メルセデス・ベンツのSLKとは
メルセデス・ベンツ・SLKクラスとは、ドイツの自動車メーカーであるダイムラーがメルセデス・ベンツブランドで展開していたクーペカブリオレタイプのスポーツカーになります。
SLKの中でも最も売れたモデルがSLK200です
メルセデスの中でも、小さなSLKとして発売されたSLK200には、ATのみならずMTも用意されています。このMT車は日本国内からの要望が大きかったのも、MT車発売の大きな要因となったようです。
2014年にもマイナーチェンジが行われ、ラインナップも充実したばかりか、内容も向上しました。
・SLK200 MT
価格はただ一台500万円を切ったモデルでもあり、数少ないマニュアルトランスミッションモデルでもあります。このモデルよりシートヒーター・自動防眩ミラーが標準装備となりました。
・SLK200 トレンド+
2015年にもマイナーチェンジが行われ、このクラスにも2リッター直4ターボエンジンを搭載したモデルが登場しました。
SLK200トレンド+では一番大きな変更点は勿論エンジンの大型化であるが、もう一つの目玉はこれまでオプション装備であったAMGスポーツパッケージが標準装備となっています。
・SLK200 エクスクルーシブ
これまでオプションサービスであったものの多くが標準装備となりました。その中でも、ミリ波レーダーセンサー&カメラで左右前方や左右後方の車両との衝突の危険を減少するレーダーセーフティパッケージや、超音波センサーで車両と周囲の障害物との距離を測りブザーとインジケータで教えてくれるパークトロニックなどの安全面に対するものやキーレスエントリーなどを標準装備としています。
SLK200 BLUEEFFICIENCY(ブルーエフィシェンシー)とは
本来BLUEEFFICIENCY(ブルーエフィシエンシー)とは、メルセデス・ベンツが取り組んできた様々な燃費の向上やCO2排出量の削減に向けた技術やその成果を総称するものの事です。
勿論SLK200 BLUEEFFICIENCYというモデルも存在します。パワートレインは、C200ブルーエフィシェンシー用の1.8リッター直4直噴ターボをATでそのまま使っています。最高出力184馬力、最大トル27.5kgmという数値も同じです。
SLK R171とは
171は、2004年から~2011年まで発売されたモデルでSLKとしては2代目にあたります。
当初は直4エンジン搭載のモデルは見送られ、新しくV6・3.5Lを積むSLK350とAMGのSLK55 AMGの2台が国内では先行発売され、2005年にV6エンジンを搭載するSLK280を追加しました。
SLK R172とは
172はSLKとしては三代目にあたるモデルです。顔立ちが若干女性らしさから男らしい顔立ちになったという声が多数上がったモデルです。
三代目SLKの日本での発売は、いまのところ1.8リッター直4ターボの200と3.5リッターV6の350に分かれます
SLKと言えば バリオルーフ スイッチ
SLKと言えばバリオルーフが一番の特徴です。
メルセデス・ベンツでは電動式ルーフ格納装置をバリオルーフと呼びますが、SLKの修理で多いのはこのバリオルーフの部分が多いのは事実です、いざという時に開かない事よりも閉じないことの方が問題が大きくなります。
まさかのドライブ中に土砂降りの雨、季節によれば日本国内で有れば十分考えられるシチュエーションですね。そんなときバリオルーフが閉まらないとなれば大変な事態になってしまいます。そうならない為にも日ごろからの点検などを注意深く行うようにしましょう。
ドライブ前に一度開閉テストを行うくらいが丁度よい点検だと思います。
SLKの最高峰AMG
やはりメルセデス・ベンツの最高峰はAMGと言うことになります。SLKにもAMGの設定は準備されていますご安心ください。
ここではそのラインナップの中でも一番高性能 なモデルSLK 55 AMGを少しご紹介しましょう。
5.5リッターのV8エンジンというパワートレインと、SLKの特徴である解放感も十分味わいつつ速さも思いのままです。そして随所にちりばめられた一目でAMGと分かる装飾の数々は所有者の自尊心をくすぐるには十分です。
SLKのエクステリアもインテリアも最高峰の物を求めるならAMGで決まりです。
SLKのカスタムの楽しみ方
SLKは存在だけで十分カスタマイズされたメルセデス・ベンツですが、さらにカスタマイズする為のエアロパーツなどは十分に世界中のカスタムショップなどから販売されております。
視覚に訴えるのであれば、エアロパーツは抜群に効果的であり、種類も豊富にあります。
まずは 視覚に一番に変化を訴えたいのであれば、フロントマスクから変えていくのが一番効果的です。フロントグリルだけでも十分効果はありますが、更にフロントスポイラーの追加で重厚さとスポーティさを増す効果は絶対です。
それにサイドスポイラーにリアウイングなどで世界に1台だけのSLKに仕上げる事も可能です。
しかし、やはりメルセデス・ベンツのカスタマイズの究極を狙いたいのであれば選択は一つかも知れません。
メルセデス・ベンツにはAMGという究極にカスタマイズされたSLKがすでに準備されているのですから、「純正で究極」これにかなう相手はいません。
エクステリアだけに止まらずインテリア果てはエンジン・足回りにまで及ぶカスタマイズこれこそAMGという真骨頂のカスタマイズなのです。
SLKの中古車情報
一番安くメルセデス・ベンツのSLKを求めるなら、少し年式の古めのSLKをお考えになるのはどうでしょうか。SLKの2シーター・オープンという特徴からも乗り手を選ぶ車であるがゆえに、価格的にも中古車市場ではかなり金額は低価格に設定されています。
まとめ
2シーター・オープンは沢山ありますが、やはりメルセデス・ベンツの2シーター・オープンの車は別格です。
SLKは種類が多く、また中古車市場でも人気のある車ですので、もしご購入をご検討中で有れば比較的探しやすい車です。
日本はある意味、オープンカーの楽しめる季節の少ない国ですが雨の上がった青空の元爽快にオープンで走り抜けるのはまた格別な時間であることは間違いないでしょう。
四季それぞれに季節の顔があり、同じ道でも姿を変える日本の風景は、オープンでなければ味わえないひと時を与えてくれます。
時の流れを感じつつ日常とまた違ったひと時をお過ごし下さい。