トップへ戻る

【豆知識】ニュートラルとは?その意味・燃費との関係も解説!

【豆知識】ニュートラルとは?その意味・燃費との関係も解説!

自動車に使わないのに付いている、付いているのに使わない不思議なモノの一つが、「ニュートラルギア」ではないでしょうか?今回の記事では、ニュートラルギアの付いている意味、ニュートラルギアの使いどころについて迫ってみたいと思います。

[PR]本ページはプロモーションが含まれています
⏳この記事は約3~4分で読めます。


  • カービュー査定

そもそもニュートラルの意味とは?

車のニュートラル

ニュートラルについて知ろう

「ニュートラル」は英語での「neutral」のことで、意味は「どちらにも偏らない」「真ん中にある存在」「中立的」などを指しています。一方に寄ってしまうことがなく、中間にあるのがニュートラルです。

また、人の気持ちや感情でも「どちらでもない」「はっきりしない」などの意味合いがあり、職場では「ニュートラルな立場を貫く」つまり、「どちらでもない立場をとる」という意味になります。

車での「ニュートラル」は、シフトチェンジする前のギアが入っていない状態を言います。車のみならず機械全般において「ニュートラル」とは、どちらにもギアが入っておらず動作が伝わっていないことを意味すると捉えて差し支えありません。

オートマチックの車では、一例としてP・R・N・D・2・Lの順番でギアがあり、Nにすることでニュートラルになります。走行中の車はギアをニュートラルにすることでエンジンをかけたまま止まることができます。

エンジンとタイヤが嚙み合っていないのでアクセルを踏んでも動力がタイヤに伝わらず、吹かしているだけの状態になり、やがて車は停止するわけです。

車を止める時に同じようなギアでパーキング(P)ギアがありますが、このギアは車を完全に止めるためのギアであり、ロックもかかるため動かすことはできません。

ニュートラル(N)ギアは、ギアが噛み合っていないため抵抗がなく動かせるのです。

レッカーされる様子

緊急時に活躍!

ニュートラルは車が止まっている時に使用するイメージですが、実際ニュートラルは緊急事態の時に活躍するギアなのです。

車が故障し走行できなくなった場合、シフトノブをN(ニュートラル)にしてレッカー車などに引っ張ってもらう時や押して移動させる時に使用するギアになります。

もし、踏み切りの真ん中でエンジンが停止してしまって身動きが取れない状態の時にロックされるP(パーキング)ですと、車の後ろから押してもなかなか動かすことができません。

その場合でもタイヤロックされないN(ニュートラル)を使用し、安全な場所へ移動させましょう。

ニュートラルギアは何のために必要?

ニュートラル

ジープ チェロキー

ニュートラルギアの必要性について見ていきましょう。

ニュートラルギアの使い方(使いどころ)

渋滞で長い時間車を停止させる時にもニュートラルを使用します。

パーキングでも良いのですが、停車するたびにシフトノブをパーキングまで持っていくとリバースの「R」を通過するため、バックランプが点灯してしまい後続車が驚く可能性があります。

また、運転中にペダルの踏み間違えや「R」と「D」を間違えて運転手がパニック状態になっている際に車が暴走してしまうため、その暴走を止める手段にもニュートラルは使えるので知識として記憶することをおすすめ致します。

車の故障はいつきてしまうのか誰にも予測がつきません。エンジンの故障だったり、エンジン以外の故障だってあります。定期的にメンテナンスを行っていても突然くる故障には、ご自身では対応しにくいものです。

万が一の場合、故障してもすぐ移動できるようにギアをニュートラルにする癖を付けておくと良いでしょう。ニュートラルギアに入れることができれば、後は押してあげると動かすことができます。

ニュートラル走行は危険?

何故、ニュートラルに入れて走行すると危険なのか見ていきましょう。

下り坂でニュートラルに入れると危険?

下り坂道路

下り坂で使っても大丈夫?

ニュートラルギアに入れ、車を流すように下り坂を走ると燃費向上につながると言う方もいますが実はその逆なのです。

エンジンブレーキは、ガソリンを消費することはないのです。それに対してニュートラルはアイドリングになりますので、エンジンブレーキは掛かりません。

フットブレーキだけで下ると、ブレーキパッドが焼けてしまい効きが悪くなって「フェード現象」が出てしまう可能性が高くなってしまいます。

更には、液圧系の場合は加熱が起こり内部に蒸気で気泡ができてしまい「ベーパーロック現象」が発生することもあり、その時気泡が圧力効果を低くしてしまうのです。

そうなってしまうとフットブレーキを使用しても止まることができず、危険が増えてしまいます。

走行中、下り坂でアクセルを離すとエンジンブレーキがずっと掛かっているため車の重心は前にある状態なのです。そのため、前輪に圧がかかりフットブレーキやハンドリング操作が可能になります。

更に、下り坂でアクセルを踏んでいない状態だと、自動でニュートラル状態になって燃費を良くしようとする車種もあり、ほとんどが外車で、これを「コースティング機能」と呼ばれています。

その機能がある車は、アイドリング中でガソリンをあまり使わない直噴エンジン車であることが多く、走行中にニュートラルも使用することが考えられているため「コースティング機能」が装備されている車以外では、下り坂でもニュートラルを使う必要はありません。

信号待ちでニュートラルに入れると危険?

信号

信号待ちでの使用は?

一番危ないことが「ニュートラル」に入れたことを忘れていて、信号が青に変わった時にアクセルを踏んで吹かしてしまうということです。

そこで慌てて「ドライブ」に入れてしまうと急発進する可能性があるため、前の車に追突する危険性があります。

また、ニュートラルに入れて信号待ちをしていると後続車が突っ込んできそうな場合に前に進むことができず、避けることができず交通事故に巻き込まれる可能性が高まり危険です。

ギアをニュートラルに入れると燃費が向上するって本当?

給油の様子

ニュートラルと燃費の関係は?

昔の車はニュートラルギアを使うと燃費が向上した例があったようですが、現代の車は目で確認しても分からない程の差になっております。

ニュートラルギアはエンジンの回転数が落ち、残りの力で走っているような状態になりますが、エンジンはかかっているのでガソリンを使ってしまうのです。

現代の車はコンピューター制御システムにより、ニュートラルよりはドライブに入れたままエンジンブレーキを効かせた方が燃費が良くなり、摩擦力も少なくなるためギアの故障の確率も低くなるでしょう。

また、最近のエンジンは「フューエルカット」という機能があり、アクセルを踏んでいない状態でエンジンの回転数が高ければエンジンにガソリンが送ることを防ぎ、ある程度回転数が下がってから回復させるということです。

要するに、エンジンブレーキが効いてエンジン音が少しうるさくなってもガソリンはエンジンに送られていないため、燃費向上や節約につながるのです。

そんなに燃費に差がないことが分かれば、停止する時や下り坂でニュートラルに変えるよりはドライブのままエンジンブレーキを使って減速など行うことをおすすめ致します。

停止する時は長時間の場合、ブレーキを踏んでおく時間も長くなるため疲労回避のためにも、ニュートラルに入れサイドブレーキを引いて待っておくことがいいでしょう。

まとめ

ドライブする女性

安全運転で快適なドライブを!

ニュートラルはエンジンブレーキが効かないため、下り坂ではブレーキを普段より多く使わないといけません。しかし、それだと故障の原因になってしまいブレーキの効きが悪くなってしまいます。

ですから、ニュートラルを使う際は安全面にも考慮した上で使うようにしましょう。

Google検索で、カーナリズムの記事を見つけやすくできます。

Googleで追加する
  • カービュー査定

関連するキーワード


豆知識 お役立ち情報

関連する投稿


車のエアコンガス チャージ・補充方法は?入れ方や料金を徹底解説

車のエアコンガス チャージ・補充方法は?入れ方や料金を徹底解説

季節の変化で気温が変わると必要になるのが車のエアコン。車のエアコンが効かなくなると、ドライブが快適ではなくなるだけでなく、車内が不快な環境になることもあります。今回は、そのエアコンのために補充が必要なエアコンガスについて、エアコンガスが少なくなったときに出る症状、補充の費用目安、自分での補充を行う場合の手順など徹底解説します。


【交通安全協会】入会は任意、会費を払うメリットは?実はお得?

【交通安全協会】入会は任意、会費を払うメリットは?実はお得?

免許証の交付や更新時などに入会できる「交通安全協会」ですが、そもそも入会は任意なのか義務なのかといった疑問から、チャイルドシートの無料レンタルや協賛店の割引などの入会メリット、会費を紹介します。また、入会と退会の方法についても記載しています。


駐車違反の反則金はいくら?標識がなくても駐車禁止の場所は?

駐車違反の反則金はいくら?標識がなくても駐車禁止の場所は?

当記事では駐車禁止違反(駐禁)について、違反をしてしまった際の反則金・罰金、違反点数などの罰則内容から、駐車禁止のステッカーを貼られてしまった場合にどうすればいいのか等の対処方法、駐禁の反則金の支払いについてや、違反をしてしまった場合はすぐに出頭すべきか否か等をまとめて掲載しています。(※情報は執筆時点のものです)


免許停止(免停)とは?免停になる違反点数や免停期間、講習に関する疑問を解決

免許停止(免停)とは?免停になる違反点数や免停期間、講習に関する疑問を解決

交通違反や交通事故によって違反点数が加算され、一定の点数を超えると免許停止(免停)になります。免停となる点数や免停期間、免停講習はどのようなことをするのかなど、免停に関する疑問をわかりやすく紹介します。


金融車とは?相場より安く販売される理由と知っておくべきデメリットを解説

金融車とは?相場より安く販売される理由と知っておくべきデメリットを解説

車を安く購入する方法にはさまざまなものがあります。中でも相場よりかなり安く販売されていることで注目されているのが金融車です。ここでは金融車とは何なのか、そしてメリットやデメリットについてわかりやすく解説します。


最新の投稿


ゴードン・マレー、新型スーパーカー「S1」を世界初公開!690PSの自然吸気V12と6速MTを搭載

ゴードン・マレー、新型スーパーカー「S1」を世界初公開!690PSの自然吸気V12と6速MTを搭載

ゴードン・マレー・スペシャル・ビークルズは2026年8月14日、新型スーパーカー「S1」を米国で世界初公開しました。最高出力690PSを発生し、12,100rpmまで回る4.2リッター自然吸気V12エンジンに6速MTを組み合わせた3人乗りモデルで、世界限定64台が生産されます。


メルセデス・ベンツ、新型電動ミニバン「VLE」を欧州で拡充!AMGラインと8人乗りを追加

メルセデス・ベンツ、新型電動ミニバン「VLE」を欧州で拡充!AMGラインと8人乗りを追加

メルセデス・ベンツは2026年7月23日、新型電動ミニバン「VLE」の欧州向けラインアップを拡充しました。「AMGライン」と「AMGラインプラス」を追加したほか、VLE 300に8人乗り仕様を新設定。ドイツでの価格は7万7,895.97ユーロからとなっています。


ベントレー、「フライングスパー」改良新型が日本初上陸!全国7拠点で実車展示へ

ベントレー、「フライングスパー」改良新型が日本初上陸!全国7拠点で実車展示へ

ベントレーモーターズ ジャパンは、改良新型「フライングスパー」が8月21日に日本初上陸すると発表しました。これを記念し、全国7拠点の正規販売店を巡る「New Flying Spur Debut Showcase」を開催。V8ハイブリッドを搭載した最新のラグジュアリーセダンを、いち早く実車で確認できる機会となります。


車両通行帯とは?車線との違い・ない道路の走り方・トンネルでの注意点を解説

車両通行帯とは?車線との違い・ない道路の走り方・トンネルでの注意点を解説

「この車線、いつの間にか増えたけど車両通行帯ってこと?」「対向2車線の道路で追い越し車線をずっと走っていたら、それって違反になるの?」——運転しているとき、車線の意味を漠然としか理解できないまま走っていませんか。実は「車線」と「車両通行帯」は、法律上まったく別の言葉です。見た目に白線で複数のコースが区切られていても、それだけでは法律上の車両通行帯にはなりません。この記事では、車両通行帯の定義と車線との違いから、車両通行帯がない道路・ある道路それぞれの走り方、トンネルや交差点での追い越しルール、違反したときの反則金・違反点数まで、道路交通法の条文と警視庁の公式データにもとづいて整理します。


三菱、新型BEV「ASX VR-e」を豪州・NZに投入へ!ピニンファリーナとFoxtronが共同開発

三菱、新型BEV「ASX VR-e」を豪州・NZに投入へ!ピニンファリーナとFoxtronが共同開発

三菱自動車は、新型BEV「ASX VR-e」を2026年第4四半期にオーストラリアおよびニュージーランドへ投入します。イタリアのピニンファリーナと台湾のFoxtronが開発に関わる新世代の電動クロスオーバーで、三菱の電動化ラインアップ拡充を担う1台となります。