ガソリンスタンドでの洗車の種類
自律走行する洗車機ロボット
ガソリンスタンドで出来る洗車には主に、ゲート型の洗車機を使う「機械洗車」、機械を使わずにスタッフが洗車をする「手洗い洗車」、機械を使わずに自身で洗車をする「セルフ洗車」の3種類となります。
■ガソリンスタンドでの「機械洗車」
大型用洗車機
もともと洗車機は、ガソリンスタンド店員の洗車にかかる時間と手間を省くために利用されていました。
法律改正に伴いセルフで給油ができる様になり、ガソリンスタンドの従業員の数も減った為、洗車機もセルフで出来る様に開発されていきました。
洗車の仕方が分からない方や高齢者の方でも、お金を入れてコース・オプションを選ぶだけで機械が自動で車を洗ってくれる便利な機械となっています。
機械による洗車は手洗いに比べて時間が掛からず5分ほどで終わります。時間が無く手間を掛けたくない方には機械洗車がオススメとなります。
車を洗車したくても自宅に洗車に使うブラシやホースといった道具類、十分なスペースや水道設備がない方は洗車機を使った機械洗車をご利用ください。
機械洗車の注意点
洗車機を使用する前にまず使用方法・注意書きを読みましょう。注意書きを読まずに洗車機を使用し車が損傷しても自己責任になってしまう可能性があります。そうならない為にも使用方法・注意書きを読むことは大切になります。
アンテナ・ミラーなどは洗車機を使用する前に折りたたみましょう。最近の洗車機はセンサーの精度が高い為アンテナ・ミラーなどを破損する事はありませんが、絶対にないとは言えません。万が一に備えアンテナ・ミラーを折りたたむことをお勧めします。
また、スポイラーなどのエアロパーツを装着していると損傷してしまう可能性があり、車のコーティングによっては傷がついてしまう可能性がある為使用できない場合があります。
車を洗う事は機械がやってくれるのですが、洗車が終わった後の水滴は自分でふき取る必要があります。
ふき取る事を怠ると水垢が出来たり、せっかく洗ったのに汚れが付着してしまう事があります。それを防ぐためにも水滴はしっかりふき取りましょう。
最近の洗車機は昔の物に比べ洗車の精度は上がっていますが、ブラシの届かない場所や細かい所が洗えないなど、手洗いに比べどうしても仕上がりには多少劣ってしまいます。
■ガソリンスタンドでの「手洗い洗車」
手洗い洗車
ガソリンスタンドの店員の手作業による洗車になります。手作業の為機械に比べ車を傷つける可能性が低く細かい所も洗車できます。(店員の技術の差はあります)
拭き上げ作業も店員が行ってくれるため、機械に比べ仕上がりが綺麗になります。手間を掛けずに車をキレイにしたい方にオススメとなります。
ガソリンスタンドの店員が車の状況を1つ1つ確認し対応するため、細かい所まで洗車することができ機械に比べ仕上がりが綺麗になるうえ、車に不具合・キズなどがあった場合は教えてくれます。
手慣れた店員が作業する為、自分自身で車を洗うより早く洗車をしてくれます。また道具類を準備する必要がないのでお店にお願いするだけで済みます。
ガソリンスタンドの店員の手作業による洗車になります。
手作業の為機械に比べ、車を傷つける可能性が低く細かい所も洗車できます。ただし、店員の技術の差はあるでしょう。
拭き上げ作業も店員が行ってくれるため、機械に比べ仕上がりが綺麗になります。手間を掛けずに車をキレイにしたい方にオススメとなります。
ガソリンスタンドの店員が車の状況を1つ1つ確認し対応するため、細かい所まで洗車することができ、機械に比べ仕上がりが綺麗になるうえ、車に不具合・キズなどがあった場合は教えてくれます。
手慣れた店員が作業する為、自分自身で車を洗うより早く洗車をしてくれます。また、道具類を準備する必要がないのでお店にお願いするだけで済みます。
手洗い洗車の注意点
洗車から拭き上げまでを手作業で行う為どうしても機械洗車より時間が掛かります。機械だと5分ほどで終わるのが手作業だと30分ほどの時間が必要となります。お店の混雑状況によってはさらに待たされる可能性があります。
店員の手作業の為機械洗車と比べ料金が高くなってしまいますが、機械だとひどい汚れは落ちないため少し高くてもいいから手間を掛けずに車をキレイにしたい時は、店員にお任せするのも一つの方法となります。
手洗い洗車はコース・車のサイズ・オプションで金額が変わってきます。予算を超えてしまわない様に気を付ける必要があります。
洗車から拭き上げまでを手作業で行う為どうしても機械洗車より時間が掛かります。機械だと5分ほどで終わるのが手作業だと30分ほどの時間が必要となります。
お店の混雑状況によってはさらに待たされる可能性があります。
店員の手作業のため機械洗車と比べ料金が高くなってしまいますが、機械だとひどい汚れは落ちないため少し高くてもいいから手間を掛けずに車をキレイにしたい時は、店員にお任せするのも一つの方法となります。
手洗い洗車はコース・車のサイズ・オプションで金額が変わってきます。予算を超えてしまわない様に気を付ける必要があります。
■ガソリンスタンドでの「セルフ洗車」
手洗い洗車
ガソリンスタンドに併設されているコイン洗車場や自宅で自分自身で洗車を行います。自分が使いたい道具を使い洗車の仕上げにこだわりたい方にオススメとなります。
コイン洗車場は洗車に必要なスペースが十分に確保されている為、自分で車を洗いたいけど自宅にスペースや水道設備がないときにうってつけとなります。
自分で車を洗い拭き上げをする為気になる所や細かい所を十分に作業することができ、納得のいく仕上げにする事ができます。
車を洗う時はやさしく上部から下部へとやさしく洗います。下部は上部に比べ汚れがひどいのでスポンジを分けるのがいいでしょう。
スポンジが一つしかない場合はスポンジをこまめに洗うとキレイな仕上がりになります。
セルフ洗車の注意点
まず最初に車全体に水をかけ細かいゴミやホコリを落とします。
水を掛けずにいきなりスポンジでこすってしまうと細かいゴミやホコリでボディが傷ついてしまう可能性があります。そうならない為にも最初に水を掛ける事をお勧めします。
ボディを洗う前にタイヤ周りを先に洗いましょう。タイヤ周りは泥汚れや油汚れが付いているので先に落とすのをおすすめします。この際、タイヤ周り用のスポンジを用意しておき、ボディ用と分けると車を傷つけずに仕上がりをキレイにする事ができます。
コイン洗車場や自宅で車を洗う時は、自分で道具を用意する必要があります。スポンジやタオルはマイクロファイバー製の物を使いゴミなどが付着していないか注意しましょう。ゴミなどが付着していると車を傷つけてしまうかもしてません。
コイン洗車は硬貨を投入し洗車が始まると制限時間がある為スピードが求められます。事前にカーシャンプーを泡立てるなどの準備をしておくとスムーズに作業を進められます。また、混雑時でもスピーディーに終わらせることができるため周りに気を使わなくて済みます。
洗車が終わった後にコイン洗車場に車を止めて出掛けてしまう人が中にはいます。コイン洗車場はたくさんの人が利用する場所なので、ルールとマナーを守り利用しましょう。
セルフ洗車で使う道具
出張洗車
セルフで洗車をする場合は道具をそろえる必要があります。
どの様な道具が必要なのか、またあると助かる道具をいくつかご紹介したいと思います。
■ホース
コイン洗車場では高圧洗浄機があるので準備する必要はありませんが、自宅で車を洗う場合は長めのホースがあるとバケツで水を運ばなくて済みます。
直接車に水を掛けることができ、作業効率が上がりますよ!
ホースの先端に「シャワー」「ストレート」など切り替えの出来るヘッドが付いていると水を掛ける場所によって水圧を変えることができます。
■バケツ
カーシャンプーの液体をバケツの中に適量入れ、強めの水圧で水を注ぎ泡立てるのに必要となり、汚れたスポンジやタオルを洗うのにも使用します。
汚れたスポンジやタオルを洗うのにも使うため、大きめのサイズ(容量7~8L程)のバケツだと小さいバケツに比べ頻繁に水を変える必要がないため作業効率が上がります。
基本的にバケツは何でもいいのですが、蓋が付いている洗車用のバケツは片付けの際に道具を入れることができます。
また、コンパクトにたためるバケツもあり、自分の好みに合わせたバケツを使用しましょう。
■スポンジ
スポンジは2つ用意すると、タイヤ周り用とボディ用に分けられます。タイヤ周り用のスポンジは柔らかいものを使用します。
すぐに汚れボロボロになるので、ボディ用の古いものを活用すると経済的にも負担が掛かりません。細かい部分を洗う際はスポンジを適切な大きさにちぎると洗いやすくなります。
ボディ用のスポンジは柔らかくて目の細かい洗車用のものを使用します。表面がデコボコしている物を選び表面が平らな物は接地面が多くボディを気付つける可能性があるので、使用は控えた方がいいでしょう。
一回でも地面に落としてしまったスポンジは、砂や細かいゴミがスポンジの目に入り込んでしまいボディを傷つける恐れがあるので使用しない様にしましょう。スペアのスポンジを用意しておくと万が一落としても安心して作業することができます。
■カーシャンプー
カーシャンプーは手洗いで使用する車用の洗剤で、洗車をするうえで重要となります。
カーシャンプーをバケツで泡立てその泡でボディを洗う事で汚れを浮かし落とすことができます。
カーシャンプーは沢山の種類があり、車のカラー・コーティング・汚れの種類に合ったものを選ぶ必要があります。カーシャンプーを車のカラーで分けると濃色車用・淡色車用・オールカラー用と大きく3つに分けることができます。
濃色車用
濃色車はキズが付いてしまうと目立つため、強い洗浄成分やコンパウンドなどの研磨剤が入っていない商品が多くあります。
淡色車用
淡色車は染み・水垢などが付いても分かりずらいので、研磨剤やちゃんと汚れを落とすために強めの洗浄成分が入っている商品があります。
コーティングの有無
コーティングが施されていない車には「非コーティング車用」コーティングが施されている車には「コーティング車用」のカーシャンプーを使用します。
コーティングが施されているのに非コーティング車用のカーシャンプーを使用すると、せっかくのコーティングにキズが付いてしまうかもしれないので注意しましょう。
たんぱく質類・ミネラル類・油脂類の汚れの特徴に合わせたカーシャンプーもあり、それぞれ強い酸性・アルカリ性・中性となっているので汚れの種類に合わせたカーシャンプーを選びましょう。
ワックス入りのカーシャンプーもあり、洗車完了後には簡単なコーティングが施され撥水効果を得られるものもあります。
このようにカーシャンプーには沢山の種類があり、車のカラー・コーティングの有無・汚れの種類と車の状態を見つつ自分の好みに合った商品を選びましょう。
どれを使用していいか分からない方は、弱い洗浄成分で配合された車に優しいオールカラータイプのカーシャンプーを使用することをおすすめします。
■クロス
クロスとは車を洗った後にボディに残った水滴をふき取る拭き上げ作業に使用する布のことを言います。マイクロファイバー製のクロスが多く使用されています。
バツグンの吸水性・排水性で超極細繊維のため、ボディを傷つけにくくなっています。マイクロファイバー以外にもタオル生地のもの・セーム・ウエスなど色々な種類があります。
ガソリンスタンドでの洗車の値段
エムケー精工洗車機
■機械洗車
洗車のコースが設定されておりコースにより金額が変わります。また、オプションも設定することができさらに金額が変わります。
お店により設定金額に違いはありますが、300円ほどから2,000円ほどの値段となっています。
■手洗い洗車
店員による洗車はコースにより金額が変わる他にも、車のサイズによっても金額が変わります。
お店により設定金額に違いはありますが、1,900円ほどから3,700円ほどの値段となっています。
オプションによっては10,000円を超える事もあります。
■セルフ洗車
コイン洗車場で車を洗う際の金額は、お店により設定金額に違いがありますが、300円ほどから1,000円ほどの値段となっています。
自宅での洗車は無料となりますが、水道料金というオマケがついてきます。
まとめ
洗車をしよう!
意外にも天気のいい日に車を洗うと、水滴をふき取る前に水滴が乾いて跡になってしまい結局汚れてしまう事があるため、曇りの日が洗車には最適と言われています。
家族や友達同士で会話をしながら洗車をする事で車がピカピカになり清々しい気持ちにもなれると共にコミュニケーションを図る機会にもなる事でしょう。