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2019年に生誕50周年!トヨタのライトエース┃車中泊の方法・価格は

2019年に生誕50周年!トヨタのライトエース┃車中泊の方法・価格は

双子の姉妹、ライトエースとタウンエースは販売店が異なる(ライトエースはトヨタネッツ店、タウンエースはトヨタカローラ店)だけで、パワートレーン、内装、ボディも一緒。1970年から50年近くもトヨタを支え続ける、知る人ぞ知る功労者なのです。ライトエース(とタウンエース)にスポットライトを当てます。


トヨタのライトエースとは?

ライトエースとは、トヨタから1970年より発売されている車です。

ボディタイプはトラックとワンボックスカーの2種類の設定がされています。

現行モデルは2008年に発売された6代目で、現在でもなお幅広く使用されている車なので、みなさんも道路などで見かけたことがあるのではないでしょうか。

ライトエースとタウンエース、違いはどこ?

トヨタ ライトエース トラックDX Xエディション 画像

トヨタ ライトエース トラックDX Xエディション

商業車として街でよく見かけるライトエースとタウンエースですが、長さ、高さ、幅、と見た目だけでなく、積載量、内装、エンジンに関しても全く同じになります。

違いとしては、ライトエースがネッツ、タウンエースがカローラで販売されているということとエンブレムが違うということだけです。

そのため、どちらを購入するか検討している場合は車両自体というより、販売店や名前で選ぶ事になりそうです。

歴代ライトエースのモデルチェンジ

1970年11月に3人乗りトラックタイプのモデルとして登場したライトエースは、スターレットのキャブオーバータイプと呼ばれる位置づけで発売されました。

初代(1971年2月から1978年2月発売)のライトエースは、トヨタ・ミニエースの上級モデルとして9人乗りの乗用仕様(コーチ)が追加され、バンにスライドドアを備えた5ドアと、ハイルーフ仕様も追加されたのですが、1976年、後の姉妹車となるタウンエースが登場しました。

ライトエースがフルモデルチェンジをしたのは、1979年10月で初代のM10系からM20系へと変わったのがこの時期です。

上級グレードに限り、フロントディスクブレーキが装備されるなど安全性も強化されましたが、主に手を加えたのは内装で、明るいカラーが採用され、クーラーも吊り下げ式からフルエアミックスタイプのエアコンを採用する事によって近代的なデザインとなりました。

また、コーチはこの代より名称がワゴンに改められたのも、この時期です。

トラックに加え、バンにもジャストロートと呼ばれる、後輪に小径ダブルタイヤを装着した超低床デッキも設定されています。

3代目となるM30・M40系が発売されたのは1985年から1999年です。1985年にはワンボックスのみがフルモデルチェンジをし、ワゴンモデルのリアゲートのウィンドウには大型化されたウィンドウがセットされ、エクステリアデザインはより豪華なデザインへと変わっていきます。

ガソリンエンジンは3Y-U型が設定され、ディーゼルエンジンモデルは2C型に変更されましたが、2C-T型というターボモデルも追加されていました。

4代目となるR20・30系は1992年から1996年にかけて発売されています。4代目は1992年の1月に登場するのですが、タウンエースと統合された共通ボディとなりました。

ライトエースのボディサイズは?

トヨタ ライトエース・ノア

トヨタ ライトエース・ノア

ボディサイズは5ナンバーサイズ枠を最大限に使った大きさで、室内の広さも3列シートレイアウトを可能とする広さとなっていて、7人乗りと8人乗りの仕様となっています。

後期モデルが出る1993年はRVブームとなっていた事もあり、専用のフロントグリルガードと大型フォグランプを装備した「GXLフィールドツアラー」を設定しました。

後のヴォクシーの前身となる「ライトエースノア」として登場するのが、5代目です。1996年から2007年、R40・50型のモデルとなりますが、安全基準の見直しから安全規制が厳しくなった事を受け、衝突安全基準の関係からボンネットを持つ外観へと変わります。

ガソリンエンジンは従来の3Y-EからDOHCの3S-FEとなり、出力は130馬力にアップされ、バンのエンジンも7K型になっています。

内装の変更としては、MTは従来通りですが、ATはウォークスルーを考慮し、イージーコラムシフトを採用し、5:5分割タイプの前後スライドシートが世界初採用されたのも、このタイプからです。

2001年に、ライトエースノアの後進であるヴォクシーが登場した事で、ライトエースノアは消滅し、ワゴンタイプはライトエースのラインナップから姿を消す事になりましたが、バン・トラックは引き続き生産が継続されました。

ライトエース(タウンエース)バンの新車価格は?

ライトエースバンDX

ライトエースバンDX

シンプルな装備で扱いやすい小型商用バンとして、売り出されたライトエース(タウンエース)バンの新車価格は以下となります。

グレード
 DX   メーカー希望小売価格(消費税込み)約160~195万円
 GL   メーカー希望小売価格(消費税込み)約173~210万円

(2019年8月現在)

ライトエース(タウンエース)バンの中古車価格は?

中古車価格帯は約15~250万円までと価格帯は広く、年式は1998年式から2019年式までとなっています。

年式で多く見られるのが2011年から2014年式で、その年式の車両ですと、70万円台から120万円台での取引が多いようです。

※自動車情報サイトResponse 中古車情報より(2019年8月現在)

ライトエース(タウンエース)バンの基本スペック

タウンエースバン

タウンエースバン

ライトエース(タウンエース)バンの基本スペックは、以下の通りです。

【参考】DXグレード/4WDモデル

・ボディタイプ:キャブバン

ボディサイズ
・全長×全幅×全高:4045㎜×1665㎜×1900㎜
・ホイールベース:2650㎜
・車両重量:1280㎏

エンジン・燃料系
・エンジン型式:3SZ-VE
・圧縮比:10.0
・最高出力:97ps(71kW)/6000rpm
・過給器:なし
・最大トルク:13.7㎏・m(134n・m)/4400rpm
・燃料供給装置:EFI(電子制御式燃料供給装置)
・種類:水冷直列4気筒
・燃料タンク容:43L
・総排気量:1495cc
・使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
・JC08モード燃料:12.8㎞/L

タイヤ(前):165R13LT-8PR
タイヤ(後):165R13LT-8PR

キャンピングカーのベースとしても人気のライトエーストラック

ハイエースに比べて大きすぎず、小回りの利くライトエーストラックは、キャンピングカーのベース車両としても人気です。ハイエースがベースのキャンピングカーは居住性においては抜群ですが、近年では、もう少しコンパクトなバンコン(バンをベースにしたキャンピングカー)が求められるようになってきています。

知ってる!? ”キャブコン”の意味

ライトエースバンをベースにしたレジストロ・アウル

ライトエースバンをベースにしたレジストロ・アウル

キャブコンバージョン、通称キャブコンは、一般的にトラックをベースにシェルを架装したモデルです。

ワンボックスベースのバンコンとキャブコンの違いは、ボディをそのまま利用するかしないかという点で、バンコンはそのまま利用し、キャブコンはカットしてシェルを新たに搭載するという事になります。

キャブコンの外見的な大きな特長として、運転席の上に張り出した「バンクヘッド」と呼ばれる就寝スペースがある事です。

ライトエースのキャブコンの傾向としては、「居住性」を重視した本格的なキャンピングカーとして作られる事が多いようです。

車中泊に適したライトエース(タウンエース)バン

株式会社トヨタテックス大阪では、荷室を2段に分けて有効的に車中泊できるマットが販売されています。バンとしての積載スペースは残したまま、鉄骨フレームを既存のボルト穴を利用して固定するだけで、簡単に取り付けられる事ができます。

マットを設置しても下段有効高が約400㎜確保される事から、下段にはコンテナボックス等の荷物を積む事も可能です。

また、就寝設備としても最大約1830㎜×約1400㎜のベッドスペースを確保でき、長時間のドライブ時の仮眠、車中泊に最適です。

そのほかAmazonなどで販売されている専用のサンシェードなどを活用すると季節に左右されにくい空間を車内に作ることもできます。

ライトエースバン (S402M/S412M) (H20/02~) 国内生産 サンシェード (フロント/サイド/リア 1台分フルセット)日よけ 車中泊 防犯 吸盤 遮光 BMS S1-064-C

まとめ

ライトエースバンをベースにしたフロット・モビール シュピーレン

ライトエースバンをベースにしたフロット・モビール シュピーレン

バンタイプはキャンピングカーのカスタムベース車としても人気が高く、商用バンとして十分な需要を満たすバンとトラックの2種類が販売されている「ライトエース(タウンエース)」ですが、何も付いていないベース車を購入し、DIYでカスタムして楽しみたいユーザーには打ってつけの車です。カスタムベース車をお探しの方は、そのようなライトエースを一度見てみても良いのではないでしょうか。

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