トップへ戻る

軽自動車の維持費は?普通車・コンパクトカーよりどれだけお得なのか

軽自動車の維持費は?普通車・コンパクトカーよりどれだけお得なのか

今回は気になる軽自動車の維持費についてです。軽自動車、コンパクトカー(1500cc)、普通車(今回は2000cc)で維持費を比較してみました。車の購入を考えているけれど、軽自動車か普通自動車か迷っている方にぜひ一読してほしい内容となっています!

[PR]本ページはプロモーションが含まれています
⏳この記事は約3~4分で読めます。


どんなものが必要?自動車の維持費

車画像

自動車の維持費は?

自動車を維持していく上では様々な費用がかかります。

ここでは、自動車を維持していく上で必要になる、主な費用についてご紹介していきます。

自動車税

毎年4月1日の時点で自動車を所有している人にかかるのが自動車税です。

2019年10月1日から新しい税制になり軽自動車の金額は変わりませんが、普通車は全区分が減額され、1000cc以下で4,500円も安くなり最大の下げ幅となっています。

1000ccを超えると500cc刻みで約5,000円ずつ金額が上がるのは従来通りですが、名称は「自動車税種別割」へと変わっています。

重量税

重量税は、自動車の重量にかかる税金です。

普通車では、12,300円~73,800円の間で税額が500kgごとに変わってきますが、軽自動車は一律で9,900円となっています。支払いは車検費用と一緒になることが多いです。

また、新車購入時には、最初の3年間は最大で75%の減税が適用されるエコカー減税などもあります。

自賠責保険

自動車を所有する人が加入しなければいけないのが自賠責保険です。重量税と同様に車検の時にまとめて支払われ、忘れてしまいそうな更新も車検に出した時にお店側が手続きしてくれるので安心です。

多くの人が加入する任意保険は保証内容や条件によって違ってきますが、基本的には大きい車になるほど金額も上がります。

車検

車検は、軽自動車・普通車に関係なく2年に1回行うのが基本です。

費用は交換する部品があったり、自動車が大きいほど高くなります。そのため、普通車より軽自動車の方が安くなる場合が多いのですが、車検を受ける場所によっても金額が大きく変わってきます。

ガソリン代

維持費の20%とも言われているガソリン代は、走行距離によって差が出てきます。

燃費の良い車は、ガソリン代を安く抑えることが期待できます。

その他

他にも、自動車はメンテナンスなどが必要になります。

オイル交換やタイヤ、その他の消耗品などがメンテナンス費用になります。軽自動車はオイルの容量が少なかったり、タイヤが小さいといったことで全体的な費用も抑えられます。

維持費を比較してみよう!

車の比較イメージ

比較してみよう!

では実際に、「普通車」「コンパクトカー」「軽自動車」では、維持費はどのくらい変わってくるのか見てみましょう。

自動車の維持費は「税金」「保険料」「ガソリン代」「車検費用」が主になってきます。

その中で税金は節約できるものではないので、種別によっていくらになるのかしっかり把握しておくことが大切です。

自動車税を比較

まずは自動車税ですが、先ほど話したように2019年10月以降に新車登録した自家用乗用自動車は新たな税額が適用されるので、そこを境に金額が異なります。

なお、軽自動車は時期・区分に関係なく一律10,800円です。

2019年10月以降に新車登録した場合の自動車税
普通乗用車(2000㏄)36,000円
コンパクトカー(1500㏄)30,500円
軽自動車10,800円
2019年10月以前に購入した場合の自動車税
普通乗用車(2000㏄)39,500円
コンパクトカー(1500㏄)34,500円
軽自動車10,800円

重量税を比較

こちらは重量が重くなればなるほど税額が上がると思っていれば問題ないでしょう。注目する点は、「エコカー減税の対象か」「車検証の初年度登録から13年以上経過しているか」という2点です。

エコカー減税対象車種なら2021年4月までは減税、その対象外で車検証の初年度登録から13年以上経過していると増税されます。

自賠責保険料を比較

自賠責保険料は、24か月契約の場合以下のようになります。

普通乗用車25,830円
軽自動車25,070円

任意保険を比較

年齢・免許証の色・車種や年間の走行距離などの諸条件で保険料が変わるのが任意保険です。

SBI損保では、目安となる平均価格をこのように算出しています。

車両保険なし
普通乗用車26,900円
軽自動車24,000円
車両保険付き
普通乗用車47,500円
軽自動車38,200円

軽自動車の方が保険料率が低く設定され、車両保険付きだと車両価格が反映されるためこのような数字になっています。

ガソリン代を比較

ガソリン代は単価が常に変動し、さらに車の乗り方などによっても差が出ます。

年間走行距離を10,000km、ガソリン単価を145円、ぞれぞれの燃費を以下のように設定して考えました。

普通乗用車(燃費14km/L)103,571円
コンパクトカー(燃費19km/L)76,315円
軽自動車(14km/L)58,000円

その他

最後に数年おきに交換が必要となる消耗品の費用ですが、工賃込みで2,000円程度からできます。

ただ、ブレーキパッドやバッテリーなどの重要な部品、タイヤのような数万円かかるものもあります。

結論!総合的に見ると・・・

車画像

維持費について考えよう

これらを総合的に考えると、維持費においては車検費用、年間のガソリン代ともに40,000円近く軽自動車が普通車よりも安くなります。ただし、これらはあくまで相場であったり試算したものなので実際そうなるとは限りません。

任意保険一つにしても契約内容次第では、軽自動車でも高くなる可能性は十分にあります。また、エコドライブや最短ルートを走るなどの工夫をすればガソリン代を節約できます。逆に、アクティブに走って回るのなら高くなるでしょう。

このように使い方や目的によって維持費は左右されるので、その点に着目した車選びをおすすめします。

おすすめ記事リンクはこちら

関連する投稿


【軽自動車販売台数ランキング】一番売れてる“軽”はホンダ「N-BOX」!一方日産の軽は厳しい?

【軽自動車販売台数ランキング】一番売れてる“軽”はホンダ「N-BOX」!一方日産の軽は厳しい?

全軽自協(全国軽自動車協会連合会)が発表した2024年10月新車販売台数ランキングによると、やはりホンダ「N-BOX」が相変わらずトップを独走しているほか、4位までの上位陣には入れ替わりがなく、盤石さを見せつける結果となりました。一方、ダイハツ「タフト」や「ムーブ」が順調に順位を上げており、ダイハツの再興が見て取れます。


マツダ新型「フレアワゴン タフスタイル」発表! SUV風の軽スーパーハイトワゴン誕生

マツダ新型「フレアワゴン タフスタイル」発表! SUV風の軽スーパーハイトワゴン誕生

マツダは2024年10月17日、フルモデルチェンジを果たした新型「フレアワゴン タフスタイル」を発表。同日より、全国のマツダ販売店を通じて、販売開始されました。


【軽自動車販売台数ランキング】ホンダ「N-BOX」がやっぱりスゴイ!人気のSUVモデル続々投入で状況変わるか

【軽自動車販売台数ランキング】ホンダ「N-BOX」がやっぱりスゴイ!人気のSUVモデル続々投入で状況変わるか

全軽自協(全国軽自動車協会連合会)が発表した2024年9月新車販売台数ランキングによると、やはりホンダ「N-BOX」が24,953台と圧倒的な販売台数を記録しているほか、1〜4位に入れ替わりはなく、上位陣の盤石さを見せつける形となりました。その他、スズキ「スペーシア」や三菱「デリカミニ」が好調なようです。


【軽自動車販売台数ランキング】日本一売れてるホンダ「N-BOX」! スズキ「スペーシア」にも期待高まる

【軽自動車販売台数ランキング】日本一売れてるホンダ「N-BOX」! スズキ「スペーシア」にも期待高まる

全軽自協(全国軽自動車協会連合会)が発表した2024年8月新車販売台数ランキングによると、やはりホンダ「N-BOX」が安定的な販売台数を記録しており、1〜4位に入れ替わりはなく、大きな変化は見られませんでした。その他、不正問題を切り抜けたダイハツ車も完全復活を遂げ、もともといた順位に戻ったようです。


スバル新型「シフォン トライ」初公開!新たな軽スーパーハイトワゴンSUV誕生

スバル新型「シフォン トライ」初公開!新たな軽スーパーハイトワゴンSUV誕生

スバルは、2024年9月5日に、SUVテイストをもたせた新型軽スーパーハイトワゴン「シフォン トライ」のプレサイトを公開し、同時に注文受付を開始しました。


最新の投稿


【カー用品】Amazonブラックフライデー2024で買うべきおすすめカー用品をピックアップ

【カー用品】Amazonブラックフライデー2024で買うべきおすすめカー用品をピックアップ

Amazonブラックフライデー(BLACK FRIDAY)は、年間を通して最大級のセールイベントの一つ。この期間中、多くの人気商品が大幅値引きされ、普段は手が届きにくいアイテムも手に入れるチャンスです。特にカー用品は、機能的なものからドライブを快適にするグッズまで幅広く揃っており、車好きには見逃せないセールです。この記事では、Amazonブラックフライデー(BLACK FRIDAY)で買うべきおすすめのカー用品を紹介します。


ダイハツ新型「ロッキー」発表!安全性の向上と価格改定を実施

ダイハツ新型「ロッキー」発表!安全性の向上と価格改定を実施

ダイハツは2024年11月5日に、コンパクトSUV「ロッキー」の一部改良モデルを発表しました。安全性を高めたほか、価格を改定したといいます。


車の雪対策に!準備しておきたいグッズや降雪時の運転前・運転中・駐車時に気を付けるべきポイントを徹底解説

車の雪対策に!準備しておきたいグッズや降雪時の運転前・運転中・駐車時に気を付けるべきポイントを徹底解説

突然の積雪に見舞われると、準備不足から大きなトラブルにつながることもあります。雪による交通事故や車の故障を防ぐためには、事前の準備と適切な対策が欠かせません。この記事では、車の雪対策として、事前に揃えておきたいグッズや雪道での運転時の注意点、駐車時の積雪への対策などを詳しく解説します。これから始まる寒い季節に備え、この記事を参考に雪対策の準備を整えておきましょう。


MOTA(モータ)の新車見積は超便利!自宅で簡単比較見積

MOTA(モータ)の新車見積は超便利!自宅で簡単比較見積

MOTA(モータ)が提供する新車見積は、これから新車を購入する人にオススメのサービスです。通常、新車を購入するには、ディーラーや販売店へ足を運んで見積りや商談を直接やり取りしたり、比較検討するために複数のディーラーや販売店へ出向かなければならなかったりと大変です。しかし、MOTA(モータ)の新車見積は自宅に居ながらWEBだけで、気になる新車を簡単に複数のディーラーや販売店から見積りをしてもらうことが可能です。そこで本記事では、MOTA(モータ)の新車見積サービスについて、特徴からメリット・デメリット、そして利用方法についても詳しく解説していきます。新車購入を検討している方は、ぜひ最後まで読んで参考にしてくださいね。


スバル新型「サンバーバン」発表!安全性高めた「軽バン」登場

スバル新型「サンバーバン」発表!安全性高めた「軽バン」登場

スバルは2024年11月7日に、軽バン「サンバーバン」の一部改良モデルを発表しました。側面衝突時の乗員保護を高めたといいます。