と中古車の価格帯まとめ

フォルクスワーゲン パサート

フォルクスワーゲン パサート

パサートの現在販売されているグレードは、エンジン種類が2.0リッター ターボ/2.0リッター ディーゼルターボの2種類で、3グレードが設定されています。

2020年10月現在の税抜き新車価格では、2.0リッターディーゼルターボ TDIを搭載するTDIの廉価グレード、TDI エレガンスラインが4,012,728円、より豪華なTDI ハイラインが4,657,273円。

シリーズのトップグレードとなる2.0TSI Rラインが4,840,910円となっています。

ヴァリアントではTDIの2グレードのみの販売で、TDI エレガンスラインが4,194,546円、TDI ハイラインが4,839,091円となっています。セダンから約20万円の差額で、わかりやすいですね。

SUV風のアクティブなオールトラックは、オールトラック TDI 4モーション アドバンスの1グレードのみ。価格は5,408,182円と、パサート随一の高価格ではありますが、4WDの4モーションが選べるのは現状オールトラックのみです。

フォルクスワーゲン パサート ヴァリアント Rライン インテリア

フォルクスワーゲン パサート ヴァリアント Rライン インテリア

中古車市場では、セダンよりもヴァリアントの方が人気が高いことがわかります。

2020年10月現在では、パサートは130台、パサートヴァリアントは273台の在庫が確認でき、在庫台数としてはあまり多くない印象。

現行モデルに限ればパサートで245.9万円、パサートヴァリアントで248.5万円と、価格自体はこなれている印象。

どちらも2015年発売ですが、外観で大きな変更がなかったため、初期型でも新鮮な印象を維持しています。

まとめ

フォルクスワーゲン パサート

フォルクスワーゲン パサート

スマートなプレミアムカー、フォルクスワーゲン パサートについてご紹介してきました。

上品な印象は、どこに乗りつけても浮かない多用途性を持ち合わせつつ、欧州車らしい安定した走行性能で遠出も楽々。

お車をたくさん運転される方にこそおすすめしたいパサート、これからも目が離せません。

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