日産 フェアレディZとは
日産 フェアレディZ
一度は生産終了したものの、2002年になり復活、依然と高い人気を誇るのが日産のスポーツカー「フェアレディZ」です。
2002年7月に2年ぶりの復活を遂げた「フェアレディZ」は、2シータークーペで2008年まで発売されていました。
現行モデルは2008年発売の6代目で、CV36型スカイラインクーペと共通のV6 3.7L VQ37VHR型エンジンが搭載されています。
また、マニュアルモード付の7速ATと6速MTが設定されています。2013年には高性能スポーツバージョン・NISMO仕様の「フェアレディZ NISMO」が発売されました。
日産・フェアレディZ NISMO
日産 フェアレディZ (2000年以降)中古車 モデル別中古車相場・中古価格
■日産 フェアレディZ Z33型(5代目) 2002月7月〜2008年8月
日産 フェアレディZ
2002年7月~2008年11月に生産されたモデルが「Z33型」で、2000年の9月に生産が終了となった4代目モデルに続くクルマとなっています。
3ドアファストバック、および2ドアオープンカーがあります。
パワートレインには当初V型6気筒 3.5LのVQ35DE型エンジンを搭載しており、最大出力は280PSでしたが、2005年9月のマイナーチェンジにより、MT車のみではありますが最高出力が294PSまで引き上げられました。
中古車を購入の際はこの点にも注意してくださいね。
平均価格 | 約70万円 | |
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中古価格帯 | 約18万円~490万円 |
■日産 フェアレディZ Z34型(6代目) 2008年12月〜
日産フェアレディZ
フェアレディZ「Z34系型」は2008年から発売されているファストバック型のスポーツタイプ乗用車です。
先代よりエンジン排気量が200cc増加されたほか、フェアレディZのアイデンティティである「ロングノーズ」を表現するために、ホイールベースを100mm短縮されています。
パワートレインとしては、CV36型スカイラインクーペと共通のV6 3.7L VQ37VHR型エンジンが搭載され、マニュアルモード付き7速ATと6速MTが組み合わせられています。
■日産 フェアレディZ NISMO仕様は高い?
現在の中古車の中で高値が付いているのはやはり「NISMO」仕様。
年式が2018年で走行距離が0.3万キロとほとんど走っていないものが約538万円となっています。(2019年9月現在)
平均価格 | 約204万円 | |
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中古価格帯 | 約70万円~537万円 |
■日産 フェアレディZ 試乗記
日産・フェアレディZ Version ST
試乗車は最新の「バージョンST」の6速MT車。ボディ色は特別塗装色の“プレミアムサンフレアオレンジ”で、ヘリテージ色だからという訳でもないけれど、昔ながらのZらしい味わいがホンノリと感じられた…とご報告しておこう。こういう心情に訴求する商品企画はアリだと思う。
そして走らせてみて、驚いた。乗り心地が劇的に“優しく”なっていたからだ。試乗車を借り受け、街中へ。すると駐車場の出口の段差や、高架橋の繋ぎ目など、ほとんどショックが来ない。さらに走行中の微震動、入力もダンパーが完全に封じ込め、クールな乗り味を保つ。下手なスポーツセダン以上の快適ですらある乗り味になっているのである! もちろん高速走行時の安定感は保たれている。歴代Z中最高の乗り心地のよさ…そう断言できる。
日産・フェアレディZ Version ST
日産・フェアレディZ Version ST
シフトダウンでフォン! とエンジン回転を自動で合わせる“シンクロレブコントロール”も効くパワーユニットは、これぞスポーツカーといったパフォーマンス。3.7リットル、355ps/38.1kgf・mの余裕のあるスペックは大排気量ならではだ。意思を込めてアクセルを踏み込めば、粒立ちのいいエンジン音を立てて、クルマを前へと走らせる。クーペの室内では、その音量、振動の伝わりかたが以前より抑えられている。
まとめ
フェアレディZは、歴史も長く、世界中で人気となった名車です。
スピード感を楽しみたい人、国産クーペが欲しいという人。
そんな方にオススメしたいクルマの一つです。