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トヨタの軽SUVラッシュ新型が2019年に復活か!? ラッシュってどんな車?

トヨタの軽SUVラッシュ新型が2019年に復活か!? ラッシュってどんな車?

みなさんはトヨタのラッシュという車を知っていますか?ラッシュはトヨタのコンパクトSUVです。日本では2016年の3月ごろまで発売されていました。実は2019年にこの車が復活するのではないかとささやかれています。そこで今回はラッシュがどういう車であったのかについて各種スペックの紹介をしつつ、最新の情報をお伝えします。

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トヨタの軽SUV ラッシュとは

ラッシュ…それはトヨタが販売していたコンパクトSUV

ダイハツビーゴ (2008)

ダイハツビーゴ (2008)

トヨタのラッシュは2006年1月から2016年の3月まで日本国内で販売されていたコンパクトSUVです。

フルモデルチェンジした2代目(2017年発売)は海外でのみ販売されています。

ラッシュはトヨタがダイハツからOEM供給を受けて販売していました。ダイハツはビーゴという名前でラインナップにのせていました。

実質的な後継車はC-HRになります。

駐車場に止められているトヨタのC-HR

トヨタのSUV C-HR

ラッシュは、コンパクト、2BOX、そしてワゴンという異なる3種類のタイプそれぞれの良いところを併せ持った車となっています。

つまり、優れた走破性・使い勝手・快適性を意識して作られた車ということです。

街乗りから家族でのドライブ、そしてアウトドアまでと幅広い用途で使うことができるようになっていました。

トヨタのラッシュ、車名の由来は

ラッシュという車名は英語のrushに由来するものです。勢いよく進むという意味の英語で、その言葉のように元気に走る車としてのイメージを持たせるために付けられています。

初代ラッシュ(2006~2016年3月まで日本発売)

黄色いかくかくした姿がかわいいラッシュ

トヨタのラッシュ(初代)

ボディサイズ、室内サイズ

4WDモデルのボディサイズは全長3,995mm(前期型) x 全幅1,695mm x 全高1,705mmです。

2WDモデルのボディサイズは全長3,995mm x 全幅1,695mm x 全高1,690mmとなっていて、2WDモデルは4WDモデルよりも全高が低くなっています。

室内寸法は室内長1,800mm x 室内幅1,385mm x 室内高1,240mmとなっていて、2WDモデルと4WDモデルのどちらも同じ寸法です。

その他、最低地上高は4WDモデルが200mm、2WDモデルが180mmとなっています。乗車人数はどちらも共通して5名です。

パワートレイン

パワートレインを見ていきましょう。エンジンは全モデル共通で、型式3SZ-VEエンジンが搭載されていました。

1.5Lの直列4気筒DOHCエンジンとなっていて、最高出力80kW(109PS)/6,000rpmと最大トルク141N・m(14.4kgf)/4,400rpmのスペックです(どちらもネット値)。

2WDモデルには電子制御式4速オートマチックのみが用意されていました。

それとは反対に、4WDモデルには電子制御式4速オートマチックに加えて5速マニュアルも用意されていた点はポイントの1つです。

スポーツカーでなくとも自身で変速操作を行うことでより運転を楽しむことができるようになっていました。なお5速マニュアルモデルの変速比はATモデルよりも低く、減速比はATモデルよりも高めです。

足回り

フロントサスペンションはマクファーソン・ストラット式が、そしてリアサスペンションには5リンク式コイルスプリングが採用されています。ブレーキはフロントに15インチディスク(一部4WDモデルは16インチのベンチレーテッドディスク)、リアにドラム式ブレーキです。

ラッシュのグレードについて

ラッシュのインテリア

ラッシュのインテリア

ラッシュの初代モデルの、発売当初に用意されたグレードはXグレードとGグレードの2種類です。

それぞれのグレードには2WDモデルと4WDモデルが用意されて、変速機も選べば6種類用意されていたこととなります。

4WDモデルにはメカニカルセンターデフロックやVSC(車両安定制御)が搭載され、優れた走破性に貢献しています。

マイナーチェンジについて

2008年の11月にマイナーチェンジが行われました。このマイナーチェンジではGグレードにLパッケージと呼ばれる上位グレードが追加されています。

シートの表皮にアルカンターラが採用されたり、オートレベリング付きディスチャージのプロジェクター式ヘッドランプ、キーフリーシステムや盗難防止システムが標準装備となっているのが特長です。

2代目ラッシュ(2017年~)

トヨタ ラッシュ (2017年型)

トヨタ ラッシュ (2017年)インドネシアで発表

トヨタのラッシュ(2017)

2代目ラッシュは1.5L直列4気筒ガソリンエンジンを搭載、初代モデルとは異なるエンジンとなっています。駆動方式はFRとなっていて、変速機は5MTです。

ボディサイズ全長4,435mm x 全幅1,695mm x 全高1,705mmで、3列シートを装備する乗車定員7名モデルとなっています。

7名乗車モデルとなったことで全長が初代ラッシュよりも長くなっているものの、ボディサイズについてはそれ以外の違いはありません。

日本では発売されていません。

トヨタのラッシュが2019年に復活?!

タイトルの通り、トヨタのラッシュが2019年に復活するのではないかと言われています。このように言われているのには次の3つの理由があります。

ラッシュ新型発売を期待する理由その1 海外ではラッシュが販売中!

トヨタRAV4新型(米国仕様)

トヨタRAV4新型(米国仕様)

1つは国外でラッシュの販売が続けられているということです。実は2017年11月にインドネシアでラッシュの2代目モデルの販売が開始されました。

日本国内では販売されずに海外では販売が続いているモデルが再び国内で復活するという流れは、ハイラックスやRAV4のケースから分かる通り考えられることです。

なおこちらもOEM供給による販売となっています。

ラッシュ新型発売を期待する理由その2 DNトレック市販化が…

ダイハツDNトレック(東京モーターショー2017)

ダイハツDNトレック(東京モーターショー2017)

2つ目はダイハツが2017年の東京モーターショーで発表したコンセプトカーのDNトレックを近々販売するのではないかと言われていることです。コンパクトSUVとしてモーターショーで発表されたコンセプトカーのDNトレックが市販化されるとなれば、3代目ラッシュのベース車になる可能性は十分に考えられます。

ラッシュ新型発売を期待する理由その3 加速するSUV熱!

緑の上を走るマツダのCX-3

日本で販売されているCX-3。

3つ目は今日のSUVブームです。現代の自動車マーケットにおいてSUVは各社が力を注いでいるカテゴリーとなっています。

燃費・コスト・小回りの良さなどを考えてもC-HR、ヴェゼル、レクサスUXなどが属する小型SUVは特に需要の高いカテゴリーですから、このカテゴリーに属するラッシュの新型を発売する可能性は十二分に考えられるということです。

トヨタのラッシュは海外で発売中?

上述した通り2014年に国内での販売を終えて以降、日本国内ではラッシュの新型は発売されていません。

インドネシアで2017年に2代目ラッシュがダイハツのOEMとして発売されているのみとなっています。

トヨタのラッシュ新型 発売されたら価格はどうなる?

発売されることとなれば気になるのはどれくらいの価格帯となるかということです。

現時点でその価格帯はわかりません。
そのため、初代ラッシュとインドネシアで販売されている2代目ラッシュの価格を参考に考えてみましょう。

初代ラッシュは160万円から210万円代の価格帯、そして2代目ラッシュは180万円〜という価格帯になっているので、近年のSUVの価格を踏まえると、180万円〜という価格になるのではないでしょうか。

トヨタのラッシュ新型 発売されるならいつ?

今年発売されるのでは、とささやかれているラッシュ新型の発売日は未定です。

しかしながら、可能性として考えられるのは10月下旬から11月上旬にかけて開催される東京モーターショーに出展、発表されるということです。

これが実現すると考えると、東京モーターショー目前の9月あたりにはさらなる情報が発表されるかもしれません。

続報を待ちましょう。

まとめ

今回は発売が予想される新型ラッシュに関する情報、並びにこれまで発売されてきたラッシュについてもご紹介しました。

トヨタ公式の発表はないのでまだどうなるかわかりませんが、昨今のSUVブームの中で、ラッシュが発売されたならば、いったいどのような立ち位置の車となるのか気になるところです。

今後のトヨタの動向に注目していきましょう。

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