道の駅 ローズマリー公園の概要
年間を通じて温暖で関東の中でも、一足早く春がくることで知られている南房総の道の駅として、お土産の購入や休憩、旅の情報収集をはじめ、家族連れやカップルでのドライブスポットやレジャースポットとしても活用できる道の駅です。
道の駅 ローズマリー公園は海に囲まれた房総半島の魅力を堪能できるだけでなく、中世ヨーロッパを思わせる建物やローズマリーなどのハーブや季節の花々が咲き誇る庭園が魅力です。
施設内にはなぜかシェイクスピアの世界に触れられるコンセプトタウンが設けられているとともに、事前申し込みでコンサートや演劇が開催できるシアターや作品展示ができるギャラリーなどもあります。
房総半島の情報を提供してくれるインフォメーションをはじめ、お土産などが買えるテナントショップがあり、直売所のはなまる市場では地元農家のとれたて野菜や果物、南房総自慢の花などを買うこともできます。
〒299-2521 千葉県南房総市白子1501
Tel:0470-46-2882
営業時間:09:00~17:00
休館日:無休(年間数日臨時休業有)
ルートは富浦IC⇒館山⇒国道128号線で約20分、または、君津IC⇒県道92号⇒国道465号線⇒国道410号線で約60分。
■アクセス情報
ハーブに触れる憩いとシェイクスピアの世界に浸る
駐車場の目の前にはイギリス風庭園である、ローズマリーが咲き誇るローズマリーガーデンがあります。
ハーブの1つであるローズマリーの甘く爽やかな香りが漂うほか、四季折々の草花が美しく咲き誇っています。
中世のイギリスを再現したローズマリーガーデンや、日差しが明るく差し込みベンチなども用意されたフォーマルガーデンはカップルやご夫婦、女性たちの散策の場としても人気です。
ニュープレイスと呼ばれるインフォメーションコーナーがある施設の2階には、イギリスを代表する劇作家であり世界的にも有名なシェイクスピアの世界が楽しめるミュージアムになっています。
シェイクスピアの時代や歴史、作品に触れる機会が持てるのが魅力です。
シェイクスピアの生家を再現したバースプレイスと呼ばれる建物もあり、テムーズ川の河原とシェイクスピアメモワールの模型なども展示されています。
インフォメーションがある1階には、タイ刺繍と雑貨と帽子のショップもあるのでお土産を買うのもおすすめです。
房総の花々や農産物が豊富
はなまる市場では房総の名産品であるお花や鉢植え、地元で採れたての野菜やフルーツ、農産物加工品などの地元の特産品が手に入ります。
東洋蘭やシクラメンは種類が豊富ですので、お庭のお花を揃えたい方や、ローズマリーガーデンに触発されてお花を育てたくなった方にもおすすめです。
季節にもよりますが、日本一ともいわれる房総ビワが生でも手に入るほか、ビワを加工したビワゼリーなどのスイーツは年間を通じて買えます。
特に一番人気は、ビワの果肉や果汁をたっぷり使ったソフトクリームです。
甘酸っぱさが感じられるジューシーなオレンジ色のソフトクリームは、子どもから大人まで人気です。
千葉特産の落花生を使用したスナックやお菓子をはじめ、醤油醸造の名産地として名高い千葉の醤油が約50種類ラインナップされています。
テイスティングコーナーも設置されていますので、お好みに合うテイストの醤油や、納豆や卵かけご飯、煮物やうどんのつゆと、料理ごとにぴったりマッチする醤油をセレクトしてみましょう。
芸術を発信する場に
ローズマリー公園内には英国の中世時代の劇場をイメージして設計されたシェイクスピア・シアターがあり、事前に申し込めば、誰でも公演やイベントなどに使うことができます。
市民サークルや学生さんや社会人サークルでの演劇やコンサートをはじめ、プロの演奏会はもちろん、研修会やセミナー、会議などにも使えます。
ギャラリーも解放されていて、地域の絵画教室や写真サークルの発表の場として利用されたり、画家や作家の個展などが開かれたりすることも少なくありません。
ドライブのついでに芸術鑑賞ができるのはもちろん、芸術に親しむ場として地域の方も足しげく訪れるスポットです。
まとめ
道の駅 ローズマリー公園はハーブや季節の草花が咲き誇るローズマリーガーデンに迎えられ、シェイクスピアの世界が楽しめるミュージアムなどもあるユニークな道の駅です。
芸術鑑賞が楽しめるシェイクスピアシアターやギャラリーもあり、地域の方の憩いの場にもなっています。
お庭散策や芸術に親しめるほか、地元の野菜や房総特産のビワを使ったスイーツなども手に入るのもうれしいです。
南房総の花や鉢植えなども買えます。