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スポーツタイプもある「アコードツアラー」の歴史や中古価格・燃費など

スポーツタイプもある「アコードツアラー」の歴史や中古価格・燃費など

今ではもう生産されなくなった「アコードツアラー」。しかし、海外でも高い人気を誇っています。この「アコードツアラー」を中古で購入しようとお考えの方は、ぜひ参考にしてください。


アコードワゴンの後継車がアコードツアラー。

1991年4代目アコードのワゴンモデルとして「アコードワゴン」が誕生しました。洗練されたスタイリッシュなエクステリアと、5ドアの広々とした室内空間は、当時のあらゆる世代から支持を受け、大人気のクルマとなりました。その一方で、「アコードツアラー」は、「アコードワゴン」のヨーロッパ仕様に対する呼び名でしたが、2008年5代目となるモデルから「アコードワゴン」の名前を廃止し、「アコードツアラー」として国内で販売されるようになりました。

初代の「アコードワゴン」は前述の通り、1991年に4代目「アコード」のワゴンモデルとして誕生しました。そしてその開発、生産までを一貫してアメリカで行い、日本へは輸入する形がとられていました。その理由は当時の「貿易摩擦」が深刻化していたためで、日本の大手自動車メーカーは、苦肉の策として、アメリカで生産した車を逆輸入するという方法がとられたのです。

アコードツアラーとはどんな車?

2007年9月にフランクフルト・モーターショーにて発表されたこの車は、それまでの「アコードワゴン」から欧州で使用されていた「アコードツアラー」に変更され、2008年2月に販売が開始されました。

初代CW1/2型アコードツアラーは、4代目アコードワゴンよりもボディサイズが大型化され、全幅が約80mmから90mmのサイズアップとなっています。またスポーティで操縦安定性に優れた走り、先進的なエクステリアデザインと、高い安全・環境性能を持つ新しい上級ミッドサイズ・セダン/ワゴンとして開発されました。

アコードツアラーの特徴は。

アコードツアラーはシャシーの低重心化を図ったほかに、フロントピラーは4代目ホンダ・オデッセイと同様に高張力鋼材を多用した構造を採用し、太さを先代ワゴンから18%スリムにすることにより視界の向上を計っています。またアコードツアラーの大きく傾斜したスクリーンにより、必然的にダッシュボードの棚も広くなっていて使いやすくなっています。

シートの作りも良くサイズもたっぷりしていて、特にショルダー部のホールド感が快適に感じられます。スポーツカーでなくとも安楽に包まれるシートは乗る人を喜ばせてくれます。材質も部分革張りで見た目の高級感もありますし、ヒーターの備えもあって言うことなしの造りになっています。サイドブレーキのレバーもドライバー側にあり使いやすくなっています。そして重要な安全面での向上としては、サイドカーテンエアバッグなど6つのエアバッグの採用や、車両挙動安定化制御システムと協調し、車両の挙動を安定させる操舵力アシスト機能(モーションアダプティブEPS)を全てのグレードに標準装備している点が特徴です。

自己保護性能と相手車両への攻撃性の低減、歩行者傷害軽減を性能をこれまでより向上したボディを採用しました。

また先代と同じように、高速道路での運転負荷を軽減する車速・車間制御機能(ACC:アダプティブ・クルーズ・コントロール、先代のIHCC)をオプション設定とし、車線維持支援システム(LKAS)を一部のグレードに標準装備しました。2011年2月24日 -のマイナーチェンジでは、2.4L車は新たな専用装備を追加した「Type S」・「Type S・アドバンスパッケージ」に絞り、新たにレギュラーガソリン仕様のR20A型を搭載した「20TL」・「20TL・スマートスタイルパッケージ」を追加しました。

なお、新グレードの「20TL」は「平成22年度燃費基準+25%(「20TL・スマートスタイルパッケージ」は「平成22年度燃費基準+20%」)」を達成しています。

アコードツアラー初代 CW1/2型の基本スペックは?

ボディタイプ:5ドア ステーションワゴン
エンジン:R20A型水冷直列4気筒横置き
駆動方式:FF
変速機:5速AT
排気量:1,997cc
サスペンション:前:ダブルウィッシュボーン式、後:マルチリンク・ダブルウィッシュボーン式
全長:国内仕様:4,750mm、欧州仕様:4,740mm 、全幅:1,840 - 1,850mm、全高:1,470mm、車両重量:1,520 - 1,610kg

となっています。

エクステリアはどんな感じ?

エクステリアはフロント回りのイメージなどにアコードらしさを継承していますが、ボディの全幅が拡大したことでワイド&ローのイメージが強くなり、グンと存在感が増した印象となっています。それでその分だけ近くで見るとかなり大きなクルマになったように感じられます。

ワゴンはルーフを短くしてリヤウインドーの傾斜を強めてあり、これはラゲッジルームの絶対的な容量でいえば不利になる要素ですが、スタイリッシュで軽快な走りを想像させるようなデザインになっています。

広くなった車内空間でのびのび!

アコードツアラーはインテリア回りのデザインは先進的なイメージと、品質感の高さが特徴になっています。プラットホームを共用するオデッセイと似たような印象も少しありますが、インテリアについてはアコードとアコード ツアラー専用に作られています。インテリアの中で特に目新しく感じるのが外周指針メーターで、メーターの針が中央にピボットのあるものではなく、指針が周囲に支えられているように見えます。

このタイプのメーターを採用したことで、スピードメーターの中央にはさまざまな情報を表示できるスペースが生まれました。またボディサイズが大きくなったことで、運転席と助手席の間隔が広がるなど、居住空間には余裕が生まれました。十分な広さが確保できたゆとりに包まれ、ゆったりとした気分になれます。後部座席に座っても十分な広さがあって、フロアトンネルの出っ張りも少なめなので、足元に余裕があってくつろげる広さになっています。FF車なのでセダンのトランクの容量もたっぷり確保されているし、アコードツアラーのラゲッジスペースも標準状態で406リッター、後部座席のシートを倒すと600 リッターの容量があって、たっぷりと収納ができます。

アコードツアラーの燃費と中古価格は?

アコードツアラーの燃費は型式CW1がJC08燃費:12,6km/L、型式CW2が11,0km/Lで、実燃費が型式CW1が9,87km/L、型式CW2が10,01km/Lとなっています。また中古車価格は2011年のタイプが44万円から188万円、2013年のタイプが109,0万円から115,8万円となっています。

まとめ

アコードワゴン・アコードツアラーは、そのスタイリングや性能の秀逸さから、非常に総合的価値が高いクルマでした。ステーションワゴンの売れ行きが低迷したことから、残念ながら国内での販売は一旦停止されてしまいましたが、もう一度、ぜひその美しい姿が見たいですね。ですから新車でなくても状態のいい中古車を探すと、自分だけの愛車が見つかるかもしれませんよ。そしたら大切にして長く乗りこなしてください。

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