そもそもNシリーズの「N」ってなあに?
そもそも、Nシリーズの「N」って、何の意味あるのかご存知ですか?
このNシリーズの、Nについて、ホンダは公式サイトにて説明しています。
そうしてたくさんの人々が思い描く豊かさのカタチ、「クルマのある生活」をもたらしたN360。「Nっころ」と可愛らしい呼び名で、当時の人々にとって身近な存在となった。そもそも「N」は、「Norimono(のりもの)」のN。単なる機械ではなく、「人が乗るためのもの」という意味が込められている。「N」の称号を冠したN360は、家族や友達みんなでドライブする楽しみを教えてくれた。新たな豊かさを生む存在として、当時の人々の生活の一部になっていったのだ。
ホンダの大人気 Nシリーズ
■Nの称号を冠した N360(1967年~1972年)
当時の軽乗用車としては高出力のウィンドウズエンジンを搭載していたN360。高性能にもかかわらず、値段がそこまで高価ではないことから、ベストセラーカーとなりました。愛称は「Nコロ」。
当時のエクステリアデザイン担当者は語る
これは、Nの実際の開発が開始される前の年の年末に決断が下ったのですが、まずは言い訳のない軽自動車を作ろうというのが最初の考え方でした。オヤジさんは、自動車に限らずバイクも耕運機も、お客様が買って喜ぶ商品でなければいけない。それから作り手も、売る営業の人たちも、売って喜べる商品が我々のハッピーな商品なのだという非常に強い商品理念を持っていました。それがこのクルマの最初の概念、コンセプトなのです。
特にお客様に我慢させる軽自動車では絶対にいけない、それが最初のコンセプトでした。
■N-BOX(2011年~)
大人気の軽トールワゴン、N-BOX。Nシリーズの中で特に有名なモデルではないでしょうか。
2011年に初代N-BOXが発売され、2017年に2代目のN-BOXが発売されました。ちなみに、N-BOX+、N-BOXスラッシュはN-BOXの派生車種です。
新型N-BOXの勢いはすさまじく、N-BOXシリーズ(N-BOX SLASH・N-BOX +を含む)全体の2017年度(2017年4月~2018年3月)における販売台数が223,449台を記録。
また、軽四輪車新車販売台数において3連連続の1位と、登録車を含めた新車販売台数における1位を同時に獲得という快挙を成し遂げました。
この数字からも、いかにN-BOXが人気車であるかがわかりますね。
N-BOXスラッシュ
■N-ONE(2012年~)
N-ONEはスモールカーに、感じるプレミアムを。というコンセプトの通りに、見た目は小さくてもしっかりしたつくりの車になっています。
また、最新のN-ONEでは、スタンダード、セレクト、プレミアム、RSと、テイストの異なる4つのラインを揃えられています。
ヒエラルキーではなく、好みで仕様が選べるところや、各ラインごと豊富なボディ色が設定されている点なども嬉しいですね。
N-ONE新型が2020年に登場か
ホンダN-ONEカフェレーサーコンセプト(東京オートサロン2020)
気になる情報が入ってきました。
ホンダの軽、N-ONEの新型が2020年11月頃に登場するかも!?とのことです。
東京オートサロン2020にて出展されていたのがこの『N-ONE』のコンセプトモデル『N-ONEカフェレーサーコンセプト』。
実は、新型N-ONEのプロトタイプと見られています。
■N-WGN(2013年~)
Nシリーズ第四弾。N-WGNは、軽自動車の「新しいベーシック」を目指し、基本性能を高次元で備えた軽自動車規格のミニバンとも言える軽ハイトワゴンとして登場しました。
N-BOXと同じく、N-WGNにも、ドレスアップモデルのN-WGNカスタムがあります。
N-BOXよりも少し全高低め、カテゴリーとしてはセミトールワゴンクラスのN-WGN。ライバルはワゴンRなどといった、まさに軽自動車の王道!という印象ですね。
■N-VAN
そして、Nシリーズに新たに加わるモデル。
それが、2018年夏に発売されたN-VANです。
ホンダの公式ホームページによれば、「HondaのNシリーズが、こんどは軽バンの世界に新たな基準をつくります」とし「ダブルビッグ大開口」や、ホンダセンシング標準装備することなどが明記されています。
発売されました!
ホンダN-VAN
最後に
ますます加速するN-シリーズ。ますます目が離せません!