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デ・トマソ パンテーラ 概要や歴史・各モデル|燃費・中古価格・評価

デ・トマソ パンテーラ 概要や歴史・各モデル|燃費・中古価格・評価

スーパーカーブームで一躍有名になった「デ・トマソ パンテーラ」の歴史や各モデルの特徴や紹介、そして燃費や中古価格、評価などをまとめてみました。憧れのクルマに関心のある方は是非ご覧ください。

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⏳この記事は約3~4分で読めます。


「デ・トマソ・パンテーラ」はどんなクルマなの?

1971年に発売された「デ・トマソ・パンテーラ」は、アルゼンチンのレーサーであるアレッサンドロ・デ・トマソの会社「デ・トマソ」と、アメリカの「フォード」が共同開発して造られたクルマです。

パンテーラは、「デ・トマソ」としては3作目にあたるスーパーカーです。

イタリアの名門カロッツェリアが手がけたボディに、アメリカ製のエンジンを搭載し、シャシーは、ランボルギーニ ミウラを手がけたことで知られているジャンパオロ ダラーラが担当していたことで、一躍有名になりました。

パンテーラとは、「パンテーラ」はイタリア語で「豹(ヒョウ属)」という意味です。

乗りやすさを重視したデ・トマソ パンテーラL

パンテーラLとは、イタリア語で豪華、贅沢という意味を持つLussoの名を語尾につけ、1972年に追加されたモデルになります。

「パンテーラ」が人気車となった翌年の1972年に「パンテーラL」が発売され「パンテーラ」の上級車として話題になりました。

改良した点はエンジン出力を40馬力ほどデチューンすることで、扱いやすさがワンランク上になったことが挙げられます。

またボディが衝撃吸収バンパーに変更されたことなども安全面での改良点だと思います。

さらにパワーアップしたデ・トマソ パンテーラGTS

パンテーラのハイパフォーマンスモデルが1973年に登場した「パンテーラGTS」です。

独特の迫力を醸し出すボディは、全体のシェープがウェッジで特にフロントはシャープなスタイルになっています。

またかなり大きなエアダムスポイラーがありますが、黒く塗られているためそれほど目立たないのが特徴です。

1973年に登場したパンテーラのハイパフォーマンスモデルです。

パンテーラのパワーユニットはフォード製で、330ps/5400rpm、トルクも46.0kgm/3800rpmという物凄さです。

そのため200km/hで走行しても直進性は安定していて運転しやすいと言えます。

レーシングタイプのデ・トマソ パンテーラGT4

「パンテーラGT4」はパンテーラGTSをレースカーとしてリファインしたモデルであり、1974年に発売されました。

エンジンの性能はかなりアップしていて、500馬力をオーバーするほどになっています。まさにレーシングタイプだと言えますね。

公称最高速度はなんと331km/h。

デトマソ パンテーラGT5は扱いやすいクルマ

オーバーフェンダーとテールウイングで武装した「パンテーラGT5」は1980年に発売され、これまでのボディから大きくイメージチェンジしたモデルです。

レースカー的な雰囲気はこれまでと変わらず演出してはいますが、一般公道でも扱いやすくする為に、エンジン出力が330馬力にデチューンされたのが特徴です。

それでも公称の最高速度は281km/hで、一般車との差は歴然としています。またこのモデルからオイルショックの影響でフォードがパンテーラの販売から撤退しています。

デトマソ パンテーラGT5Sは1984年に発売

「パンテーラGT5S」は1984年にパンテーラGT5のマイナーチェンジ版として発売されたモデルです。エンジンはチューニングの異なる二種類が用意され、標準が300馬力、ハイパフォーマンス仕様は350馬力となっているのが特徴です。

エクステリアは派手な特徴をそのままにして、オーバーフェンダーはサイドスカート部を外し、フェンダー一体型の滑らかなデザインに変更されています。

エンジンも変更されたデ・トマソ パンテーラSI

1991年に発表された「パンテーラSL」は、パンテーラとしては最後のモデルとなります。デザインは全体的にRが付いて滑らかになり、フェンダーはブリスター風になったのが特徴です。

また「フェラーリ・F40」を髣髴とさせるような造形を有していて、二分割式リアウイングに顕著に現れています。

またエンジンも変更され、フォード・マスタングが搭載していた水冷5リッターV型8気筒OHVエンジンが搭載されるようになりました。このエンジンはこれまでのモデルと比較すると控えめなスペックで、247馬力、トルク40.8kg-mになっています。

そして1994年に製造された41台のうち、4台だけがミラノの車両製造会社Pavesiによって、従来モデルには設定されていなかったタルガトップに改造されました。

これにより「SIタルガ」は、パンテーラ最後の公式バリエーションになりました。

2017年、デ・トマソ パンテーラが「パンサー」として復活!

2017年末、イタリアに本社を置く「ARES Design」は、イタリアの名車「デ・トマソ パンテーラ」を27年ぶりに「パンサー」として復活させることを発表しました。

「デ・トマソ パンテーラ」の復活は実に27年ぶりで、大きな話題となりました。新型パンサーのフロントには昔ながらの、リトラクタブルヘッドライトが搭載されることになりましたが、内部には現代の最新技術を用いたプロジェクターヘッドライトが採用され、時代の流れを感じさせてくれます。

「アレス パンサー」は限定台数は5台から15台を予定していて、スポーツカーマニアの間では誰が買うのか興味津々といったところです。

個性的なデザインのカスタムを施すことで有名な「アレスデザイン社」によって生産される新型パンサーは、ネット上でも大きく注目を集めていました。

2019年3月の情報によりますと、価格に関しましては、過去にメルセデスAMG G63のカスタムモデルを約8,000万円で発売されるという噂もあったことから、9000万円程度くらいになるのではないかと思われています。

ベースはランボルギーニ ウラカン!

ランボルギーニ ウラカン

ランボルギーニ ウラカン

ベースとなるのはランボルギーニ・ウラカンで、基本的な構造は変更されないままになります。エンジンもそのまま5.2リッターV10を使用しますが、出力は658馬力にまで向上(ウラカン・ペルフォルマンテですら640馬力)しています。

インテリアは、ステアリングホイール、センターコンソールやメーター類が基本的にはランボルギーニ・ウラカンのままになっています。ただしダッシュボードはじめレザーが貼られる部分のデザインは大きく変わっているようです。

デ・トマソ パンテーラ 燃費はどれくらいなの?

国内に存在するデ・トマソ・パンテーラは非常に少なく、実燃費が2,0km/Lくらいであるという意見もありました。

デ・トマソ パンテーラ 中古車価格はいくらくらい?

約980万円より1120万円の幅がありますが、この他に相談で決められるものもあるので、台数は少ないですが選ぶことができます。

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終わりに

国内には数少ないデトマソパンテーラ。元が高価なクルマですが中古車になれば多少安くなりものすごい満足感が得られることでしょう。見るだけでも価値があるので、是非探してみてください。

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