SUVとは?
スズキ エスクード 2015年
そもそもSUVとは何でしょう。
SUVはSport Utility Vehicle(スポーツユーティリティビークル)の頭文字をとってSUVと呼ばれています。
日本語に訳せば、多目的スポーツ車です。
多くの場合SUVは4輪駆動で、車体も比較的大型な車種が多い様です、そのためシティユースから悪路・雪道などにも強いということが言える、多用途に使える車です。
スズキとは?
世界第10位の自動車販売台数を誇る、日本の自動車とオートバイ・船外機の製造・販売メーカーです。また、日本国内でオートバイと4輪自動車を製造しているメーカーは、スズキとホンダだけです。(2020年1月現在)
1955年から本格的に四輪軽自動車分野に参入し、 この年以降オートバイと軽自動車の分野でシェアを伸ばし、日本の小型自動車業界でのスズキの名前を確固たるものにしていきました。
【現行車種一覧】スズキのSUV一覧
スズキ エスクード 2015年
スズキのSUVとして販売されているのは、スズキ SX4 S-CROSS・スズキ ジムニー・スズキ ジムニーシエラ・スズキ エスクード・スズキ クロスビーです(2020年1月現在)。
各モデルについて、スペックなどを含め、ご紹介していきます。
■スズキ SX4 S-CROSS
スズキ SX4 S-CROSS 2017年
SX4 S-CROSS(エスエックスフォーエスクロス)とは、CROSSの名前が示す様に、クロスオーバーSUVのクロスから名づけられた車です。
スズキ SX4 S-CROSSは、コンパクトSUVに分類される車で、全長が4300mmの割には少し広めの全幅1785mmと少々ワイドなボディサイズになっています。
このサイズはライバル車のホンダ ヴェゼルとほぼ同じサイズです。
またスズキ SX4 S-CROSSは、スズキの新世代四輪制御システム「ALLGRIP(4輪駆動車)」を搭載しているのが特長です。
参考:ホンダヴェゼルツーリング
ヴェゼルについて詳しく知りたい方はこちら
ALLGRIPとは
ALL GRIPモードスイッチ
「ALLGRIP」とは、「電子制御4WDシステム」「4モード走行切替機能」「車両運動協調制御システム」の3つのテクノロジーからなる、スズキ独自の四輪制御システムです。
高い走破性と走行安定性を発揮することで、ドライバーにさらなる走りの楽しさと安心感を提供するために開発されました。
SX4 S-CROSS スペック
ボディサイズ(全長×全幅×全高) | 4,300×1,785×1,595mm(ホイールベース:2,600mm) | |
---|---|---|
最大乗車定員 | 5名 | |
車両重量 | 1150kg~1220kg | |
燃費 | JC08モード:16.2km/L | |
エンジン種類 | 水冷4サイクル直列4気筒 | |
最高出力(kW(PS)/rpm) | 86kW(117PS) /6,000 rpm | |
最大トルク(N・m(kg・m)/rpm) | 151N・m (15.4kgf・m) /4,400 rpm | |
駆動方式 | 2WD(前2輪駆動) | |
トランスミッション | 6AT |
SX4 S-CROSS 価格
グレード別価格
2WD・6AT | 2,180,200円 |
4WD・6AT | 2,400,200円 |
※価格は税込み
※2020年2月現在
■スズキ ジムニー
スズキ ジムニー 2019年
スズキのジムニーはスズキを代表するというよりも、日本を代表する小型四輪駆動車ともいえる、存在感のある軽SUVです。
その歴史は古く、1970年より製造が開始され現在も販売され続けています。
そして、1970年発売当時から伝統的な強度と耐久性を重視した、はしご型フレーム(ラダーフレーム)を採用し続けています。
また、サスペンションも前後ともに、現在では多くのメーカーが独立懸架方式を採用している中、リジッドアクスル式サスペンションを使用し続けています。このサスペンションは頑丈でシンプル。そのため、悪路でも偏狭な道でも走行可能になるんです。
このサスペンションを前後採用しているのは国産ではジムニーだけというから驚きですね。
ジムニーは製造開始からすでに半世紀を迎えようとしている車ですが、多くのマイナーチェンジを繰り返しながら、現在もジムニーの進化は進み、安全性能のセーフティ・サポートも充実しています。
スズキジムニー スペック
ボディサイズ(全長×全幅×全高) | 3,395×1,475×1,725mm(ホイールベース:2,250mm) | |
---|---|---|
最大乗車定員 | 4名 | |
車両重量 | 1,030kg | |
燃費 | WLTCモード16.2 | |
エンジン種類 | 水冷4サイクル直列3気筒インタークーラーターボ | |
最高出力(kW(PS)/rpm) | 47kW(64PS) /6,000 rpm | |
最大トルク(N・m(kg・m)/rpm) | 96N・m (9.8kgf・m) /3,500rpm | |
駆動方式 | パートタイム4WD | |
トランスミッション | 5MT |
ジムニー 価格
ジムニーグレード別価格
XC 4WD・5MT | 1,776,500円 |
XC 4WD・4AT | 1,875,500円 |
XL 4WD・5MT | 1,611,500円 |
XL 4WD・4AT | 1,710,500円 |
XG 4WD・5MT | 1,485,000円 |
XG 4WD・4AT | 1,584,000円 |
※価格は税込み
※2020年2月現在
ジムニーについて詳しく知りたい方はこちら
■スズキ エスクード
スズキ エスクード 2017年
1988年登場のスズキ エスクードは、本格的なクロスカントリーとしての用途にも応えられる性能を持ちながら、高速道路や市街地での走行時の性能や燃費も高めた、乗用車としても快適に使用できる車として開発されました。
目指したのは、クロスカントリーセダン。
当時としては画期的な車の一台でした。
またエスクードは、SX4 S-CROSSと同様に、新世代四輪制御システム「ALLGRIP(4輪駆動車)」を採用しています。
また、エスクードは秋にフルモデルチェンジを控えていると言われています。エスクードが気になる方は、秋まで待ってみても良いかもしれません。
《APOLLO NEWS SERVICE》スズキ エスクード(海外名:ビターラ)次期型 予想CG
スズキエスクード スペック
ボディサイズ(全長×全幅×全高) | 4,175×1,775×1,610mm(ホイールベース:2,500mm) | |
---|---|---|
最大乗車定員 | 5名 | |
車両重量 | 1,220kg | |
燃費 | WLTCモード16.0 | |
エンジン種類 | 水冷4サイクル直列4気筒直噴ターボ | |
最高出力(kW(PS)/rpm) | 100kW136(PS) /5,500 rpm | |
最大トルク(N・m(kg・m)/rpm) | 210N・m (21.4kgf・m) /2,100-4,000rpm | |
駆動方式 | フルタイム4WD | |
トランスミッション | 6速オートマチック |
エスクード 価格
エスクードグレード別価格
4WD・6AT | 2,708,200円 |
※価格は税込み
※2020年2月現在
■スズキ クロスビー
スズキ クロスビー 2017年
ハスラーに似ている外観ですが、車格はハスラーより一回り大きなものになった、ワゴン+SUVという新ジャンルのSUVです。
クロスビーのサイズ感はこれまでにはなく、例えばジープ・レネゲードは4260mm×1805mmで、マツダCX-3は全長4275mm×全幅1765mm。クロスビーは一回り小さく3760mm×1670mmとなっています。
これまでの”コンパクト”SUVの大きさに満足できなかった人にも受け入れやすいサイズです。
大きさ的には初代エスクードのショートバージョンとロングバージョンの中間くらいの大きさにまとめられています。
国内の道路事情を考えますと、コンパクトと銘打つにはこれくらいのサイズがちょうどよい大きさとも言えそうです。
クロスビーにもスズキの最先端技術の、スズキ セーフティ サポートが装備されており、
・エマージェンシーストップシグナル
・ヒルホールドコントロール
・ESP[車両走行安定補助システム]
これらは全車標準装備となっています。
スズキクロスビー スペック
ボディサイズ(全長×全幅×全高)mm | 3,760×1,670× 1,705mm(ホイールベース: 2,435mm) | |
---|---|---|
最大乗車定員 | 5名 | |
車両重量 | 960kg | |
燃費 | JC08モード:22,0km/L | |
エンジン種類 | 水冷4サイクル直列3気筒直噴ターボ | |
最高出力(kW(PS)/rpm) | 73kW(99PS)/5,500rpm | |
最大トルク(N・m(kg・m)/rpm) | 50N・m(5,1kgf・m)/1,700-4,000rpm | |
電動機種類 | 直流同期電動機 | |
最高出力(kW(PS)/rpm) | 2,3kW(3,1PS)/1,000rpm | |
最大トルク(N・m(kg・m)/rpm) | 50N・m(5,1kgf・m)/100rpm | |
駆動方式 | 2WD(前2輪駆動) | |
トランスミッション | 6AT |
クロスビー グレード別価格
クロスビーグレード別価格
ハイブリッドMZ 2WD・6AT | 2,040,500円 |
ハイブリッドMZ 4WD・6AT | 2,185,700円 |
ハイブリッドMZ (2トーンルーフ仕様・3トーンコーディネート仕様・スターシルバーエディション)2WD・6AT | 2,084,500円 |
ハイブリッドMZ (2トーンルーフ仕様・3トーンコーディネート仕様・スターシルバーエディション)4WD・6AT | 2,229,700円 |
ハイブリッドMX 2WD・6AT | 1,798,500円 |
ハイブリッドMX 4WD・6AT | 1,943,700円 |
ハイブリッドMX (2トーンルーフ仕様・3トーンコーディネート仕様)2WD・6AT | 1,842,500円 |
ハイブリッドMX (2トーンルーフ仕様・3トーンコーディネート仕様)4WD・6AT | 1,987,700円 |
クロスビーについて詳しく知りたい方はこちら
■スズキ ジムニーシエラ
スズキ ジムニーシエラ 2018年
ジムニーを選択するか、ジムニーシエラを選ぶかは大いに迷うところでしょう、その理由は勿論、シエラはジムニーを単に大きくした車ではないからです。
ジムニー同様に伝統のラダーフレームを採用しておりますが、ジムニーよりも強度などを考慮した、新開発ラダーフレームは、Xメンバーを追加採用するとともに、前後にもクロスメンバーを追加し、ねじり剛性を従来比約1.5倍高めました。
このように、ジムニーよりも更に高い悪路走破性能も備えた、本格的クロスカントリー車へと進化しています。
スズキジムニーシエラ スペック
ボディサイズ(全長×全幅×全高) | 3,550×1,645×1,730mm(ホイールベース:2,250mm) | |
---|---|---|
最大乗車定員 | 4名 | |
車両重量 | 1,070kg | |
燃費 | WLTCモード15.0 | |
エンジン種類 | 水冷4サイクル直列4気筒 | |
最高出力(kW(PS)/rpm) | 75kW(102PS) /6,000 rpm | |
最大トルク(N・m(kg・m)/rpm) | 130N・m 13.3(kgf・m) /4,000rpm | |
駆動方式 | パートタイム4WD | |
トランスミッション | 5MT |
ジムニーシエラ 価格
ジムニーシエラグレード別価格
JC 4WD・5MT | 1,958,000円 |
JC 4WD・4AT | 2,057,000円 |
JL 4WD・5MT | 1,793,000円 |
JL 4WD・4AT | 1,892,000円 |
※価格は税込み
※2020年2月現在
ジムニーシエラについて詳しく知りたい方はこちら
まとめ
クロスビー インパネ回り
スズキのSUVには長い歴史があり、この歴史を裏付けするかのように人気の高いSUVが数多く発売されています。
特にジムニーは、発売当時より現在に至るまで、大幅な変更を受けることないまま、性能は進化を続けています。
SUVでお悩みの方、スズキのSUV はいかがでしょうか。